X-MEN

登録日:2012/05/06 (日) 00:17:12
更新日:2024/04/03 Wed 21:03:41
所要時間:約 8 分で読めます






X-MENとは、悪の脅威から人類を守り、

人類とミュータントの平和的共存を実現するために組織されたミュータント・ヒーローチームである。


テレビ東京系『X-MEN』OPナレーションより(1994~1995年放送)




『X-MEN』MARVEL社のアメコミ作品。
1963年の誕生以来、現在まで半世紀に渡り刊行が続いているヒーローコミックである。
“X”-MENとは未知なる因子を持つ人々の意である。



【概説】

MARVEL世界に於ける、新人類であるミュータント(突然変異種=ホモ・スペリオール=超人類)の未来の為にプロフェッサーXの組織したミュータントヒーローチーム『X-MEN』が、自らのスーパーパワーを悪用する悪のミュータントや、ミュータントを恐れる人類の迫害と戦う物語。
因みに当初のX-MENはプロフェッサーXが新世代ミュータントの保護と教育を目的に創設した「恵まれし子らの学園」の生徒達と云う扱いだった(第二期以降は変化)。

米国社会に根付くデリケートな問題である人種差別問題と重なるテーマであり、チームは洒落にならないレベルの迫害に常に晒されている。
『X-MEN』は疎かMARVEL世界でも最大級の事件の一つである『オンスロート』の関連クロスオーバーも、発端となったのはチームが保護しようとしたミュータントの少年を暴徒達に殺された事がきっかけだった。

特別な事情も無く、個体によっては神にも匹敵し得るスーパーパワーを得たミュータントへの畏れ(や見た目のおぞましさ)による迫害は根深く、米国議会で密かにホロコースト(民族浄化)が決定されたりもしている。
その為、基本的に英雄と見なされているFFや政府公認のヒーローチームであるアベンジャーズらに比べてX-MENへの風当たりは強く、一般的にはテロリスト集団として見なされている。

……その厳しい環境の中で理想を挫かれたX-MENメンバーが悪堕ちする事も珍しくないが、そうした複雑な展開こそが持ち味となっている部分とも言えるであろう。

X-MENのテーマがリアルになって以降は、共にミュータントの救済を掲げながらも真逆のアプローチを取るプロフェッサーXとマグニートーの対立が世界観の基盤となっていたが、近年ではサイクロップスとウルヴァリンの対立がクローズアップされている。

尚、歴史が長い作品であるだけに単純では済まない矛盾や、展開への賛否両論を常に抱えているのも特徴。
別の作家が同一の作品をバトンタッチし歴史を引き継ぐと云うアメコミ特有の問題点であるとは云え、根強いファンからすら苦言を呈される場合も少なくない。


【歴史】

……当初は他のヒーローに比べると、特に目立った部分の無い凡庸な作品であったのだが、1975年のリニューアルに伴いメンバーを再編。
より個性的で国際色豊かなメンバーが登場すると共にコミック界全般の変化もあり、物語も全般的にアクションや社会性を意識したドラマに移行。
80年代に入り、ジョン・バーンがメインアーティストに就任すると、その淡々としながらもリアリティのある描写に人気が集まり、コミック界でも注目を集める人気作品へと成長した。

その後、日本でのアメコミ人気の火付け役ともなったジム・リーがメインアーティストに就任。
90年代に入ると、一気に関連タイトルが増やされる等、黄金期を迎えると共にMARVELは疎か、コミック界全体の中心タイトルへと成長する事になる(※ミュータントやチーム系コミックを増やした原因でもある)。

特に91年に創刊された、63年から続く『UNCANNY X-MEN』に続くメインタイトル誌『X-MEN』の創刊号はジム・リーの冴え渡るアートもあり850万部と云う破格の売り上げを記録。
この記録は現在も破られておらず、また『X-MEN』関連タイトルがアメコミでの売り上げNo.1の実績を持つ事は変わっていない。

90年代のアメコミ業界は全体的に好景気であり、特に『X-MEN』では過去のクロスオーバー企画を遥かに越える『エイジ・オブ・アポカリプス』の成功や、約30年に及び飽和したMARVELコミックスの世界観をリセットし『X-MEN』以外のヒーローを生まれ変わらせる(リボーン)為の大クロスオーバー『オンスロート』の中心タイトルになる等、絶頂期を迎える(90年代は日本でも邦訳コミックやゲーム、フィギュアが人気となり紹介される機会も多かった)。

……その後は、日本でのブームが去るのに合わせた様に本国での盛り上がりもやや下火となったが、00年からは実写映画版が公開。
新作アニメやゲームも発売される等『X-MEN』の戦いは相変わらず続いている様である。

映画化権を20世紀FOXが所有しているため、ディズニーのMCUにX-MENのキャラは登場できない。
「原作でアベンジャーズのメンバーになっていた」ことから、例外としてスカーレット・ウィッチとクイックシルバーは登場している。
しかし、2019年にディズニーが20世紀FOXを買収したため、版権問題がクリアされ、MCUの登場が可能となった。
手始めに、マーベル・スタジオ製作でアニメ『X-MEN'97』がDisney+にて配信される予定。
コミック以外の『X-MEN』関連作品の中でも有名な、かつてテレビ東京でも放映されていた90年代アニメ版の直接の続編となり、コミック本編とは基本設定が違う部分もある一方で、全体的に綺麗な時期が題材となっているので、色々と尖りすぎた00年代以降のコミック本編に比べると“まともな作品になるのでは?”とも期待されている。少なくともサイクの悪堕ちは無さそう。


【主要登場人物】


プロフェッサーX

本名:チャールズ・エグゼビア
史上最強のテレパスにして人類とミュータントの共存を目指す理想家。
後に色々なやらかしが明らかになり、寧ろXチームの方が距離を置きたい側の人間に。
遂には、息子替わりだった筈のダークフェニックス化したサイクに殺されてしまう。
『X-MEN'97』では、前回のラストにて死んだ扱い。悪評をリセットされるチャンスなのに許されなかった。


サイクロップス

本名:スコット・サマーズ
X-MENのリーダー。
初代の5人のメンバーの1人で、在籍時には常にチームリーダーを勤めている。
太陽光線を吸収し、眼球からアダマンチウムをも貫く破壊光線オプティック・ブラストを放つ。
超過激派としてミュータント以外のヒーローからも追われる身の上となるが、一方で善悪を越えたミュータント指導者と認められるまでに。
……それ程にミュータントへの迫害が酷く、種として追い詰められていたのである。


ウルヴァリン

通称:ローガン
一番人気の小さいオッサン。
第二期からの中心メンバー。
MARVEL屈指の公式メアリー。実際、実写映画版では彼が実質上主人公となっている。
超回復能力が特徴だったが、近年は身体能力もチートレベル。
サイクとのライバル関係が新たな対立軸に移行中。
暫く死んでいたがサイクと共に帰還予定。


ジーン・グレイ(サマーズ)

赤毛のヒロイン。
初代メンバーの1人。
サイクの恋人(妻)だが、ウルヴィー始め横恋慕され率が高く物語に常に混乱を起こす(編集部の所為だけど)。
……長らく死亡中だったがやっと復活。
しかし、帰って来た時にはサイクとウルヴィーの方が居なくなっていた。
最強レベルのテレパスで、ゲームにも登場したフェニックスは彼女の記憶をコピーした宇宙生命体である。
サイクとの長年のパートナーシップで子供たちも生まれている……が、実際にはクローンやコピーが生んだ子供ばかりでジーン自身には出産経験が無かったのだが、前述の『X-MEN'97』では、遂にジーン自身が懐妊中というコミックの長い歴史を含めても初の展開に。

ストーム

本名:オロロ・マンロー
アメコミ史上最高の黒人ヒロインとも称えられる第二期以降の中心メンバーでリーダー格の1人。
気象現象を操る。


ビースト

本名:ヘンリー・マッコイ
X-MENの頭脳。
天才的な頭脳と野獣の外見を持つ。
初代メンバーの1人。
マッドな行いがメンバーに知れ渡り追放されてしまう。


エンジェル/アークエンジェル

本名:ウォーレン・ワージントンV世
初代メンバーの1人。
元々は背中に白い翼を持つだけのミュータントだったが、
アポカリプスに改造されホースメンの一員・アークエンジェルとなり肌が青くなり凶暴化した(現在は元に戻った)。
他の初代メンバーが要職に就く中で記憶退行を起こして若者に混じって生徒になるというあんまりな扱いを受けていたプレイボーイ。
一方、十代の恋人(ハスク)と空中○ックスをかまして話題を呼んだ。


アイスマン

本名:ロバート・ドレイク
初代メンバーの中では最年少。
冷気を操り、自らの肉体をも氷片に出来る。サイクロップスを兄のように慕っている。
……最近になって、過去から来た自分達(ファーストファイブ)の中に居た若ジーンにゲイであることを指摘される。


ガンビット

本名:レミー・ルポー
元盗賊のケイジャン(フランス系移民)。
手にした物体に破壊エネルギーを込める事が出来る他、ズバ抜けた身体能力と棒術と甘い言葉が武器。
中心メンバーだったが、過去にMr.シニスターの下で汚い仕事を請け負っていた事実が明るみに出てしまいチームから追放。
後に復帰したものの、居心地が悪いのか定着出来ないという状況が続いている。
『X-MEN'97』では“綺麗な時期”なので久々にレギュラー参加。


ジュビリー

本名:ジュビレーション・リー
両親を殺され孤児院を脱走したホームレス中学生(アメリカ育ちの韓国人)。
ストレスが具現化し、両腕からエネルギーボルトを放つ。
お前のような13歳がいるか。
レギュラーだった頃はウルヴァリンのサイドキックとして大活躍していたのだが、別チーム*1に移籍した途端に影が薄くなっていった。
挙げ句に、後には何故か吸血鬼となってしまい、予想外にその状態が定着してしまっている。
吸血鬼状態の方が強いからいいか。……いいな。
『X-MEN'97』では、久々にウルヴィーの相棒だと思い出してもらえるか!?

ローグ

X-MENの中心メンバー。
肌に直接摂取した相手のパワーを奪う能力を持ち、スーパーヒロイン、ミズ・マーベルの意識とパワーを半永久的に自分の物にしていた*2
奔放な性格なのに体質のせいで恋愛関係が行くとこまではいなかったが、パラレルワールドと同様にマグ様と結ばれる。
名残惜しみつつも別れたが、今度は変身してれば能力が通じないことが今更になって明らかになったコロッサスに傾いている。


ケーブル

本名:ネイサン・サマーズ
30世紀の未来よりやって来た傭兵。
実はサイクとジーンのクローン、マデリーンの子供が成長した姿であり、地上最強のミュータントの一人。


ホープ(メシア)

本名:ホープ・サマーズ
M-DAYにより世界中から多くのミュータントが消えた世界で初めて生まれたミュータントの赤子。
何故かサイクは彼女を救うことがミュータントという種を救うことになると信じ、その狂信的なまでの行動にはX-チームも混乱して分裂する自体を引き起こすが、彼女を守ったことでミュータントが再び発生するようになり…と、結局はサイクの考え通りだった。
息子であるケーブルに預けられて未来世界で成長して帰還。
サマーズ姓を引き継ぐ。
触れた相手のパワーをコピーし、制御を与えるという制限はあるが万能型の能力を持ち、現実改変能力を持つスカーレットウィッチと共にフェニックスファイブ事件を終結に導く。


ビショップ

可能性の未来の一つからやって来た。
凡るエネルギーを吸収する能力を持つ。
ウルヴィーやケーブルにも劣らない戦士。
現在はホープ=メシアを巡る立場の違い等から悪堕ちしてしまい、まだそのイメージを払拭出来ていない有り様。


サイロック

本名:エリザベス・ブラドック
ハイレグ姿がエロい女ニンジャ。
元来はただのテレパスであったが、女忍者カンノンとの接触により精神が逆転した。


ハボック

本名:アレックス・サマーズ
生き別れていたサイクの弟。
何故か実写映画では兄弟が逆転している。
宇宙線を吸収し、強力なプラズマウェーブを放つ。
悪堕ち、洗脳された際の強さや凶暴さや生き生きした活躍に定評がある。


ポラリス

本名:ローナ・デイン
磁力を操る美女だが、情緒不安定気味。
過去に否定されたこともあったマグ様の娘であることが後に明らかに。


バンシー

本名:ショーン・キャシディ
第二期メンバー。
超音波を操るエージェント。


ホワイトクイーン

本名:エマ・フロスト
白いスーツがまぶしいヘル・ファイヤー・クラブ出身の元・ヴィラン。
いろいろあって現在はX-MENに参加。
ヴィラン時代から教育熱心で、ジーン亡き後のスコットと熱愛しかけてたが、失敗に終わる。
一方、インヒューマンとの戦いの中でX-MENの指揮を執っていたサイクは彼女の妄想が生んだ産物だったというトンでも展開が。……愛が重い。


キャノンボール

本名:サミュエル・ガスリー
全身をフォースフィールドに包んで飛行する人間弾丸。
現在はアベンジャーズ。


クイックシルバー

本名:ピエトロ・マキシモフ
超音速で走る能力を持つミュータントでMARVELを代表するスピードスター。
以前はせいぜい音速程度だったが『DCvsマーヴル』でのフラッシュとの戦いに敗北した辺りから「遅い」と言われるようになり、遂には光速で走る能力を得た。
元々はマグニートーの配下だったがアベンジャーズに迎え入れられる形でヒーローに転身。
しかし、常にキャップやサイクといった面々に逆らい、自分が主導権を握ろうとする困ったちゃんで精神的に成長しきれていない面もある。
近年のやらかしにより、冷ややかな目を向けられている面も。
マグ様の長男と言われていたが……。


スカーレットウィッチ

本名:ワンダ・マキシモフ
自分に起こって欲しいことを引き寄せる現実改変能力の一種の使い手。
また、コードネームの通りに魔術の訓練を受けた魔女でもある。
ピエトロの双子の姉だが、MCUでは入れ替わっている。
マグ様の長女と思われていたが……。
人造生命であるヴィジョンと設けた自分の子供達が幻だったという悲劇により心が壊れ、能力を無自覚に最大限の力で発揮。
結果、史上最悪レベルの現実改変であるハウス・オブ・M~M-Dayの元凶となってしまい、ヒーロー達からすら憎まれている面も。
デビューは『X-MEN』だが、弟同様にアベンジャーズの一員としての方が有名。


サージ

本名:芦田紀子
何と日本人設定の新世代ミュータントの一人でNEW X-MENのリーダーに抜擢される等、大きな活躍の機会を与えられている一人。
放電能力を持つ。
日本では『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』で特に名前を知られるように。
オリキャラではなく歴とした原作キャラである。


X-23

別名:ローラ・キニー
ウルヴァリンのクローンであるが、普通の意味のクローンではなく代理母を通して生まれてきた娘でもあるという複雑な関係の美少女。
過去が重い。
元はアニメのオリキャラであったが逆輸入された。
MVC3でプレイアブル化し大いに知名度を上げた。
中々に惚れっぽいのも親父譲りか。


■悪役(ヴィラン)


マグニートー

本名:エリック・マグナス・レーンシャー
磁界王と呼ばれる最強のミュータントの一人。
X-MEN四大悪役の一角。
ユダヤ人であり、民族浄化に怒りを持つが故に人類と対立する道を選んだ鉄の男。
現在は完全にヒーロー寄りで、寧ろX-MENに限らず全ヒーローの中でもマトモな思考をしている。
悪役時代とは違うということなのかスキンヘッドで白いコスチュームに、老齢補正が掛けられていた能力も完全に復調して過去から来た初代ファーストファイブを指導していたが、人間側に就いたら就いたで彼等がミュータントを差別しだしたことにショックを受けたりと受難は続く。
『X-MEN'97』でも、今更に敵対路線は不自然と思われたのか、まさかのプロフェッサーXの死を受けての新たな指導者としてX-MENに加入という展開に。


アポカリプス

本名:エン・サバー・ヌール
5千年前のエジプトに誕生した魔神。
X-MEN四大悪役の一角で、邪悪さと強大さは特筆に値する。
パラレルワールドでは30年早く行動するだけでこの世を地獄に変え尽くした。
適者生存を掲げる。


Mr.シニスター

本名:ナサニエル・エセックス
アポカリプスに転生させられた異端の遺伝子学者。
究極のミュータント創造を目指す。
X-MEN四大悪役の一角で、幼少期のプロフェッサーXやサマーズ兄弟、ジーン……といった面々はシニスターによる何らかの接触を受けていたことが示唆されている。
サイクとジーンを究極のミュータント誕生の鍵を握る理想の掛け合わせとして追跡しており、この目論見は事実=二人の直系こそが最強のミュータントである……ということは証明されている。


ストライフ

ケーブル、ことネイサン・サマーズの医療用のクローン体がアポカリプスに奪取されて手駒として成長させられた存在。
自分の方を本物と思い込み、ケーブルを憎んでいた。
未来世界にてアポカリプスに敗れ、ケーブル同様に現代にやって来た。
ケーブルと同じパワーをウィルスの影響なく使えることから事実上の最強のミュータントの一角となっており、出番は少ないもののX-MEN四大悪役に名を連ねる。


セイバートゥース

本名:ビクター・クリード
ウルヴァリンの宿敵として知られる殺し屋ミュータント。
ウェポンX計画の被検体の一人で、超回復能力と鋼鉄をも引き裂く牙と爪が武器。

ミスティーク

本名:レイヴン・ダークホルム
変身能力を持つ謎めいた女ミュータント。
X-MENにとっては古株の仇敵だが、ナイトクローラーの実母でローグの義母という関係を抜きにしても協力することもある。

オメガレッド

本名:アルケイディ・ロッソビッチ
旧ソ連が生み出した超人兵士。
ウルヴァリンのヒーリングファクターとは真逆の周囲の生命体をどんどん弱らせていく致死性フェロモンのデスファクターを持つ。


マツオ・ツラヤバ

恐るべき殺人技術を持つニンジャ集団“ザ・ハンド”の首領。
ナチス残党により結成されたヒドラやヘルファイアークラブをはじめとして、世界中の暗黒組織を顧客としている。


セバスチャン・ショウ

ヘルファイアークラブの主催として登場してくることの多い、強力なミュータント。
自身に向けられた物理的エネルギーを吸収して自身の力に変えるという、なかなかに反則的な能力を持つ。


レディ・デスストライク

本名:ユリコ・オオヤマ
ウルヴァリンを追い続ける殺人サイボーグ。
悲劇的なバックボーンから人気が高い。


シルバーサムライ

本名:ケンイチロウ・ハラダ
ヤシダ一家のオヤブンとなることを目指す現代のサムライ。
ウルヴァリンとは宿敵だが、共闘することもある。


シャドウキング

本名:アマール・ファルーク
若き日のチャールズ・エグゼビアに敗れて肉体を失った、最強レベルのテレパスの成れの果て。
もはや、人間の面影も無くした怪物のような姿でアストラル界にて暗躍していた。


リージョン

本名:デヴィッド・ハラー
チャールズ・エグゼビアが若い頃に出来ちゃってた息子。
解離性同一障害者=多重人格者で、しかも生み出された人格の全てがミュータント能力者(しかもオメガレベル)という、極めて厄介な特徴を持つ。
当人は決して悪人ではないのだが、その能力故にシャドウキングに操られたり、良かれと思ったことが破滅的な事態を引き起こしたりと碌なことにならないタイプ。


プロテウス

本名:ケビン・マクタガート
強力な現実改変能力=モーフィングパワーを持つオメガレベルミュータント。
その能力故に自らの肉体すら無くしたエネルギー体として存在し、他人に取り憑いたりも出来る。


カサンドラ・ノヴァ

チャールズ・エグゼビアの邪悪な精神寄生体。
教授のパーソナリティを乗っ取って彼を破滅させようとしたり、ジェノーシャでの大量虐殺事件を引き起こした。


ダークフェニックス

悪堕ちしたフェニックス。
無限に近い力を持つ。
愛するサイクと仲間達の為に自滅を選んだ。
後にサイクまでダークフェニックスに。


センチネル

オリバー・トラスクらが創り上げた対ミュータント抹殺用ロボット
見た目と量産型なことで侮られ易いが、実写映画でも再現されていたように実際には一体だけでもミュータントや強化人間人間にとって致命的になり得る強敵。
ウルトロン辺りに手駒に使われることもあり手が付けられない。


バスチオン

正体はセンチネルの長マスターモールド。(センチネル版スカイネットみたいなもの)
自己修復、自己進化能力を持つ未来のセンチネルのニムロッドをマスターモールドが取り込み人間サイズとなったもの。
政府に取り入りミュータント狩りを推進するが逆襲に転じたX-MENに倒される。


オンスロート

本名:チャールズ・エグゼビア/エリック・マグナス・レーンシャー
エグゼビアの傷ついた心が彼の中に宿っていたマグニートーの悪心と合体して生まれた史上最強の破壊神。
最強のテレパシーと最強のマグネティックパワーを併せ持つ。




追記修正は遺伝子の運命に打ち勝ってから。

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最終更新:2024年04月03日 21:03

*1 『ジェネレーションX』という、少年少女のよる新チーム。ある意味ではジュビリー人気から作られたスピンオフみたいな企画だった筈なのだが……。ちなみに、ホワイクイーンことエマ・フロストがX-MEN入りしたのもこのチームの先生役から。

*2 ちなみにミズ・マーベルは後に復活し、現在は自らの力の源になったヒーローの名を継ぎ「キャプテン・マーベル」と改名している。