ナーシェン(FE)

登録日:2009/11/04 Wed 00:25:30
更新日:2024/05/02 Thu 09:18:22
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私は強い……私は賢い……私は美しい……私は正しい……

誰よりも……誰よりもだっ!

出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS




ベルン王国の軍事トップに君臨する三竜将の一角。
……なのだが色々と小物臭のする御仁。というか半分ネタキャラ
小物キャラとしては『聖戦』のシャガールや『トラキア』のケンプフがいるが、ナーシェンは色々な意味で彼らとは一線を画している。

リキア地方の攻略を担当し、初登場の3章でブルーニャとともに顔見せで登場。
自分と同じタイプの人間には鼻が利くのかラウス侯エリック、さらにオスティアの将軍レイガンス・デビアスらと内通しリキア同盟を崩壊させた。

しかし、エリックが捕らえたクラリーネに言い寄るも振られてしまったほか、
ロイ率いるリキア同盟軍を包囲するもパーシバル率いる騎士軍の妨害を受け撤退する羽目になり悉く目論見が外れる。

その後、部下を脅かしたり敵を懐柔したりと裏工作を働き、西方三方やエトルリアでも暗躍を続ける。
今度はエトルリアの宰相ロアーツと西方三島総督アルカルドらにクーデターを起こさせ、国王を人質に取りエトルリア三軍将のうち2人までもベルン側に引き込むことに成功。
……しかし相手を舐めきっているのか根本的に抜けているのかやはり詰めが甘い。
更に中盤では、そもそも三竜将の座を実力では上のゲイルから言い掛かりで奪ったことが判明。
その後も次々と失態を晒し、13章ではあの魔道軍将(笑)相手にもたつくという醜態すら晒す始末。三流将

しかもこの時ゼフィールに直々にナバタの里攻略を命じられたにもかかわらず、
リキア同盟軍の出現により部下のフレアーに責任を押し付け、王都での協議に戻ったため、自身は攻略参加に間に合わずナバタの里を守り切られてしまう。
更に一度は手中に収めたギネヴィアを、彼女をベルン本国に送還するよう命じた筈のミレディによって逃がされるというまさかの事態も発生。
この失態の数々に流石にキレたゼフィールにより、マードックを通して三竜将降格(と、後釜としてゲイルを昇格させる)を宣言されてしまう。

16章で上記の宣告とエトルリア王都に攻め入ったリキア同盟軍を凌げたならゼフィールにとりなすという最後通告を受け、クビとプライドを賭け、とうとう敵将として自らが戦闘参加。
ついでに、この戦いに参加しているミレディの弟であるツァイスにギネヴィア逃走の罪などを体よく擦り付けて処罰の軽減を画策するも…

ドラゴンマスター LV10
ノーマル→ハード
HP46→55
力16→20
技13→17
速さ16→18
幸運13→15
守備20→22
魔防12(17)
体格11
移動8
剣A槍A

E:ルーンソード デルフィの守り 青の宝玉

クラスはドラゴンマスター。三竜将とか言っているが竜に関わっているクラスはこいつだけ。
弱くはないが、ゲイルより実力は劣るということで能力の合計値は後に戦うゲイルよりも10ほど低い。
…しかもなぜか部下よりも力が低い。実はノーマルでは3章でブルーニャと共に致命傷を負わせたはずのヘクトルにダメージが通らない
さらに飛行系なので玉座にいるのに上がっているのは魔防(+5)だけで守備も回避も上がっていない。

一応飛行特効無効のデルフィの守りと、間接攻撃可能な上にそこそこ厄介な吸収効果付きのルーンソードと持ち物はなかなか充実している。

しかしこのデルフィの守り、盗賊で盗むことが可能。というかあまりに便利過ぎるアイテムで本編では彼からしか入手できない為、ほぼ100%のプレイヤーが盗んで行く。
ルーンソードも能力自体は厄介なものの使用できる回数が15回と少ないため折られ、
何かの奇跡かこの章加入のツァイスの攻撃が鉄の槍でギリギリ通るため彼のボスチクの被害に。
次の章に闘技場あるけど。まぁツァイスはその高い守備初期値と成長率で闘技場だと上限突破仕様の銀武器持ちの相手ばかり出て来るのでどっちみちボスチクされるが。
そして無防備になった所を弓に撃ち抜かれ、はたまた自分をスッポン呼ばわりした小娘のエイルカリバーで消えていくナーシェン様……。
もはや哀れみを感じるレベルである……
また、今作のドラゴンマスターは神将器の特効を受けるためこれらを使えば弓でなくともワンパン可能。



戦闘前会話はクラリーネミレディセシリア、パーシバル、ツァイスと何気に豊富。
でもクラリーネには綺麗サッパリと忘れられてたりする。


ちなみに16章では13章で登場した時よりレベルが2上がっているが能力に変化はない
ヲルトもびっくりの成長率である。
まぁアルカルドは16章だけレベル下がったりと16章のレベル設定はいろいろとおかしいのだが



ク「お兄さまのかわり?あなたが?ご自分のおすがた、鏡でごらんなさいな。その服、その髪型、その言葉づかい。なにからなにまで、すべてが「下品」じゃありませんの

ナ「げ、げ、下品!私が、下品?」

ク「あなたなんかお兄さまと比べればお月様とスッポンですわよ!




「バカな! この私が降格などと……しかもよりによって後任はあのゲイル……そのようなこと絶っ対にさせんっ!
だ、だが、ど、どうすればいいのだ、ああ、このままでは私の地位が、名誉が……」
→そうだ、ミレディの弟のツァイスが色々裏で手引きした事にしてしまおう→それを見透かしたゲイルが先んじてツァイスに身を隠すように忠告

……もはや清々しくなる程の小物っぷりである。


クリア後のトライアルマップでは一週目から使えるが、ボス時のパラメータのままなので、流石にゲームをクリアした一軍メンバーには見劣りするし、
しかもレベルアップがトライアルマップでは出来ないので、多くの場合装備だけ剥がされてイラナイツにされる。


おのれ……おのれ……きさまらごときにっ、

きさまらごときにぃっ!







…とまぁ本人の言動はナルシスト・陰険・外道と絵に描いたような小物なのだが、
イリア侵攻しかしていないマードックと違い彼はリキア・エトルリア・西方三島とせわしなく動きながら謀略を仕掛け、時には自ら前線に赴き
特に初登場の3章ではプロローグでブルーニャと共にリキア同盟主力をほぼ全滅させつつヘクトルも捕獲という大戦果を挙げているなど、
厄介なことに将軍としては無能ではなくその地位や自信に見合うだけの能力を持つ。

三竜将の地位もゲイルが他国人だからという理由そのものは、フィクションでは小物の難癖扱いされがちだが人事の観点からすれば至極真っ当だったり、
ツァイスはともかくフレアーへの責任押し付けの方は、ナーシェンも言ったようにフレアーが処刑されても仕方がない状況だったり*1

三竜将降格の罪状のうち、親衛隊長のミレディが国を裏切って王女を逃亡させたのは彼の責任ではないだろうし(そもそもミレディに護送を指示させた大元はゼフィール)
監督責任があるとは言え、西方三島で失態を犯したのはマードックの言う通り部下のフレアーであり、彼自身ではない。
ナバタの里の放置は独断だが、リキア同盟軍の方を危険視した結果であり、そのリキア同盟にベルン王国そのものが滅ぼされるのだから彼の見立ては間違っていない。
本人の実力も、ステータス自体は同章のエトルリア三軍将筆頭のダグラスと力以外は互角以上。特にハードでは全てのステータスで完全に上回り、弱くないどころかかなり強い
ノーマルでも後輩と比べるとLvは3も低いにもかかわらず上回っているが、

13章でセシリアに粘られていたのも、パーシバルの会話をよく見ると
パーシバルとの取り決めで自分やベルン軍で攻撃することができなかったので、
彼や部下ではなくエトルリアのクーデター軍の方が連携がとれなかった事もあっててこずっていただけで
そもそもパラメータ的にはゼフィール以前に彼自身が出向けばセシリア程度は1ターンで倒せてしまう。
…そして、同章で味方にしたはずのパーシバルがキレた原因はゼフィールがエトルリア王国との取り決めを無視して勝手にセシリアをワンパンしてしまったことだったりする。




トライアルマップでも専用装備を捨てて市販品を持ってくるゲイルと違いその装備は優秀。
ルーンソードは非専用&非固定ダメージの剣としては唯一間接攻撃可能な武器であり、しかも通常の物理攻撃扱いで銀武器並の威力でHP吸収までしてしまうトンデモ武器。必殺だってちゃんと出る。命中は60と剣にしてはかなり低いのがネックだが高レベルの勇者やソードマスターが使えばさほど気にならない。壊れ性能すぎて次回作で大幅弱体化される程
これで2個目になるデルフィの守りの強さも説明するまでもない。
本人も速さがそこそこあり、移動力も高いのでトライアルキャラ縛りでは
シナリオの扱いに反してゲイルやらマードックよりよっぽど活躍したりすることもある。

コミカライズ『覇者の剣』でも登場。ゲームと同じく度重なる失敗で立場が危うくなり、 部下を手あたり次第に斬りつけて錯乱しだし 、人質にしているエトルリア国王モルドレッドに群衆の前で命乞いをするよう命ずるも一蹴され、激昂しながら斬りかかろうとするが主人公アルに阻止される。かくしてアルとの一騎打ちとなり、その最中彼をゼフィールに突き出して汚名返上を狙う…という計略を思いつき、わざわざそれをアルにペラペラ説明しだしたかと思えば、

私が欲しいのは……キサマだああああ!

と名セリフを残すが、当のアルには「こいつ最低だ。気持ちわりい」とドン引きされた。
さらに騙し討ちや隠し武器などの卑劣な手で追い詰めるというあからさまな主人公覚醒フラグをおっ立て、追い詰められた挙句苦し紛れに彼を自分の息子と言い張るも……

ズバッ

「ウソつけ」

「ガハッ!!」

このときの顔はもはや美しさの欠片もない。

それでも生きており恨み辛みを零していたが、そこに諸事情で一時行方不明になっていた部下のジードが丁度やってきたので救助を命令。
だが、その時ナーシェンの部下として参戦していた妹のジェミーの安否を尋ねられたのに対して 「死んだよ…使えんヤツだ」 と言い捨ててしまったのが運の尽き。
その胸を槍で深々と貫かれ、最愛の妹を失った挙句に侮辱された兄のおぞましい形相を焼き付けながら無惨に絶命した。

なお、実際にはジェミーの死に関してナーシェンに非があるのは「兄の代わりとして呼びつけて参戦させた」ことだけで(なんなら死因はわりと自業自得である)、
名目上は軍人が戦地に出向いて戦死しただけに過ぎず、道理は通っている。
ジードは粗暴だが理性ある軍人ではあり、言い訳が通用する可能性はあったと考えられる。
またこのことからもわかるように、ナーシェンもジードとジェミーについては既知であり、実際やってきたのがジードだと気がついた時はまずいというような反応も見せていた。
にもかかわらず身の危険より「敗戦は部下が無能なせい」というナルシズムが前に出て無駄にジードの感情を逆撫でしてしまうという、舌禍としか言いようのない末路となっている。

漫画担当である山田孝太郎先生は、
「原作キャラは顔をできるだけ崩さないよう注意してますが、ナーシェンは、まぁいいか、と思って。
ナーシェンファンごめんなさい。でも描いてて楽しかったので亡霊で出ないかなー」

とコメントしている。
ナーシェン登場の頃には山田孝太郎先生の画力も凄まじく上達していた時期の為、これみよがしとばかりにすばらしい顔芸を
披露してくれる道化キャラであった。気になる人はコミックスを買って堪能しよう。
また、単行本では彼のステータスも掲載されているのだが、なんと 速さが「8」とアーマー並の数値に半減している (他のステータスは同じ)。何があった。

なおTCG『ファイアーエムブレムサイファ』やスマホゲー『ヒーローズ』においても山田先生がナーシェンの絵師を担当。
やっぱり例のイッチャッタ顔である(ヒーローズは奥義&中破時)。
なおサイファではその顔で 封印の剣初出弾にしてSR・加工違い枠をもぎ取る 始末。
原作ゲームではそんなことないのに、もはやナーシェンと変顔は切っても切れない関係となっている。


余談であるが、公式サイトの人気投票では18位と敵キャラの中ではトップとなった。

後に『聖魔の光石』に、後輩(?)としてワイバーンナイトのヴァルターが登場。
こいつもかなりのネタキャラっぷりを発揮している。




出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

ヒーローズにも配信初期から登場。イラストは上記の山田孝太郎氏。劣勢時にはある意味覇者の剣よりもすごい顔芸になる。
近年のドラゴンナイト系の仕様に合わせてか、原作のような槍ではなく斧・飛行ユニットに変わっている。

ヒーローズでは高難易度の大英雄戦イベント 第1弾 にて、何故か彼がボスとして立ちふさがった。
多分初回イベントなのでバランス調整ミスでクリア率が極端に低かったり、何かエラーが出てクリアできなかったりする危険があったため、ネタ的には人気があるが本気で「私が欲しいのはキサマだああああ!」となる人が少ない彼が適任だったのだろう。
ナーシェンそのものの戦闘力もさることながら、周りを固めるユニットが大変いやらしい配置になっており、当時は頭を上手く使わないと攻略が難しい。

武器スキルは3すくみ有利だとさらに攻撃+20%。3すくみ不利だとさらに攻撃-20%『深緑の斧+』
Bスキルは敵の武器種が槍で自分のHPが50%以上の時、自分は絶対追撃、敵は追撃不可の『槍殺し3』
Cスキルは自分から攻撃した時、戦闘後、敵の周囲2マスの敵に7ダメージの『死の吐息3』

三すくみ効果を増強する深緑の斧、さらに槍殺しでとにかく槍特化型。
言うまでもないが属性有利の条件ではほとんど勝ってしまう。
そして死の吐息で離れた敵にもダメージ。彼の性格が実にスキルで表れている。

肝心のステータスだが…初期から登場した理由もあってか全ステータスはどれも中の下ぐらいで攻撃と守りも中途半端。
弱点は装備のせいで赤属性に対してはかなり不利。飛行特攻も原作とは違って刺さる。
HPが減りすぎると発動しなくなる槍殺しのスキルと噛み合ってないのが残念なところ。下の立場の人間にはとことん高圧的に上の立場の人間にはとことん卑屈になるナーシェンのキャラクターをよく表しているとも言えるが。

代名詞であるルーンソード&デルフィの守りは没収された状態だが、いつか取り返せるのだろうか。

この何とも言えない性能やら、大英雄戦第1弾に選ばれたのに、後々にログインボーナスでばらまかれたりしたことがあったりと、優遇されてるのか雑に扱われてるのかわかりにくい感じに……

2020年5月のアップデートで専用武器にルーンソード基い『ルーンアクス』が登場。やっと斧だが取り戻した。
その効果は戦闘中、自分の攻撃でダメージを与えた時、自分のHP7回復(与えたダメージが0でも効果は発動)
ルーンソードの効果を準拠としてHP回復。今までより槍(青属性)に優勢を取りにくくなるが回復出来る利点は大きい。
特殊錬成は敵が不利な状態異常を受けている時、戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+4
まさしく彼の陰険さに溢れた卑劣な効果を貰った。

出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

2020年3月にはイースター超英雄としてまさかの登場。☆4でも排出。
イラストも引き続き山田孝太郎氏。劣勢時の顔芸もやはり健在。
飛行ユニットは一緒だが今回は青属性の槍。
その意外な人選に当時はTwitterでトレンド入りする快挙を獲得。
演じる鳥海氏のぴょーんは必見である。

武器スキルは周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中、自身の攻撃、守備+5、かつ攻撃、守備の弱化を無効の『黄金のフォーク+』
Bスキルはターン開始時、敵軍内で最も速さが高い敵の速さ-7の『速さの封印3』
Cスキルは生存時、自軍の武器種・槍は全員、入手経験値2倍の『槍の経験3』

比較的入手率が高い事もあって当然スキルも汎用揃い。
弱化無効が内蔵してるおかげで真っ当な殴り合いに参加可能。
通常版よりステータスも攻撃、速さ、守備が初期の頃よりも高い。
☆4ピックアップの利を生かして黄金のフォークをもぎとる素材として活用愛があれば比較的容易に10凸に持ち込み、通常版より格段に改善された高ステータスのナーシェンを生み出せた。
しかし魔防は一気に弱くなってしまい、魔法は簡単に蒸発。
飛行特攻も改善してないので固くても大ダメージは普通に負う。

「おのれ……おのれ……私の追記・修正などさせるものか! きさまらごときにぃっ!」

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最終更新:2024年05月02日 09:18

*1 戦闘竜を置いてきたからリキア同盟軍はひとたまりもあるまいと慢心して結果を見ずに帰った挙句、リキア同盟軍をジュトーの総督府で始末したと完全に決め付けからの虚偽の報告をし、それがナバタ攻略に向かう直前にリキア同盟軍の出現により発覚した