Princess Bride

登録日:2009/07/24(金) 23:15:30
更新日:2021/08/30 Mon 13:41:23
所要時間:約 5 分で読めます




Princess Bride(プリンセス・ブライド)は、2003年9月26日に発売された130cmのデビュー作の18禁恋愛アドベンチャーゲーム
通称:プリブラ

シナリオ:うつろあくた、元長柾木、もみあげルパンR
原画:みやま零
音楽:E&M's SOUND

概要

OPと発売日がアレな事で有名な作品。
最近また新たに注目されている(詳しくは後述)。

みやま零のデビュー作だが、本人も語っているように、この業界に入って日が浅く*1、また作画の練度も低いため、ゲーム自体の評価はそれ程高くない

ところが次作『Princess Brave』あたりから作画のレベルが急上昇し、非常にクオリティの高い絵を描く絵師になっている。

最近発売された画集にて、その絵の変化の凄まじさ(良い意味で)を確認できる。

あらすじ

これは臆病な王子と勇敢な姫君の冒険のお話――

部活中の家庭科室で5人の少女からいっぺんにプロポーズされた主人公。
少女達はそのまま押し掛け妻として主人公宅で同居し始める。
少女達は主人公争奪戦として「プリンセスカード」を作り、各自が決められた枚数を持ち、主人公に抱いて欲しい時そのカードを差し出す。
カードと少女の気持ちを受け取るかは主人公次第…

一つ屋根の下、いつ差し出されるか解らない、プリンセスカード…

あなたは受け取れますか?拒めますか?

登場人物

大半のキャラの名前が読みにくい事で有名。

メインキャラ

  • 本城理人
声:杏露花梨
主人公。家庭部部長。
当時では珍しくまさかのエロに声あり。女装が似合い、正直その辺のヒロインよりも可愛い……否、エロい。
しかし、かなりのヘタレで嫌われている。特に声有りが逆に嫌われ要因に。

  • 嘉島聖(かしま きよみ)
声:田中美智
理人のお隣さんで幼なじみで委員長。
こんなに魅力的な属性を持っているにもかかわらず、プレーヤーにもスタッフにも嫌われ、一人の立ち絵が無いという不遇っぷり。

  • 姫史愛生(きし あいみ)
声:佐々木あかり
聖の従妹で後輩。(聖の)スク水を愛用している。ロリ担当。

  • 葛城佳央(かつらぎ かお)
声:涼森ちさと
後輩。思いこみが激しくよく暴走する。
愛生の事をラヴ生(らヴなま)と名付けるものの、彼女しか呼んでいない。

  • 逢坂遥奈(おうさか はるな)
声:天天
メガネ後輩。一応一番の巨乳である。

  • 櫻見枝絵留(さくらみ しえる)
声:中瀬ひな
ドイツクォーターの帰国子女。
スタッフからも愛されており、彼女の立ち絵が一番多い。
生まれた日の天気で名前を決められたため、嵐であったらシュトゥルムになっていたとか。どんな漢字にするのか気になるとこ。

サブキャラ

  • 嘉島早智子(かしま さちこ)
声:南菜美
聖の母。

  • 姫史翔子(きし しょうこ)
声:南菜美
愛生の母。早智子とは双子。

  • 中谷恭一(なかたに きょういち)
学園の臨時保険医。

余談

ウィリアム・ゴールドマンの長編小説に『プリンセス・ブライド』(The Princess Bride)というのがある。
S・モーゲンスターン著『プリンセス・ブライド』という架空の小説に関して話が進められる、典型的なメタフィクションである。

1973年にハーコート社から出版され、1986年に早川書房から日本語訳が刊行された。
1987年には『The Princess Bride』という題で映画化された*2
作者自身が脚本を担当し、祖父が病気の孫に『プリンセス・ブライド』を読んであげるという形式で物語が進行する。
ちなみに同年のトロント国際映画祭で最高賞である観客賞を受賞した。


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最終更新:2021年08月30日 13:41

*1 「ゲームの主題歌KOTOKOって人なんだって、知ってる?」と友人に尋ねてしまったほど。

*2 邦題は『プリンセス・ブライド・ストーリー』