登録日:2012/02/04 Sat 00:49:16
更新日:2023/09/22 Fri 03:42:22
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「ドバイ!」
「ヨーロッパ!」
「温泉〜♪」
「ロンドン…かな…」
「私は…何処でも…」
私たちはいつまでも放課後です。
『映画けいおん!』とは、2011年12月3日に公開されたアニメ映画。配給は松竹。
2010年9月28日に『
けいおん!』二期が終了し、同時に映画化が告知されファンは狂喜乱舞した。
BD・DVDに収録されている番外編 第27話「計画!」の実質的な続編。
HTTメンバーの卒業旅行を中心に物語が作られており、原作には無い完全新作となった。
最終興行収入は19億円という、アニメ映画としては異例の大ヒット。
第35回 日本アカデミー賞 優秀アニメーション作品賞を受賞した。
OPテーマ:いちばんいっぱい
作詞:大森祥子、作曲:Tom-H@ck、編曲:百石元
テーマソング:Unmei♪wa♪Endless!
作詞:大森祥子、作曲・編曲:Tom-H@ck
EDテーマ:Singing!
作詞:大森祥子、作曲:前澤寛之、編曲:小森茂生
歌:放課後ティータイム(OP&テーマソング:平沢唯(CV:豊崎愛生)、ED:秋山澪(CV:日笠陽子))
卒業を控えた軽音部三年生 唯、澪、律、紬の四人は、いつもどおり緩やかな時間を送っていた。
そんなある日、教室で同級生達が「卒業旅行」を計画している事を知り、自分達も卒業旅行に行こうという事になる。
勿論、梓も参加する事になり、皆が候補地(上記)の希望を出す中、「ロンドン」へ行く事に決定!
旅行の準備をしながら、各自、ロンドンの思いを馳せる。
※以下、ネタバレ注意
「もしかして私達先輩としての威厳がないまま卒業しちゃうんじゃないかな?」
「そんな事ないぞ!!私達は…」
「背が高い!!」
「年上だ!!」
「元気!!」
「他にないのかよ…」
「私…最後になんか先輩らしいことしたい!!」
とんちゃんの気まぐれにより、ロンドンに行く事になった放課後ティータイムメンバー。
梓へのプレゼントを隠れながら考える三年生四人。
それを怪しむ梓。様々な思いを胸に秘めつつ、彼女達は卒業旅行へ旅立った…。
【メンバー】
梓×唯の絡みが圧倒的に多い一応主人公。
ファンの間でブレイクした「ヨーロッパ」を貼られた張本人。
YES!で悲劇を見る羽目に。
英語の練習の際に彼女が「あずキャット」(「あずにゃん」の英語版らしい)と言い始めたのがきっかけで、
物を預ける時に「あずキャットいて」と言うのが三年生四人の間で流行った。
「サイドビジネス!」
「あずにゃんは私達に翼をくれた、ちっちゃくてかわいい天使なんだよ!」
今回も律に「おい…」と言われたり、グルグルがトラウマになったりする。
ノーパン疑惑が出たりと扱いがネタキャラに近くなってるが頼れる時は頼れる。
「ぃやっったーーーっ!!!やった!やった!やった!」
今回もかなりはっちゃける部長であり隊長。
ロンドンで律の友達が所属するバンド「ラブ クライシス」に出会った事で物語が大きく進む事となる。
「ア…アイ ラブ スシ…」
皆が楽器(律はスティック)を持って来ているので、わざわざ置いてきたキーボードを日本から輸送してもらっちゃう程ノリノリなお嬢様。
その柔らかい体で唯を救った。
ロンドンの寿司店でも間違いを正さず、ノリノリでキーボードをセットして貰う。
海外経験が豊富で英語が得意というイメージがあるが、速くて聞き取れないという意外な一面を見せた。
なんとわざわざ設定が作り直された。
「私も…すごく手が冷たいの…!」
卒業しないけど卒業旅行に参加した苦労人。今回も仕切ったり変な夢見たりと苦労している。
護身術をマスターし、唯にエルボーを食らわした。
破壊的にかわいい寝ぼけ顔を見せてくれる。
唯との絡みがかなり多く、ゆいあず派を大いに悶えさせた。
「すいません勘違いでした!すいません!」
ほぼ日帰りでロンドンにやってくるある意味すごい人。
卒業ライブの時には堀込先生にバレないように、必死にかばってくれた。
未来予測も当たる完璧超人。
今回は仕方が無いが出番は少なめ。
前生徒会長。教室でライブの準備をしたり紅茶を貰ったり。
こちらも出番少なめ。いちごに教室に入れてもらえた。
なんと映画までキャラ設定が作られていなかった。
今回はモブの登場数が多いし多彩。いちごや姫子がノリノリだったりでモブ好きには堪らない。HTTに卒業ライブを提案した。
HTTメンバーと仲良くなっている。教室のライブにも参加しに行っている。
律の中学時代の友達のバンド。ロンドンでまさかの再会を果たす
映画でついに登場。しっかり見送りもする。
顔はほとんど映らないが、設定画で母親の方は娘達にも負けない笑顔を見せた。
隣のお婆ちゃんや律の弟、聡も登場する。
本編のいたるところで登場する。探してみよう。
最終的に曲をプレゼントする事にした三年生四人。その曲こそが、あの「天使にふれたよ!」である。
そして……
最後は原作通りに……。
つまり本作の本筋は「天使にふれたよ!」の製作秘話であり、二期最終回「卒業式!」を別視点から描いていて直接つながるシーンもあるため、
最終回を見ておくと、新しい発見もあり、またさらにおもしろくなる。
しかし今までにけいおん!を見ていない人でも十分に楽しむことができるので、一度見てみては如何だろうか?
追記・修正をお願いします。
- 萌えもそうだが、どっちかってえと見てて温かい気持ちになれる青春映画って趣だったからオタクが少数派ってのも分かるわ -- 名無しさん (2013-09-04 17:01:00)
- なんで一々非オタクアピールしなきゃならないんですかね -- 名無しさん (2013-09-04 20:20:37)
- 正直非オタが見ても「で?」ってなる映画だと思う -- 名無しさん (2013-09-04 22:18:22)
- この「けいおんファンは違うんだぜ」って態度が、まさに厨だわ -- 名無しさん (2013-09-05 01:50:31)
- 久々に痛いけいおんヲタを見た気分 -- 名無しさん (2013-09-05 14:17:47)
- あ、あの痛々しい最終文を削除したのね。正解だと思います -- 名無しさん (2013-09-06 16:13:07)
- あずにゃん、わたし留年したよ!→ほんとにこんなノリで言い出しそうで怖い -- 名無しさん (2013-11-24 14:51:28)
- TFヲタ「タイトルが『K-ON THE MOVIE』じゃなくてよかったね(ゲス顔)」 -- 名無しさん (2013-12-05 21:41:09)
- 昨今、地上波など放送してたので見たら面白かった。 -- 名無しさん (2014-02-25 14:56:52)
- ロンドン在住のダチが「ロンドンはこんなに綺麗じゃない」ってキレてた。 -- 名無しさん (2014-03-04 13:51:18)
- めちゃくちゃ興行収入良かったらしいな -- 名無しさん (2014-03-04 14:41:46)
- 今思えば、梓のところに憂と純がやってくるくだりがなかったのは「アニメとしての『けいおん!』はここで終わりだよ」っていうことだったんだろうなあ。 -- 名無しさん (2014-07-23 22:52:00)
- そういや映画まだだった -- 名無しさん (2018-07-10 15:22:11)
- 長編映画化されたからといって特別カッコいい事は殆ど何もやらず、「いつもの『けいおん!』が2時間になっただけ」という、ある意味ストロングスタイルというか潔すぎる映画。流行ってるからたまたま観に行った新参の視聴者もいただろうが、そういう人への配慮のあるストーリーだったらなお良かった。 -- 名無しさん (2018-07-10 18:47:34)
最終更新:2023年09月22日 03:42