天馬夜行(遊戯王R)

登録日:2011/03/28 Mon 04:23:02
更新日:2024/02/22 Thu 20:35:06
所要時間:約 12 分で読めます







貴方に神罰を与えるのは 貴方が持つ「神」ではなく――――


創造主が創造することすらためらった「神」――――



邪神!



天馬夜行とは、漫画遊戯王R」の登場人物。


※以下、ネタバレ注意



◆概要

元々は双子の兄「天馬月行」共々、ペガサス・J・クロフォードに拾われた孤児であった。
ペガサスは世界中から優秀な孤児を集め、「ペガサス・ミニオン(寵児)」としてデュエリストやゲームデザイナーを育成しており、
彼も月行と共にデュエルの腕を磨いていた。

しかし、兄の月行がペガサスから「パーフェクト・デュエリスト」と称されるほど優秀なデュエリストとなったのに対し、
彼は「ラフ・ダイヤモンド(未完成)」と宣告される。兄と同じ顔でありながら兄に届くことの無い彼は周囲から
「月行の劣化コピー」と蔑まれ、そのことが彼にとって強烈なコンプレックスになっていた。

なお月行は、ペガサスが自分に言った「パーフェクト」は「完璧」ではなく「完了」=「もう成長の余地がない」という意味で、
むしろ期待をかけられていたのは「未完成=これからまだ成長する」夜行の方であったと明かしている。


◆デュエリストとして

召喚に三体の生贄を必要とする三邪神を全て投入した激重デッキを用いる。
邪神召喚のために低レベルの生贄モンスターを高速で展開する手段と、モンスターのレベルを参照したトリッキーな戦術「レベル・トリック・タクティクス」を併せた戦術を取る。

上述する事情や三邪神のスペックが目立つが、実際のところ素の夜行も十分強い決闘者である。
三邪神を全て搭載し、その高速召喚にデッキ全体を特化させつつも、生贄となる従属神も「ステータスの高い戦闘要員」「展開のしやすい低レベル」「効果による防御役」とそれぞれに役割を持たせることで、邪神なしでも十分に戦線維持が可能。
これを苦も無く扱える時点でデュエリストとしての腕前も尋常なものではないことが理解できる。*1

そも彼の戦術は、この当時は儀式召喚以外では上級・下級を分ける以上の意味がなかった「レベル」に目を付けた画期的なものであり、同時に「遊戯王」史上初めてモンスターのレベルに戦術的な意味を見出しその方面に特化させたデッキでもある。
夜行が取り入れたこの戦術の有用さは、後の時代に現れたシンクロ召喚やエクシーズ召喚が一時代を席捲したことを思えば言わずもがな。

なお、彼の使用する従属神モンスターはソロモン72柱の悪魔がモデルとなっている。

モンスター

フィールド上の最も攻撃力の高いモンスターと同じ姿に変化し、攻撃力はそのモンスターに「1」を加えた値になる能力を持つ邪神。
たった1、されど1という絶対乗り越えられない攻撃力と神特有の耐性故、モンスターとの戦闘はおろか、それ以外でもほぼ無敵。
一応数少ない弱点として原作特有の攻撃力アップではない合体攻撃*2によるステータスは参照できない。
そして同格の神の効果は無効化できない点。

OCG版では、OCGに於ける最小単位に合わせてステータスは「場の最高攻撃力+100」となり、
耐性自体は持たない代わりに、召喚時に相手限定の大寒波を発生させる効果を得ている。

三幻神、それも完成した当時は解読できなかった未知数の神「ラー」に対抗するために、
過去のモンスターの再現ではなくペガサス自らの手で一から作り上げた完全オリジナルで特に強い思いと魂が込められたカードであり、
さらにメタモルフォーゼすることで死者の魂を構築する計画の最も重要なピースであり、
そして同じ顔の月行と常に比較されてきた夜行のコンプレックスの象徴と言えるカード。

攻守4000という凄まじいステータスを持つ上、自身以外のフィールド上のモンスターの元々の攻撃力を半減させる能力を有する。
元ネタのオベリスク同様安定しており、神の数少ない、そしてある意味最大の弱点である攻撃力のごり押しも通用しにくい。
「海馬vs夜行」戦ではアバターと同時に場に並べ、驚異的な破壊力で海馬を圧倒した。

余談だが、三邪神は「三幻神の抑止力」となるべくペガサスにデザインされたのだが、
夜行曰く「神は邪神ドレッド・ルートの効力を受け付けない」らしい。
じゃあ何がしたいんだこのカード。

一応デッキ単位で見れば邪神の力にものを言わせて圧勝する、先手必勝的な抑止力と見れなくないが...

OCG版では、「ドレッド・ルートのステータス半減効果はあらゆる効果処理の最後に適用する」という裁定が下っており、
その性質上素で邪神アバターに殴り勝てる可能性があるという珍しいモンスターとなっている。
また、《ブラック・ガーデン》と組み合わせると、ドレッドルートの効果→ブラック・ガーデンの効果→もう一度ドレッドルートの効果という手順を踏むため、
最終的に相手モンスターの攻撃力が1/8になるという事態を起こす。

攻撃力が相手の場のカードの枚数×1000となる効果と、原作では場から離れたときに場の全てのカードを墓地に送る効果を持つ。

・・・なのだが相手の場に依存する戦闘力ゆえモンスターを戦闘破壊するとかえって戦闘力ダウンする等の滅茶苦茶不安定な様から、キースからは「ブザマなモンスター」海馬からは「人頼みな神」と散々な言われよう。おまけにリセット効果を利用しつつモンスターを出すために生贄にささげられる始末。
おまけに対となる神であるオシリスの天空竜と対峙する場合、あまり場にカードを並べないオシリスとの戦闘面での相性は最悪。
だが、こいつのデザインの理由が相手を巻き込んだ自爆なのでそっちの面ではむしろ召雷弾の的になるので相性は良い。

実際、破壊効果で相手の神を問答無用墓地で送ることができ、なおかつ攻撃力はあくまで相手に依存する面が多いため万が一暴走しても歯止めがききやすいことを考えると、
本来の至上命題である神の抑止力として最も適切な存在といえる。

  • 闇の侯爵ベリアル
レベル7以下のカードの攻撃を無効にする最上級モンスター。
海馬とのデュエルで使用し、原作効果では★4扱いの《モザイク・マンティコア》の攻撃を封じるが、
海馬が使用したウィルスカードの効果によって自身も攻撃が封じられ、そうこうしているうちにあっさり青眼の白龍の攻撃に敗れ去った。
カッコ良かったのに……

  • エンジェルO1
名前からして月行の操るエンジェルO7の親戚。
レベル1の生贄大量展開用モンスター。かわいい。
劇中では効果を披露する事はなかったが、OCG化に際してレベル7以上のモンスターを公開して手札から特殊召喚・特殊召喚した自身がいる時に1ターンに1度レベル7以上の天使族のアドバンス召喚権追加、とエンジェルO7を意識しつつも邪神のサポートも出来る効果が追加された。

  • 命の砂時計
OCGにおける最古のパックであるVol.1からこんにちは。
エンジェルO1と同じく生贄要員だが、そのあまりに渋すぎる人選に一部の古参OCGファンは歓喜したとか。

恐らく夜行本来のエースモンスター。
レベル8、攻撃力3000の最上級モンスターだが、攻撃力1900にすることで生贄無しで召喚可能。
特に召喚制限は無いので、墓地から蘇生など自身の効果を使用しなければ攻撃力3000というOCGでも多用された特長は夜行も利用した。

元々強いのにOCGでは何故か更に強化され、原作効果に加えて3体生け贄で召喚した場合相手場カードを全破壊する効果を得た。
高レベルを利用して色々悪さもできるよ!

  • 軍神ガープ
神を生贄に召喚されたレベル6の上級モンスター。
攻撃力は2200とやや低めだが、手札の神属モンスターを見せることで1枚につき300攻撃力を上げる。
原作では何気に滅多にない神のカードのみを参照するカード。
原作仕様の邪神イレイザーは生贄に捧げた時もリセット効果が適用されたので、場ががら空きになった遊戯にダイレクトアタックを決めた。

原作の三幻神は作られてすぐにエジプトに封印、三邪神はそもそもデザインのみでカード化はされていない。
一体どういうつもりでこんなカードを作ったのか気になるところ。
夜行曰くの「従属神」も含まれるのか、それとも三邪神との併用が前提で開発されていたのだろうか。
召喚時の演出が滅茶苦茶カッコいい。

  • 小天使テルス
破壊されると攻守0の羽トークンを1体残す弱小モンスター。かわいい。
僅か1ターンで3体の生贄を揃える脅威の戦術の足がかりとなった。
3巻の読み切りに登場した百野真澄が初出で、その時点では名前は《テルス》だった。

OCGでは自場に羽トークンが存在する時、墓地の自身と手札の魔法カードを除外する事でもう2体の羽トークンを特殊召喚する効果が追加されており、
夜行が繰り出した《増殖》とのコンボを再現できる様になっている。
但しこの効果を使用したターンは手札からしか特殊召喚ができなくなるため、リンク・シンクロに繋げる事はできない。

  • 神機王ウル
OCGでは従属神の中でも一際不遇のかわいそうな子。
原作での効果は「☆レベルの数だけ攻撃対象を増やす」。
正直何言ってるのかよくわからないが、バルバロスUrの戦闘※から察するに
「攻撃対象とするモンスターの☆レベルの合計が、自分の☆レベルと同じになるまで攻撃対象を増やせる」というものだと思われる。
(※バルバロスUrの☆8に対して、攻撃対象となった「ブロックマン」「磁石の戦士α」は共に☆4で合計8)
または、単純にレベルと同じ数のモンスターを殴れたのかもしれない。
召喚してすぐバルバロスと融合されたため、特に見せ場無し。原作でも不遇でした。

OCGでは単純な全体攻撃能力となっている。代わりに相手に戦闘ダメージを与えられないデメリットが付いている。

  • 獣神機王バルバロスUr
原作ではバルバロスとウルの融合体。攻撃力は3800。
邪神が消滅した後の最後の壁として遊戯の前に立ちはだかった。
「☆レベルの数だけ攻撃対象を増やす」という妙な能力を引き継いでいる。

OCGでは手札・場・墓地の獣戦士族と機械族を1体ずつ除外する事で手札から特殊召喚できる通常の効果モンスターとなっており、
登場当時としては破格の容易に召喚できる大型モンスターであった。
因みに、攻撃力3800は召喚制限の類の無いモンスターとしては最高打点である。
手軽に出せる高打点である代わりに、ウルの全体攻撃能力が無くなった割に相手にダメージを与えられないというデメリットだけ引き継いでしまった。
遊戯の全力の抵抗を前に僅か98のライフを1ポイントも削れなかった為であろうか。


魔法カード

  • 力の消失
速攻魔法カード。
相手の場のモンスター1体の攻撃力を0にし、攻撃宣言を封じる。また、対象のモンスターは攻撃対象にならず、このモンスターしか場にいない場合はダイレクトアタックになる。
収縮の上位互換だが、攻撃対象にできなくなる=戦闘破壊出来ないのはマイナスか。

  • 力の決壊
魔法カード
相手モンスターに与えたダメージの余剰分を他のモンスターにも与える、という効果。
劇中では攻撃力4000を誇るドレッド・ルートの攻撃で、海馬の壁モンスターを一掃し、アバターのダイレクトアタックにつないだ。

  • バーサーク・モード
速攻魔法カード。
フィールド上の全モンスターを攻撃表示に変更し、全モンスターを強制的に戦闘に参加させる。
最終突撃命令と立ちはだかる強敵の合体版かつ速攻魔法版で、闇遊戯の衛兵トークンを逃がさないために使用した。
OCG化されたとすれば、破壊耐性を持ったモンスターが輝くだろう。

  • レベル・アワード
通常魔法カード。
場のモンスター1体のレベルを0~8の間で任意に指定できる。
OCG化はされていないが、もし実在したらシンクロやエクシーズが恐ろしいことに。
というかシャークさんが使ってOCG化もしている「下降潮流」の完全上位互換である。

  • スターレベル・シャッフル
通常魔法カード。
自場のモンスター1体を対象にとってリリース、そのレベルと同じレベルのモンスターを墓地から特殊召喚する。
ちなみに王様は月行戦でこれの完全上位互換(レベル制限なし+速攻)の「魂の交換-ソウル・バーター」を使用している。


罠カード

  • クロニック・デジュヴュ
相手がモンスターを特殊召喚した際、そのモンスターと同じ属性・レベル・名前・種族・ステータス・効果を持ったモンスタートークンを特殊召喚する。
素材を残す効果があれば、その素材もトークンとして召喚される、という親切仕様。

  • ジャンク・ディーラー
罠カード。
相手場に融合モンスターが召喚された時、そのモンスターの融合に使われた素材モンスターと同じ外見・レベル・名前・ステータスのトークンを同じ数だけ特殊召喚する。
海馬が全くする必要の無かった青眼の究極竜》の融合召喚に対して発動、逆転のキーカードとなった。
ドーマ編でアメルダが使用した同名カードとは別物。あっちは魔法だし。

  • カンパラブル・レベル
罠カード。
相手場にモンスターが召喚された時、ライフを半分にすることで、
合計レベルがそのモンスターと同じになるまで手札のモンスターを特殊召喚できる。生け贄展開用のカード。

  • レベル・レジストウォール
罠カード。
自場のモンスターが戦闘で破壊された時、合計レベルがそのモンスターと同じになるまで、モンスターを2体以上守備表示で召喚する。
妥協召喚モンスターとの相性が良好。
ちなみにこのカードを使った際、夜行の手札が全く減っておらずデッキからモンスターを特殊召喚していた。
OCG化に伴いデメリットが追加されたが、そのままの効果で収録されていたら恐ろしいことになっていただろう……。


◆劇中の活躍

決闘者の王国のラスト、ペガサスは恋人シンディアのカードを残して消息不明*3になる。
以降、兄・月行はインダストリアル・イリュージョン社(I2社)の再建に尽力するが、夜行はこの頃から社長が散々嫌ったくせに、後に自分も利用することになる非ィ科学的なオカルト超神秘科学体系の研究に没頭していた。
そんな中、偶然かはたまた陰謀か彼はペガサスの遺した「邪神」のカードデータを発見し、それらの持つ強大なエネルギーを利用しようとしたのだ。

その目的は、カードに吹き込まれた魂を精錬しペガサスの魂を復活させること。
海馬コーポレーションのデュエル・リング・サーバを使えば全てのカードを俯瞰で捉えられる=ペガサスの魂を構築・再生できると考えていた。
そしてその実験によって、ペガサスの罰ゲームによって廃人状態になっていたバンデット・キースを、
彼のデッキに使用されていたカードデータから魂を精錬、復活させる事に成功した。

さらに背中を押すように地獄から蘇ったキースはペガサスと城乃内へのリベンジを目論んだがペガサスは既に死亡していたため、
城乃内を引っ張り出すべく「ペガサスは武藤遊戯に殺害された」と告げられ、以降は遊戯をペガサスの仇と思い込む。
こう言えば夜行が遊戯の仲間に手を出す⇒救出のため遊戯がやって来る⇒当然そこには城乃内が同行してくる、と読んだ為である。

かくして、彼はペガサスの復活と遊戯への復讐を誓う。
「儀式」の舞台となる海馬コーポレーションを乗っ取り、ペガサスの魂の器とすると共に遊戯への復讐を果たすため、真崎杏子を誘拐

I2社、海馬コーポレーション、そして遊戯たちを巻き込んだ「R・A(リバース・オブ・アバター)計画」を開始する。
それは皮肉にもかつて恋人を蘇らせようとして海馬コーポレーションのソリッドビジョン奪取を画策したペガサスのように、
今度は弟子の夜光がペガサスを蘇らせるために海馬コーポレーションのカードサーバー奪取を画策することである。

なおこれ以後、右目は見開いて左目は半開きという不気味な笑い方をするようになる。

肝心の遊戯は進退を託した月行がリッチーに敗北してしまったため辿り着けず、
代わりに別ルートでやって来て海馬との戦いでも最終的に場に「アバター」と「ルート」2体の邪神を揃えるというパワープレイで勝利。

決闘を通じて一つとなったペガサスの魂を、空になった杏子の肉体に流し込むことで自我を取り戻させ、
その上で自身の所有するペガサスのカードをディスクにセットすることで、邪神アバターのメタモルフォーゼにより「ペガサスらしき者」の召喚に成功した。

……かに見えたが、この時城乃内とキースが決闘を行っており、
海馬がモクバを経由してその決闘中に使用するカードデータに載せてプログラムをサーバに入力し召喚プログラムを強制停止。計画は失敗に終わった。

とはいえ計画そのものが潰れた訳ではなく、一回目の試行が失敗したというだけであったため、改めて計画を完遂すべく遅れて現れた遊戯と決闘を開始。
イレイザー召喚からの生贄によるリセット効果、そしてアバター降臨によって終始優位に立つも、リバース3枚による真祖・オベリスクによりアバターを突破、破壊され、
邪神の気による精神汚染が消え正気に戻る。

対消滅の際に垣間見た生と死の地平でペガサスと再会するも、何も言わず去ってしまったことにショックを受け、サレンダーで終わらせようとする。
しかし月行の叱咤で立ち直り、ペガサスが見た自身の姿を知るべく決闘を続行したが、
遊戯のわずかなライフを1ポイントも削ることができない程の戦術負けを喫し敗北。
アバターのカードを破り捨て、計画に自らピリオドを打った。


なお、超神秘科学の力で闇のゲームの廃人を回復させたり兄の月行の精神を乗っ取ったりと、
千年アイテムの力も使わずにかなり凄まじいことをやってのけている。

が、例によって遊戯王ではよくあることなので気にしてはいけない。
後に原作次元の1年後でもどっかの社長が意識高い系(物理)になった結果かまさかまさかのことをやらかすことになる。


◆戦績

vs遊戯(1戦目)

R・A計画に遊戯を引き込むための決闘。ただしソリッド・ビジョンでの出張。
オシリスの天空竜の召喚を許すが、遊戯の「出し惜しみしてんじゃねーよ(極悪顔)」の言葉により夜行も自身のエース・アバターを召喚。
オシリスを一瞬で葬った後、夜行自身の意思でデュエルを中断。

ちなみにこのデュエルでアバターを召喚する際、
魔法カード「黙する死者」で生け贄要員を墓地から場に蘇生したのだが、
そのモンスターに対しては何故かオシリスの召雷弾が(強制効果なのに)発動しなかった。

ドジリスェ……


vs海馬

自社を乗っ取られて怒り心頭の海馬と決闘。
相手のモンスターを奪う戦術を取ろうとするが、海馬の二手三手先を行く戦術に圧倒される。

しかし、海馬が青眼の究極竜を召喚しようとした隙を突き、邪神召喚の生贄を揃える。
最終的に二体の邪神を揃え勝利。

ちなみに、海馬が調子に乗って融合せずに、
青眼で直接攻撃すれば、普通に勝てていた(原作では、融合召喚されたモンスターは、そのターンに攻撃できない)。
今回ばかりは青眼の究極竜のせいで海馬は負けてしまっている。


vs遊戯(2戦目)

Rにおける最終決戦。
神を生贄にした嫁のように邪神を生贄にする豪快な演出、強力なモンスターの応酬による一進一退の攻防は大いに見ごたえ有り。
終盤では闇遊戯に「表の遊戯は自分から可能性を奪ったお前を恨んでいる」と揺さぶりをかけるが、表遊戯は確固たる彼自身の回答を持っており、心理フェイズは失敗。
邪神消滅後、一度はサレンダーしかけるが、月行の言葉により立ち直り、遊戯と決着をつけた。


余談:名前について

公式の言及は一切ないものの、夜行&月行の天馬兄弟の元ネタは「遊戯王デュエルモンスターズ8 破滅の大邪神」と思われる。
このゲームで黒幕の「大邪神 レシェフ」に洗脳されていたペガサスが名乗っていた偽名が「天馬太陽」であったため、ここから連想する形で、事実上ペガサスの息子ポジションに当たるこの兄弟に「天馬」の苗字と太陽に関連する字が割り振られたと考えられる。


夜行「私は手札から魔法カード《項目編集》を発動!」

ド ン ☆

夜行「この効果により、液晶画面の向こうにアニヲタが存在する限り、項目を自由に追記・修正することができる!」

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最終更新:2024年02月22日 20:35

*1 そもそも遊戯との初戦の時点で、オシリスを前に生贄3体を揃えて見せている。

*2 原作におけるユニオンアタックやマジシャンズクロスが該当

*3 実際は闇バクラの手で殺害。遺体がないのは当時まだ疑いが強いため正体を隠す必要があった闇バクラが証拠隠滅したのだと思われる