有吉弘行

登録日:2010/08/10(火) 23:12:43
更新日:2024/01/02 Tue 14:21:42
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有吉弘行は太田プロ所属のお笑い芸人。1974年5月31日生まれ、広島県出身。

【来歴】
お笑いを志し、オール巨人の弟子となるが、僅か8か月で兄弟子と喧嘩し、謹慎を命じられる。
その後、無断でオール巨人の元を離れる(正式な破門はユーラシア大陸横断からの帰国後)。

その後、森脇和成とお笑いコンビ猿岩石を結成。1996年に「進め!電波少年」でユーラシア大陸横断企画に抜てきされ、企画が話題になり日本での人気が高まる。
日本帰国直後大ブレイクし、本(猿岩石日記)は250万部、CD(白い雲のように)は藤井フミヤに曲を作ってもらったことや相方の森脇が普通に歌が上手かったこともあって130万枚という大ヒットを飛ばし、経済効果は一説には2兆円と言われる(本人談)。
その後しばらくは森脇の歌唱力を活かして歌手活動を続けたり、小規模ホールが会場ではあったがミュージカルで主演をやったり(ちなみに猿岩石時代の恥ずかしい歴史として「白い雲のように」と「ミュージカル」はいまだに時々ネタにされる)と、大ブレイクに乗せられる形で様々なことにチャレンジした。
しかし、芸歴も浅いうちから企画モノで大ブレイクするという特殊な売れ方をしてしまった彼らは、芸人としての仕事にまだまだ不慣れだったため、ブレイクが過ぎたと同時に一気に転落。
ぱったりと仕事がなくなり、広島のローカル芸人と化した状態が長く続いた末に猿岩石は解散。低迷期に入る……










2007年8月23日放送のアメトーークで事件は起きた。
一発屋にならない方法を教える役で登場した有吉は出演者の世間のイメージを教えることとなり、
品川庄司の品川さん「おしゃべりクソ野郎」と発言し、スタジオは爆笑に包まれ再ブレイクのきっかけとなる。
(その際ケンドーコバヤシのみ「プロレスヒゲ野郎」と一人すべらされる)

これを「おしゃクソ事変」と呼ぶ。

この出来事をきっかけに彼は再ブレイクを果たし現在は複数のレギュラー番組や冠番組を持つ売れっ子になった。
ゴールデンタイムに番宣俳優などが出演せずほぼ芸人達のみのお笑い番組『有吉の壁』レギュラー化なども達成している。


【人物】
テレビでの傍若無人ぶりとは裏腹に、プライベートでは人見知りで口数は少ない。が、やはり性格はお察しのようだ。

あだ名の命名に代表されるように大喜利が得意で、内村プロデュースでの大喜利企画では毎回好成績をおさめている。

Twitterのフォロワー数は2014年当時では日本一で日本人として初めて300万人を突破しており、2019年現在は700万人を越えている。

なお、名前の読みは「ひろゆき」ではなく「ひろいき」が戸籍上正しい。


【代表的なあだ名】
ここでは印象的な有吉の付けたあだ名を羅列します。追記修正よろしく。

  • おしゃべりクソ野郎(品川庄司・品川)
言わずと知れたおしゃクソ、すべてはここから始まった。

  • クソすべり芸人(ペナルティ・ワッキー)

  • そつのないオカマ(藤井隆)
藤井の器用さ、コンスタントな芸風を悪意を込めて表現したあだ名。



  • 豚の死骸(ダチョウ倶楽部・上島)
土田「豚には似ていないが、豚の死骸には似てる。」

  • しぼりカス(ダチョウ倶楽部・肥後)

  • 短足天狗(ダチョウ倶楽部・寺門)

  • スタッフ殺し(とんねるず・石橋)
スタッフのことも容赦なく引っ張り出してイジる芸風から。

  • 元気の押し売り(ベッキー)
ベッキーの万人受けっぷりを気にくわない有吉。
後年、まさか「大体あってる」と判明するとは誰が予想しただろうか。

  • よく見りゃブス(ベッキー)
上記をポジティブに捉えて使う彼女に、まさかの二つ目のあだ名。

  • 脱走兵(矢口真里)
いいタイミングでモー娘。を抜けたから。

  • ワイプモンスター(矢口真里)
こちらもまさかの二つ目。バラエティに出過ぎなのを端的に表現している。

  • メスゴリラ(矢野・兵動の兵動)
兵動の見た目だけを完璧に表現したあだ名。

某ポスターにそっくりなのをそのまま表現。

シンプルイズベスト。もはや実も蓋もない。

"様"は敬意の表れとのこと。

  • 汁男優(南海キャンディーズ・山ちゃん)
いそうな気がしないでもない。
そんな彼も2019年まさか結婚するとは。

  • モンスターバージン(南海キャンディーズ・しずちゃん)
有吉本人がお気に入りのあだ名として挙げている。

  • 月9バカ(木村拓哉)

2014年に終了したあの番組のイメージが強い。

  • 油トカゲ(みのもんた)
黒光りかつやや爬虫類的な風貌から。

  • ブス界一の美女(大沢あかね)

  • R&B=リズム&暴力(和田アキ子)
多分アッコファミリーも満場一致だろう。

  • 楽屋の厄介者(オール巨人)
身なりや礼儀に厳格な性格を皮肉っている。
このあだ名をつけられた際、オール巨人は「謹慎や!」とツっこんでいる。


  • 二軍のボス(東野幸治)


  • 元気な大学生(キングコング・西野)
言われてみればまさにそんな感じがしてくるから不思議。
何気に芸人扱いされてない気もする。

  • スタッドレスタイヤ(ボビーオロゴン)

  • エロみっともない(misono)
姉がエロかっこいいでブレイクした影響か。

  • ヒステリック農業(高木美穂)
"農業"というのは、高木が1998年より栃木県に拠点を置き農業にも従事していることから。

  • 説明じじい(関根勤)

  • 哀しきモンスター(サンドウィッチマン・富澤)

  • 田舎のポン引き(サンドウィッチマン・伊達)

  • 筆まんじゅう(山田五郎)

麺類なのは彼が当時よくやってたネタからだろう。

  • カレーパン(大野智()

  • 屁理屈ガイコツ(千原兄弟・千原ジュニア)

2007年に本人のタバコの不始末が原因で自宅が火事になったことが由来。

  • 豚クラゲ(バナナマン・日村、柳原可奈子)
まさかの2人同じあだ名。ただし日村には「ポール・マッカートニー」、柳原には「人造人間19号」というそれぞれ別のあだ名もつけられている。

平野綾がバラエティタレントとしての活動を始めた時期、番組で共演した際に命名したものだが、反響はイマイチ。
そのせいなのか何なのか、彼女もタレントとしてはうまく軌道に乗れなかった。

  • ベースボールマフィア(清原和博)
厳つい見た目に番長という仇名を持っているので、的外れ感が全くなかった。
更に2016年に覚せい剤所持で逮捕されたため、一層マフィアというよりゴロツキ要素が増える事に。

  • マツコデラックス(元AKB48・秋元才加)
マツコ本人とは怒り新党で毒舌コンビとして長い付き合いに。

  • バカ手袋(DAIGO)
トレードマークである革の指なしグローブから。

  • 子どもの皮をかぶった子ども(芦田愛菜)
子供とは思えない実力、プロ意識、礼儀正しさからか。
芦田愛菜はその後も順調に成長を続けたが、(中学生なのに)ホントは60才?というCMを放映されるなど、世間も同じような印象を抱いているフシがある。

  • 二発屋(有吉弘行)
再ブレイク当時は自身のブームもそう長くは続かないと思っていたため自嘲的にこのあだ名をつけた。

ちなみに、あだ名に“クソ”がつく人は基本的に有吉が嫌っているor苦手な人物である。
最近は「あだ名をつけたくなるようなタレントがいない」との事。


【名言】

「お前地獄見たことねーだろ」
ごちゃごちゃ言うmisonoに言い放った。
ガチで生死の境を何度も彷徨わされただけに現実味がある。

「完全に言い訳がましい、うるさい、耳障り」
離婚により好感度が低迷した陣内智則を救済する企画で「いやでも俺ネタとかがんばってるし…」とプライドにしがみつく陣内に対してこの一言で切り捨てた。
さすがに陣内がかわいそうになった。
ただし、最近はロンドンハーツで陣内の浮気ネタに乗っかるなど評価はしているようだ。

「売れたことないくせにビンボー面するな!」
ビンボー談義する若手が「自分もビンボーですよw」と言った事に対して。

「知らないことを偉そうに言うなよ?知らないことは恥だからな!」
リンカーンの説教先生で『白い雲のように』を歌う事になり、歌詞に対して「あんまよう知らんねんなあ」とつぶやいたダウンタウン浜田に対して言った言葉。

「しょうもないなノコノコ出てきやがってお前。何の芸だ?何の芸が出来るんだ?見せてみろバカヤロウ」
とんねるずのみなさんのおかげでしたのムダ・ベストテンに登場してきたベッキーに対して息継ぎなしで放った暴言。横にいたアンタッチャブルのザキヤマが呆気に取られてか、有吉を呆然と見つめていた。
先述の「よく見りゃブス」というあだ名はこの時につけたもの。

「キャンドルすみこでエンタ待ち」
にしおかすみこの進路相談にて出た言葉。アドバイスというより標語に近い。

「お相伴に預かりたい」
アメトーークのプレゼン大会で、お笑い養成所では乱れきった性がそこにはあるのではと勝手に想像して非常にニヤニヤした表情で言った一言。

「いつまでライバルと思ってるんですか?もう全然違いますよ?」
2010年一発目のアメトーークにてはんにゃやオードリーと自分達を比較しまくるNON STYLEの二人に対して。

「リングに上がってこないバカ」
自分を一発屋と認めない芸能人を怒りながらこう評した。

上記の芸風で知られる彼だが、俺は悪口は言っても、陰口は言わない。といった名言を残している。
再ブレイクは起こるべくして起こったのだろう。

とんねるずと共演すると必ずと言っていいほどの確率で日本酒を飲まされ、渡哲也のモノマネを強要される。
「辛い。」(苦しそうな顔で)

また、熱々の小籠包を熱がらずに食べるという特技を持っているのだが、めちゃくちゃ熱そうに見える
ブルブル震えながら小籠包を食べる姿は是非一度見てほしい。



有吉「追記・修正しとけバカヤロー」

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最終更新:2024年01月02日 14:21

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