キングダーク

登録日:2009/07/22 Wed 22:28:50
更新日:2024/04/08 Mon 02:22:28
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出典:仮面ライダーX/東映/第24話「復しゅう鬼ジェロニモ!音もなく襲う!!」/1974年7月27日放送

キングダークとは『仮面ライダーX』に登場した大幹部。
アポロガイスト死亡後にGOD機関に着任した。

声:和田文夫(仮面ライダーX)、飯塚昭三(オーズ・電王・オールライダー、ガンバライド)

●目次

概要

身長:6m(26mとも言われている)
体重:5トン
武器:目から赤い破壊光線、指からミサイル、口から白い毒ガス

口癖は「よくやったと褒めてやりたいところだが、バカモノ!」

初登場は『仮面ライダーX』22話(21話には声のみ登場)。

GOD機関を新たに再編成した、GODの最高幹部。二本の角がついた兜を被り鋼の体を裏地が赤の黒いマントで包んだ巨人型のロボット*1
普段はアジトの奥で寝転がり、頬杖を付いている。
その体内に23話で南原博士が開発した、全ての物質をエネルギーに変換する「RS装置」をセットして暴れまわる予定であったが、
南原博士はすでに装置を完成させており、その使用を恐れて設計図を9枚に裂き、分散させてしまう。
このため、分割されたRS装置の設計図を奪還すべく、GOD悪人軍団を次々投入して、Xライダーと激しい争奪戦を繰り広げる。

26話で再生怪人を使ってXライダーの弱点を見抜いたりもした。

しかし、31話で痺れをきらせたキングダークはRS装置のセットを待たずに立ち上がり、Xライダーに自ら挑戦した。
実際の対決は最終話まで持ち越す。
RS装置いらないじゃんと言ってはいけない。
最終話では巨体を武器にXライダーを圧倒するが、口から体内に潜入される。機関砲などの防御システムやサソリジェロニモJr.が攻撃するも突破され、操縦していた呪博士が倒されると共に自爆装置が起動して爆発四散した。

なおキングダークの巨体は横になった姿の実物大セットが作られ、圧倒的な存在感を示した。


派生作品

ハヌマーンと5人の仮面ライダー

怪人サイズの姿で登場していた。スーツの造型が日本版の映像と違いすぎる。
元の映画『五人ライダー対キングダーク』でコウモリフランケンの起動に必要だった生き血はこの小さいキングダークが飲んでいた。
これでも能力は多彩で、死者を復活させたり、テレポートしたり、身体を固くしたり、巨大化して暴れたりで
仮面ライダー達と戦ったが、最期は巨大戦に駆けつけてきたハヌマーンによって……

仮面ライダーSPIRITS

なんと2号機が登場。
RS装置をセットした上で滝和也を生体CPUに無理矢理組み込んで起動し、真の力を見せ付けた。
しかし、空中から突然現れたZXのキックで首をもぎ取られてしまい、アポロガイスト合体するという離れ業でこれを凌ごうとするが
中に乗り込んだSPIRITS隊員達と神博士の遺志により滝は解放され、アポロガイストは分離。
水中に投げ落とされるも、アポロガイストを打ち破ったXの真空地獄車の前に散った
というか、真空地獄車で錐揉み回転していくキングダークはある意味ギャグでしかない。
(そんな場面が実現したのはこの戦いが水中戦だったため)
また、第一部では敬介のトラウマとして銀のドクロがキングダークの姿になっている。

ヒーロー総決戦

ボスの一人として登場した。
いつもの体勢でビームを出しまくっていた。
倒すと(プレイヤーキャラと比較して)全くサイズの合っていない呪博士が出てくる。

ザ・グレイトバトルⅢ

ボスとして登場。さりげにラスボス手前。
やはりいつもの体勢。乗っていたのはザンエル

ザ・グレイトバトルⅥ

シャドームーンが乗って暴れ回る。倒すためにヒーロー側もロボットに乗り込み格闘する。

AZITO2

ダイデンジンバルジオンを差し置いて唯一の版権巨大ロボとして登場。*2
質より量が重視されがちな悪側の兵器では珍しく性能が高く、拠点防衛において活躍してくれる。

劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー

こちらでは身長42m、体重1500tというウルトラマン並みのサイズ。
いつもの体勢じゃない。

大ショッカーーの最終兵器としてライダーたちをビームバルカンで紙屑の様に蹴散らし、仮面ライダーディエンドの召喚した仮面ライダーJと戦ってもなお圧倒する。
しかしJにディケイドのFFR形態・ジャンボディケイドライバーが合体して変身した仮面ライダーディケイド・コンプリートフォームジャンボフォーメーション(長い!)には
逆にタコ殴りにされてしまい、最期は全ライダーの力を結集したジャンボディメンションキックを受け爆散した。


デザインを『仮面ライダーTHE NEXT』で仮面ライダーやデストロン怪人のリファインを担当した出渕裕が担当。
アポロガイストと一緒にかっこよくなった。
因みにデザインが大きく変わったのにも関わらず、(その特徴的な外見からか)Xは一目でキングダークだと気付いていた。

漫画版ではシャドームーンが乗り込んで動かしている。

仮面ライダー バトライド・ウォー2

上記ステージボスとして登場。とてつもなくでかい。

オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー

幹部怪人達がほぼ敗れ去った後、満を辞して登場。

相変わらずデカい…と思ったら、それよりデカい岩石大首領ってのがいた。
オマケに大首領登場の際に発生した土砂崩れに巻き込まれて死亡するという完全な出オチをやらかしてしまう。
何気にマントを装備していたり、寝そべっていたりする。

仮面ライダーバトル ガンバライド

ステージマップの最終ボスとして登場。
スロットが全てゲキレツ扱いとなっており、先攻を取らないとゲキレツダメージで確実に行動不能になる。
必殺技は目から放たれる「破壊光線」
勝利するとキングダークがバトルサポーターに加わる。

シャバドゥビ6弾では、岩石大首領ステージで登場するが、上記のレッツゴー同様、奈落にのみ込まれる出オチをやらかした。

【裏技】仮面ライダーブレイブ

終わりなき闘争を望む浅倉らビーストライダースクワッドにガシャットを強奪するよう指令を下すが、
その正体はXと刻まれたジュラルミンケースを持つ男が作り出したホログラムだった。

ぱちんこ『仮面ライダーフルスロットル

エンペラーダークという後継機が登場。
ド派手な金色の鎧に身を包み、巨大なで攻撃してくる。  

仮面ライダー 11戦記

悪の組織ガイストが進めるKD(キングダーク)計画により製造された新たなキングダーク、ネオキングダークが登場。
3機存在し、ミサイルや放電、大砲などの機能が追加されている。
1号機にジェネラルシャドウ、2号機にドクトルG、3号機にブラック将軍が乗る予定だったが、
ブラック将軍の戦死により、ガイスト大首領が新たに用意した幹部が割り当てられる事になった。
だが仇敵V3がアジト付近を調べているのを監視カメラで目撃したドクトルGが独断で1号機に乗り込み、
さらにジェネラルシャドウが2号機に乗り込むが、3号機は1号に奪われる。
操縦には悪のプログラムのサポートが必要で、1号も汚染されかけるが精神力でねじ伏せ、性能を引き出せないながらも2号機と相打ちに持ち込み、
1号機もスカイライダーの重力低減装置を攻撃に利用する11ライダーの連携に敗北後、大首領がドクトルGを粛清するために落とした落雷によって沈黙する。
仮面ライダーが巨大ロボットを操縦するというのは『スーパーヒーロー大戦』シリーズの先駆け…かもしれない。



キングダーク
「よく追記・修正したと褒めてやりたいが、馬鹿者め!」

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最終更新:2024年04月08日 02:22
添付ファイル

*1 呪博士の頭部とキングダーク内部のコントロール室のコンピューターがコード等で接続されているため「サイボーグロボット」ともいわれる

*2 グランドバースとバビロスもいるが要塞扱いで変形しない