魔想志津香

登録日:2011/01/24(月) 16:18:39
更新日:2022/09/16 Fri 00:53:28
所要時間:約 6 分で読めます




魔想志津香Ranceシリーズの登場キャラクター。


概要

自由都市カスタムに住んでいた魔法使い。才能限界は61。
技能レベルは魔法レベル2。一時的にLv3になったこともあったが、結局戻ってしまった。

初登場はランス2。以後は4.xと5Dを除く作品全てに登場。アリスにょ、ままにょにょ、わいどにょにも参戦。

カスタム四魔女のリーダーであり、その実力は非常に高い。
ゲーム中では同じ魔法使いのシィルとは違った完全攻撃タイプの魔法使いで、高火力の魔法をバシバシ撃ってくれる。
ツンデレ(?)、長髪、緑髪、ぱっつん、魔女といった属性の組み合わせでファン人気も高い。人気投票では大体高順位だが戦国ランスでは圏外、シリーズ最後の作品では一位を取っていて有終の美を飾っている。
ファンからの愛称は魔想(まそー)さん。

実力こそ四魔女中トップだが、やや短気で自己中心的な性格をしており、人間嫌いも相まってリーダーに向いてはいない。
鬼畜王や戦国での部隊能力の低さも、これを表している。
その性格故に友達は同じ四魔女のマリアぐらいである。ちなみにランスの事は大嫌い。殺そうとしたことさえある。

彼女の生きる目的は『復讐』
母と父の仇、チェネザリ・ド・ラガールを殺害することが彼女の悲願である。


ランスとは腐れ縁。志津香の行く先にたまたまランスが居るというのがお約束。ランスとの縁を切りたがっているが、どうにも切れない。
親友のマリアがランスにベタ惚れなので、それに付き合って仕方なくランスのパーティ入りするというのもお約束。
セックスを求めるランスに対して、炎の矢や粘着地面で対抗するのもお約束となっている。
正史はもちろん、外伝の鬼畜王でさえほぼデレたことは無い。ファンからはデレの無さをツンツン魔想さんと呼ばれ親しまれている。



各シリーズでの活躍(ネタバレ有り)



過去

4歳の頃にラガールに父を殺され、母を誘拐される。以後は復讐を誓い、魔法使いラギシスに弟子入り。
Aクラスの才能の為、めきめきと力を付けた志津香はカスタム四魔女のリーダーとなる。
ラギシスの下を卒業する際に贈られたフィールの指輪が、精神を操り魔力を奪う魔法具であると気付いた彼女は、ラギシスに反逆し、彼を殺害した。

ランス2

カスタムの街を陥没させた張本人。
フィールの指輪の真実に気付きラギシスを倒したが、指輪の影響で目的のためなら手段を選ばない非道な性格になっている。
女の子を攫って力を蓄え、過去に行こうと画策。カスタムを地下に陥没させ、洞窟を迷宮化。計画実行の準備をしていた。
念願叶って過去へ跳躍するが、父を救う前に後を追ってきたランスに敗北。犯されて処女を失ったことで指輪の力も失い、現代に連れ帰られた。
その後、復活したラギシスを倒すためにパーティーに加わり、ランスと共に彼を再度倒した。

余談であるが、ボスとして登場した時の彼女には悪口が非常に有効。悪口を言えば言うほど、どんどん能力が下がっていく。

ランス3

ヘルマン帝国の侵略からカスタムを守るために戦っていた。
ランスとはレッドの街の解放を条件に再びエッチをする羽目になる。
テラナ高原で仲間とはぐれた際、魔人アイゼルに一目惚れをされ、彼に助けられた。
この事からアイゼルには複雑な感情を抱いていたようだが、ランスが提案した『裸でアイゼルにプロポーズして隙を作る』といった作戦に協力し、アイゼルを倒した。

ランス4

ランス捜索隊に参加。イラーピュでランス達と合流したが、最初はパーティーに加わらず、結界の中に籠もって魔法の研究を始めた。
魔法使いしか通れない結界の効果で、ランスに邪魔されず研究を続け、潜在魔法力を引き出す聖魔教団の秘宝の実験を行った。
しかし、ランスがニセ魔法使いの服を着たことで結界を突破され、儀式の邪魔をされた挙げ句犯される。
そのせいで儀式は不完全なものとなり、一時的に魔法レベル3になったものの、戦闘をする度に経験値が減っていき、0になった時点でレベル2に戻ってしまった。

鬼畜王ランス

リーザスがカスタムを占領すると自動的に部下に。
部下になった状態でゼスとの戦争が始まると、ラガールが送った念波をキャッチする。
この際にシィルがいると、ランスが念波の内容を知り、志津香とラガールの決闘に介入することが出来る。
この条件を満たさなかった場合は、ラガールに犯された後ピカの材料にされてしまう。これが不幸条件。
ナギの塔攻略戦で志津香を出すと、ラガールの娘ナギと志津香の2択を迫られる。
ここで志津香を選び、ハーレムで4回Hをし、且つマリアが生存していると、リーザスを去る。これが幸福条件。

一方、ナギを選ぶと利害の一致からリーザス軍を去ってしまう。
魔法研究所で志津香の強化を行っていなかった場合、単純な戦闘力はナギの方が高い上に、
ナギをハーレムで呼ぶことで得られる経験値が最高の為、2択でプレイヤーに捨てられる場合も多い。

ランス6

マリアと共にゼスの博物館に来ていたところでランスと再会。マリアがレジスタンスに参加したため、仕方無く付き合うことに。
その後、ランスにラガールの捜索を依頼。ついにラガールと対面したが、彼はナギの手によって上半身だけの体になっていた。
ナギから決闘を迫られるが、彼女が異父妹と知ったことで本気を出せず敗北。ラガールの前でナギに陵辱され意識を失ってしまう。
意識を取り戻した後、ラガールはランスの手によってさっくり殺されてしまったことと、妹のナギもランスに犯されどこかへ行ってしまったことを聞かされる。
自分の復讐が終わってしまった一方で、ナギからは復讐相手として付け狙われるようになってしまった。

また、ランスの運命の女であることも判明。
電卓キューブに自身のSランク武器があることを夢のお告げで知ったが、入手のために同行が必要な運命の相手がよりにもよってランスであった。
手に入れたSランク武器はクリスタルロッド。カラーのブルークリスタルを使って作られた強力な杖。

今回はランスにセックスを迫られた際にラガールの件もあってキスのみ許可。
さらに心の中でランスをかっこいいと評するといった珍しいデレを見せるが、そのまま強引にセックスにもちこまれたことで、そのデレはすぐ消えてしまった。

戦国ランス(ランス7)

パッチでの追加キャラ。ナギのトラップでJAPANに飛ばされてしまった。
目を疑うステータスの低さに加え、関係が険悪より上にならないという不遇っぷり。
当初は正史なのかはっきりしなかったが、後のランス10を見るに正史である模様。

ランス・クエスト マグナム(ランス8)

マルグリット迷宮でイベントを起こしてクエストクリアで仲間になる。この時、ランスがPTにいるとイベントが出ないところが魔想さんらしい。
前作とは対照的に、圧倒的な初期スキルと魔法の才能の高さにより、ソーサラーの中でも最強クラスである。
マグナムでは、二色の破壊光線や専用武器クリスタルロッドの追加に加え、ご無沙汰だったHシーンも追加されるなど優遇。

ランス9 -ヘルマン革命-

序盤でランスとばったり出会い、いつも通り仲間になる。
やはり味方の魔法使いとしてかなり優秀な性能だが、それよりも今作には重要な要素がある。
メインヒロインのひとりとして扱わる彼女だが


ついにデレた


なんとランスにセックスに誘われて自分から向かうなど、これまででは考えられないくらい関係が近くなった。
また今作では、志津香がランスのことを憎からず想っていることをはっきり明言しているシーンが有る。
「(ランスには)死んでほしくない」という台詞まであり、彼女にとって、いつの間にかランスは殺してやりたいくらい憎い対象から、
心のなかでかなり重要な位置を占める男になっていたようだ。

余談だが、今回のランスは志津香にかなり本気で口説き落とそうとしている。
例)
  • 「女なら誰でもいいわけじゃない。大抵の子は一発やったら飽きるしな。でも志津香はまたやりたくなる。全く飽きない。」
しかし彼女はランスの口説きになかなか応じることはない。
心が決まっていても、生来の素直になれない性格と、親友マリアがランスを愛していること、
そして自分を憎む異父妹ナギのことを思い、自分に幸せになる資格などないと考えているようだ。

終盤、ナギとの決着を付けるために一人で果たし合いへと向かう。
復讐心の塊となった異父妹ナギとの決戦時に無抵抗で死ぬことも考えていたが、ランスの助けにより一命を取り留める。
しかし、ナギの身体は命を蝕む超魔獣化による反動で崩壊を始め、もはや余命わずかとなっていた。
姉への羨望、妬み、恨み、僻み、憎しみ、そして奥底に抱える本当の願い、愛情が、家族が欲しかったことを吐露するナギ。

「もう……止めましょう、こんなこと……」

「もしも……どこか、で……なにかが違えば……わたし……」

「わたし、達は……きっと」

「わたしたち、普通の姉妹になりましょう……」

「全てを、最初からやり直しましょう」

「私の体も、私の幸せも……全部、あんたに分ける……」

直後、二人の身体がまばゆく光り輝き、そして……





縮んでしまった!!





なんということでしょう。姉妹揃ってロリ化してしまいました。しかもナギは過去の記憶を無くした状態で。
ミラクルによると志津香は分裂魔法という、ナギの魂を一旦自身に取り込んだ後、
自身の肉体の半分を新しい体としてナギに分ける大魔法を行使したとのこと。
本来は魔法Lv3のミラクルでもリスクの高い魔法だが、何はともあれ無事に成功した。
ミラクル曰く「愛の奇跡だ!」らしい。
(なお、死の間際にナギも協力したお陰で成功したのではないか、と真面目な考察もしている。)
生まれ変わったナギは元が信じられないほど天真爛漫な性格になり、何故かランスによくなついている。

志津香ルートはエンディングが2パターン用意されており、無事大人に戻るエンディングも存在するが、真エンドを加味すると子供のままが正史である。



ランス10 -決戦-

元の記憶をほとんど失い、天真爛漫になった妹ナギに翻弄されながらも穏やかな日々を過ごしていたが、魔軍の侵攻がはじまり、自由都市方面の防衛に就いている。
ランスとの仲はこれまで同様、憎まれ口をたたきつつも互いに深く信頼し合っているようで、ランスに『ナギには父親のように振る舞って欲しい』と頼んでいる。
一方、志津香自身もランスに対して父性を感じており、ナギ共々娘扱いされて満更でもない様子。

ネタバレ注意
+ ...
15年後が舞台となる第二部にも登場。
再び大人の女性になり、ナギと共に行く当てのない旅を続けている。
これは魔王ランスが時折自分やナギとセックスをしに現れるため、一処にとどまれないのが原因。
そのせいで「魔王の愛人(情婦)」と呼ばれてしまっているが、本人の前でそれを言うと(当然ながら)キレる。
エール達と出会い、魔王ランスの子を集めて魔王を倒す旅に同行するが、
才能限界∞というランスの血筋を受け継いだ子供たちの前ではさすがの志津香&ナギも置いていかれる、
ということはなく最終的なレベルは260。明らかに志津香の才能限界を超えているが、ちゃんとした理由がある。
実はヘルマン革命の途中、志津香はランスとの子を妊娠していた。*1
胎内の子は既に魂を持っていたが、ナギと共に行った分裂魔法によって二人の魂と混ざりあい、二つに分かたれた。
そして、ランスの子の特性である才能限界∞を志津香とナギが引き継いだ。
つまり、志津香とナギは特殊な関係ながらランスの子であるとも言える。
ただ、ランスの子供に共通して遺伝している、ランスらしい言動や見た目は受け継がれておらず、胸が以前の大人時代より大きくなった程度。
死にかけだったナギの魂を補う形で、子の魂の大半がナギの新たな魂の素になったため、ランスの子としての特徴はナギの方に濃く出ている。

エピローグでは姿を消したランスを追い、ナギと共に旅を続けていた。

ちなみに、9で見せたデレに対し、今作ではどうなったかというと……

「そう、よ……ランスと、離れたくない、の……!もう嫌なのよぉ……!」

「ず、ずっと一緒にいたいの……!ずっと、近くに……!やああっあっ……!もっと……もっと……近くに……!」

「ランス、ランス……!ひっ、んああ、好き……!好き、ランス……ああっ、大好き、あっ、あっ……!」

完全に堕ちてます。ありがとうございました。


ランス「志津香ー!追記修正してやるからセックスさせろ!」

志津香「炎の矢」

ランス「どわー!?」



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  • 魔想さんにはデれて欲しくなかったな個人的に。 -- 名無しさん (2017-01-07 15:38:30)
  • まあなんだかんだランスには世話になってるし、多少はね? -- 名無しさん (2017-10-20 12:56:10)
  • そもそもシリーズではちょいちょいデレあるから、「デレない」ってのが誤解なんだよなぁ(それこそ3からそういう要素はある) -- 名無しさん (2018-05-04 03:14:12)
  • 劇中で20年以上たってようやく完全にデレたという… -- 名無しさん (2018-05-27 21:25:08)
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最終更新:2022年09月16日 00:53

*1 避妊魔法をうっかりかけ忘れていた