大葉健二

登録日:2012/03/18(日) 19:17:39
更新日:2024/03/03 Sun 00:31:50
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「大葉健二」とはアクション俳優でありイベント会社の代表取締役でもある。JAC一期生の1人で、千葉真一の直弟子。
愛媛県松山市出身。


高校を中退して上京、JACに入所。本名の高橋健二でいわゆる中の人(スーツアクター)としての修行を積む。
前任の金田治氏から引き継いだキカイダー、アクションが大野剣友会からJACに変更された後の『秘密戦隊ゴレンジャー』のアカレンジャーが主な代表作。


そんな中の人オンリー時々端役人生に転機が訪れるのは『バトルフィーバーJ』でのことだった。
バトルケニア/曙四郎としてレギュラー俳優デビューしたのである。ただし、「中の人役も同時に」である。
長いスーパー戦隊の歴史の中でも俳優と中の人を兼ねた例は数えるほどしかないが、これは大葉氏がレジェンドと言ってもいいだろう。
(仮面ライダーでは藤岡弘、という例があるが、撮影中の事故で重傷を負い途中からスーツアクターは別人になっている。佃井皆美さんも俳優と中の人両方をこなしていたが、中の人は時々違う人に任せていた。)
その時に、師匠の千葉真一から一文字頂いて大葉健二と名乗るようになる。


三枚目な演技と野性的な顔で人気者となった。
そして、次のスーパー戦隊シリーズ「電子戦隊デンジマン」でもデンジブルー/青梅大五郎として俳優と中の人を兼ねることになる。


そして、メタルヒーローシリーズの記念すべき第一作『宇宙刑事ギャバン』のギャバン/一条寺烈役で初の単独主役という、
まさにどこぞのサラリーマン出世マンガのような道筋をたどる(ケニア四番手→デンジブルーはサブリーダー→ギャバン単独主役)。
さすがにこの時は中の人を一緒にやることはなかったが、その分一条寺烈としてのアクションのキレの良さは今でも高評価を受けている。

しかし母親の看病のために1987年に故郷の愛媛へ帰り、新たにイベント会社でサラリーマン生活を始めることになる。
その時にアクション劇団を立ち上げ、数人の弟子をJACに推薦している他、『世界忍者戦ジライヤ』や『仮面ライダーBLACKRX』にゲスト出演している。

そして『忍風戦隊ハリケンジャー』のゲストを皮きりにして数作のスーパー戦隊にゲストとして出演していたが、
まさかのギャバン30周年で映画『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』で世界観を超えてコラボ出演。
アクション俳優としてまだまだ現役というところを見せ付けた。
ちなみに映画『キル・ビル』で監督のタラちゃんことクエンティン・タランティーノ氏に「『影の軍団』のスキンヘッドがセクシー」とラブコールされ師匠と共にハリウッドデビュー済。



●余談
  • エヴァンゲリオンを知ってたり今のライダーや戦隊物を見ている、という発言があり、
 実は素でアニメや特撮(子供向け番組)が好きなのではないか?と思わせる節もある。
(趣味に絵というのがあったりスーツ自作したりしてるという証言もあったりするんだぜ…)
  • 香川県のローカルヒーロー『未来環境防衛隊ドラゴンマン』の監修も行っている。 



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最終更新:2024年03月03日 00:31