広瀬裕

登録日:2012/03/02 Fri 02:07:26
更新日:2022/07/10 Sun 19:40:59
所要時間:約 3 分で読めます





広瀬裕(旧芸名:広瀬匠 / 本名:広瀬和久)は、昭和から平成にかけてのスーパー戦隊シリーズで数々の悪役を演じた俳優。
東京都出身。
端正な顔立ちをしている事から、「美形悪役」の代表的な一人とされている。



○悪役に至るまで

高校の時にやっていた器械体操を活かしてスタントマンを志したが、東映テレビ・プロダクションに入った縁から俳優に転身した。
その後、戦隊シリーズには『超電子バイオマン』から端役で出演していたが、『超新星フラッシュマン』のオーディションでレッドフラッシュ/ジン役を受けるも落選。
しかし、そこで同作のメインプロデューサー・鈴木武幸Pの目に止まり、敵幹部のレー・ワンダ役に抜擢された事で悪役人生のスタートを切る事となった。

正にオーディションを受けた役と真逆の役が回ってきたが、当時サー・カウラー役で共演し、後に『超獣戦隊ライブマン』でも共演した中田譲治氏によると、
「彼は非常に礼儀正しい好青年で、正義の側にいても全く不思議ではなかった」との事。

この『フラッシュマン』の共演で広瀬氏は中田氏に兄事し、『ライブマン』で再び共演した際には収録後にビリヤードや飲みに行っていたそうである。
その後も『鳥人戦隊ジェットマン』での帝王トランザ、『五星戦隊ダイレンジャー』での魔拳士ジンなど一癖も二癖もある悪役を好演する。
そして今度は『勇者指令ダグオン』で声優として、今度はお互い正義の側で三度中田氏と同じ作品に参加している。
同じエピソードに参加することはなかったが、中田氏は主人公の上司、広瀬氏は頼れる仲間としてそれぞれ物語を動かすキャラクターを演じた。
監督が『ライブマン』のファンであった事もあり、監督からは当初、「ファイヤーエン/大堂寺炎役にぜひ広瀬さんを起用したい」と推薦されていた。

ちなみに前者の「帝王トランザの栄光」で虚ろな目つきでよだれを垂らしている衝撃的な映像があるが、あのよだれは広瀬氏の完全なアドリブ。

そして魔拳士ジンを演じた際にはこれまで演じた悪役にあまりなかった人間的な部分を演じられるのが嬉しかったそうで、
また年齢的に考えてこれが最後の役だろうと思い悔いの無いようにと気合いが入ったと語っている。
そして脚本家の井上敏樹氏に「今度の役は最後に改心させてくれ」と直訴したそうで、これで退場する回のとの共闘が実現した。

その後も井上脚本、白倉伸一郎プロデュースの作品に何かと参加することが多く、『超光戦士シャンゼリオン』や『仮面ライダーアギト』にも出演したが、
ご本人的には魔拳士ジン役で一区切りついており、それ以降は良い意味で自然体で演じられたそうである。
ちなみに、自身にキザな役柄が多く巡ってくる事に対しては「ああ自分とは違う!と思いつつもついノリノリで演じてしまう」と冗談めかして語っていた。

『ライブマン』で、学生服姿から全力疾走しながら服を脱ぎ全裸で海に飛び込むという正に体を張った演技を見せた事がある。

現在は第一線から退き、自身で立ち上げた芸能プロダクション『オフィスカレント』で俳優、タレントの育成に専念しつつ、ドローンパイロットとしてテレビや映画の空撮映像の撮影も行っている。


○主な役





Wiki篭り…俺の項目を追記・修正してみろ。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • スーパー戦隊シリーズ
  • 俳優項目
  • 俳優
  • 広瀬匠
  • 東京都
  • 戦隊悪役の中の人
  • 戦隊悪役
  • 伝説の男
  • イケメン
  • 美形悪役
  • Mr.戦隊悪役
  • 五十路
  • 広瀬和久
  • 広瀬匠
  • 広瀬裕
  • レー・ワンダ
  • ドクター・ケンプ
  • トランザ
  • 的場陣
  • オフィスカレント
  • ナルシスト役が似合う人

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2022年07月10日 19:40