土を食うもの/Terravore(MTG)

登録日:2010/11/10(水) 05:12:55
更新日:2021/01/07 Thu 22:43:34
所要時間:約 2 分で読めます




マジック:ザ・ギャザリングに登場するカード。
のクリーチャ-。オデッセイに収録され、レアリティはレア。

以下カードテキスト。

土を食うもの/Terravore (1)(緑)(緑)
クリーチャー - ルアゴイフ(Lhurgoyf)
トランプル
土を食うもののパワーとタフネスは、それぞれすべての墓地にある土地カードの数に等しい。
★/★

オデッセイで登場した「〜を食うもの」というルアゴイフのサイクルの1つ。

黒の死を食うものは黒除去耐性があるため強力だが、このカードも除去へのサポートさえしてやれば回避能力持ちな上一番サイズを膨らませやすく、フィールドコントロールも兼ねるため凶悪である。

ハルマゲドン抹消/Obliterateなどの土地リセットボタンと相性が良い。
例えば土地が1つでも墓地に落ちていて(土地が墓地に落ちてなければ出した瞬間に即死するので)、合計7マナ以上貯まった時に、こいつを出してからハルマゲドンをぶっぱなせば、お互い土地が無い状況でこっちには最低14/14のトランプル持ちがいる。というとても有利な展開となる。
《ハルマゲドン》ならば
1ターン目 土地置いてマナクリーチャー
2ターン目 土地置いてマナクリーチャーからのマナも含めて土を食うもの
3ターン目 土地置いてマナクリーチャーからのマナも含めてハルマゲドン
こう動くだけでお互いの土地はなくなり、自分だけマナクリーチャーと最低3/3大抵5/5か6/6あたりのデカブツが残る。大抵そのまま勝てるだろう。フェッチランド環境なら更に大きくなっているかも。


こらそこ!対抗呪文撃っちゃえばいいとか言わない!ロマンのわからない輩はシヴ山の火山にでも叩き込んでやる!
だが、この環境にはこのルアゴイフと非常にかみ合うカードが収録されていた。
普通は各色マナだが生け贄にする事で好きな色のマナを出すコモンの土地シリーズ、そして白のソーサリー「平等化」である。

平等化はパーマネントの数を少ない方に揃えるソーサリー。
これにより上記の土地シリーズからの青白コントロールで相手の行動を阻害しつつマナが揃えば緑マナを出し、平等化でパーマネントを全て除去した上で余ったマナからこれを召喚する…というデッキも登場した。

タイプ1やジャパンクラシック環境なら「天秤」という選択肢も…アリだーー!!!
が、こちらはパーマネント全体でなくパーマネントの種類(全てではないが)を参照し、手札も枚数を揃えるのでコントロールだと手札を減らしてしまう可能性がある事に注意。

墓地にある土地を参照する能力ゆえ、カスレアとして有名な泥穴/Mudholeがまともに作用する数少ないカードとして度々名前が挙がる。半分しか効かないとか言っちゃダメ!


デュエル・マスターズ第6巻の正月番外編にて登場

抹消/Obliterateで場をリセットした3ターン後に主人公の切札勝舞がフィニッシャーとして召喚した。



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最終更新:2021年01月07日 22:43