登録日：2012/11/11 Sun 00:30:01
更新日：2022/03/15 Tue 21:32:59
所要時間：約 5 分で読めます
2012年に週刊ヤングジャンプに掲載した読切作品。作者は敵は己の中にいると悟った
大亜門で他の青年誌掲載作品と同様に単行本には未収録。
伝説のヒロイヤルシティーから7年半ぶりのヒーロー物だが本作はヒーローが活躍するのではなくヒーローに変身できる商品を売ろうと職人が奮闘していくギャグ漫画。
ジョジョの奇妙な冒険連載25周年とはやっぱり無関係。
大亜門は同人誌を出す程
TIGER&BUNNYにハマったようで本作の内容にもその影響が見られる。
同人誌については大亜悶名義、全年齢対象のギャグ漫画だが一般向け指定がないので女性向け指定になっている。
週刊少年ジャンプ連載時の会議で下ネタとパロディを自重するように何度も言われた影響で本作は無意識に抑え気味になってしまったと話している。
むしろ
太臓もて王サーガでは読者に言われる前に自分で
荒木飛呂彦に謝れとツッコミを入れる程どちらも酷くなっていたが。
◆登場人物
「へ…変身!」
有限会社おおつがい製作所に住みこみで働いている見習いの英雄職人で本作のツッコミ。怪しい所はM気質がある事とロリ巨乳が好きな位で他は普通のもやしっ子。
「正義を愛する心に上品も下品もない 俺はそう思っている」
おおつがい製作所をひっそりと経営している英雄職人。見た目は前作の
ジェノスに似ているが
ドラえもんの要素は消え
星の白金のみになった。
本作の
陰毛、
金玉要員でもありそれらはカラー扉で見れる。
本当に変身できる変身ベルトという大発明をしたのに
悪人としても使えるよう色んなニーズに応えようと考えすぎているせいで結果を出せないでいる。
ゴーグルを着けており見た目は緑色のおっぱい。
「私も金持ちみたくサルの脳みそとか食べたいよ!」
真人の娘。ロリ巨乳の容姿は浩一の好みだが言動は父に劣らず滅茶苦茶。
もやしばっかりの貧乏生活にこりごりしており、売り上げが無ければ浩一を追い出そうとする。
浩一、真人、あきらの名前は子門真人からきている。
「おなかすいたんですけどーー」
「私もなんですけどーー」
太臓にも登場していた「〜ですけど」が口癖の二人組。4コマしか出てないんですけど。
◆市議会議員の奥さん
「こんな道の真ん中で何をしてるんですか!常識を考えなさい!」
許可を貰って宣伝をしているおおつがい製作所に対し突っかかる相手にしたら面倒な人。
お近づきのしるしに美味しいカレーを食べた。
◆登場ヒーロー
真人が作った目玉や骨が出てる不死身のヒーロー。
子供に見かけだけで判断しない教育のために作られた。
通称ダイダニ。
視聴率40%越えの同名人気ドラマに登場する犬とおじさんのコンビ。
ダイアーさんのスポンサーは集英社で稲妻十字空烈刃を使う時に股を広げた際に股間に書かれてあるヤンジャンのロゴを見れる。
ダイダニに便乗して真人が考案したオリジナルヒーロー。
通称タイバニ、デザインは桂正和に依頼する予定だったが浩一により没に。
あきらがデザインしたコンビのヒーローでコンセプトはもうひとりの兄弟。顔は尻になっている。
下に見てたヤツが実は兄貴だった設定だから弟の方が強い。
真人はANAに売り込みに行ったが断られた。
変身ベルトの宣伝の為に浩一とあきらがそれぞれ変身した姿。
どちらもパワーは常人の1割増で巻き貝モチーフのウィンコーは
ウンコみたいな見た目と裏腹に衛生的、アナキョーダイの弟を流用したマムは尻のような顔から同誌で
華麗なる食卓が連載していてもお構い無しに美味しいカレーを出すことができる。
そして何かを感じ取ったのか華麗のふなつ先生は扉絵の
間違い探しでひっそりとウンコを描いた…。
- おじさんとおばさん
- 女子アナと野球選手
- Twitterと飲酒運転
コンビの組み合わせの面白さを重視して考えたはいいがヒーローから離れていき没。
大亜門が作中でマジでネタにした人気作品。コナン以外は集英社の漫画雑誌で連載経験がある。よくネタにできたな…
◆本作の結末
Twitterを利用して街中で自社宣伝を始めたおおつがい製作所。
マム&ウィンコーに変身した浩一とあきらは観客にツッコまれながらも宣伝は成功するように思えた。
しかし市議会議員の奥さんが変身後の名前と容姿からマムを肛門、ウィンコーをウンコだとクレームをつけしまいには変身ベルトもインチキだと言い張る。
真人はその発言に怒りウィンコー(winkle)はヨーロッパタマキビガイの意味で巻貝をモチーフ、マムはそのまま花の菊をモチーフにしたと反論し、一概に下ネタだと言えなくなったおばさんは何も言えなくなる。
それだけでは終わらず、引こうとしたおばさんを真人は引き留めてマムの穴から
カレーを出して
食わした。
なおウィンコーのモチーフは巻貝ではなくウンコでベルトにもウンコマンと書かれている事に浩一は気づいていたが、真人のウンコと言わなかったしたたかさが現実で正義を貫くために必要だと納得した。
追記・修正お願いします
最終更新：2022年03月15日 21:32
