真中合歓

登録日:2011/11/17(木) 20:15:47
更新日:2019/02/08 Fri 11:32:52
所要時間:約 6 分で読めます




これは契約のキス。

この項目はネタバレを含みます。原作未プレイの方は閲覧非推奨。


真中合歓(まなか ねむ)は、CLOCKUPより発売中の18禁アダルトゲームeuphoriaのヒロインの1人。ゲームシステムなどは当該項目参照。

CV.青空ラムネ
Height:168
B/W/H:85(D)/58/84

主人公である高遠恵輔のクラスメイト。
成績はトップクラスだが人を寄せ付けない雰囲気をまとっている高嶺の花である。
ゲーム冒頭で恵輔が死体に欲情する異常性欲者であることを知り、秘密を守ることと引換に何かにつけて彼を脅すことになる。どことなく女王様気質っぽい。

デスゲーム開始後も凜音と彼女だけは落ち着いており、さらに凜音とは違って状況を楽しんでいるフシがあるのだが……
以下ネタバレ(原作未プレイ者は引き返すべし)











































実は六慶館学園でのデスゲーム全てを仕組んだ黒幕である。
セックスによるデスゲームをクリアした恵輔達だったが、地上に出て目にしたのは女生徒はレイプされ、逆らった生徒は全て虐殺される世紀末と化した学園だった。
そしてその世紀末な学園の独裁者が真中合歓その人である。
学園の生徒全員には恵輔たちが装備していたのと同じ首輪が装着されており、合歓の意思一つで殺すことも記憶を奪うことも体を操ることも可能。

また、首輪が使えなくなった際の守備も万全である。
凜音率いるレジスタンスが首輪を外して反乱を起こした際には謎の黒スーツの女が合歓を守るように現れ、数で圧倒的に優っていたレジスタンスを壊滅させた。
正体は謎に包まれているが、言葉を一切話さないことや、人間離れしている戦闘力を持つこと、合歓の命令により動くことが確認されている。
合歓を殺せば学園のトップになり変われると知った恵輔は、やむなく凜音たちと協力。打倒合歓を目指して行動する。
(以下物語の核心に迫るネタバレがあります。これからプレイしようと思っている方は絶対に見ない事!)




































というのは嘘で、実は恵輔の幼なじみである。


幼なじみである。

大事なことなので2回言いました。

既に帆刈叶の項を読んだ方にはお分かりかと思うが、真の黒幕は叶であって合歓は黒幕を演じていたに過ぎない。

元々合歓はデスゲームを企画した組織のプロジェクトである「幸福な夢を見る機械」のコアとなった女性のクローン、すなわちスペアとして生み出された。
この機械の原理は、心内風景を限りなくリアルに構成できるコアに夢を見たい人間が接続すると望むままの夢を見る事ができるというモノ。
そして「幸福な夢のためには絶望が必要」という謎理論により、合歓はこれまでに沢山の絶望を見せられてきた。
(彼女を絶望させるのも、今回のデスゲームの目的である)

現在稼動しているコアは酷使されたせいで廃棄寸前になったため、スペアである合歓が招集されることになった。
だが合歓は最後の望みとして「学校に通うこと」を願い、組織もそれを快諾する。

外の世界へ期待を膨らませる合歓だったが、転入した六慶館学園で運命の再会を果たす。それが主人公の高遠恵輔である。
恵輔は過去に六慶館学園や地下研究所のある敷地内に秘密基地を作っていたことがあり、脱走した合歓とそこで会っていた。
星を見せ、猫と触れ合わせ、飴ちゃんをあげる。
ただそれだけの付き合いだったが、世界中のあらゆる悲劇を見続けてきた合歓にとって、それはかけがえのない思い出だった。
恵輔も合歓のことをバッチリ覚えており、転校初日に意気投合…というより彼氏彼女のような関係に。
恵輔と同じ天文部に入って残り少ない学園生活を謳歌する…


はずだった。



一件の校内放送によって。学園は生徒同士が殺しあう地獄へと変貌する。
天性のサバイバルセンスを持つ恵輔は合歓をかばいながら生き残り、「校内放送をした奴=黒幕じゃね?」という安易だが確実な推理に基づき放送室を目指す。
案の定放送室にはバリケードが張られていたのだが、恵輔はそれを突破し黒幕を撃破…とはいかず、待ち構えていた帆刈叶の凶弾に倒れてしまう。
合歓を学校に通わせた時点から、彼女に新たな絶望を味あわせる計画は始まっていたのである。

組織の研究者で、合歓のお目付け役でもあった叶に対し、合歓は恵輔を助けるよう懇願。
叶は「ある賭けに勝ったら助けてやっても良い」と提案し、合歓はそれを了承した。
その賭けの内容は、


恵輔に殺してやりたいほど恨まれること


である。

賭けのため、恵輔の記憶は叶を幼馴染としたものに改変されてしまう。
愛する人との思い出を他の女(外道・年増)に奪われ、憎悪を向けられるというあまりにも酷い仕打ち。

それでも合歓は、恵輔を助けたい一心で彼を脅し、仲間の輪を乱し、学園の独裁者として君臨。
女子生徒を自由にレイプできる法律を制定し、凜音をコンクリに埋め込んで肉便器にしたり、蒔羽を公衆の面前で脱糞させたり、
多分私怨で叶に男子生徒の使用済みパンツをクチュクチュさせる洗濯機プレイを強要したり……
やり過ぎな感じがしないでもないが、全ては恵輔を助けるためと考えれば、一概に悪とは言いづらいだろう。きっと一番つらかったのは合歓である。

健闘の甲斐あって、最終的には恵輔に首を閉められ死の一歩手前まで行く(首輪の防衛機能で、合歓が死ぬ寸前に恵輔の意識はシャットダウンする)。
その後は組織の研究所に戻り、コアとして試験運用を開始する。恵輔が目を覚ますのはこの辺り。
叶の恩情で合歓との面会を許された恵輔は、マトリックスのアレみたいな雰囲気の機械に意識を接続し、電脳世界の合歓に会いに行く。
自分と一緒に永遠の幸福を生きようと主張する合歓に対し、恵輔はこれを拒絶。あくまで人間として合歓を迎えに来ることを誓い、彼女の心中風景から脱出する。

恵輔が扉をくぐって合歓の心から抜け出すシーンは作中屈指の燃えシーンである。
BGM、CG、全てにわたる凝った演出で脳汁やら涙やらがあふれることうけ合いなのでぜひ一度プレイして欲しい。
合歓と決別した恵輔は葵先生の正体を知り、半分球体関節ドールになり果てた凜音の力を借りて施設から今度こそ脱出する。

その後恵輔はフリーランスの傭兵だった葵先生の弟子となりキャリアを積み、男としても戦闘員としてもランクアップして合歓の救出に向かう。
叶の項目にもあるが、彼女が何を思ったか残していた暗号を解き、その死を見届け、満を持して合歓と再会する。
合歓は記憶を失い幼児退行していたが、自己紹介した恵輔のことを「けいちゃん」と以前同様に呼ぶのだった。

恵輔一人を救うために沢山の命を散らしたことは事実であり、合歓が背負うべき罪であることは間違いない。
だがただ一人のためにそこまで出来る愛の深さは素晴らしいものだと思う。

euphoria=多幸感

このタイトルは合歓のためにあった。



追記修正は合歓様に服従してからお願いします。

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