仮面ライダーディケイド(登場キャラクター)

登録日:2012/01/02 Mon 21:16:50
更新日:2024/01/08 Mon 22:25:05
所要時間:約 23 分で読めます


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変身!


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KAMEN RIDE

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


DECADE



仮面ライダーディケイドは『仮面ライダーディケイド』の主役ライダー。

スーツアクター:高岩成二、中田裕士(ジオウ)、縄田雄哉(ガッチャードVSレジェンド)



【概要】

門矢士が変身する、「世界の破壊者」や「悪魔」と呼ばれる謎の多い仮面ライダー。
自身を「通りすがりの仮面ライダー」と称し、あらゆる世界を渡り歩く。公式サイトでは二つ名として「次元戦士」という記述もある。
テレビ本編では明かされなかったが、夏の劇場版によると大ショッカーが開発した装備とされている。
ディケイドと同様の能力や装備を持つ戦士として仮面ライダーディエンドがいる。

色はマゼンタでありピンクではない。
が、(主に頭部が)酷評されたS.H.Figuartsディケイド(旧版)では担当者が本気でピンクと勘違いしていたらしく、
さらにそこから「色にこだわった」ために、ものすごく真っピンクになっていた*1
ネット版 仮面ライダーディケイド オールライダー超スピンオフ』で士が「ディケイドはピンクじゃない!マゼンタだ!」と指摘するシーンが入るほど間違えられ、
『仮面ライダージオウ 補完計画』で同様のネタを振られて以降は、すっかり門矢士役の井上正大氏の持ちネタと化しており、
Twitterアカウントではマゼンタと間違えて別の色*2を紹介したアカウントに指摘を入れるというのが様式美となっている*3
『ジオウ』劇中でもピンクと間違えたゲイツに対してソウゴが訂正をかけている。

モチーフはバーコード。
左右非対称なボディ、多種多様な攻撃技、平成の10人目のライダーなど、「昭和の10人目のライダー」である仮面ライダーZXのオマージュである。

ちなみに元々はデータカードダス「ガンバライド」オリジナルのライダーとしてデザインされており、カード要素が強いのはここに由来する。

【スペック】

身長:192cm
体重:83kg
パンチ力:4t
キック力:8t
ジャンプ力:ひと跳び25m
走力:100mを6秒


クウガ~キバまでの全平成主役ライダーに変身し、その能力を使うことができる。
基本武器は「ライドブッカー」だが、他ライダーに変身した際には各専用武器を使う事もある。

また、世界に合わせて能力が追加される場合もあり、
『龍騎の世界』ではミラーワールドに入ることができる(龍騎の世界以外では龍騎に変身しなければ入れない)、
『響鬼の世界』では音撃なしで魔化魍を、『剣の世界』ではラウズカードに封印せずアンデッドを撃破する、
など割とやりたい放題。

異世界の住人と交流する事でその住人の能力や武器、特定の人物をパワーアップさせることもある。
悪魔、破壊者の異名にふさわしいチー…鬼畜性能である。


頭部を刺し貫く〈ライドプレート〉は、あらゆる並行世界を自在に行き来するための通行手形の役割を持つ。
複眼〈ディメンションヴィジョン〉は40km先の物体を識別できるほか、ナイトヴィジョン機能により暗闇でも見通し、更に次元の狭間の存在をも捉えることができる。
しかしその遠距離まで見通せる視野は25度異常に狭い。
250度の誤植なのではないかとの仮説もあるが、現時点において東映のWebサイト『仮面ライダー図鑑』まで含め*4、25度の数字が変更されたケースは無い。
本放送でディケイドのスーツアクターを務めた高岩氏の視界を再現した設定説もある。
ちなみにディケイドの視界はネット版ディケイドにて確認可能。是非ともスーツアクターさん達のバケモノっぷりを体験してほしい。
劇中で使用した例は無いが、口元の〈ブームボイス〉により雄叫びを高周波の弾丸として放ち、硬い岩石でさえも粉砕できる。

ボディスーツ〈ディヴァインスーツ〉は絶対零度やマグマ、高エネルギーの荷電粒子や電磁波から体を守ることができる。
装甲〈ディヴァインアーマー〉は50tの衝撃にも耐える堅牢さと軽石のような軽量さを併せ持つ。
また、装甲や手足の素材である未知の鉱石〈ディヴァインオレ〉により打撃力が強化されている。



【装備】

  • ディケイドライバー
CV:マーク・大喜多

変身ベルト。「次元転換解放機」というカテゴリーに属する。ベルト上部には「DECADE」の文字が刻まれている。
本体の〈ディメンションバックル〉にはクウガ~キバまでの9つエンブレム〈ライダーズクレスト〉が刻まれ、各世界のライダー達の力を受け継ぐ証となっている。
起動スイッチ〈サイドハンドル〉を左右に引くことでバックルが90度回転してカードスロットが上部に展開し、
ライダーカードを装填してハンドルを押し戻すことでエネルギーが二次元(平面)から三次元(立体)に解放される。

動力源として創造を担う秘石〈トリックスター〉が内蔵され、センターレンズ〈ワールドファインダー〉はカード装填によりトリックスターがエネルギーを解放した際に赤い光を放つ。
ハンドルにはドライバーの根源を成す赤・青・緑色の神秘の印〈シックスエレメント〉が埋め込まれており、地・水・火・風・光・闇の元素を宿している。

ちなみに『ジオウ』公式サイトにて後述の「ネオディケイドライバー」が追加された際、名称および機能が新たに判明した部位もある*5


  • ライドブッカー
左腰に下げている可変型の〈ライダーカードホルダー〉兼主要武装。
通常のブックモードの内部はクラインの壷に通じる無限ホルダーになっており、
使用者の意思に応じて任意のライダーカードを引き出すことができる。

ソードモード時に本体から展開される刀身〈ブッカーソード〉はディヴァインオレ製で、鉄の棒を斬り続けても刃こぼれしないほどの頑強さと切れ味を誇る。
ガンモードの銃口〈ブッカーマズル〉はクラインの壷から無尽蔵のエネルギーを供給でき、最大有効射程300mで50口径のエネルギー弾丸を発射する。
また、照準器〈ライドマーカー〉によってマーキングを行い、エネルギー光弾の誘導路をつくることで、標的を光弾が追跡し続け、確実に仕留めることができる。


  • マシンディケイダー

全長:2320mm
全幅:835mm
全高:1155mm
最高時速:350km
最大出力:147kW/9900rpm

専用バイク。「次元移送機」というカテゴリーに属する*6。ディヴァインオレ製。
クラインの壺から無限にエネルギーを得ることにより半永久的な活動が可能で、
次元エネルギーにより悪路も水上走行も、果ては宇宙までも問題なく走行できるスーパーマシン。
更に歴代マシンへの変形や意思に応じた無人の自動走行なども可能。

ディケイドと同じくライドプレートを備え、ヘッドライト〈ディメンションライト〉はディメンションヴィジョンと同様の機能のほか、
ブレイクスルービームを放射して並行世界との障壁を破壊することができる。
しかしオーロラを潜り抜けたことがあるのは第1話のみで、それ以降は専らディケイド単体でオーロラを潜り抜けている。

モデルはDN-01で、放送当時は最新鋭機だったため、放送前から期待値が高かった。



【ライダーカード】

ディケイドの能力の源。
初変身以降は使用不能状態だったが、各世界を巡って使用可能にしていった。

ドライバーに差し込むとカードの種類がコールされ、発動すると対応するライダーの名前が呼ばれる。
例:「カメンライド・ディケイド!」

また《ファイナル》系のカードはライダー名の頭文字を3回繰り返す。
例:「ファイナルフォームライド・ク・ク・ク・クウガ!」

変身能力。
形態の詳細は項目参照。

  • 《フォームライド》
他ライダーのフォームチェンジに使用(強化フォームはない)。
変身したライダーとは別のライダーのFRを使うと、基本形態を飛ばして変身する。
原則としてカメンライドなしで使用されることはないが、ディケイドの姿からそれぞれ『響鬼の世界』で電王アックスフォーム、
『BLACKの世界』でファイズアクセルに直接フォームライドした事もある。

使うとライダー名の後にフォーム名が入る。
例:「フォームライド・クウガ ドラゴン!」

  • 《アタックライド》
特殊能力や攻撃に使用。クロックアップなど特定の作品専用能力でもライダー名は入らない。
例:アタックライド クロックアップ

劇中で使用したもの以外にも多数存在すると思われる他、使用しないで能力を発揮することもある。

○ディケイド用
〈スラッシュ〉
ライドブッカー・ソードモードの切れ味を強化する。
ネオ版だと(恐らく再生怪人という都合もあるが)アナザーライダーを爆殺する程の威力を持つ。

〈ブラスト〉
ライドブッカー・ガンモードの周りに4つの分身が出現。一度に発射する弾の数を増やし、追尾機能も付加する。
ネオ版だとアナザーライダーを(ry

〈イリュージョン〉
複数の分身を生み出す。劇中の最大数は6人(本体含む)。
他のカードを入れてから分身すると、分身体にもカードの効果が現れる。

〈インビジブル〉
透明化カード。攻撃が当たらなくなる。
通常時はディエンドと同じく逃走の際にしか使わなかったが、激情態時はそのまま攻撃につないだ。

〈てれびくん〉
てれびくん超バトルDVDに登場。
コンプリートフォームの状態から平成ライダー最終フォームを全員召喚→全必殺技な鬼畜技。
仮面ライダー図鑑』では最強コンプリートフォームが使用したものとなっている。

「ちょっとくすぐったいぞ」
使用することで、対応するカードの仮面ライダーを武器やマシンなどに変形させる。
元が(概ね)成人男性の体格の仮面ライダーが変形することもあり、変形後のサイズはかなり大きい。
使い勝手が良いのか、ブレイドが酷使される事が多い。

  • 《ファイナルアタックライド》
必殺技発動カード。
アギトなど原典では発動に手順がないライダーでも使う必要があるが、クウガは例外の模様。
FFR時の必殺技にも使用。



【必殺技】

〈ディメンションキック/ディメンションスラッシュ/ディメンションブラスト〉
それぞれ、敵に向かって並んだ10枚のカード型エネルギーを通りながら放つライダーキック、ライドブッカーによる斬撃及び射撃。

「ディメンションキック」の破壊力は30t。
『オールライダー対大ショッカー』では〈イリュージョン〉による2人の分身と共に放ったこともあり、
一人で放つディメンションキックと区別して〈多重ディメンションキック〉と呼ばれる。
「ディメンションスラッシュ」はブレイド キングフォームの「ロイヤルストレートフラッシュ」と同様の動作であり、
「ディメンションブラスト」はその射撃版といったところ。



【強化フォーム】

他の仮面ライダーに変身するカメンライドを主体としたファイトスタイルと、半年という短い放送期間のためか、
テレビ本編におけるディケイド自身の強化フォームはそれほど多くなかったのだが、劇場版や後輩の番組などでパワーアップしてその数を増やしている。


コンプリートフォーム


KUUGA AGITO RYUKI FAIZ BLADE HIBIKI KABUTO DEN-O KIVA

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FINAL KAMEN RIDE

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

DECADE

身長:199cm
体重:102kg
パンチ力:12t
キック力:16t
ジャンプ力:50m
走力:100mを4秒


ディケイドの最強形態にして真の姿。
頭部にコンプリートディケイドのカード、身体にクウガ〜キバまでの平成主役ライダーのカメンライド用カードが飾られている。
通称「歩く完全ライダー図鑑」。ファンからの愛称(?)は「遺影フォーム」

頭部のカード〈ディケイドクラウン〉はライダーの王者の証である。
身体のカード〈ヒストリーオーナメント〉は経帷子とも形容されている(決して死んだ訳ではないが)。
強化されたボディスーツ〈ディヴァインスーツSt.(セイント)〉は他の部位と比べても何だかすごい説明文になっており、
「邪な者がその姿を眼にすれば身も心も焼き尽くされるであろう王者の用いる闕腋(けってき)(ほう)であり、(はく)の装束」らしい。

このフォームの特色として、平成主役ライダーの最終フォームを召喚し、その必殺技が使用可能。
召喚ライダーと2人で放つため、威力は恐らく2倍。
召喚するとヒストリーオーナメントが全て召喚した最終フォームライダーに変わる。
この時、設定上は各ライダーの最終フォームの能力を使用可能とされる。


  • ケータッチ
『ネガの世界』で入手した強化変身用アイテム。
誕生の経緯や『ネガの世界』にあった理由は一切不明。

専用の〈コンプリートカード〉を装填して使用する。
タッチパネル式で、クウガ~キバまでのマークを順番にタッチし、
最後にディケイドのマークを押すと「ファイナルカメンライド ディケイド」の音声でコンプリートフォームに変身する。
変身後はディケイドライバーのバックルを右サイドに移動させ、代わりにケータッチがベルトに収まる。

各マーク→カメンライドマークの順でタッチすると、「ライダー名→カメンライド→フォーム名」の順でコールされ、
最終フォームのライダーがディケイドの隣に現れる。召喚されたライダーはディケイドの動きをトレースして動き(場合によって融通をきかせる)、
FARでディケイドと共に必殺技を使用する。必殺技を複数持つライダーの場合は任意で選択可能。

HERO SAGA』の『ストロンガーの世界』では、召喚ライダーを戦わせることも可能な描写がある。

ちなみにクウガがレギュラーなためか、アルティメットフォームだけ本編で召喚しなかったが、
ハイパーバトルDVDの全員召喚ではレッドアイが出現し、必殺技にアルティメットキックを使用した。
そして『仮面ライダー バトライド・ウォー』にてFARを初披露した。


◆必殺技
〈強化ディメンションキック〉
ライダーを召喚せずコンプリート単体で放つライダーキック。破壊力は60t。
通常形態と同様にカード型エネルギーを通るが、初使用した最終回のみカードが出現しなかった。
なお、『仮面ライダーバトル ガンバライド』では環状に連なるカード型エネルギーの中を、
仮面ライダー クライマックスヒーローズ』ではカードの代わりにライダーズクレストをおれぞれ通り抜ける。
媒体によって〈コンプリートディメンションキック〉〈ディケイドアンリミテッド〉とも表記される。

劇中未確認だが、〈強化ディメンションブラスト〉&〈強化ディメンションスラッシュ〉も使用可能と思われる。


〈ディメンションシュート〉
最終話でディエンドと共に使用。
ディエンドから借りたカメンライド〈ディエンド〉(白)のカードにより、
ヒストリーオーナメントが全てディエンドになり、強力なマゼンタ色のカード型エネルギー光線を放つ。
なお、カード自体は《カメンライド》だが、装填時の文字及び音声は《ファイナルアタックライド》となっている。
当然、放送当時のDX玩具版では再現不可能だが、COMPLETE SELECTION MODIFICATION(以下「CSM」)では、
CSMの「ディケイドライバー」、「ライダーカード」の同時予約特典として付属したカードで再現可能。



コンプリートフォーム ジャンボフォーメーション


映画『オールライダー対大ショッカー』に登場。
ディエンドによりディケイドが〈ジャンボディケイドライバー〉にFFRし、ディエンドが召喚した仮面ライダーJに装着する事で変身した。
外見は巨大なコンプリートフォーム(ベルトはディケイドライバーのまま)。


◆必殺技
〈ジャンボディメンションキック〉
《ファイナルカメンアタックフォームライド》で1号~キバまでの全主役ライダーをカードにして放つ。
媒体によって〈ファイナルディメンションキック〉とも表記される。
映画本編では同様に巨大な存在であるキングダークに対して放ったが、
ゲーム版では平気で等身大の敵に使うという、オーバーキルもいいとこなものとなっている。



激情態


アルティメットだか何だか知らねえが、俺は既に…究極を超えている…!


身長:192cm
体重:83kg
パンチ力:5t
キック力:10t
ジャンプ力:30m
走力:100mを5秒


映画『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』の『仮面ライダーディケイド 完結編』に登場。
士が世界の破壊者としての運命を受け入れた姿(厳密な設定は不明)。
見た目は通常と大差ないが、つり目で顔つきが悪くなり、額の〈シグナルポインター〉も黄→紫に変化した。

単純な能力向上だけでなく、ディケイドのままで主役・サブを問わず他ライダーのARが使用可能となっており、
「悪魔」の異名に相応しい様々な鬼畜染みた、えげつないコンボを使う(インビジブル&クロップアップの視認・回避不可能な状態から後ろに回り込んでFARなど)。
更にFARは性能が強化されており、通常は10枚しか出なかったカードが相手に被弾するまで無限に出現し続ける鬼畜仕様となっている。
また、ディレクターズカット版では右腕だけを先に変身させてブレイドの攻撃を防ぐという技も披露している。

劇中で使用したライダーのARはカブト〈クロックアップ〉、G4〈ギガント〉、カイザ〈サイドバッシャー〉。


◆必殺技
  • 〈ディメンションキック〉
『仮面ライダー図鑑』にて「スカイライダー相手には光球となって突撃する変則型を使用していた」事が新たに明かされた。
『ガンバライド』では光球にならない追跡キックを使っている他、カブト・スーパー1とブレイドには通常の10枚キックを放って打倒している。



最強コンプリートフォーム


HYPER SHINING BLASTER ARMED SURVIVE KING RISING-ULTIMATE EMPEROR SUPER-CLIMAX

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FINAL KAMEN RIDE

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

DECADE

『ディケイド 完結編』『仮面ライダーウィザード』第53話(最終回)に登場。
コンプリートフォームがさらに強化された姿で、全最強フォームの力を持つ。
ヒストリーオーナメントのライダーカードが全て最終形態になり、召喚ではなく、その場にいた各ライダーを強化変身させた。
『完結編』ではこの際、クウガはライジングアルティメット、電王は超クライマックスフォームと、最終フォームが更新。
しかし、『ウィザード』では電王がライナーフォームに戻っているため、実際はライダーの最終形態に応じて絵柄が変わるだけだと思われる。

なお、『仮面ライダー ブットバソウル』にはこの違いを再現した2枚のシークレットメダルが存在しており、
ウィザード版の方が少しだけライダーパワーが高い。


◆必殺技
〈強化ディメンションキック〉



ネオディケイドライバーVer.


お前が魔王ってやつか?ちょっと遊ぼうか…


身長:192cm
体重:83kg
パンチ力:15.8t
キック力:36.4t
ジャンプ力:ひと跳び40.2m
走力:100mを3.7秒


仮面ライダージオウ』EP13にてピンク色…ではなくマゼンタ色…でもなくショッキングピンク色になって*7アップデートされた「ネオディケイドライバー」を引っ提げて登場した。
本放送のディケイドと『ジオウ』のディケイドを区別する意味合いで、「ネオディケイド」と呼称されることもある。。
外見的には目立った変化はないが、変身時のライダーズクレストのエフェクトが増え、変身直後の素体のカラーが変化している(本編時は黒に近かったが、こちらでは白に近くなっている)。

平成1期のライダーに加えて平成2期のライダーにもカメンライドすることが可能になった他、
フォームライドやアタックライドを使用しなくても基本形態のままで特殊能力の行使や武器の召喚を行えるようになった。
なお、これに関しては白倉PはTwitterにて「演出上単純に省略しているだけ」と語っている。
現行ライダーであるジオウのカードですら当然の如く使う辺り、さすが世界の破壊者である。

カードは平成1期は「MASKED RIDER」、平成2期は「KAMEN RIDER」と記載されている。

また、ドライバーをアップデートした影響なのかスペックが大幅に跳ね上がっている。
通常形態は元より、激情態やコンプリートフォームと比べても上回っている(平成2期のライダーとして考えると平均よりちょっと高いレベル)。

自身のライダーとしての力を「ディケイドライドウォッチ」としてゲイツ経由でソウゴに渡しつつも、他のレジェンドライダーと違ってディケイドへの変身能力自体は持ち続けていたが、
後に、これは自身のライダーの力の半分をライドウォッチとし、残したもう半分の力でディケイドへと変身していたためということが明かされる。
そのため、このスペックがウォッチをソウゴ達に渡した後、半分の力だけで変身した状態のものだと仮定すれば、本来のスペックは各ライダーの最強フォームに匹敵する(または上回る)スペックになる。
実際、劇中では半分の力で変身した状態でも高い戦闘力を見せており、士の力量、経験と相まってジオウ、ゲイツを圧倒し、複数のアナザーライダーをアタックライドで纏めて倒し、
自身と同様に強化形態を手に入れた(ネオ)ディエンドにも序盤の不意討ち以降、時間停止を放たれるまでは圧倒している。
そもそも、『ジオウ』本編中において苦戦する描写はあれど、ダメージによる変身解除は一度もしていない。

ただ、このスペックが半分の力で変身した状態のものだと公式で発表されたわけではなく、ディケイドが完全な状態のスペックか、それとも半分の力の状態のスペックかは不明である。
前者の場合、本編では士は半分の力、つまりはパンチ7.9t、キック18.2t、ジャンプひと跳び20.1m、走力100m7.4秒程度のスペックでジオウ達と互角以上に渡り合えるだけの力量を持っていたことになり、
後者の場合は、半分の力でもコンプリートフォームを上回り、本調子であればパンチ31.6t、キック72.8t、ジャンプひと跳び80.4m、走力100m1.85秒という化け物めいたスペックを誇ることになると、
どちらにせよ、本来の力を取り戻した状態のディケイドが恐ろしい強さを誇る事は間違いない。

  • ネオディケイドライバー
外見は旧型と同じ形状だが、全体のカラーリングがマゼンタを基調としたものに大きく変更されている。
本体は白いバックルからマゼンタ色の〈ネオディメンションバックル〉に、起動スイッチは銀色のハンドルから黒い〈ディヴァインサイドハンドル〉になり、
3色のシックスエレメントは黒く統一され、円周がマゼンタ色になっている(ハンドル操作時は3色に発光する)。
また、ハンドルはディバインオレによる超微粒子コーティングを施したことで耐久性が大幅に向上している。

ドライバーに刻まれるライダーズクレストはW~ビルドまで追加されている。
ちなみに公式サイトの写真では何故か龍騎のカードが装填されている。


◆必殺技
〈ディメンションスラッシュ〉
第48、49話で使用した際には、刀身にエネルギーを纏わせて回転斬りを放った…というか通常のアタックライドと同じ演出になっている。*8
第43話にて〈ディメンションキック〉も使用しようとしたが、発動寸前に時間停止を喰らってしまい、そのままライダーの力を強奪されてしまったため、劇中未使用に終わった。
『RIDER TIME 仮面ライダージオウVSディケイド 7人のジオウ!』では何のエフェクトもなく*9発動。
回転斬りでジオウ(ソウゴD)のタイムブレークを迎撃、そのまま撃破した。

〈ディメンションキック〉
〈ディメンションブラスト〉
『7人のジオウ!』にて両方とも使用。強化前と同じ。


コンプリートフォーム21


W OOO FOURZE WIZARD GAIM DRIVE GHOST EX-AID BUILD ZI-O ZERO-ONE

_____

FINAL KAMEN RIDE

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

DECADE


変身!


COMPLETE 21(トゥエンティーワン)!

『RIDER TIME ジオウVSディケイド 7人のジオウ!』で登場。
コンプリートフォームが更なる進化を遂げた姿。

ヒストリーオーメントにはディケイドを省いたクウガからジオウの最強形態に相当するフォームのライダーカードが配置されている。
※なお、最強形態に相当するフォームが複数あるクウガはアルティメットフォーム、電王はライナーフォームとなっている。
額も縦に拡張され、仮面ライダーゼロツーのカードが追加された。
更にマントには平成1号・2号ライダーのKRカードに加え、平成1号ライダーのFARとFFRカードまでもが貼られている。
ライドウォッチでの説明は「令和をも取り込んだ大図鑑ライダー」「もはや遺影通り越してカードショップ」「カード屋士」などという声も*10
ちなみに2号ライダー枠のないクウガに関しては、代わりにライジングアルティメットのカードがマントに貼られている。
ゼロワンに関しては仮面ライダーバルカンとFARゼロワンのカードが存在しないためか、仮面ライダーゼロツーのKRカードしか貼られておらず、
ゼロワンのKRカードが玩具オリジナルとなってしまっている。

劇中における変身シークエンスは、生身の状態で専用ツール「ケータッチ21」のW~ゼロワンまでのライダーズクレストを放映順にタッチした後、
それぞれネオディケイドライバーの本体部分を右腰、ケータッチ21をドライバー本体へセットし、一旦ネオディケイドに変身すると同時にケータッチ21から無数のライダーカードが出現。
それをそのままネオディケイドに集約させると同時に、コンプリートフォーム21に変身完了する。

スペック面に関しては一切の情報が不明
活躍の少なさと短さに加えて現時点ではカタログスペックが明かされておらず、後に『仮面ライダー図鑑』で『ジオウ』が掲載された際にもセイバーフォーム共々記述が省かれてしまっている。
玩具の解説によると、ケータッチ21のパネルをタッチする事で最強フォームの力が発動できるらしいが、劇中では使用しなかったため詳細は不明。
恐らくは通常のコンプリートフォーム同様にW~ゼロワンの最終フォームが召喚出来ると思われる。
カードとしてマントに貼られている平成2号ライダー達の力も使えると思われるが、劇中ではネオディエンドライバーの召喚とFARの使用に留まっている。
単純なスペックも上昇している可能性があるが、戦闘描写がかなり短い上に戦った相手の実力が開き過ぎているため、判断しにくい。
このようにどの能力がパワーアップしたのか、そもそも何が出来るフォームなのかよく分かっていないのが現状である。

『ジオウ』本編では登場を期待されながらも結局登場しなかったコンプリートフォームの強化版という事もあってファンからは活躍を期待されていたが、
劇中での登場時間は2分半程度しかないというアルティメットフォーム並みの短さとなってしまった。
何気にコンプリートフォームへ直接変身するのは今回のスピンオフが初めてだったりする。おかげで井上氏はケータッチの操作を覚えていなかった

  • ケータッチ21
新たな強化変身用アイテム。
当然のように所有していたが、ネオディケイドライバー同様、入手経路に関して特に言及されず、詳細は不明。

専用の〈コンプリート21カード〉を装填して使用する。
タッチパネル式でW~ゼロワンまでのマークを順番にタッチし、最後にFのマークを押すと、
「ファイナルカメンライド ディケイド コンプリート21」の音声でコンプリートフォーム21に変身する。
この時、旧コンプリートフォームと異なり通常形態への変身時と同様の「KAMENRIDE MASKED RIDER DECADE COMPLETE FORM」のホログラム表示が出現する。

ちなみに、プレバン限定で販売された「DXケータッチ21」には、コンプリート21の他に通常のコンプリートフォームのカードも付属し、
これを挿入し、コンプリートフォーム変身時と同様の操作を行うことで、コンプリートフォームの変身再現もできるようになっていた。

◆必殺技
〈ディメンションシュート〉
ファイナルアタックライド ディエンドのカードを装填し発動。
ネオディエンドライバーを取り出し、強力なシアンカラーのビームで周囲の敵を薙ぎ払った。

〈強化ディメンションキック21〉
ファイナルアタックライド ディケイドのカードを装填し発動。
前面に並んだ複数のカードを通り抜ける通常版と異なり、複数の円を描くように並んだカードの中心をくぐり抜けるように飛び蹴りを放つという、
『ガンバライド』でのオリジナル必殺技「ディケイドアンリミテッド」を彷彿とさせるものになっている。なお、キックの体勢はかなり雑な感じになっている。


【ゲーム作品への出演】

仮面ライダー クライマックスヒーローズ

初代から登場。初代では主役扱いであり、テレビ本編とは異なるストーリーで各世界を周る設定になっている。
攻撃後に手をパンパンする動作があり、必殺技ゲージが溜まるが隙だらけで、かつ攻撃力もスピードも並。
しかし、クウガ〜キバへの変身・空中必殺技からのコンボ・発動中無敵のFFR・遠距離必殺技が強力なキャラとなっている。

同作『オーズ』までは攻撃後の隙は他のライダーへの変身で消せたが、
同作『フォーゼ』ではそれが不可能になりディケイドが弱体化し、カブトなどの他のライダーが強化されたのでわざわざディケイドの姿で戦う意味が薄い。

更にタッグでは他の姿に変身出来ない為、弱キャラ扱いを受けているが、
ノーマルフォームに限り、クウガ~キバ、BLACK(RX)、の主役ライダーの基本フォーム、
ディエンドとのタッグではお互いのステータスが上がるのでサブライダーとしてなら評価出来る。

『超クライマックスヒーローズ』では隙が少なくなり使い勝手が向上した。

コンプリートフォームは隙なし・射程広・必殺技が高威力という、もはやマゼンタ(紫)の悪魔である。


『グレイトバトル フルブラスト』


ここがガンダムプラネット…… ガンダムの世界か。

SDサイズになって『コンパチヒーローシリーズ』にも参戦を果たす。
性能としてはカメンライドもあるので、使いやすい部類に入る。

コンパチヒーローなので中の人なぞ居ない「ディケイド」そのものとしての存在なのだが、
人格ベースはもやしそのままなので、年上の相手に対しても俺様な態度。
メビウスフリーダムと共に多くの敵勢力と戦い、惑星アイリスの謎を解き明かしていく。


【仮面ライダーダークディケイド】

初代クラヒに登場したオリジナルライダー。
名前の通り黒いボディで、いわゆるダークライダーに分類される。
正体不明の存在で、ゲームでの出番も初代・Wの2作品だけだが人気はそれなりに高い。

詳しくは該当項目を参照。





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TSUIKI RIDE

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HEN-SYU


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最終更新:2024年01月08日 22:25

*1 後の激情態Ver.では大分マゼンタに近くなっている他、真骨頂製法はほぼ劇中そのままの色合いになっている。

*2 RGBのどれかが1違うだけで「これはマゼンタじゃない」と切り捨てるレベル。

*3 一時井上氏のTwitterアイコンとヘッダーがマゼンタ一色に染まっていたこともある。

*4 もっとも、同サイトは放送当時の記述をまるまるコピペしていると思しき文章も多く、誤植が修正されていない記述も幾つか見受けられるが。

*5 例として、〈ワールドファインダー〉は以前の『ディケイド』公式サイトでは記述が無かった。また、〈ディメンションバックル〉はネオディケイドライバーの〈ネオディメンションバックル〉から逆算した名称として便宜的に使用している。

*6 『龍騎』のライドシューターも次元移送機と呼ばれることがある。

*7 劇中で使われているベルトのプロップはショッキングピンク色でDX玩具版はマゼンタとなっている。

*8 49話ではカードと音声は間違いなくFARだが、ドライバーにはアタックライド スラッシュの表示が出ているので「カードと音声」か「エフェクト」のどちらかがミスと思われる。

*9 ドライバーのホログラフィック表示さえ簡略化されていた。先に使用したディメンションブラストなど場面によっては従来通りのものが使用されており、なぜわざわざ簡易なエフェクトが作られたのは謎。

*10 ちなみに士の名前の由来は本当に「カード屋」である。