本部以蔵

登録日:2011/08/06 Sat 04:02:43
更新日:2024/04/06 Sat 02:26:57
所要時間:約 12 分で読めます






本部が強くて



何 が 悪 い


CV:小室正幸(グラップラー刃牙) / 稲葉実(バキ)


本部以蔵とはバキシリーズ最初期からの登場人物。

目次

概要

どこの流派にも属さず、ただひたすら独自の柔術を磨き上げた男。
「超実戦流柔術」の雄であり、「本部流柔術」の元締。
年齢は最大トーナメント当日で50歳の誕生日を迎えた。(初登場時49歳、「範馬刃牙」以降51歳)
実は愚地独歩よりも5歳歳下である。


実力

あの“虎殺し”“武神”と称される愚地独歩からも一目置かれ、同様に「生きる伝説」と呼ばれる程の実力を持つ。
独歩をして「そんじょそこらの柔道家と比べる何ざ、リトルリーグと大リーグを比べるようなもんだ」と言わしめた。
空手家潰しが得意らしく、独歩曰く「この男に壊された空手家は10人や20人じゃきかない」とか。


かつて「地上最強の生物」こと範馬勇次郎と戦うも敗北。
リベンジを誓い、様々な格闘技との対戦を繰り返すことで本部流実戦柔術を開発する。

腕を上げたことで勝算があると見、再び勇次郎に挑むが、実力を上げたことを楽しんだ勇次郎に「本気」を出されてしまい、あえなく敗北。
以後、範馬刃牙と交流を深めつつ、作品の解説役に収まった。

その広く深すぎる格闘技の知識から繰り出される解説は圧巻の一言。
同時に長らく試合に出なくなったため、「本部流柔術じゃなくて本部流解説術」や「史上最高の解説者」と読者から呼ばれるようになる。


活躍

初登場

神心会の空手大会の決勝を終えた刃牙と、追いかけてきた加藤の元に「オイシイ小僧が二人も食える」と悪役のような台詞のフォントと禍々しいオーラを纏って登場。
そのまま老獪な敵役ポジションとして活躍すると思われたが、彼の愛弟子である花田純一が刃牙の対戦相手に決まってからポジションが一変。
対花田戦の参考に訪れた刃牙に対して普通に稽古を見学させるなど、初登場時の危なげな雰囲気はどこへやら、非常に友好的なムードで刃牙のサポートに回る。

さらに花田がマウント斗羽に制裁されて病院送りにされた後は、花田の仇討ちと言わんばかりに刃牙のセコンドとして対斗羽戦の助言&解説役に収まった。

最大トーナメント編

随分と活躍の場が与えられなかったが、最大トーナメント編にて久し振りに試合に出場。
全国の本部流門下生が歓喜した。


一回戦の相手は横綱の金竜山。
たしかに強そうではあるが噛ませ臭がプンプンする上に、直前に本部が
「私は今年で50歳になった。しかも相手は横綱だ。…でもこういうのがオイシイんだよな」

と発言したことから余裕で勝利し、トーナメント上位で強豪達と激闘を繰り広げてくれることを誰もが期待・予想した。












………が、「力士相手に小指をとる」という柔術の達人がするとは思えない失策によって投げが失敗。
勢い余って大銀杏に手をかけてしまい、ブチ切れた金竜山に四股で頭を踏みつけられて敗北。
以後、再び解説役に返り咲くことになる。

なお、力士がまわしを取るときまず小指をかけるのが基本。様々な技の基点になるため数百キロの負担がかかる故に相当に強靭になっている。
フォローしておくと、強靭故に(テコの原理で)折れやすい事には違いないので、本部は力士相手の喧嘩では、このやり方で奇を衒って勝ってきたと思われる。
だが、金竜山は曲がりなりにも横綱なので、小指も普通の力士よりも規格外に強靭だった筈である。
今回流石にその辺の力士くずれのチンピラと同じ喧嘩パターンを横綱に実行したのが失敗だった…と見るべきかもしれない。



「本部流柔術の元締」「空手家殺し」「生きる伝説」等と呼ばれておきながら、作中において名ありのキャラに一度も勝利したことがないという
看板倒れっぷりから完全にネタキャラ認定を受けてしまい、「本部=弱い」はバキにおける一種の常識となった。





第2部「バキ」

しかし、そんな本部の評価を一転させる事件が起こる。
最凶死刑囚編にて、最大トーナメントのベスト4である渋川剛気の長年の宿敵・柳龍光が登場。

この柳の実力は凄まじく、過去に渋川の片目を奪い、己の師であるマスター国松の腕を切断、
更に現在においてもバキ相手に空掌で一度勝利する等まさに圧倒的な強さを発揮していた。


そんな柳が渋川と決着を着けるため公園で待ち合わせしていたところに、まさかの本部が颯爽登場!
右手に日本刀を持って現れた予想外の男に柳も、そして読者も呆気に取られた。


多くの読者が感じたであろう「どうせまた負けるんだろw」という思いに反し、本部は刀や鎖分銅を使って柳を圧倒
あれほど強かった柳が成す術なくフルボッコにされ、バキを瀕死の重症に追い込んだ毒手を斬り落とされてしまった。
※尚、勘違いされることもあるが、切り落とした際に使った武器は自身の持ってきた日本刀ではなく、柳の持ってきた鎌である。


磨いた五体以外の何ものかに頼みを置く

……そんな性根が技を曇らせる



「技量だけで言えば間違いなく柳の方が上であったが、隠し持っていた鎖鎌を使うような性根だから技も鈍るのだ」、と
自分の方が武器をフルに駆使していたことを棚に上げて柳を批判。
「男なら、拳ひとつで勝負せんかい!!」

一応フォローしておくと、「柔術」とは武器の使用も含めた武術である。*1
その旨は劇中でも解説されているため、矛盾はしていない。
風神鎌を振るう柳に対して動じることなくすぐさまジャングルジムを背にする、地の利を活かして武器を使用不能にする等、
本部は対武器戦も考慮に入れて戦っている。
対して柳は、ハッキリ言って武器なんて必要ないのに自分の肉体に絶対の自信を持つ素手の武術家達に対し、
虚を突いたり優位に立つ事、何より自分のドS精神を満たす為に一方的にフルボッコにする手段として武器を多用している。
その為、武器を使った場合の逆境を全く想定しておらず、その辺の認識の差から来る慣れや戦術性が勝敗を決したのだろう。
…しかし、この言葉だけを見るとやっぱりおかしい
※「この時の言葉だけ」を見るとおかしいが、後に語る「武器を含めたら300点は下らない」発言からするとおかしくは無い。事実、この後に柳がドイルを「制裁」しに行った際、何故か鋼鉄を掴んでいる手を「唐竹」で落とそうとしている。この際は「横薙」、もしくは「篭手落とし」、なんなら刺突で充分である為、はっきり言って、日本刀の扱いについては「ド素人」の領域である。そりゃあ名刀が刃こぼれするのは当然である。
伏線だったのかは作者のみぞ知るが、作者すら覚えていない可能性もあるので真相は闇の中である。

この時、本部は持参した刀、鎖分銅、柳の落とした風神鎌の合計3種の武器を使用したが(他に準備していた可能性もあるが)、
刀をぶん投げたり、鎖分銅をまとめて投げつけたり、風神鎌で一閃かましたり本来とは違う非常に独特な使い方をしていた。
多分このへんが本部流の実践柔術なんだろう、多分。
これらは相手の「虚」を衝く為であり、風神鎌で腕を落としたのは「柳の最大の拠り所である毒手を斬る為(心を折る)」であると思われる。推測ではあるが、バキシリーズは読者の想像に任せるところが多すぎるので推測するしかないのである。

最終的に勇次郎が出現してトドメを持って行かれてしまったが、実質的な作中における初勝利を渋川と同等以上の実力を持つ柳から挙げるという大金星を達成した。*2

同時にバキにおける一つのパワーバランスが崩壊。
本部がどれ程の位置にいるのか再考察が必要になってしまった。
見返すと、上述の勇次郎のリベンジ戦での敗北の際も、実は数年前には見ることもかなわなかった彼の打撃を捌き、褒美と言う面もあるが鬼の顔を出したほどの実力を披露している。



公園において圧倒的な強さを発揮したことから「公園王」「公園最強の生物」
果てにはその汚らしい……もとい、ワイルドな見た目+公園というシチュエーションのせいで「最強のホームレス」と読者に呼ばれるようになる。


因みに当項目冒頭の一文は、本部が柳を圧倒した話が掲載された週刊少年チャンピオンの巻末における作者の一言コメントである。
どうやら作者も本部をかませキャラにおとしめていた自覚はあったらしい。


第3部「範馬刃牙」

終盤にちょろっと登場。
史上最強の親子喧嘩の存在を知った弟子・花田から「どう思われますか」と聞かれるが、「挑む気も起きんよ」と流していた。


第4部「刃牙道」

今回は初期から登場。
勇次郎と刃牙の一戦に感化され、山にこもって修業を積んでいた。

宮本武蔵が警官相手に大立ち回りをしているニュースを見て、その強さに驚愕すると同時に自身が鍛錬欲に駆られていた理由に気付く。


刃牙も……独歩も……渋川先輩も… 
否―――勇次郎でさえも―――

俺が守護(まも)らねばならぬ

とまさかの決意をして参戦決定!
久しぶりとかいうレベルではない本部の参戦にファンが多いに盛り上がり、武蔵との素晴らしいファイトに期待したのは言うまでもない。

「武蔵から友を守れるのは自分だけ」と自信満々であり、期待と不安が高まっていた。

そして遂に、武蔵に挑もうとする烈海王の前に立ちはだかる。
消力を「軽業」「片腹痛い」と嘲笑い、更には「この本部を超越()えてゆきねえな」と凄まじい大言壮語を吐く。
読者の不安は最高潮に達した。「オイオイオイ」「死ぬわアイツ」


が、その予想は大きく裏切られることになる。

なんとこの本部、あの烈海王と互角の死闘を演じるという大活躍。
公園でもなければ武装すらしていないというのに凄まじい実力を発揮する。
その戦いぶりは、あの愚地克巳をして「本部以蔵とはこれほどの水準だったのかッ」と言わしめた。
(ちなみにこの戦いのすぐ前に本部は山篭りの修行を行っていたため、単純な戦闘の技量がそれ以前の章より高まっている可能性はある)
決着こそ郭海皇の不意打ちによる介入により無効試合となったが、海皇曰く「烈が無事では済まない」と評する程の
戦闘力を読者にまざまざと見せつけた。

烈の敗北後、刃牙に対して「友を守護る」ことを宣言。
その言葉に激昂した刃牙に対し、煙幕を使って背後を取り、首筋に刃を突き付け実質的に勝利した。
汚い? そんなことを言ってはいけない。ここは地下闘技場ではない。
本人曰く、「勇次郎を含めて現代格闘士は武器を使った本当の殺し合いに慣れておらず、武蔵に対抗できるのは唯一武芸百般を修めた自分だけ」
「自分の実力は格闘術に関してはいくら甘く見積もっても80点に満たないが、武器術も含めれば300点はくだらない」とのこと。
また、「本気で殺そうとしたならば、刃牙の反応も変わったはずである」と勝利に驕らない一面を見せ、ますます大物感が増している。

その後、渋川が武蔵にエア刀で滅多切りにされていたころ、遂に勇次郎と接触した。先に渋川守護れよ
勇次郎も本部を訪ねるつもりであったことを告げられ、武蔵のことを一番理解していると勇次郎に評された。
勇次郎が本部を認めている…だと!?
煽り文自重しろ

勇次郎と酒を酌み交わす中、勇次郎が武蔵に会いたいという旨を口にすると、
「アンタの手に負える相手じゃない」「君らの身は俺が守護る」
とよりにもよって作中最強に言い放ち、案の定勇次郎は激昂
襲い掛かってくるが、刃牙の時と同じく、煙玉で逃亡(効果音も同じく「ちゅどっ」)。
流石に勇次郎相手に「守護る」宣言は勇気が必要だったようで、逃げた後文字通りガクブル状態で、安堵していた。
勇次郎を相手に意見を貫いたことを糧に、
武蔵の前に立つのが己の責務だ、とついに武蔵と戦う……のかと思いきや、徳川邸に現れたのは……勇次郎だった。

遂に始まった勇次郎VS武蔵という、頂上決戦。最早本部が入り込む余地がない―――そう思われた。
決戦は勇次郎優勢で進み、武蔵は完成間近の奥義、「無刀」を解禁。対決は佳境へと突入する。
そして武蔵の無刀による斬撃が繰り出されたその刹那、斬撃が捉えたのはまさかの本部
二人に気づかれぬ間に、本部が間に割って入り勇次郎を庇ったのだ。

遂に「守護る」を実践した本部。
しかし、そのまさかの展開に、勇次郎、武蔵、そして光成はただただ唖然とするばかり。当の本部は気絶した
当然勇次郎はぶち切れ、意識のもどらぬ本部を掴み起こし、ビンタを見舞う。そのまま制裁を加えようとするが、武蔵に制止された。
そう、本部は武蔵に「守護られる」形で事なきを得たのだった。
(ところでコイツ、武蔵の無刀の直撃+鬼を開放した勇次郎の全力ビンタという、オリバジャックでも
 無事では済まなさそうな連撃を喰らっているのだが大丈夫なのだろうか?)


その後目を覚ました本部は、半ば呆れていた光成に対しあくまで現代闘士の武に対する理解は「浅い」と言い放ち、短刀で刃牙の師匠を殺害する。
同時に、遂に武蔵と相対する意思表明をするのだった・・・

意思表明を受けて「別にかまわん」と言いかける徳川だが、
本部は「ウソつけ、あんたどうせ『本部如きが何粋がってんだこの身の程知らずが』とか思ってんだろ」(意訳)と徳川の心情を指摘した。
この指摘、どうも図星だったらしいのだが、「そんなに疑うんだったら勝負してみろ、ただし武器使用可ってルールでな」(意訳)と
自らの覚悟と戦いへの姿勢を徳川に見せつけ、徳川に武蔵に十分に釣り合った相手であることを認めさせた。

徳川邸を後にした所で、天井裏で全てを聞いていたガイアと接触したのだが、この時本部がガイアの師匠であることが判明した*3
弟子が師匠を超えることはよくあることなので、これだけでは本部の実力がどの程度なのかは分からないが、
少なくともガイアもまた、本部の力を認めている一人であるとは言えるだろう。

余談だが、最凶死刑囚編でのシコルスキーと柳の最後の戦いではガイアと本部は同時期に突如参戦、そのまま時に視点を変え互いに戦っていたため、
見ようによっては「よくわからない組み合わせのバラバラな死刑囚の戦い」のシーンから「本部流の師匠と弟子が対死刑囚の成敗に二手にわかれ作戦開始した」シーンとも解釈できるようになった。

その後、本部の道場へと赴いた二人は手合わせをすることに。
結果は、口に含んだ硫酸入りカプセルや靴に仕込んだナイフでの奇襲を尽くいなし、逆にベルトでガイアを捕縛して本部の勝利に終わった。
お互い一滴の血も流してはいないので、どこまで本気だったかは少々疑問なのだが、とにかくガイアに勝利した。

「守護る」ために本格的に動き出した本部は、武蔵との戦いを望んでいるジャック・ハンマーと接触。
「守護る」ため、つまり素手でのファイトと武器を用いた武術とのレベルの差を分からせて、武蔵との対戦を諦めさせるために、
ホームグラウンドである公園でジャックとの戦いに臨んだ。

戦闘フィールドの時点でこの戦闘の結末に察しがついた読者が大半である

本部は戦闘開始直後から奇襲的に投げた煙草でジャックの目に負傷を負わせドロップキックや木刀の攻撃を浴びせる。
だが、この猛攻にもジャックはたいしてダメージを受けておらず、武装した本部の実力を察して本格的な戦闘体制に入る。
この時、ジャックは本部の『競技者』では無く『戦士』としての実力を認める。

こうして本格的に戦闘モードに移行したジャックは、長身の体を生かしたミドルサイドキックで本部にダメージを与えるが、
クナイによるカウンターを喰らうなど決定打を与えられない。
それどころか、高身長の左カカト落としが仇になるような形で足首を切断寸前まで持ち込まれ、アキレス健断絶の大ダメージを負う。
(この際、本部の予想と違って完全に足首を切断できなかったほどの骨密度だったらしく、二回の骨延長でもジャックの骨には何らデメリットはなかったようだ)
それでも、ジャックは本部の肩に得意の噛み付きで決定的ダメージを与えた……

かのように見えたが、本部に対してはあまり効果はなかった

本部の服はアラミド繊維を用いた特殊仕様となっており、逆にジャックの歯が全部抜け落ちる。なお、この際本部がジャックの歯を抜いた時の動きは八極拳の「靠」の動きに似ており、本部流柔術がカバーする他流派の技の広さと器用貧乏さを見せつけている。
この時の噛みつき行為は、最大トーナメント終了後の勇次郎に頸動脈を噛みちぎられた際に送られたアドバイスを忘れた行為であり、多くの読者が呆れを覚えた。
ちなみに、この時抜け落ちたジャックの歯にはインプラントで固定した歯が存在することが判明した
ピクル戦やもっと以前の戦闘で破損した歯の全てが再生していたわけでは無い模様。

ここでジャックも終わりか…と思いきや、怒りのあまりにジャックは顔をクシャおじさんのように醜く歪ませる。
本部曰く『歯を抜かれても爪が折れても猛獣は脅威(要約)』とのことで、ジャックが本部に対し怒涛のラッシュ攻撃。
本部はこの攻撃に手も足も出ず、戦闘を観戦していた一般人も警察に通報しようとするほどの威力を見せる。

さすがにフィジカルでは勝てない(←見りゃわかるだろ)と判断した本部は、ここで刃牙や勇次郎に浴びせた煙幕をジャックにも行う。
ところが、刃牙や勇次郎が怯んだ煙幕はジャックにはほとんど効果が無く、唖然となった本部はジャックを武蔵に渡さないことを決意。
ジャック自身も本部に火薬の匂いがしたことでラッシュ攻撃を止めてしまい、その直後に命の危機を察した本部による全力の反撃を許す。

十字手裏剣・分銅鎖という武器と柔術を生かした本部のラッシュにジャックは全く反撃できず。
最終的に隠し持っていた荒縄を使う縛法でジャックは身動きを取れなくなってしまい、それどころか本部によって目の前に小刀を刺すアピールを見せられ、ジャックは敗北した。

そして『ジャックを守護る』と公園を去っていく本部だったが、致命的なダメージを負っているジャックは縛られたまま公園に放置された。おい。


武蔵とピクルの戦いが始まり、敗れたピクルはおびえたように本部に抱きつく。
ピクルをも守ると決めた本部は武蔵へ勝負を挑む。

なんと本部は武蔵の刀をあっさり取り上げると、投げ返す余裕ぶり。
しかし、時間が立つことともに次第に不利になってゆく。もはや勝負はついたかと思われた矢先、武蔵の一瞬のすきを突きスリーパーに決め、武蔵を気絶させる。
なんと武蔵に勝ってしまったのだ。

本部自身は「武蔵はただの試合のつもりで本気を出していなかった」として勝利を認めようとしなかったが、
武蔵は実際に締め落とされ生殺与奪を握られたと言う事実をもって潔く負けを認め、
「ありがとう…それでもおまえは勝っている」と言って去っていった。

しかし、ここで本部に「敗北」した事で、武蔵は最早現代に居場所がない事を確信。
暴走への運命を辿っていく事となる…


刃牙も・・・
独歩も・・・
渋川先輩も・・・

否――
オーガの項目でさえも―――

俺が追記・修正(まも)らねばならぬ


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最終更新:2024年04月06日 02:26

*1 組み技重視になったのは明治時代に誕生した柔道の方である

*2 渋川は本部が来てる事に驚いていない事から、本来は二人がかりで柳を倒すつもりだったのだろう。

*3 伏線の欠片すらなく突如として判明した事なので、困惑する読者多数