藤原はづき

登録日:2012/09/05(水) 10:55:48
更新日:2023/08/03 Thu 09:25:32
所要時間:約 3 分で読めます





「藤原はづき(ふじわらはづき)」は、『おジャ魔女どれみ』シリーズの登場キャラクター。


◆概要

CV.秋谷智子


長い茶髪をオレンジ色のリボンでポニーテールにしている眼鏡っ娘。
ちなみに、裸眼でも 3 3 ←こんな風にはならない(眼鏡にヒビが入るなどのギャグ描写はされることがある)。

少し恥ずかしがり屋で、おっとりした性格のお嬢様。
学校の成績が非常に優秀。
春風どれみとは幼なじみの関係で、仲が良い。
弱点はお化けで、怪談話や肝試しのエピソードでは恐怖のあまり、キャラが壊れることがある。
一方で同級生のフルチンを見てしまった際には「別に減るものでもない」と言うなど、ある意味肝の据わった面も。小説版で言葉の綾から矢田との年齢不相応なお付き合いを想像された(と勘違いした)際は流石に激しく動揺したが。


◆「魔女見習い」として

小学3年生のあるとき、魔女見習い服に着替えたどれみが魔法を使ったところを、はづきが目撃してしまう。
そして、こっそりあとをつけた結果、どれみが「魔女見習い」であるということも
はづきの知るところとなってしまった。
このままだと、どれみが「魔女ガエル」になってしまうと懸念したマジョリカにより、
はづきも「魔女見習い」になることに。

魔法は難なくつかいこなせるが、当初はお着替えが上手くいかず、マジョリカを呆れさせていた。
ちなみに、魔女見習いを志す決め手は
『家族に自分の意見を言えるようになりたい』という願いだった。
パーソナルカラーはオレンジ。お付きの妖精は「レレ」。


【呪文】
通常時:パイパイポンポイプワプワプー
マジカルステージ:パイパイポンポイしなやかに
ロイヤルパトレーヌ:パイパイパトレーヌ


◆嗜好など

幼い頃からヴァイオリンを習っており、将来の夢は、プロのヴァイオリニスト。
その実力は相当高く、「カレン女学院高等部」進学後は学年代表に選ばれたほど。

第四期終盤では自身の夢を追うため、一時は迷ったものの公立中学へ進学せず、
優秀な実績を持つ「私立カレン女学院」の音楽科へ進学した。
第6期では、学年どころか日本国内の高校生としても上位の腕前に成長。
イタリアのコンクールで準優勝をし(ただし、はづき自身はこの結果に満足していなかった)、
その後フランスのコンクールで優勝をつかみとり、実力が世界的に認められることとなる。
高校卒業後はカレン女学院の大学には進学せず、フランスの著名な音楽学校「パリ国立高等音楽院」へ留学することになった。

『おジャ魔女どれみ19』のエピローグによると、はづきはその後パリの音楽院を卒業しプロのヴァイオリニストとして活動中。
『20's』ではパリで暮らしながら、ヴァイオリンの家庭教師などの仕事をしている様子が描かれている。


◆家族

由緒あるお嬢様育ちで、インテリアコーディネーターの母親と、
藤原家に婿養子になった映画監督の父親、家事担当のばあや(祖母ではない)がいる。
家族一同が、はづきに対して過保護かつ心配性。
特に母親は、自身の母(はづきの祖母)の教育もあって、娘に良いと思った習い事などは勝手に決めてしまう。
このことについて、はづきは長年悩んでいたが、
小学6年のときにどれみ達の助力もあって、ある程度自分の意見を言えるようになった。

高校2年の終わり頃、はづきの父が監督をした映画に出演していた役者が不祥事を起こし、
そのことが原因で映画が公開できなくなり、藤原家は莫大な借金を背負ってしまう。
あわや離婚かと思われたが、苦渋の決断で実家を売り払うことを決め、ひとまず問題は解消。
その後、一家は慣れないアパート暮らしを始めることとなった。
しかし、一家のこれからを案じた家政婦のばあやは、
「身を引いたほうがいい」と、北海道の親戚の元へ住むことになってしまった。


◆異性関係

幼なじみの矢田まさるというトランペット奏者を目指す男子とは、幼い頃から両想い。
小学校時代は互いに不器用なことから、特に恋人らしい振る舞いは見られなかった。
しかしどれみによると、中学時代に
『はづきちゃんには彼氏がいて羨ましい』旨の愚痴を言ったとのことなので、その頃から交際を始めたと思われる。
中学からは学校が別々で、更に両者とも自分の道を進んでいるため、時々しか会えない模様。

『19』でも矢田とのつきあいは続いているが、はづきはパリの音楽学校に留学中、
一方の矢田はニューヨークでジャズ奏者として活動中のため、やはりたまにしか会えていない。

しかし『20's』では矢田が突然、パリに住むはづきのもとにひとりで訪ねてくる。
連絡もなく突然訪ねてきた矢田のようすを心配するはづきだったが、
どうやら矢田が新しく契約したジャズクラブのオーナーと揉めてしまい、その気分転換のためにパリにきたらしい。
はづきの勧めで音楽博物館を観光した矢田は、ジャズの世界と自分自身を冷静に見つめなおすことができ、すぐにニューヨークへもどることを決意。
もどるまでのわずかな時間をふたりっきりでともに過ごしたのだった。

ところが、その年の12月では……


+ 『20's』ネタバレ
その年の春にマジョリカの意向でシェアハウスへと改装されたMAHO堂にて、クリスマス会が開催。
この日は、シェアハウスMAHO堂の管理人であるどれみをはじめ、
はづき、あいこ、おんぷ、ももこ、ハナちゃんたちが久しぶりにMAHO堂で再会する日となっていた。
はづきもパリから日本にもどり、遅れてMAHO堂へやってきた……が、
よく見るとはづきの体型が……いや、おなかがふっくらしている。
そして、はづきの隣には緊張した面持ちの矢田もおり、その後ろにはばあやがいた。

そう。はづきはなんと、赤ちゃんを授かっていたのである。
おとうさんは、もちろん矢田である。
いつか結ばれるだろうと予想していたどれみたち(と読者)も、これにはさすがに驚いたものの、
そんなふたりと赤ちゃんを祝福したのだった。

なお、矢田はこのことをはづきの両親に報告しようとしていたが、それを知った父親がショックを受けて大騒ぎし、
矢田の両親にも迷惑がかもしれないと、はづきに止められていた。
はづきは自身の母親には知らせたが、父親にはまだ伝えていなかった。
ふたりの気持ちが落ち着くまで、ばあやのいる長万部で過ごしていたのだ。

だが、シェアハウスの住人である女性の怜からアドバイスを受けた矢田は、腹をくくり、クリスマス会の途中ではづきを連れ出す。
どれみたちにお礼を言い、矢田ははづきを連れて両親のもとへ挨拶しに向かった。
そして、お互いの両親から結婚の許可をもらうことができ、翌年の春、はづきは無事に赤ちゃんを出産。
赤ちゃんの名前は祖父や祖母がつぎつぎに考えてくれるが、
まだ正式には決めておらず、仮のニックネームとして『レレちゃん』と呼んでいるらしい。




追記・修正はバイオリンを弾きながらお願いします。

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最終更新:2023年08月03日 09:25