風大左衛門(GANTZ)

登録日:2011/07/18(月) 01:01:52
更新日:2024/04/08 Mon 11:21:17
所要時間:約 5 分で読めます





風 大左衛門(かぜ だいざえもん)

GANTZ」の登場人物。


筋骨隆々の大男で八極拳の使い手。一応高校生である。

あだ名は「きんにくらいだー」。理由は後述。

初登場は0115「博多から来た男」



登場していきなりチンピラ軍団相手に無双したり、序盤で加藤の事を犯そうとしたホモボクサー、そのホモのジムに来ていたメキシコのボクシングチャンプを次々に叩きのめし、衝撃的な登場を果たす。


その後玄野が在籍する学校を訪ね、勝手に影の総番という事にされ、呼び出された玄野とも一戦交える。


この時玄野はガンツスーツを着ていたのだが、若干ながらスーツを着た玄野とも渡り合っていた。(実際は玄野は殆どノーダメージ)

その後はしばらく登場せず、和泉の新宿虐殺時に再び登場した。


【GANTZへの召喚】
新宿虐殺にたまたま居合わせた風は死体を盾にしながら、銃を乱射する黒人(に扮した和泉)に挑む。

接近して技を決めたはいいものの、技の入りが甘かったらしく吹き飛ばすだけに留まってしまった。(普通の人間なら吹き飛ばされるだけでも大ダメージだが)
曰く「銃を前にして技が鈍った」

その後和泉の首を絞め上げるも、至近距離からのマシンガンの連射を受けあえなく敗れてしまい、GANTZに召喚された。

召喚されて直ぐ、周りの人間がパニックに陥る中一人だけ座禅を組み落ち着いていた。

しかし恐竜達が現れ人を襲い始めると、坂田、桜井と共に恐竜達へと挑みかかっていった。この時の恐竜達に立ちはだかる風さんはカッコいい。

そして玄野の活躍もあり、無事にミッションに生き残り東京GANTZチームの一員として戦っていく事になる。


【戦闘】
基本的に武器は使わず、鍛え上げられた己の肉体のみで戦う。小島多恵編、オニ星人編ではXショットガンを持っているコマがあるが、いずれも作中で使用する描写はない。
その人間離れした戦闘力ゆえにミッション参加後は東京チームの主戦力として様々な強敵と戦っていく事になる。


[以下各星人編についての喧嘩歴]


  • かっぺ星人編
上記のように、恐竜達へと挑みかかっていった。また、恐竜達の親玉であるかっぺ星人が現れた際にはスーツ無しの状態にもかかわらずタイマンを挑む。ボロボロにされるも、なんとかかっぺ星人をダウンさせた。(止めは和泉が刺した)


この時からスーツを使用し始め、得意の格闘を活かして闘っていく。まだこの時は活躍が少なく、ゆびわ星人の馬の足をなんの苦労もなくペキッて折ったりしてた。


  • 小島多恵編
チームが玄野派・和泉派に分かれる中で、玄野派についた。
その理由については本人曰く「べつに深い意味はない」との事。
稲葉と多少問答をした位で戦闘には参加しなかった。


風さんが活躍し始めるのはこの辺りから。

雑魚オニ星人を蹴散らしたり、幹部級のオニ星人にもタイマンを挑み勝利している。
ボスオニ星人には玄野の切り掛かりの後、最初に挑んだ。スピード感溢れる闘いを繰り広げ、

バシィンッ

と最初に攻撃を命中させた。脚部への強烈な蹴りで、ボスオニ星人も思わず表情を歪めている。
反撃に強烈なボディーブローを食らってしまう……と思いきや、逆にその腕を掴み返し


ベキッ

としてダメージを与え、そのまま


ダンッ

と派手に踏み込み技を決めようとするも、

技を出す一瞬の隙を付かれ、落雷の直撃を受け左手足を失ってしまい脱落する。

しかし、与えたダメージは確実に効いており、チームの勝利に大きく貢献した。


  • 大阪編
大阪編では序盤はタケシを探す為に別行動をとる。泥田坊に食べられようとしていたタケシの危機に間一髪で間に合い、そのまま泥田坊と戦闘に入る。

大きさから圧倒されるも、自身の危機に立ち上がったタケシに心打たれ奮起。見事泥田房を撃破した。

ぬらりひょんの攻撃を受け、重症を負ってしまったタケシを救うためラスボスであり、倒せば100点獲得という破格の強さを持つぬらりひょんにタイマンを挑む。

当初は圧倒するも、再生・増殖を繰り返すぬらりひょんに次第に圧され囲まれてしまう…



「タケシには俺が…いないと…」



「俺にも、タケシがいないと…」


この決意の後、風は



モリモリモリメリメリバキッ



ドンッ



バッキャッアッ


自身を覆う程に増殖していたぬらりひょんを、一撃で殆ど吹き飛ばす。


それが決まり手となり、東京チームはぬらりひょんに勝利した…





と、思いきやまさかのぬらりひょん最終形態登場。

すぐさま挑むも一撃でダウンさせられ、スーツの耐久も切れた為ここで大阪編は退場となった。


  • ラストミッション
あまり闘っている描写は無かったが、タケシと共に無事に生き残った。


  • カタストロフィ
突如襲来した巨人達に臆する事なく、巨人に掴み掛かって何か大事な所を引き抜いて勝利したりしてた。

そこ、叫びの割に地味とか言うな。

巨人の宇宙船内での戦いではイヴァ・グーンドに掴みかかるも、吹っ飛ばされてしまった。

囚われた人々を助けるためにもう一人の玄野ら東京メンバーと合流した際に、玄野の呼びかけに応じて来た新メンバーの一人であるパツキン美女のメアリー・マクレーンと出会う。格闘一筋という共通点を持つ彼女から恋愛感情を寄せられて仲良くなった。ついでに童貞であることも発覚した。

同時に嫌なフラグが立っていたが特に悲惨な目に遭うこともなく、二人揃って生き残った。



最終回では、海岸に流れ着いた玄野と加藤を見守る群衆の中に、タケシとメアリーと共に姿が確認できる。
この場面での3人の姿は、まるで家族連れの様。その後は恐らくタケシとメアリーと3人で仲良く暮らしているだろう。
末永く爆発して下ちい



【性格・タケシとの関係】
風自身の性格は、無口ながらもある程度の協調性は持ち合わせており、玄野主催の訓練にも参加したりしていた。男気にも溢れるようである。
小島多恵編では、瀕死状態の鈴木の元へ向かい、彼に応急処置を施している。

だが最も風を変えたのは、タケシとの出会いであろう。

風は当初、オニ星人のミッションでガンツに召喚されたタケシを仕方なく面倒を見ていた節がある。

逆にタケシは、風の事を自らが創造していた架空のヒーロー「きんにくらいだー」と思い込んでしまう。

余談だが、この「きんにくらいだー」の画は、スーツを着た風にそっくり。

そのままオニ星人ミッション後も一緒にいた。当初はタケシを警察に引き取ってもらおうとした風だが、タケシの境遇、死の真相を知り、自らが面倒を見る事を決意した。

もともとショタk…子供好きだったのか、可愛がっているようでタケシも風の鍛練を見て八極拳の技を使えるようになったりと、本当の親子のようになってきている。



【GANTZ:O】
原作の大阪編を元にしたフル3DCG映画作品だが、東京チームのメンバーは加藤、レイカ、鈴木、西のみであり、残念ながら風はハブられてしまった。
泥田坊や風が戦った形態のぬらりひょんは登場せず、最終形態のぬらりひょんに一撃でダウンさせられる役も加藤に変更されている。


しかし、なんと最後に鈴木とレイカの回想でタケシと一緒に後ろ姿だけで出演した。
加藤が大阪編の前に100点を取って解放されるときにはまだメンバーにいた事、鈴木が「前のミッションで強いメンバーが皆死んでしまった」と言っていた。
その為、恐らくは冒頭のオニ星人編で玄野だけでなく、風とタケシも一緒に戦死してしまったのだろう…


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最終更新:2024年04月08日 11:21