アニー・バース

登録日:2011/11/11(金) 18:53:27
更新日:2024/01/09 Tue 15:11:36
所要時間:約 7 分で読めます




命に色はない、という言葉は
わたしの見つけた真実だから……


種族/ヒューマ
年齢/15
身長・体重/155cm・40kg
フォルス/雨
声優/矢島晶子

テイルズ オブ リバース」の登場人物。

初登場するのはミナール平原。
王の盾を追って旅をするヴェイグ達を、天候を巧みに操り延々と同じ場所を歩かせ体力を奪った。
マオの機転でそれが見破られると、大杖を携えて彼らの前に姿を現す。彼女の飴色の瞳には復讐の炎が揺らいでいた。
彼女が憎むのは、大切な父親の命を奪った獣人の男と、その種族――「ガジュマ」である。

ゲーム発売前は明るめの配色な服装、へそ出し、などから元気っ子だと予想する人がちらほら居たが、蓋を開けてみれば礼儀正しい年相応の少女……
なのだが、彼女は復讐者だった。
しかも出会った直後に戦闘になる。傭兵を三人連れているが、陣術によるサポートが厄介なので、出来るだけアニーから先に倒そう。
ただし、難易度上げると杖で撲殺されるかもしれないので注意。

上記の獣人の男とはユージーンの事であり、アニーは彼を狙ってヴェイグ達を罠に嵌めた。
ミナールでの一騒動の時に庇われたり、復讐したいなら一緒に来ないかと言われ、自分が思い描いたら非情な殺人鬼からかけ離れた誠実な姿にユージーンが本当に父親を殺したのかが分からなくなり、「真実を見極める」ためにパーティーに加入する。
当然、ユージーンとは気まずい雰囲気が続く……アイツを仲間にするまでのマオの苦労がうかがえる。
また事件の影響でガジュマそのものを忌み嫌うようになり、自分を懸命に看病した医師見習いのミーシャを拒絶したりデスガロ熱で死にかけても「ガジュマなんかに助けられたくない」と言い放ったり瀕死のガジュマの兵士の治療を拒んだり、その禍根は深い。

二部になって、ユージーンがおかしくなった事をきっかけにスールズまでヴェイグを呼びにくる。
「マオに頼まれたから」と本人は言い張っているが……素直になれないお年頃なのだろう。本当にそうなのかもしれないけど。

怪談話が苦手で、その手の話をするマオによく泣かされている。


以下ネタバレ

聖獣の試練の際、風の聖獣ウォンティガから『真実』を見せられる。
それは、父バースがラドラス王に毒を盛り、更にそれを追及した邪魔な存在であるユージーンを排除しようとして彼と揉み合ううちに、バースにナイフが突き刺さり――という、酷なものだった。
だが、真相を見せられても彼女の決意は揺るがない。直前のノルゼンで、「命に色はない」という父の言葉の意味を解し、ガジュマ嫌いを克服して、
アニーは一人の医師の卵として、人間として、大きく成長した。
どんなに残酷な事であろうと、それは『自分が求めていた真実』であり、『受け止めるべきこと』なのである。
目に見えるものだけが、真実じゃない……そう理解したアニーは、ウォンティガに認められ試練を乗り越えた。
外に出た後、ユージーンと和解する。悪いのはお父さんだったのに、ごめんなさい――謝りながら涙を零すアニーを、ユージーンは優しく受け止める。そして言った。


「俺と一緒に、あの日の真実を探そう」

二人の知るバースは、あんな事をする男ではない。すべての命を等しく愛し、守ろうとした医師。それが、『バースの真実』だからだ。


以下、更なるネタバレ


獣王山にてアガーテの側近であるジルバと対峙した際に、事実が明らかになる。
彼女は『月のフォルス』の力でバースと入れ替わり、毒を盛ってラドラスを毒殺した……つまりバースはまったくの無実であり、ジルバの策略の犠牲となった存在だった。バースは自分たちが信じた「真実」のままであった。
この直後にジルバと戦闘になるが、バースの無念を晴らすためにもアニーとユージーンはPTに入れることをオススメする。和解後に習得した翔破裂光閃でトドメを刺せると更にいい。

それ以降、ユージーンを「父を最後まで信じ続けた存在」として強い敬意と信頼を惜しみ無く向けるようになる。ジルバ戦後のユージーンとのスキットは必見。


ED後は医者の仕事を始めたのか、スタッフロール中の一枚絵で白衣を着たアニーが見られる。

戦闘タイプは完全なサポート型。
PTではアニーのみが扱える『陣術』を用いて仲間達を支えたり、敵を弱体化させる。陣術はHP回復量が多めで、彼女を回復役にした人もいるのではないだろうか。
しかし、最初は戦闘メンバーに入れていても、敵の数が増えてくる中盤から終盤ではずっとベンチにしていた、という人もいるだろう。

主な要因は
  • 素の状態だと一発攻撃を受けただけで陣が消える(=敵の数が多いと立ち回りにくい)
  • AIが微妙(一度陣を張ったら消えるまで次の陣を張らない、等)
  • 唯一の攻撃術の威力が低く、直接攻撃に与ダメで劣る
  • 奥義の使いどころが難しい
etc…。

リバースは『攻撃を当てたら回復する』という仕様なので、完全サポート型のアニーにはやや不利なシステムだったのかもしれない。
また、敵が使う陣は範囲がめちゃくちゃ広い。フォルスキューブ育てて陣の大きさを最大にしても適わない。理不尽。

だが、ゲオルギアスや聖獣など単体のボス相手なら十分に活躍できるし、自操作にすればその性能を遺憾なく発揮できる。ようは使いよう。負けるな全国のアニーファン。
マイソロ2・3での彼女はなかなか使いやすい。ただし2は原作と同じく自操作限定。


どうでもいい余談だが、彼女はかなりの貧乳で、その薄さはシリーズ1かもしれなry(殴ヨイショッ








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最終更新:2024年01月09日 15:11