京急2100形電車

登録日:2012/03/23(金) 18:47:15
更新日:2021/09/09 Thu 12:51:47
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京急2100形電車とは、1998年から京浜急行電鉄が導入した電車で、現在京浜急行の花形車両として運用されている。
一両片側二つ扉車で、全車オールクロスシート車。京急で初めて転換クロスシートが採用された。これは関東の大手私鉄で唯一のものである。
なお、JR東日本も転換クロスシートは採用していないため、東京都内を走る唯一の転換クロスシート車となる。

全席クロスシート車両だが、京急ウイング号を除けば無料で乗れる。
東武6050系や西武4000系など無料のクロスシート車両は他の大手私鉄にもあるが、いずれも一部座席がロングシートのため、セミクロスシート車となっている。



800形を除く全ての車種と連結が可能。朝夕の着席保障列車・京急ウイング号に重点的に投入されている。

2001年に製造は終了した。

元々、京急2000形電車が片側二つ扉車で京急のエースであったが、京急が考えていたより足回りにガタがきてしまい、前年まで製造していた600形を基に設計、開発された。
これにより、2000形電車を片側三扉に格下げ改造を行った。
製造は川崎重工と東急車両、主電動機VVVFにはシーメンスが採用された。大手私鉄で、外国製の主電動機が採用されたのも初めて。ちなみに、座席シートも外国製である。
2009年より、主電動機をシーメンスから東洋電機製に順次交換しており、音階を奏でるような発車時の音は、2013年には鳴かなくなる。
なお、N1000形の鳴くタイプも2021年に全滅した。


しかし、京急の花形であるこの車両は通勤者の最大の敵である。
まず、ドアが2カ所しか無いので通勤ラッシュの時には、真ん中に押し込まれて、降りたい駅で降りられない。という事態になったりする。
特に快特で乗り過ごした場合は悲惨な事に…。

次に全席転換クロスシートのため、立てる場所が非常に狭い。この為、他の車両と比べて混み具合も高い。


ラッシュ時にコレが来た時の絶望感ハンパ無い。走らせる時間や、運用方法をもう少し考えて欲しかった。

(少し昔の話なので、現在の運用が違ってたら追記お願いします)


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最終更新:2021年09月09日 12:51