TEAM R-TYPE

登録日:2011/06/14 (火) 02:33:34
更新日:2023/09/01 Fri 11:53:42
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R-TYPE FINALに登場する組織

22世紀後半に発令された「オペレーション・ラストダンス」と平行して発動した「R戦闘機開発プロジェクト」の中心となった開発チーム

主な活動は新型のR戦闘機やそれを元とする対バイド兵器の開発と、かつてのバイド・ミッションを駆け抜けた機体の再現


その規模、構成員など情報の多くは不明であるが、対バイド戦力開発という点では彼らに勝る団体はまず存在しないといって過言ではない

彼らなくしてバイドとの戦いに勝利はなく、まさしく彼らも英雄であると言える(棒読み)













以下ネタバレ



確かに彼らの開発した機体には名機もあるのだが、101機のうち半数近くは「なんでこんなの作っちゃったの」と聞きたくなるバカ兵器、鬼畜兵器、もはやアレな兵器である。

確かにバイドは並大抵ではいかない強敵だが、「いくらなんでもそこまでする必要あるの」と聞きたくなる、パイロットの生命や人権を軽視した機体があまりにも目立つため、プレイヤーからはネタ的な意味で嫌われている。
ちなみに悪名高い四肢切断R-9C ウォーヘッド幼体固定R-9/0 ラグナロックは彼らではなく軍が開発した機体だが、その精神は確かに引き継がれていると言える。


まあなんだかんだ言っても、あれだけの凶悪鬼畜チートなバイドに対抗できる兵器を作り出したのは確かであり、戦直的な頼もしさという点では右に出る物はいないだろう。
まーた罪無きパイロットがひどい目に遭うんだろうが

なお、バイド研究という困難を不屈の闘志やアイデアで良心を捨てて乗り越えてきた彼らでも、予算の壁には苦労していたようだ。


【主な変態兵器】

なんかアニメでも見すぎたのか、波動砲の代わりにパイルバンカーを搭載しちゃった。
しかもフォースも本来、狙撃機や砲撃機が護身用に付けるディフェンシブ・フォースであり、この組み合わせのせいでガチ近接戦闘用な男のロマン満載兵器と化している。
パイルバンカーはメガ/ギガ波動砲を除けば波動砲の中でもかなりの威力を持つので悪い機体ではないが。
最終機体のケンロクエンさんについて詳しくはR-9DP3の項目へ。


後に紹介する試験管キャノピーシリーズの中では比較的パイロットに危ない部分は少ない機体。

おかしいのは波動砲。
なんと隕石やら雷やら召喚する災害波動砲で、その危ない特性から大人の事情で使用の制限として条約が結ばれたほど。
都市部で使えば間違いなく絶体絶命なことになるのは確定的に明らか


  • R-9Bシリーズ
長距離航行を目指して燃料やエンジン周りを改良した機体。
しかし波動砲が光子力研究所のバリア並みに役に立たないバリア波動砲のため、かなり使いにくい機体。
バリアが形成される前に当てればかなりの威力となるものの、全力を出そうとするとR-9DPシリーズ以上に接近戦が必要となる。
彼らの時代が来るにはTACTICSの世界まで待たなければならない。


  • TW-2 キウイ・ベリィ
戦闘機を開発しまくってる中、無限軌道による陸上走破を目指したタンク系機体。
しかも波動砲の代わりに大砲、フォースはドリルが付いたドリル・フォースとR-9DPシリーズとは別の方向性で男のロマン満載である。
なのにキウイ。何の影響だろうか?
ちなみに陸上走破が対バイドに本当に必要か疑問視され、タンク系機体はこれで開発打ち切りとなった。


RX-12 クロス・ザ・ルビコンよりフォースのバイド係数を制御不能ギリギリまで上げるという試みが始まった。
その中でR-13 ケルベロスなど確かに名機を生み出したのだが、とうとう行き着いたのがこれ。

機体やレーザー自体はケルベロスの発展型で悪くないのだが、
アンカー・フォース改のバイド係数が高すぎて敵に食いつかせていると内部値が溜まり、一定数を超えるとこちらの制御を受け付けず暴走するようになっちゃった。


悪名高い試験管キャノピーの最初の機体。
その大きな特徴は誘導式のナノマシン波動砲を搭載していること。
波動砲を誘導しながら戦闘するのは至難の業であり、パイロットが消耗して自力で降りられなくなるため、試験管キャノピーごとパイロットを入れ替えていたと言う。
その頭がフットーしそうだよおっっな操作性はゲーム中でも発揮されている。


こちらも試験管キャノピーシリーズ。
そのファンシーな名前とは裏腹に、パイロットの脳波だけでなく生命エネルギーも波動エネルギーに変換するというブラックすぎる機体。完全にパイロットは消耗品扱い
その機体から放たれる幻影波動砲はパイロットが見ている悪夢を具現化したものらしい。なんでパルテノン神殿かは不明だが。







きれいな色してるだろ。地球側の機体なんだぜ?それ。
とうとうフォースのみならず、機体までも手を出しちゃった。バイド素子を使った機体の登場である。
そのあまりの異形な姿は下手なバイドよりバイドらしいデザイン。どう見ても地球側の機体には見えません。
同時期に開発し始めたR戦闘機はかなり時間がかかるのに、バイド系機体は短時間で開発できるのを見るに、TEAM R-TYPEもこっちの方を開発するのが楽しすぎてしょうがなかったとみえる

バイド系の機体はほとんどどれもぶっ飛んだ機体だが、その中でも特にぶっ飛んだ機体を紹介する。



  • BX-T ダンタリオン
まだR戦闘機らしい形はあるものの、その毒々しい色はまさにバイド。
最大の特徴は波動砲であるダンタリオンの笛から出るもの。どう見ても精子です。本当にありがとうございました。
ちなみに2009年2011年には石川県で空からオタマジャクシが降る現象が発生しているが、もう開発が始まっているのだろうか?


  • B-1A ジギタリウス
植物性バイドの硬さを装甲に利用した機体。
確かに装甲は堅くなったが、特別な薬液を補給しないと枯れてしまう。
ちなみにこの薬液は人間には劇薬である。そんな機体採用すんな。


  • B-1C3 アンフィビアンⅢ
バイドの再生力を機体に利用したシリーズの最終機。
再生力とそれに伴うエネルギー消費の問題はだいぶマシになったが、乗ると異常に疲れる(ような気がする)のでパイロットからは不評らしい。
ちなみにパイロットの再生はできない。


  • B-3C2 セクシーダイナマイトⅡ
超兄貴ではない
バイドの神経伝達物質「BJ物質」を最大限に使うため、ゼリー状のBJ物質を直接、皮膚に接触させることで、操作機器無しでの操縦を実現した機体。
要はパイロットは生命維持装置だけを付けてBJ物質の中へドボンである。
当然パイロットからの反発は強く、そのためのパイロットの養成も考慮されたとか。バイド汚染のことを考えるとウォーヘッドやラグナロックがまだマシに思えてくる。


  • B-5C プラチナハート
22世紀後半、バイドの攻撃によって宇宙人工都市エバーグリーンが海洋に落とされ、多くの人命が失われ、その犠牲者への哀悼の意を表してPOWアーマーを模した慰霊碑が作られた。
問題はこの慰霊碑、何を間違えたのか戦闘機として出撃可能な上に、専用の波動砲とフォースまで作られているのである。
ねえバカなの?
もちろん他のバイド系の機体同様バイド素子がたっぷりと使用されている…慰霊ってどういう意味だっけ?




以上の変態兵器を含めた98機の戦闘機を開発したTEAM R-TYPEは遂に1機の戦闘機を完成させる。


今までに開発された全フォース、全波動砲、全ミサイル、全ビットを装備可能なこの機体はまさに究極汎用機であった。
この機体の開発こそがTEAM R-TYPEの目標だったであろう。

そして後世への技術継承として、それまでの技術を1機に集約したR-100 カーテン・コールを開発する。
こうしてTEAM R-TYPEの活動は終わるはずだった。




終わらなかったのである

最後にR-101 グランド・フィナーレを完成させた後、TEAM R-TYPEは解散した。

しかしすでにR-99とR-100があるのに、なぜ開発されたのか?

「バイドを生み出した未来人を滅ぼす機体」「パイロットすら再生して永久に戦うことができる機体」など噂が流れているが、公式にはどんな機体かは完全に不明。

ただ「この先、新たにR戦闘機が開発されることはもはやない」とある。
しかし復活と進化を繰り返してきたバイド相手にあんだけ基地外な兵器を作っておいて、なぜそう言い切れるのか?

解散した今では全ては謎のままである……






すべての機体の完成を以って
地球文明圏はR計画の終了を宣言。
これらの機体で
勇敢にもバイドに立ち向かい、
宇宙の塵となっていった
パイロット達の冥福を祈る。


―R's MUSEUM 全機体記念碑より
↑きっとこれも戦闘機

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最終更新:2023年09月01日 11:53