トラフィム・オーテンロッゼ

登録日:2011/01/24(月) 18:12:58
更新日:2021/12/11 Sat 01:15:13
所要時間:約 4 分で読めます




TYPE-MOONの設定上のキャラクター。
月姫2 the dark sixに登場する予定。

死徒二十七祖第十七位。朱い月の最初の従者。
白翼公、最初にして高貴たる白い翼の君。
最古参の一角。

超抜能力(ネロ・カオスグランスルグ・ブラックモア、エル・ナハトなどの異能)は必要なく、ただ純粋に吸血鬼として優れていればよい、という考えの典型的なお貴族様。
死徒二十七祖の代表で、最大の発言力と最大の領地と配下を持つ。死徒における形式上の王。


実質上の頂点であるアルトルージュとは反目している。ヴァン=フェムとの関係は最悪。

古き君臨者である真祖たちを嫌い、唯一にして絶対の真祖たる朱い月のブリュンスタッドにのみ敬意を表している。
メレムからは頭は悪いが無能じゃないのが困り物と評されている。
そしてアルズベリ計画-the dark six-を万が一完成させてしまうかもしれないため、グランスルグからも警戒されている。

「形式上」の王とされてはいるものの、その実力は月姫2でもトップクラスの実力とされるグランスルグと比類する存在とされている。
メレムからも王を名乗るだけの勢力と実力を持ち合わせている事は認められている。


王という死徒を管理する立場だけにメルブラで姫アルクから白翼に対して、粗悪の祖を見過ごしている、とトラフィムに文句を言っている場面がある。

バルトメロイ・ローレライに敵視されていて、儀式を阻止をされそうになっている。

現在は儀式を行うために必要な『純血持ち』の祖が集まるのを待っている模様。
また歌月十夜において、儀式には6人の祖が必要と思える発言をしている。
そしてエンハウンスに裏切られ、彼にやられる事を暗示させるシーンがある。



同盟の祖

ネロ・カオス
死徒二十七祖第十位
トラフィムの戯れの提案、真祖狩りにより極東の地にて果てる。



※元同盟者

ヴァン=フェム
死徒二十七祖第十四位。最古参の一角。魔術師上がりの死徒。財界の魔王。俗称、魔城のヴァン=フェム。本名ヴァレリー・フェルナンド・ヴァンデルシュターム。
精巧さにかけるものの巨大な物を作ることにかけては最高の人形師。七大ゴーレム『魔城』を想像する。しかし、ブラドに第五城マトリを攻め滅ぼされアルトルージュ派を嫌う。
トラフィム・オーテンロッゼは古いといって離反し、オーテンロッゼとの関係は最悪。
人間社会に関心を持ち、第一次大戦後から吸血手段を用いずに勢力図を増やしていくという試みを始めた変わり者。
世界有数の巨大財閥のトップであり、闇の世界ではなく財界に君臨する魔王。ここ数百年の趣味はエコロジー。瑣末事を好む。地球環境を憂えたりするあたり、わりと俗人。
この頃はモナコにビルを構え、週に一度はカジノ船で人々の挑戦を受けている。平行世界の3年後の士郎がモナコのフェムの船宴(カーサ)を訪れている。
両方の派閥を嫌っているが、アルズベリ計画のために出資はしている。


先代十三位
タタリことワラキアの夜の先代の祖。
ネロ曰わく白翼の同盟関係だったらしく、ネロと顔を合わせた事があるらしい。
ワラキアに取って代わられた為、恐らく死亡している。



※配下の死徒
ルヴァレ
湖の死徒。ノルウェイの霧に潜む、齢五百を超える吸血鬼。
父と後継者の娘と息子、三ッ子の鬼。その強さは掛け算になる。

空席となった二十七祖の十位をじきに受け継ごうという大貴族。祖に準じる歴史を持つ。
血を搾取した人間の数はおよそ五千、感染による被害を入れればその数倍となる。

彼自身は五百年程前に、愛玩目的で真祖(八百年前のアルクェイドの暴走で壊滅しているが純度の低いものは今も恐らく自然発生し続けている)に汲み上げられた美しいだけの人間であったため、超抜能力はない。
数百年前に聖堂教会の代行者によって湖に追い込まれて死滅したものとされていたが、奇跡的な生還を果たす。
以後はそれまで関心のなかった親族作りに傾倒し、最大派閥であるオーテンロッゼ派に。
彼自身は未だ自力で祖に足るとは思っておらず、あと二百年は必要と感じていた。
その二百年を埋めるために百年をかけて魔術師たちから名のある魔術礼装や概念武装を奪っていた。
成果は秘宝コレクターであるメレム・ソロモンが羨むほど。
バルトメロイが現れる三時間前に薔薇の予言が届き、バルトメロイが娘と交戦、エンハウンスが息子と交戦するも共に逃走を許す。

………が、密かに潜入していた殺人貴により父が不意打ちで殺害され、父を頼り逃げ延びた娘と息子もそのまま仕留められた。
エンハウンスの見立てでは殺人貴の狙いはルヴァレの持つ礼装『鉄槌』。
実力を補うために収集した結果、逆に死神を呼び込むことになったなんとも皮肉な話である。




よく見たら離反者と殺人貴に討伐された奴しかいねーじゃねーか、とか言わないように。




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最終更新:2021年12月11日 01:15