青眼の銀ゾンビ

登録日:2012/05/13(日) 18:41:49
更新日:2023/12/10 Sun 21:47:53
所要時間:約 3 分で読めます





青眼の銀ゾンビ(ブルーアイズ・シルバーゾンビ)とは遊戯王OCGのカードである。


青眼の銀ゾンビ(ブルーアイズ・シルバーゾンビ)
効果モンスター
星8/闇属性/アンデット族/攻3000/守2500
このカードはアンデット族モンスター1体をリリースして
表側攻撃表示でアドバンス召喚する事ができる。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手フィールド上及び墓地に存在する全てのモンスターをアンデット族として扱う。

【概要】

あの「青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)」がアンデット化した姿であり、禍々しい銀色の体色が特徴的。
相手のモンスターをアンデット化させてしまう効果を持つ。

相手フィールドのモンスターの種族を変更するということで、素材の種族を参照するシンクロ召喚エクシーズ召喚を封じることができる。
また、「ゴッドバードアタック」などの種族サポートも使いづらくしてしまう。

同じく「真紅眼の黒竜」がアンデット化した姿である「真紅眼の不死竜」との相性は抜群である。
このカードでアンデット族に変更した相手モンスターを真紅眼の不死竜で戦闘破壊すれば、どんなモンスターでもゴヨウする事ができるのだ。

また「青眼の白龍」サポートの儀式モンスター、「白竜の聖騎士」がアンデット化した姿「闇竜の黒騎士」との相性も良好。
普通にビートダウンしてるだけで毎ターン破壊した相手の星4以下を奪える

このカード自身は最上級モンスターではあるが、リリース軽減効果を持つためアドバンス召喚するのはさほど難しくはないだろう。




追記・修正はこのカードをアンデット族デッキに入れてからお願いします。





























   *   *
 *   + うそです
  n ∧_∧ n
+ (ヨ(*´∀`)E)
  Y   Y  *




"白龍"の方だと思ったかい?俺だよ!



↓これが実際のステータス

青眼の銀ゾンビ(ブルーアイド・シルバーゾンビ)
通常モンスター
星3/闇属性/アンデット族/攻900/守700
目から出す怪光線で、相手をゾンビに変えてしまうと言われている。


【本当の概要】

Vol.シリーズで登場したバニラモンスター
この頃のカードには珍しくない、単なる弱小モンスターである。
アタッカーとしては当時からあまり役には立たず、せいぜい壁にするくらい。

だが、このカードで目を引くのは、なんと言ってもそのカード名である。
あの最強の通常モンスターの青眼の白龍と同じ「青眼」の名を冠するのだ。


きっとこいつにも何かしら強い要素があるに違いない……


……と、思うじゃん?

その強さはやはり天と地の差である。
姿も全然似ておらず、「青眼の白龍」とは全くの無関係。

さらに読み仮名も「ブルーアイ」ではなく「ブルーアイ」である。
なので、「ブルーアイズ」を指定するサポートの恩恵を受ける事もできない。
コウモリの羽根が付いたガイコツの口に目玉が1つ収まっているような外見なので、たしかに複数形の「ブルーアイ」では適当ではないが……。

まあ、当の「青眼の白龍」にとってはこんな得体の知れないやつが仲間にいても困るだけだろう。


一応、アンデット族・バニラ・低ステータス故にサポートカードは豊富。
レスキューラビット」「闇の量産工場」「苦渋の決断」に対応しているので扱いやすい。
「生者の書」「ゾンビ・マスター」「馬頭鬼」などで蘇生もできる。

……が、アンデット族・闇属性・バニラ・レベル3はここまで絞ってもかなりの種類が存在する。
というかアンデット族・バニラ・レベル3は9種類存在するが全て闇属性である。
その中でもこのカードは攻守共にほぼ最低値で、上位互換も多い。
攻撃力は ドラゴラドなどのサポートを受けられる1000以下まで絞ってもまだ上位互換が存在している。
守備力も低いといえちゃんとあるので、「悪夢再び」等の守備力0のサポートも受けられない。
融合素材に指定されている訳でもないのでそのサポートも受けられない。


相手をゾンビに変えてしまうと言われているが、上記の様なモンスター効果を持つわけではない。
三体融合する事で青眼の究極ゾンビ(ブルーアイズ・アルティメットゾンビ)になったりもしないし
生贄にすることで青眼の光ゾンビ(ブルーアイズ・シャイニングゾンビ)もなれない。


うーん……どうしたものか……


もっともこの手の低ステータスバニラは素材として使う分は攻守に多少差があっても気にならない事が多い。
またアンデット族・闇属性・バニラ・レベル3は絶版のカードが多いので、他のカードの代用として使うの一つ。
上位互換が存在するといえ完全に使えないカードではないので、愛があるならこのカードを使ったデッキを考えてみるのも楽しいだろう。


【余談】

ちなみに、元々このカードはGB版のゲームで初登場したモンスターであり、ゲーム内ではカード名はカタカナ表記で、
ブルーアイド・シルバーゾンビ
となっていた。
そのため、実物カード以上に「ブルーアイズ・ホワイトドラゴン」と紛らわしくなっている。
ブルーアイズ・ホワイトドラゴンが手に入ったと思いきやこのカードでガッカリしたという人もいる事だろう。

実際にGBADM6モブの会話で、このカードを本物の青眼と勘違いして自慢してくる少年がいる。


また、Vol.2に収録されて以来一度も再録されていない絶版カードである。

つまり、散々再録されている本家青眼よりも入手困難なレアカード。
その点はゴキボール に通じるものがある。

持っている人は大切にしよう。


アプリゲーム「遊戯王デュエルリンクス」ではサイクロプス、ガーゴイルと共に海馬の初期デッキに3積みされている。




追記・修正は、怪光線で相手をゾンビに変えてからお願いします。



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最終更新:2023年12月10日 21:47