ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン

登録日:2012/05/27Sun 07:58:02
更新日:2024/01/11 Thu 20:33:40
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気高き怒りに触れる者、百万回死んでもおかしくない。

数多の龍の頂点に君臨する、白き伝説。
*1


ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》とは、TCGデュエル・マスターズ」のクリーチャー
DM-06 「闘魂編 第1弾」に収録された火文明アーマード・ドラゴンである。

登場するなり一躍人気カードとなり、《ボルシャック・ドラゴン》と共にデュエル・マスターズを代表するクリーチャーの1体。
今ではデュエマその物のシンボルと言っても過言でない、屈指の知名度を誇るカードとなっている。


解説

ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン SR 火文明 (7)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 7000
W・ブレイカー
このクリーチャーがシールドをブレイクする時、相手はそのシールドを手札に加えるかわりに持ち主の墓地に置く。

シールド焼却能力持ちの元祖たるクリーチャーであり、そして最大の特徴でもある。

ここで少しゲームの説明をすると、デュエマにおける最大の特徴が「シールド」と呼ばれる5枚のカードの存在である。
この5枚のシールドをブレイクし、とどめをさすと言うのが大まかな流れなのだが、そう単純な話ではない。
シールドは普通のカードであり、ブレイクされると持ち主の手札へ戻るため、ブレイクすることは相手に手札を与えると言うことになる。

さらに、手札を増やすだけならまだしも、デュエマにはS・トリガーと言うのが存在する。
これは特定のカードが持つ能力で、ブレイクしたシールドに含まれていた場合、相手のターンにただで使うことができるのである。
そのため、これらによる逆転劇もよく起こり、それがデュエマの醍醐味ともなっている。

しかし、ボルメテウスの能力は、その鉄則を打ち破る。

なんと彼がシールドをブレイクすると、相手はそのシールドを直接墓地に置くことになってしまう。もちろん、シールド・トリガーは使用できない。
そのため、上記の逆転劇を演じる要素をほぼ完全に燃やし尽くしてしまい、相手は反撃の糸口を大きく封じられてしまうのだ。
また、同弾にてドラゴン最高の相棒《コッコ・ルピア》が登場。さらにマナブーストの金字塔《フェアリー・ライフ》も同弾に収録され、このクリーチャーの早期召喚が可能となった。

しかし、このカード自体は除去耐性が無く、CIP能力やスピードアタッカーも無いため、早期召喚のメリットはあまり大きくない。
また、【連ドラ】などのドラゴンでごり押して勝利をもぎ取るデッキとの相性もあまり良くはない。

強力な効果に主人公の使用カードということで高い人気を誇る。
しかし、収録枚数の多い大型セットの第1弾に収録されている事と上記の人気も相俟って一時期シングル価格が高騰している。
高い人気を誇るが故に再録が多くなされてきた今では流石にそこまで高くはないが、初期のボルメテウスは未だに高めの値段で取引されている。


派生カード

ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン SR 火文明 (7)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 7000
W・ブレイカー
このクリーチャーがシールドをブレイクする時、相手はそのシールドを手札に加えるかわりに自身の墓地に置く。
ボルメテウス・レジェンド・フレア SR 火文明 (6)
呪文
相手のパワー3000以下のクリーチャーをすべて破壊する。
相手のシールドを1つ選び、持ち主の墓地に置く。

DMEX-04「夢の最&強!!ツインパクト超No.1パック」にて、ついにツインパクトと化したボルメテウス。
元のボルメテウスはこのカードによって下位互換に追い込まれたが、ボルメテウスデッキで8枚体制になった点を活かしてやろう。

クリーチャー面はそのままのスペックなので解説は省くとして、呪文面は軽い火力除去に加えてシールドも焼却する高コスト呪文。
シールド焼却は強力だがコストが重い事を考えると微妙な点もあるため、何かしらのカードと組み合わせて何度も呪文を再利用することや相手の妨害でクリーチャーの攻撃に動きにくい状況で使うのがベストか。

ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン GS P 火文明 (7)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 7000
G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
W・ブレイカー
このクリーチャーがシールドをブレイクする時、相手はかわりにそのシールドを墓地に置く。

DMSP-02「超獣王来烈伝」にて、リメイクカードとして選出されたボルメテウスの姿。
G・ストライクという新規能力が追加された従来のボルメテウスの完全上位互換である。

同じボルメテウスの上位互換であるツインパクト版や従来ボルメテウスと合わせて、実質ボルメテウスが12枚体制の【ボルメテウスコントロール】が一応は構築可能になった。

また、その影響力ゆえにボルシャックと同様、これら以外にも様々な派生カードが登場している。
後に名称カテゴリ化も果たし、いくつかのサポートカードも登場した。
詳しくはボルメテウス(デュエル・マスターズ)の項目を参照。


サポートカード

希望と勝利の伝説 P 水/火文明 (5)
呪文
カードを2枚引く。その後、《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》を1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。

ボルメテウスを主体とした構築済みデッキ「ボルメテウス・リターンズ」で収録された、《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》専用のサポートカード。
他のボルメテウスを対象としたサポートカードと異なりホワイト・ドラゴンにしか効果を発揮しないが、その分効果は強力。
2枚ドローした上で手札にホあれば無条件で踏み倒しできるという、アドバンテージの塊と呼ぶべき非常に強烈なサポートを発揮してくれる。
更には「ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン」が対象のため、上記のツインパクト版及びGSも効果で場に出す事ができる。


デュエル・マスターズ プレイス

DMPP-01 第1弾「超獣の始動 -MASTER OF DUEL-」において、TCG版から変更点なく収録。シークレット版も存在。
DMRP-01以降もDMPD-03「超竜の咆哮」やDMDB-01「デッキビルダー2021」などで再録された。
事前登録者数が30万人を突破した記念として、プレイヤー全員にも1枚配布された。

特に性能的には変化はないので語る点はないが、ボルメテウスコントロールがDMRP-01~DMPP-02環境では活躍した。
記念で全プレイヤーに1枚配布された影響により、カード資産に乏しい無課金層でも工夫を凝らしてボルメテウスコントロールを構築する光景も目立った。
無課金層でも重課金層でもボルメテウスを使う姿は正に皆の切札とも言える光景だったかもしれない。

DMRP-03以降はカードプールの拡張によるインフレでボルメテウスコントロールを見る機会は減った。
特にDMRP-06からはサファイアが登場したことから、環境で暴れるボルメテウスの座はそちらに譲ることに。
と言っても、TCG版でも長らく使われていたスペックなのでインフレが進むプレイスでも性能自体は今なお強力なクリーチャーであることは間違いない。

その後のエピソード2に相当するDMPP-18では新規イラスト共にまさかの再録がなされ、更にはボルメテウスの関連カードも多数収録されている。


背景ストーリー

誇り高きドラゴンであり、その怒りに触れてしまった者は百万回死んでもおかしくないとされている。
その存在はドラゴンの中で伝説になっており、いにしえより伝わりし竜族の伝説では「希望と勝利が炎となって吹き荒れる時、伝説の竜が舞い降りる。」と語り継がれている。

同じ「ボルメテウス」の名を冠した別人の《ボルメテウス・武者・ドラゴン》が登場したりする中で、ホワイト・ドラゴン本人も時折姿を見せていた。
ある時はクロスギアを纏って《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》となり、またある時は《魔刻の斬将オルゼキア》との契約で《ボルメテウス・ブラック・ドラゴン》に変貌したりしているようだ。

王来篇

その伝説は超獣世界の歴史にも重大だったようで、「超獣王来烈伝」における12の王の1人「闘魂王」として刻まれていた。

しかし、歴代の様々なクリーチャーがディスペクターとして悪用される中でボルメテウス・ホワイト・ドラゴンも邪悪な宝玉に囚われてしまう。
ガーディアンの《陽炎の守護者ブルー・メルキス》と合成され、《混成 B(ボルメテウス)W(ホワイト)M(メルキス)》と化してレクスターズの前に立ちはだかるのだった…。



その追記・修正は希望の光。夢にまで見た、良項目がここに!!

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最終更新:2024年01月11日 20:33

*1 画像出典:Twitter イラストレーターhippo氏 @handstandhippo 2021年11月16日投稿 https://twitter.com/handstandhippo/status/1460444655573614592?s=20&t=KlWTUtYkQ-BseweOS50Abw ©Wizards of the Coast/Shogakukan/Mitsui-Kids