ヒューゴ・メディオ

登録日:2010/11/16 (火) 21:18:20
更新日:2022/06/07 Tue 18:51:51
所要時間:約 5 分で読めます





ヒューゴ・メディオはスーパーロボット大戦MXのバンプレストオリジナル主人公。

声優:高橋広樹

元連邦軍特務部隊クライ・ウルブズ所属の、ツェントルプロジェクトのテストパイロット。

貧しい環境で育ったことと、かつての上官アルベロ・エストの教えにより生きることへの執着が強い。
ゲーム中ではグン・ジェム隊の罠でDチームと孤立した際、玉砕を覚悟したケーンを一喝するシーンからその性格が見える。

またマグネイト・テン内では年長者の部類に入るため、女風呂を覗こうとしたケーンと甲児にやんわり釘を刺すなど落ち着いた言動が多く、年配者や上官には敬意を払う。

性格も、周りの空気が読める上に控え目という、落ち着いた大人のような感じ。
その空気の読みっぷりは、諸事情で因縁のあるドモンに対して、初対面で敵意を向けてしまったが、即座に思い直して以降は仲間として接するレベル。
しかし、スパロボ主人公特有の熱血さも心の奥に兼ね備えている。

決め台詞は
「多少の無茶は承知の上だ!」
「イグニション!」

デビルガンダム事件により、クライ・ウルブズは壊滅。
アルベロは消息不明となり、彼の息子であり戦友であったフォリアはゾンビ兵になってしまう。
後にドモンに敵意を向けてしまったのも、「ドモンが早くデビルガンダムを倒していればクライ・ウルブズは壊滅しなかった」という思いがあったためだが、
同時にドモンがデビルガンダムによって母や兄を失った、自分と同じ被害者である事も理解しており、「逆恨みしてはいけない」と思い直している。

ヒューゴ自身も一命を取り留めたものの身体の半分以上を失い、ミタール・ザパトの手でサイボーグ手術を施される。
当時のサイボーグ技術では、拒絶反応を抑える為に、定期的な投薬が必要だったためザパトの犬と化し、ツェントル・プロジェクトに参加する。

強奪された実験機メディウス・ロクスを追跡する任を受け、ネェル・アーガマ隊と合流し、後に結成されるマグネイト・テンの一員となる。
しかしこの強奪劇は、ヒューゴの搭乗機に搭載された『TEエンジン』、そしてメディウスに搭載された『ラズムナニウム』の実戦データ収集のためにザパトが仕組んだ陰謀であり、
皮肉にもメディウスに搭乗していたのはアルベロと、パートナーのアクア・ケントルムの恩師、エルデ・ミッテであった。

エルデの開発した人工知能AI1の効果で異常進化を果たしたメディウスを操るアルベロに一度は完全敗北を喫し、機体は大破、ヒューゴも行方不明となってしまう。

しかし奇跡的に一命を取り留めていたヒューゴは、その治療の際に薬物投与を行わなくても問題のないように身体を調整される。

それまでヒューゴは体のことを周囲に秘密にしており、そのためにアクアや仲間達とは距離を置いていたが、以降は雰囲気が明るくなり、良き兄貴分といった印象が強くなった。

この後ヒューゴは新型機と共に、戦乱の終結のため、また師であるアルベロを乗り越えるために、仲間達と共に更なる戦いへ身を投じて行くこととなった。
エピローグではPT操縦の腕をかわれ、士官学校の教官となる。あと、身体は生身に戻した。


決める時は決めるキャラだが、あまりでしゃばらない、悪くいえば影が薄いキャラのため、ファンからはよく
「MXの主人公はアクア」
「いやアルベロ」
「ババァ結婚してくれ!」
「AI1に決まってるだろ」
綾人に他ならない」
「いいや、シンジだね」
「⊃天⊂」
などヒューゴの存在を忘れたかのようないじられ方や、名前をわざとエゥーゴなどに間違えられたりといったネタにされる。
(名前間違いネタは原作ゲーム発売当初からあったが、実はリメイク版での追加シナリオで公式で名前を誤植されたこともある。しかも自分自身のためのメインイベントで……

個性溢れる他のスパロボ主人公達から比べたら、確かに空気である。

しかしそれはヒューゴが、ミストさんと違い、みんなに愛されている証拠といえよう。
なにせ『呼び捨てにするほど親近感が沸かない』と、さん付けでしか呼んでもらえない奴とは違い、無限の愛称を持つのだから。

現に、ストーリー中は空気でもみんなの記憶には残っている。
要は\アッカリーン/のご先祖様みたいな扱いである。


スーパーロボット大戦OG外伝
第一話よりプレイヤーユニットとして量産型ゲシュペンストMk-Ⅱ量産型ゲシュペンストMk-Ⅱ改に搭乗。事前に情報の一切無かったサプライズ参戦である。
クライ・ウルブス壊滅までが描かれており、デビルガンダムがイェッツトに変更されている。
そのため出番こそ結構多いものの、活躍と言うには微妙。

第2次スーパーロボット大戦OG
ツェントル・プロジェクト絡みで出番が多い。
プレイヤーの多くにサイボーグとバレてるのもあるからか、比較的体の事情を把握する人物がおり対人関係はMXよりも良好。  
そのかわりかどうかは不明だがミタールがガイアセイバーズにいるので抑制剤の供給が滞る。そのためMXよりも生き急いでる印象を受ける。
シナリオで一度AI1に取り込まれ一時期離脱する。
エンディングでは教導隊預かりに。MXとは違い体が直っていない。
人間関係ではジョッシュの兄貴分兼戦友ポジションになる。ただし加入後すぐにヒューゴ機を強化するとジョッシュとSRポイント取得の壁となる。

【搭乗機】
リアル系「サーベラス
スーパー系「ガルムレイド
なにはともあれ「イグニション」
どちらも平均的な能力で、どちらも射撃が強い。
リアル系はパイルバンカー装備な所も好評価。
スーパー系必殺技の『バーニングブレイカー』はとにかくカッチョイイ演出(兵庫→機体に上手く切り替わるカットインなど)で人気だが、
後継機に乗り換えると同系統の技すら消える。なんでやねん
サーベラスで射撃を鍛えまくって、イグナイトで悲鳴を上げるのはよくある話。


後継機?後継機はアクアメインですよ。

ちなみに「TEエンジン」の都合上、パイロットは男女問わず露出の多い格好をする必要がある。
相方のアクアはなんとも目にありがたい姿で日々を戦い抜いているが、
ヒューゴはせいぜい腹筋丸出し程度で下はちゃんとズボン着用なので安心。

ちなみに本人は空気扱いだが、ヒューゴ専用BGMである『Burning Red』は軽妙かつ独特な雰囲気で人気がある。
ヒューゴの性格とは少々かみ合わない印象ではあるが

病後「多少の追記修正は承知の上だ!」

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最終更新:2022年06月07日 18:51