瀬尾晶

登録日:2012/01/26(木) 10:25:10
更新日:2023/10/03 Tue 19:34:08
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瀬尾 晶(せお あきら)

月姫PLUS-DISC『閑話月姫「幻視同盟」』の主人公兼ヒロイン。歌月十夜にも登場。


CV.水橋かおり(MELTY BLOOD Actress Again)
身長:153cm
体重:41kg
B73/W59/H82
誕生日:1月17日
血液型:AB


遠野秋葉と同じ浅上女学院の中等部の生徒。生徒会の書記も務める。
秋葉とはわりと長い付き合いで、中学の生徒会時代から後輩である。
制服が中学と高校で同じだとかは突っ込んじゃダメ。

秋葉のことを慕いつつも、秋葉の怖いところを知っているので恐れている、という面白おかしい立場。

おどおどした小動物系の可愛らしい女の子。子狐と例えられたことも。
内向的に見えるが、根は前向き。そしてお人よし。
多少冷静さに欠けるが、思考の速さと勘のよさは飛び抜けており、よい補佐役。

秋葉と同じ学校に通うだけあり、一応お嬢様。
東北の方の大きな酒蔵の娘で、本人もかなりいける口。(もちろん学院じゃ大声で言えないが)

趣味として同人活動をしているが、女学院でそのことを知っている人間は少ない。
また、学院では私物持ち込み禁止なので、真夜中にトイレでこっそり作業しているとか。



以下『幻視同盟』のネタバレあり
※『幻視同盟』は今でも無料でダウンロードできたりする。ググってみよう。













未来視の少女。

他人の未来を「予測」することができる。超能力の一種。
より厳密には彼女は「過去視の発展型」で、相手の過去の記録を視ることでそれを元に未来を予測演算するタイプ。

過去の記録はまず映像として受信されるようだが、晶の場合映像そのものは記憶に残らず、単純にその特徴を知っている状態になるだけ。そのため過去視の自覚が無かった。
他人の過去を深く知るということは、他人の人生そのものを疑似体験するため、自己を見失いやすい。
過去の映像が記憶に残らないのは、自己が浸食され、引きずられることが無いようにするための自己防衛である。

これにより予測した未来は、限定的な情報からの演算の結果になるので、基本的には映像としてではなく、断片的な単語(情報)として記憶される。その為映像記憶よりも劣化速度は遅い。つまり長く記憶する。
観測者として視るため、視た未来の出来事の当事者の姿もわかる。

あくまで「未来予測」であるため、この能力で視た未来は確定されたものではなく、回避・改変が可能。
未来を確定させる「未来測定」についてはの項目で。


なお、彼女が視る未来は「日常から逸脱した未来」に限られ、時間的には大抵1日先であることが多い。
自分の意志で視ることは出来ず、視てしまうのは一カ月に一回程度とごく稀。
他の未来視の能力者よりも未来を見る機会は少ない。
目眩が起きた後に未来が客観的に視える。

因みに彼女の晶という名前の由来は水晶からきている。


『幻視同盟』

本編月姫の後日談的内容。
年末のイベントに参加するため三咲町を訪れた晶がある殺人事件に巻き込まれるおはなし。


年の瀬、街を歩いていた晶は、誰かが人を殺す未来を視てしまう。
血まみれ、片手片足、バラバラ、3人を殺したナイフを持った殺人鬼……。
この未来に我慢できなくなった晶はつい

「人殺しなんかしちゃダメでしょうっっっ!」

と大声で叫ぶ。周囲の人全員に。

当たり前のように奇異の視線に囲まれる晶だったが、そこで声をかけてくれたのが遠野志貴だった。

早速喫茶店に晶を連れ込んだメガネはそこで「未来視」についての説明を受ける。
そしてその話の中で晶は志貴が秋葉の兄であることを知る。

「殺人鬼が人殺しをするところを未来視したうえ、そいつに聞こえるよう『人殺し〜』と叫んでしまった晶にも危害が及ぶかもしれない」
そう示唆したメガネは晶のために殺人鬼を探すことを約束。

メガネと別れてすぐ、晶はまたも未来視してしまう。それは先程のメガネが刺されるという未来だった。
危険を知らせるため遠野の家に連絡する晶。
そして家にいたのは秋葉だった。――秋葉だった。大変なことなので(ry

まあ色々あった末に志貴と電話。しかしテンパりすぎて「夜に出歩かないで」としか言えなかった。なにを今更……


結局、彼女の未来視の通り、連続殺人は起こってしまった。
そしてメガネに学校へ連れて行かれてしまう。


実はこのメガネ、志貴の名を騙る偽物で晶が未来視した殺人鬼その人。

彼は過去視の能力を持っており、ある時志貴の過去を疑似体験したことで自己が引きずられ、殺人鬼と化した(ちなみに志貴が『殺人』をしたというのは彼の勘違い。まあ普通はわからんが)。


殺されそうになる晶だが、そこでヒーローのごとく本物の遠野志貴登場。
所詮偽物。刃を交えることもなく、アッサリと決着する。


実はこのお話、当時顔が公開されていなかった志貴(偽志貴)の立ち絵を用いた叙述トリックが最大のキモ。
今見ると偽志貴のデザインとか行動は爆笑モノである。
(それでも当時はけっこう騙された)

最後にちゃっかり晶とフラグを立てて終わるのでしたー。ちゃんちゃん♪



因みに男性は容姿より声に魅力を感じるらしく、電話越しの志貴の声は直球ストライク160キロだとか。上述のテンパった原因。生の声も劣らず大好き。


歌月十夜にも出演。
志貴にちょくちょく会いに来るが、秋葉にバレないよう必死。
電話もしたいけど、秋葉が怖くてできない。


志貴曰く、「妹だったらいいのになあ」おいバカ死ぬぞメガネ。



空の境界』の瀬尾静音とは従姉妹同士だとか。
こちらが原型ともあちらが原型とも。
(らっきょも月姫もプロットは同じ)
同じ未来予測の能力者だが、その仕組みや視えるものは別物。
デザインもよく似ているが髪色など差違も多い。


ちなみに静音の飼い犬の名は「アキラ」。
空の境界の映画でこの名が静音の口から語られた時は、不意打ちに耐えきれず劇場で笑いを洩らす者がチラホラいたとか。




過去の項目内容から予測演算して追記・修正という未来を幻視してください。

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最終更新:2023年10月03日 19:34