登録日:2011/09/26(月) 06:42:35
更新日:2020/12/20 Sun 18:45:08
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ニャンニャンアーミーとは、コミックボンボンで連載していた漫画、『
サイボーグクロちゃん』に登場する、エリート(笑)サイボーグ集団である。
構成員は1号機である
ミーを筆頭に、量産型を含め多くの個体が存在していたが、量産型は第1話にて、クロちゃんが全て破壊してしまったのか以後は登場せず、リーダーのミーくんも、第7巻の『ヤツらの帰還!!』にて、残りのニャンニャンアーミーのメンバーと敵対し、実質上離脱したため、ニャンニャンアーミーといえば、2号、3号、4号、5号機までの4つの個体を指す場合が多い。
この上記4匹のメンバーは生身の頃、剛にケガや病気の野良ネコと一緒に面倒をみてもらっていたが、剛とミーくんが留守の間に、住んでいた小屋が人間に燃やされてしまい、ほとんどのネコが絶命してしまった中、帰宅してきた剛の必死の救出により、この4匹だけが助かった。
その後は、生きていく為にサイボーグになり、人間への強い憎しみと剛への恩義の為に、世界征服に加担していた。
ミーくんと4匹のメンバーは、第3話『剛くん再び…』にて
ワタクシあやしい者ではありません…(スコーッ!!)大王デパートからの使いの者です…。(スコーッ!!)
とあやしすぎて身動きがとれなくなる程、不審な大男に変装して初登場。
ジーさんとバーさんを、偽のコンテストに招待し、人質に取った後クロちゃんと対決する事になる。
この対決後、ミーくん以外のメンバーは、崩壊した大王デパートの瓦礫と共に、どこか見知らぬ日本のはじっこに捨てられていた為、しばらく出番がなかったものの、第7巻の『ヤツらの帰還!!』にて再登場。
離ればなれになった剛ハカセ達を探しており、怪しまれぬよう人間の少女の格好をして、夜な夜なさ迷い続けていた。
もちろん手には野犬に襲われぬように包丁を持ってね♪
その後はクロちゃんに連れてきてもらい、ついに剛ハカセと再会するが、世界征服を諦めてしまったハカセに失望し、剛ハカセに反旗を翻す。
ハカセの敵になった事で、リーダーのミーくんとも対立し、そのまま流れでクロちゃんやコタローとも対決する事となるが敗北し、ハカセ達に自分達だけでも世界征服すると宣言したのち、どこかに走り去り出番を終えた。
以下そのメンバーの紹介。
ミーくんは、単独で項目が立っているので、そちらを参考に。
「でも気持ちはわかるんだよスッゴク!!」
2号
ニャンニャンアーミーの2号機にして
空気。ミーくんが抜けた後の、ニャンニャンアーミーのリーダーでもある。技巧派らしい。
リーダーでもある。
大事な事なので2回言(ry。
漫画を読んでも、どこにも2号がリーダーとは描いていない為、裏設定なのだが、漫画を読むかぎり誰がどう見ても4号がリーダーにしか見えない。……というより、ニャンニャンアーミーの中でもかなり空気。
別名、改良型サイボーグ「スパイダー02」という他のニャンニャンアーミーにはない異名を持ち、戦闘でも手足や首を伸ばし攻撃する事ができるという個性があるものの、やっぱり空気。
…というか、ただの伸びる手足だとミーくんの劣化な気もする。
大王デパート戦では2階、婦人服売り場を担当するが、自慢の手足が絡まり自滅。クロちゃんからも「最初の敵はまだか?」…とスルーされてしまう。
再登場した話でも、剛ハカセを人質に取る役だったため、やっぱり空気。
またメンバーの中で、一番戦闘描写が少ないのが災いしてか、作中で一度もガトリングなどの武器を使用しない事が、より空気化を進行させてるような…。
一人称は、少なくともクロちゃんに対しては「オレさま」という、まさかのオレさまキャラ。だが負けた途端敬語になったり、逃げようとしたりと若干見栄っ張りな性格なのかも知れない。
「キミ!キミ!ちょっと手ェ借してくれ!そのあとでムシしていーから!かた結びだし!ね!?」
「まっかせて♪」
3号
ニャンニャンアーミーの3号機にして、ニャンニャンアーミーの癒し。純情派らしい。
一人称は「ボク」で、他のメンバーと比べると非常に幼い性格の上、敵の前で着替えたりとマイペースだが、サイボーグなので基本的に無表情。だがそこがいい。
戦闘時はパンダのぬいぐるみを着て戦う。
これは本人いわく「精神統一」らしいが、クロちゃんとの戦闘時は、クロちゃんを驚かそうとして着ぐるみをしていた為、おそらくこの時に癖になってしまったのだと思われる。
大王デパート戦では3階、オモチャ売り場にてクロちゃんと戦うが、写真判定の結果、ハナの差で負けてしまった。
再登場した話では、ミーくんと交戦。
ミーくんの不意をついて実質勝利したが、ミーくんに己の存在の矛盾点を指摘され、気絶し結局負けてしまう。
またこの話で、人間に対する復習心を熱く語り、剛ハカセにもう一度世界征服を目指すように、説得していた。
戦闘では、サーベルタイプの剣やガトリングにくわえ、クロちゃんが尻尾から発射するミサイルを腹から発射できたりと、多くの武器を所有している。
またクロちゃんに射撃の腕を誉められたり、シャイなワンちゃんの綿を切り落としたりと、戦闘力はメンバーの中でもトップクラスだが、幼い性格が災いして、勝利には至っていない。
上記の通り、普段は無表情だが、ぬいぐるみを着ている時は、表情が豊かになる。またこの特徴から、3号のイラストはパンダである事が多い。3号かわいいよ3号。
「う〜ん…クロちゃん会えてうれしかったよ…。」
「おまえも戦闘サイボーグなら、力づくでハカセを奪ってみな。」
4号
ニャンニャンアーミーの4号機にして、ニャンニャンアーミーの不遇。上記の通り、ただのまとめ役であり、リーダーではない。武闘派らしい。
リーダーではない。
本当に大事な事なので、2回言いました。
作中でミーくんの代わりに、誰がリーダーをやっているのか、明言されていない為、素で勘違いする人が多発している。
戦闘では強気かつ短気な性格が災いしてか、とにかく悲惨で、大王デパート戦では4階を担当していたが…
クロちゃんと3号が、いい汗をかいて時間を潰していた為、待ちきれず下の階での3号の戦いに乱入、クロちゃんに無理矢理キリンさんを着せられ、3号に誤射されて戦闘不能になる。
再登場した話では、クロちゃんに殺意を抱いており、クロちゃんとサーベルタイプの剣を使いタイマンを挑むが、クロちゃんの世紀末格ゲー並の壁ハメ永久連続技により、顔がベコベコになるまで、フルボッコにされた。
最後は顔がベコベコのまま剛ハカセ達に人間への復讐を止めるつもりはないと、宣言しメンバーを連れて走り去って行った。……やっぱり誰がどうみてもリー(ry
とか言ってたら近年発表された新作の番外漫画では4号が皆から「リーダー」と言われており、完全にリーダーは4号に移行した模様。
「もげっ!もげげ!もげげ!」
「じつを言うとこのゲーム…五階でアナタはこなごなになるという筋書きなのです。」
5号&ラッシー
ニャンニャンアーミーの5号機。一人称は「ワタシ」なネタキャラ。頭脳派らしい。ここでは弾薬運搬ロボでもある、ラッシーも一緒に紹介する。
誰に対しても丁寧口調なのが特徴で、常にラッシーを連れて行動をしている為か、イラストで5号が描かれると、ラッシーも一緒に描かれている事が多い。
戦闘では、砲台型の長身ガトリングを使い、遠距離から相手を圧倒するスタイルをとっている。
クロちゃん達と違い、ガトリングが体とくっついていない為、弾薬運搬ロボのラッシーが居ないとガトリングが使えず無力になってしまう。
大王デパート戦では5階、家電売り場を担当。
クロちゃんを後一歩まで追い詰めるが、パトじいの再登場によりお祓いされて勝利を逃してしまう。
再登場した話では、コタロー&ダンクと対決するが、なんとラッシーが♀だった為、ダンクとじゃれてしまい、結果ガトリングが使えず運動神経が四歳児並のコタローに負けてしまった。
「ラッシーのバカァ…。」
量産型
第1話に登場した
量産機。原作では全員が同じ外見で、全体的なシルエットはクロちゃんと似ているが目は両端の尖ったゴーグル型。
武器はガトリングと長く伸びる爪。水中では口元にマスクを出し脚を格納し背中にノズルを出すことで高速機動が可能。
胸に振られているナンバーは上記の2~5号とは関係ない様子。
剛とクロの会話から類推すると、リモコンで自由に操れる特殊回路が頭に組み込まれていると思われ、
出来が悪かったという剛の命令一つで仲間の18号をスクラップにしてしまう程非情だが、普通に人格を持っていてクロに脅迫されたりする。
クロのガトリングとミサイルで全滅した……と思われたが、第3話の終盤にヘリで剛とミーを迎えに来た個体が一体いる。
位置から考えて大王デパートの崩壊には巻き込まれていないと思われるが、その後は不明。
一方、アニメ版第1話では原作で既に2~5号が登場していたためか、そのデザインを踏襲して6号以降も全員が個性的な見た目となっている。
尺の都合か18号がスクラップにされる描写もカットされた。武器は原作と同様で、水中活動も可能。
また原作の出番を反映してか、クロの追跡では2~5号がメインメンバーとして活躍しているシーンが多い。
少なくとも画面上では28号まで存在することが確認でき、水中でクロに乗られて逃げてきた個体は9号になっている。
冥殿ハカセ
ずいぶん追記
修正しました
よ
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- ロボニャン「私モ参加スルゾ!」ミーくん「帰ってください!」 -- 名無しさん (2014-12-09 20:55:04)
- 大王デパートの戦いの最後らへんでヘリを操縦してた奴はどこ行っちゃったんだろう…… -- 名無しさん (2015-07-17 21:35:18)
- しかし、こいつ等クロちゃんにボコられたり量産型は壊滅されたりしてるけどスペックはシャレになんないんだよな……クロちゃんいなきゃ剛君はマジで世界を取れてたかもしれん(そしてサイーグ風邪でオジャンになる) -- 名無しさん (2016-10-23 15:54:19)
- コミックス7巻で再登場して3号がミーくんと対戦した時には、「にせパンダくん」呼ばわりされて動揺したり、「だってパンダのしっぽって白いんだぜ?」と指摘されてショック受けてたが…多分その当時放送されてた『トロイの木馬』とかいうイッテQバラエティ -- 名無しさん (2018-10-24 13:45:44)
- ↑ミス、途中だった。イッテQみたいなバラエティ番組でやってた『ジャイアントパンダのしっぽは白い』というのを作者の横内先生が見たのかもしれない…その影響かも -- 名無しさん (2018-10-24 13:47:30)
- クロちゃんのキャラは過去が結構悲惨なのが多いからギャグやってるとほっこりする -- 名無しさん (2020-04-28 01:25:41)
最終更新:2020年12月20日 18:45