登録日:2011/09/09(金) 21:37:16
更新日:2020/08/03 Mon 07:34:08
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未来ノスタルジアのヒロインの一人。
CV・井村屋ほのか
身長・157cm
血液型・A型
誕生日・9月17日
主人公・工藤陽一のクラスメート。
実家は鈴宮神社という時倉でも古い神社。
母親のハルと二人暮らしでハルは看護師として街の病院で働いている為、神社の管理をしている。
しかし神社自体は町外れの山の上にある為、あまり経営状態はよくないらしい。
陽一や杏奈と同様に超能力者。主に愛用のエアガンを念動力で強化して陽一への威嚇に使っている。その破壊力は地面に大穴を開ける程。
普段は他人に優しく、口調も丁寧で勉強も運動もできる優等生。
しかし陽一が所用で神社へ来た際にいきなりエアガンを頭に向けて『今日、あなたが来るのがわかってた』と発言。
以後、ことあることに陽一に敵意を露にし、エアガンを向けてくる。
しかし本気で傷つける様子はないようだか……。
以下ネタバレ
実は伊織は過去に陽一と会っていた。
陽一が、両親との事故で入院していたときに出会った少女――それが伊織だっだのだ。
再会して以来、エアガンを向けてきたのは長い間、会いに来てくれなかったのと、いつまでたっても気付いて貰えなかったため。
因みに陽一が伊織に会いに行かなかったのは禁じられていた自分の能力を伊織に見せてしまっていた為。そして再会してからも気付けなかったのは余りにも性格が変わっていたため。また伊織のエアガンは昔、陽一がくれたもの。
以下更なるネタバレ
実は杏奈が過去の世界に跳ぶことになった最大の原因。
陽一と付き合うようになり、楽しい日々を過ごすようになったのも束の間、伊織に徐々に能力の暴走がみられるようになる。
しかも、その暴走が突然現れるために伊織は周りにいる大切な人たちを自分の暴走で傷つけていってしまう。
春日家は一応は能力者の家系だったが伊織自身は、陽一の能力に影響されて開花した後天性の能力者で、周囲には能力のコントロールを教える者がいなかった為、暴走が始まっていたのだ。
伊織の暴走を止められる方法は一つ。陽一の力で伊織の力を押さえ込むこと。
しかしその方法は陽一が十中八九死んでしまう可能性のある方法だった。
実際、杏奈がいた歴史では陽一は伊織の暴走を止めることに失敗し、その傷が原因で亡くなっていた。
杏奈はそれを食い止める為に過去の世界に来たのだった。
そして、結末の日。
伊織のチカラが暴走しだして、杏奈が目の前に現れる。そして、陽一が力によって伊織を押さえ込もうとするのが、その選択の未来は自分がいた歴史と同じ結果になるだけと告げ、自分の手で伊織を始末しようとする。
また伊織自身、もう一つの能力である予知能力で、自分に未来がないことを知っていた。
再会した際に陽一への発言は彼が神社に来ることを予知していたから。
そして伊織は最後の力で暴走している能力をコントロールして自分を殺そうと試みる。
だが陽一のは変えられない未来だとしても0%の成功率でも伊織の元へ飛び出して自分の力をぶつけてコントロールしようとする。
それを見た杏奈はその2人の元に駆け寄って自分の力もぶつけることで伊織の能力の暴走と伊織の能力そのものを封印した。
だが、杏奈がこの世界で自分を保つための力が無くなってしまい消え去りそうになってしまう。
陽一の協力で少しだけ残った力に賭けて杏奈は未来へと戻って行く。この世界のみんなの幸せを祈って。
杏奈が未来に帰ってから暫くして。
今日も陽一と伊織はデートと称して街へ繰り出していた。
自分たちを助けてくれた、この時代の杏奈を探し出すために。
ふと隣を伊織が笑顔で微笑んいる。能力は使えなくなってしまったが彼女は生きてくれた。
さあ、ここから未来を作っていこう―――。
追記・編集よろしくお願いします。
最終更新:2020年08月03日 07:34