コンプレッサー (エフェクター)

登録日:2012/05/02(水) 07:15:13
更新日:2020/06/09 Tue 17:30:47
所要時間:約 7 分で読めます




コンプレッサーとは楽曲をミキシング&マスタリングする際に使われるエフェクターのことである。


○こんな時に使おう
( 冥ω殿)「フヒヒヒ。ロリロリチュパチュパな曲を作ったお。早速聞いてみるお!」


(;冥ω殿)「あ、あれ…思ったより音が小さいお…。」


( 冥ω殿)「仕方ないからクリップしないようにマスターフェーダーあげてみるお。」


(冥ω殿)「ピーク(一番大きい音)がここだからここまで上げて…と。」


(冥ω殿)「……あれ?」


(;冥ω殿)「なんで!?なんで市販の曲より音が小さいんだお!?ロリコンだからかお!?」




となった人も多いことだろう。

なぜこうなるのか。

それはもちろんピークに合わせてフェーダーを動かしたからである。

ピークが0dbを越えるとクリップし、ノイズが入ってしまう。
ところがピークに合わせてフェーダーを動かすと、上記のように小さい音になってしまう。



そしてこんな悩みを解決してくれるのが、コンプレッサーである。


○コンプレッサーの仕組み

コンプレッサーの役目は、大きすぎる音は小さく、小さすぎる音は大きくして、バランスを取ることである。

そうすることによってピークが相対的に低くなるのだから、かける前よりフェーダーを上げることができるのだ。

つまり音を圧縮して密度を濃くし、同じ密度のまま広げる→音圧を稼ぐ、ということなのである。

ハードからソフトまで多種多様であり、値段もフリーソフトから150万円以上のアナログコンプまでピンキリである。



○コンプレッサーのパラメーター

●スレッショルド
設定したレベルを超えた音に、エフェクトをかけてくれるパラメーター。インプットともいう。

例えばここで-6dbと設定すれば、-6dbを越えた音は圧縮されるのである。かけすぎると、音がモコモコしてしまうので注意。

言い換えれば、一定以上の年齢は潰してしまうロリコン御用達のパラメーターである。



女「17歳の女子高生です(・ω<)☆」


(冥ω殿)「スレッショルドを8歳に設定して…と」


女「え…」グシャッ


(冥ω殿)「BBAはいらないお!」



●レシオ
スレッショルドで設定した数値を越えた音を、どのくらいの比率で圧縮するか、ということを決めるパラメーター。

例えば元の音が-4dbだとする。これに対しスレッショルドを-6dbかけた。そこでレシオを2:1に設定すると、その差である2dbを1dbだけ圧縮してくれるのである。はたまたレシオを30:1に設定すると、その差である2dbを、0.066666…dbだけ圧縮してくれるのである。

レシオを高くすればしただけ圧縮ができて音を大きくすることは可能だが、やりすぎると元の音色を変えかねないので注意が必要。


レシオを言い換えれば、年を取りすぎている女の子の年齢を、丁度よい具合に減らすことができるのだ。



幼女「あの…えっと…きゅ、9歳です…」


(冥ω殿)「惜しいお。スレッショルドを7歳、レシオを2歳に設定してと…。」


幼女「きゃっ」プチッ


幼女「ふえぇ…、8歳になっちゃったよぉ…」


(冥ω殿)「フヒヒ」



●ニー
コンプがかかった時の、かかり方を決めるパラメーター。スレッショルドで設定した音量を越えた音はもちろん圧縮されるのだが、その圧縮のスピードを調整できるのである。

ニーとは膝のことであるが、コンプのかかり具合をグラフで見た時、その変化が膝を曲げているように見えるので、ニーと呼ばれる。

ニーは細かい設定もできるが、そのかかり具合から、大体ハードニーとソフトニーに分けられる。例えばハードにニーをかけた時は、スレッショルドを越えた時点で素早く圧縮される。逆にソフトにニーをかけた時は、ゆるやかに圧縮されていくのである。


言い換えれば、幼女に対する紳氏諸君の対応の仕方を決めるのである。


(冥ω厳)「ニーをハードで」


幼女「ふぇ…ひぎぃ!?に、にぃにの…にぃにのテクニックで8歳に…!8歳になっちゃうよぉぉぉぉぉぉぉ!!にぃにぃぃぃにぃにいぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」ビクンビクン


(冥ω厳)「完了だお」



(冥ω優)「ニーをソフトで」


幼女「ふぇぇ…くすぐったいよにぃに…ふぁ…やだ…そんなところ弄っちゃ…あっ」ビクン


(冥ω優)「フヒヒお」



●アタック
正式にはアタックタイムという。今までは圧縮を始めてからの動きについてだったが、アタックは、圧縮を開始するまでの時間のことである。

例えばアタックを10μに設定したら、圧縮するまでに1/1000000秒かかるのだ。逆にこれを300msに設定したら、0.3秒後に圧縮し始めるのである。アタックを早めにすれば、リズムがハッキリと聞こえるので、元気がよい音になる。逆にアタックを遅くすれば、音の始まりがぼやっとするので、柔らかな音になる。

これも言い換えれば


(冥ω早)「圧縮するお」


女「なn…」プチッ



(冥ω遅)「圧縮…するお?」


女「くっ…」


(冥ω遅)「……」


女「……や、やるならさっさとやれ!」


(冥ω遅)「ニヤニヤお」


女「屈辱だっ…!」



●リリース
正式にはリリースタイム。今度は圧縮が終わった後の話。つまりスレッショルドの値を下回った時に、圧縮をどれぐらいの速さでストップするか、というパラメーターである。

短めに5msぐらいで設定すれば、圧縮後0.005秒で圧縮がストップするので、リズミカルな音になる反面次の音への間隔が短くなり、急な音量変化に驚く恐れがある。
逆に4sぐらいに長めに設定すれば、余韻が残るのでゆったりと音を楽しめるが、次の音まで圧縮しかねないので注意。


(冥ω早)「圧縮終了だお」カパッ


幼女「ふわっ!」



(冥ω遅)「圧縮終わるおー」


幼女「ま、まだー?漏れちゃうよぉ…」



●メイクアップ
またの名をゲイン、アウトプットと呼ぶ。様々な設定で音を圧縮してきたが、この音をそのまま聞いたのでは音量は変わらない。ここでやっと大きさを上げるのである。

コンプをかける前と違ってピークが抑えられているので、音量を底上げすることが可能なのである。もちろんピーク値が変わっただけで存在はしているので、クリップしないように気をつけなければならない。

もっと大きくしたいのなら、レシオを大きくしてニーを早目に、アタック・リリースも早くするといい。しかしかけすぎると平坦な音になってしまうので、注意しよう。



少女「じゃあ行ってくるね、お兄ちゃん!」


(冥ω殿)「小さかった幼女も、今日からJK…。あんなに化粧しちゃって…。せつないけど嬉しいお…」




以上がコンプレッサーの使い方である。うまくかけるとこのように万遍なく


音圧を稼げる。

またマルチバンドコンプレッサーというのも存在し、なんとこちらは音を低域・中域・高域に大体3〜から5段階に分けて、それぞれコンプを別の設定でかけられるという優れもの。といっても、基本的に楽器は高さがそこまで変化しないので、マスタリングの際に重宝される。


ちなみにコンプをかけることは原音を変えることになるので、邪道とする人もいるが、正直わからん。




(;冥ω殿)「ふー、コンプをバッキバキにかけまくったお…」


( 冥ω殿)「これで曲の音圧も大きくなったし、後はゆっくりと聞くだけだお!」


(;冥ω殿)「……あれ、なんだか音の強弱がついてないお…?」


(;冥ω殿)「どれ、音を見てみるお…。うわっ、ぎっしり詰め込み過ぎたお…!」



上述のようにコンプをかけまくってゲインを上げまくるのは、音の強弱がはっきりしないつるぺったんな音になるので、よろしくない。


音と好みに合わせて、時に激しく、時に優しくパラメーターを弄ってあげるのが紳士なDTMerである。



(;冥ω殿)「つるぺったん……」


(*冥ω殿)「最高の音圧だお…!」



追記・修正はレシオを∞にしてコンプをリミッター化させてからお願いします。

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最終更新:2020年06月09日 17:30