金子翼(金子先生)

登録日 :2010/10/14(木) 23:02:02
更新日 : 2017/01/08 Sun 16:25:17
所要時間 :約 5 分で読めます




  • 金子翼
金子翼(かねこつばさ)は浜岡賢次の漫画作品「浦安鉄筋家族シリーズ」の登場人物。
主人公・小鉄のクラスメートである親父顔の小学生。
作者曰く、何処のクラスにも一人は居るフケ顔の小学生として設定されたとの事。
初登場は「元祖」11話で、リニューアル後の「浦安」を担う新スター候補だった。


【人物】
哀愁すら漂う親父顔から「金子先生」があだ名。
クラスの中では地味で目立たない存在であり、クラスの主導権を握る小鉄に憧憬のまなざしを向けていた。
しかし、学校の真裏がすぐ家と云う衝撃の事実が発覚。
…小鉄らに家がたまり場として利用される事により、計らずも小鉄と知り合いになる事が出来た。

小鉄との関係は、最初は小鉄らが一方的に立地の便利な金子先生の家を好き勝手に利用すると云う、哀れな物だったが、その後は大好きな小鉄っちゃんの為につい頑張りすぎちゃう、キャラクターとなり、テストのカンニング(を見せる為に)で〝つい頑張りすぎちゃった〟(後述)エピソードを皮切りに、小鉄の為に全力で頑張ってはドン引きされるのが定番ネタとなっていった。

小鉄と絡まない単独主演のエピソードでも、この〝凝り性〟の部分にスポットが当てられる事が多く、大抵は頑張った挙句に空回りに終わる…と云う展開が多い。
基本的には気弱で善良なキャラクターなのだが、小鉄の期待に応えるべくスゴい嘘を吐く事もあり、小鉄の身(暴走)を案じたあかねやのり子から責められる事もあり、その場では反省するのだが、やはり小鉄っちゃんの期待に代えられる物では無い為か、より火に油を注ぐ結果になる事も少なくない。

その様に、出て来る度に小鉄の為と言いつつ迷惑をかけるキャラクターとして定着していたのだが、最近では主演エピソードが作られなくなった代わりに、小鉄らの仲間の輪の中に入っている描写があり、小鉄の家でのクリスマス会にも参加していた。

…結果的に漫画での出番は減った代わりに、小鉄との距離が縮まったと考えれば、金子先生的には本望かもしれない…??


【小鉄への愛情】
金子先生が小鉄の期待(妄想だが)に応えるべく身に着けた技術と工作の内、代表的な物を挙げる…

  • 小鉄のカンニングの為に自らの学力を向上させ、小鉄の真向かいの壁に穴を開けてまで答案を見せる。

  • 鼻クソを利用し壁を登る技(スパイダーマン)を披露し、ドン引きさせる。

  • 空き地での野球で、外野(マンション)に飛んだ球を捕球する為〝だけ〟にマンションの内部立地を熟知し、ピッキング技術を身に付ける。

  • 本物のサンタを目撃したと云う嘘の為に、プレゼントとしてあかねのハーモニカを盗み出し、それを大沢木家に不法侵入して小鉄の枕元に置く。

  • 火災の恐怖をナメている小鉄に、それを教える為に火ダルマになって大沢木家に突進…全焼させる。

  • クラス委員長に小鉄は冗談で立候補したにも関わらず、行き過ぎた選挙活動を一人で行い、通学路から廊下まで張られた無数のポスター、電話攻勢、そして40人に満たない人数に関わらず数万票に及ぶ投票により小鉄の信用を無くす。


…などがある。
その他、小鉄に直接は迷惑はかからなかった代わりに〝メガネの新機能〟や〝花粉マン〟のエピソードなど、金子先生の小鉄への愛情故の頑張りすぎにより、周囲が迷惑を被るケースがある(メガネの新機能ではあかねとのり子の乙女心を踏みにじった事で小鉄は鉄拳制裁を食らった)。

…尚、上記の様に小鉄の為に様々なスキルを身に付けており、自分でも気付いていないだろうが、実はかなり器用な面がある。


【交遊関係】
初登場時、小鉄らが家に来るまでは誰も友達を家に連れ帰って来る事は無かったとの事で母親がいたく感激しており、小鉄らが初めての友達なのだと思われる。

上記の様に、最初はかなり不均衡な関係にあり(悪気があった訳では無いが)、その後も金子先生の行動が空回り気味だった事もあり、友達と呼べるかどうかは微妙と云う印象もあったが、小鉄らは最初から金子先生を友人として迎え入れていたと思われ、壁を作っていたのは寧ろ万事に消極的な金子先生の方であったと思われる。

いまだに小鉄やその仲間達に憧れの目を向けている面もあるが、上記の様に普通に仲間内に居る描写を見ると安心させられるものがある。

…しかし現在の所まで、金子先生がギャグ漫画のキャラクターとして面白いのは〝頑張るけど空回るキャラクター〟と云う事から、こうなると物語上では空気にならざるおえないと云う矛盾を生じている。

一度、仁と友情を育みかけたが、小鉄の登場にあっさりと手の平を返した為にご破算になった。



※稲川ジューンに小鉄に付きまとう背後霊に間違われた事がある。

身長2mの万引きオバサンと遭遇したエピソードでは、彼女の姿を追う為に、自分も毎日ガムを万引きしている事実に気付かず…最後は小鉄らの目の前で自分が捕まる結果となってしまった。

その事からも判る様に夢中になると周りが見えなくなる面もある(デロリアンや担任代行のエピソード)。

「元祖」終了にあたり、スランプに喘いでいたリニューアル直後の「元祖」初期作品を救ってくれたキャラクターとの感謝が捧げられた。








〝追記、修正~!?
小鉄っちゃんのためならよろこんでぇぇぇぇぇぇぇ!!〟

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