Hellsinker.

登録日 :2010/03/29(月) 01:21:30
更新日 : 2017/02/26 Sun 13:29:48
所要時間 :約 7 分で読めます





星を見た、等と言えば笑われるだろう。


Hellsinker.とは、RUMINANT'S WHIMPER(犬丼帝国)から発売された同人STGである。ほとんどがひらにょん氏一人で制作された

ひらにょん氏といえば、良質(海外でも評価が高い)だがマジキチ難易度のSTG「らじおぞんで」を作った事でやや有名であるが、今作はそんなに難しくない
ただ、覚える事の多さや、ひらにょん語と呼ばれるゲームの世界観を交えて話す言語センスで マニュアルが裏ボス と呼ばれる点については変わっていない

しかし、慣れてしまえば練られたバランス、特性のかなり異なるキャラクターを使いこなす楽しみ、細部にまでこだわった世界観、断片的に語られ考察好きにはたまらないストーリー、燃える演出で信者を発生させるほどの面白さを誇っている



<大ざっぱな世界観>

人類は自然災害をも抑え込む事が出来る程の技術<機構>を築き上げ、安寧の時代を謳歌していたが、
皮肉にもその<機構>自身がそれを打ち崩した。
人々は各地に残った<機構>の残骸に縋り辛うじて生き延びていたが、
やがて時は経ち、文明の復興が進むに連れ人類はかつての輝きを取り戻しつつあった。
世界に目を向けられるようになった人類が目にしたのは、
黄金の時代を築き、そして破壊した<機構>の残骸と、
混迷の時代にあの黄金の時代を取り戻そうと試みた、<機構>の模倣者達が残した残骸…「HELLSINKER」。

人工島「CARDINALSHAFT」
楽園と呼ばれるそれもその1つだった。



<システム>
基本的にはメイン、サブ、ディスチャージ(ボム)の3ボタンを使用
だがメインとサブの組み合わせで非常に多彩な攻撃が可能である。自機を使いこなす事が「CARDINALSHAFT」攻略の鍵となる。
ランクシステムに近いものがあるが、上げ下げしやすいしそこまで気にしなくていい(低いとボスが出てこなかったりする)

自機の攻撃がかなり強力な代わり、的(敵をこう表す)の攻撃もキツメだが、ボムが時間回復で打ちまくれたりするので、一部除きそこまで避けにこだわらなくてよし
しかし弾速で殺すタイプ故、事故率は結構ある
すごくエクステンドしやすいので挽回はし易い。



<自機説明>
  • DEAD LIAR
通称あきひろ。
「HELLSINKER」の調査、解体、封印などを請け負う組織「GRAVEYARD」に所属する人でなし…「EXECUTOR」の一人。
「DEAD LIAR」は、「死んでいる事すら嘘を付く男」という意味。
メインショット溜めのリニアブレードを使ったヒット&アウェイが基本。どこにでも攻撃可能な相方のサブウェポンのミステルトゥ「屠針丸」とのコンビネーションは絶妙。
心掛け次第で最も苛烈な戦況と最も大きな業績とが隣り合わせとなるだろう。
余談だがリニアブレードを60秒間溜めるとボスすら瞬殺する威力となる。
そのせいか二次創作では趣味が「60秒耐えること」になってしまった。

  • FOSSIL MAIDEN
本名不詳の女性。
幼少期は汚染された環境で育った為五感が上手く機能していなかったが、
「GRAVEYARD」に勧誘され、後の相方となるミステルトゥ「更羽丸」を体に生めこまれる事によって色鮮やかな世界を手に入れた。
能力は高く、どんな苛烈な状況下に置かれようとも「自分ができるのだから当たり前の事だ」とばかりにこなしてしまい周囲の者を困惑させる。
だが当の本人は自分を普通の人間だと思っていおり、それどころか先輩である周囲の者に対して羨望まで抱いている始末。
所謂天然の天才である。
威力のあるランスや自動攻撃が主な攻撃手段。
弾消し能力のある攻撃が非常に重宝する。
ちなみにアニヲタの集いの管理人とは関係無い

  • 蓑亀
かつてある宗教組織によって製造された即神仏。
用は人造人間。
あきひろが組織を壊滅させた際に「GRAVEYARD」に接収され、「EXECUTOR」となる。
性別は両性。だが幼生を取っているため外見での判別は不可能。
強すぎるポテンシャルを持ち、ミステルトゥである赤螺丸(後述)をマウントした際、彼女を全損寸前まで追い込んだ。
サブ武器は一定時間無敵になりつつ攻撃できるというふざけた武装。ボムと組み合わせてごり押し可能な為初心者向け。
おそらく一番楽に進めるが、諸事情で一番ラスボスがきつい。

  • 赫螺丸
4面をノーコンで越えると使用可能になる。
単騎で出撃する珍しいミステルトゥ。
単体のしての極限の性能を求めて開発されたミステルトゥだったが、使い手に要求されるレギュレーションがあまりにシビアなものとなってしまい、あきひろを含む当時の「EXECUTOR」全員が匙を投げた。
蓑亀との運用試験中に蓑亀の強すぎる力がフィードバックされてしまい神経を灼き切られてしまうが、機械式の旧型フレームに移植される事でどうにか生き長らえた。
その為外見はメカ娘(メカニックとかじゃなく某錬金術士の弟みたいな感じ)。

このキャラクターのみ武装パッケージが4つ存在する。

○散神無(ちりじんむ)
サブ武器の威力がかなり高く使いやすい。
自機で唯一ボムを連射できる。
ちりじんむ(笑)

○劫殺(ごうせつ)
オプションを切り離して攻撃が可能。
広範囲高火力だが小さいボスには当てづらい。

○緋輪(ひまわり)
一見普通のメインショットだが一番火力がある。一番シューティングらしい装備。

○神弥(おみわたり)
残数制限のあるメインショットと近接攻撃の使い分けが熱い。
ボムは威力あるけど無敵が一瞬しかないのがネックか。



<ステージ構成>
全8面。
1~3面は前線と後衛の二種類が存在する。
コンティニューしていると最後までたどり着けない。

  • 決別の霊廟
実在と非実在の狭間にある巨大墓所。
受け継がれるべきではないとされた4人の「英霊」があなたを待つ。
ある条件を満たすとステージとステージの間に割り込んでくるボーナススステージである。
ここのみライフの概念が無くなり、開始時にスコアが没収され、ここでの成績に応じて倍率が掛かって戻ってくるというシステム。
ただ、ここに進んだ瞬間 コンティニュー不可能 になる(因みにコンティニューの最大数は一回)。
やり方次第で発生場所をコントロール出来る。



<PRAYER>
的の総称。
PLAYER(遊ぶ人)ではなく、
PRAYER(祈り手)という意味。
人を辞め、祈るという行為そのものと化した存在。

  • SCARLET QUEEN ふしだらな女王
2面前線ボス。
撃破パーツによって攻撃パターンが変わる厄介な的。
プレイランクが高いと内包された本体が姿を表す。

  • RUSTED DRAGON 錆びついた竜
通称錆竜。4面ボス。
固い装甲に早い弾速、
密度の高い弾幕のプレッシャー等、所謂初心者の壁。
ランクが最低だと出てこないので注意が必要。
ある条件を満たすと遺言を遺す。
一度しか見れないので目に焼き付けておこう。

  • PERPETUAL CALENDER 永久(とこしえ)の暦
5面ボス。5面は道中含め非常に凝っている。
めいでん曰く見えない所にこそこだわりたいらしい。
PRAYERの再生機構としての役割を持つ。
つまりゲームをやり直すと倒した筈の敵が蘇るのはコイツのせい。

  • APOSTLE OF THE SEED 種の使途
6面ボス。
2体存在し、同時に相手取る事になる。
防御力が非常に高く、しかも防御が弱まるのは攻撃開始時という強敵。
撃破後の雑魚ラッシュで落ちたEXECUTORは数知れず。
BGMは前作「らじおぞんで」をプレイした事がある人ならピンと来る筈。

  • REX CAVALIEA 王たる騎士
7面ボス。
人の姿を色濃く残した姿をしている。
この姿とは別に機動力に優れる仮の姿(一面前線ボス)を持つ。
ダメージを与え続けると2面前線ボスと同じく内包された真の姿を表し、制限時間やライフが残り少ないEXECUTORを漏れなくBAD ENDに連れて行ってくれる。

  • ???
ラスボス
第一形態の成績に応じて三つの姿に分岐する。
最終形態に会うには最も高い成績での分岐で更に高い成績を取る必要がある。
その正体はPRAYER達が護り、侍り、我々から遠ざけてきたもので、我々が棄て、置き去りにしてしまったもの。
「CARDINALSHAFT」の中枢で悠久の微睡に眼を閉じるそれに夜明けを告げるのは―



「下手くそが、追記・修正するならもっと上手くやれ」

この項目が面白かったなら……\ポチッと/