3月9日(レミオロメン)

登録日:2011/03/09(水) 10:42:08
更新日:2023/08/31 Thu 21:37:27
所要時間:約 3 分で読めます




瞳を閉じれば あなたが
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どれほど強くなれたでしょう
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3月9日』とは、レミオロメンの3rdシングル。


概要

元々は2004年の3月9日に発売されたシングル曲。
当時は前年リリースしたアルバム『朝顔』のヒットにより一躍音楽シーンで注目を集めた彼等が間髪を入れずに出した作品。
レミオロメンにとって初めてオリコンTOP20を記録し翌年の大ブレイクの土台となった。

今ではレミオロメンの代表曲の一つで、卒業ソングとしても有名。
「卒業式」なり「卒業生を送る会」なんかで合唱したことがある人もいるのではないだろうか。
フジテレビ系のドラマ『1リットルの涙』の挿入歌でもある。ちなみにPVには堀北真希や池田鉄洋が出演している。


卒業ソング、と思いきや

さて、卒業ソングとして有名な本曲。
だが実の所、この曲のテーマは結婚であり、卒業とは関係無いのである。
実際、歌詞をよく見れば「これからの人生の伴侶となる人に捧げるバラード」である事がうかがえ、卒業要素はほぼ無いと言って良い。
一応、「人生の岐路と新たな出立の歌」という大まかなテーマは卒業にも通じる面はあり、
また「歌詞中の『あなた』を『学校生活で得た友人』」と読めば、(些か苦しくもあるが)卒業の歌と解釈する事も出来なくはない。

この曲ができた経緯は、元々メンバー共通の友人が3月9日に結婚し、その祝福のために作られたというもの。
タイトルが思い切り特定の日を指しているのにそれ以外の日に卒業式などで合唱をやり、なんだか微妙な気分になった人もいるだろう。
だが由来が卒業と関係ないのでしょうがないといえばしょうがない(リリース当時も卒業ソング的な扱いではなかった。)
PVも、ほとんどの場面は結婚式と披露宴の様子である。

一応、PVは主人公の卒業式からスタートし、新生活が始まった所で締めという内容なので、全くの無理矢理に卒業とこじつけられた訳ではない。
このPVはなかなかの出来なので機会があればぜひ見ていただきたい。


余談

ちなみに2004年3月9日、レミオロメンは母校でライブを行なった際「来年の3月9日武道館でライブできるように頑張ります。」と言ったら、以降のシングルが立て続けにヒットして本当に武道館でライブした。有言実行。

ボーカルの藤巻は
『キミとボク、お互いがいてくれて良かった“ありがとう”という気持ちを歌にしたいと思って作った曲が3月9日です。
その時は友達の結婚式のためだけでしたが、今では卒業など節目を迎える人や自分自身にも当てはまる曲だなと思います。
この曲を歌って、キラキラした未来に羽ばたいてもらえたら嬉しい』
と、“定番の卒業ソング”として4年連続1位に輝いた2010年時に語っている。

2012年、レミオロメンは活動休止を発表し2023年現在も活動を再開してない。そんな彼らに思いを馳せ聴いてみるのも良いかもしれない。

やはりというか、3月になると検索数が上がるとか。
動画サイトでも令和の世となって尚3月9日にはコメントが書き込まれる。



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最終更新:2023年08月31日 21:37