明智光理/メフィスト

登録日:2012/03/01(木) 01:02:12
更新日:2022/09/06 Tue 17:40:55
所要時間:約 7 分で読めます




*1
*2
「君が私のご主人様というわけか」


Akechi Hikari/Mephisto


Hyper→Highspeed→Geniusのメインヒロイン

身長:150cm
3サイズ:84(D)/54/86
血液型:?
好物:チョコあんまん
所属:葉月学園2年A組
能力:悪魔図書館-ウィッチ・ライブラリー-
CV.澤田なつ



明智久司朗の妹
後天的に『能力』に目覚め、『守護者』として先に葉月市で暮らしていた久司朗の元にやってきた


綺麗な銀髪の小柄な美少女。しかし出るところはしっかり出ている

久司朗のことを隙あらば誘惑したりと小悪魔ちっくな性格。しかし素で返されると逆に赤面したり可愛げがある
やや中性的な喋り方で、口癖は「私は一向に構わないのに」

お調子者の気分屋だがなんだかんだ言って久司朗には優しい
まったく妹っぽくないが、とても妹らしい


人気投票では5100票弱を集め堂々の一位。抱き枕も製作された



以下ネタバレ?










久司朗が口にした『世界を壊す』というキーワードを元に、本来の記憶を呼び覚ます


本当の『光理』は久司朗が自身を『守護者』と偽った日、恐怖に逃げ出して交通事故に遭い、二度と目覚めない身体となった
その妹の存在に記憶を捻じ曲げ割り込んできたのがこの少女


といっても、それは彼女が仕組んだことではなく、彼女自身も自分が何者なのか、なぜこうして久司朗の妹の存在に割り当てられたのかは覚えていない

ただ判るのは、彼女は『秘宝ノア』及びその意志とリンクしており、その気配を察知することができること
そして、ノアを手に入れれば自分が何者なのかが判るということ


ノアを手に入れるため、彼女は世界の変革を望む久司朗に、互いの願望が達成するまで協力すると契約する
その様から、願いを叶える悪魔メフィストフェレスになぞらえ、メフィストと名づけられた



『能力』は時空を超越した悪魔図書館の管理運営
ここには過去、現在、そして未来に誰かに与えられるだろうあらゆる『能力』に関する情報が本の形で保管されている

久司朗が念じればいつでも入ることができ、キーワードからの検索や、『能力』の貸出など幅広く応用が効くうえ、まったく時間の進まない書斎としても利用できる
また、久司朗のいる場所へなら悪魔図書館を経由して転移できる性質を利用して、光理はショートカットに多用している



ちなみにどうでもいい余談だが図書館にいるメフィストのパンクな衣装はノーブラ



以下かなりネタバレ










聖女候補の三人から一人を選んだ久司朗

彼女たちと野望を天秤にかけ、恋心が勝った時ノアは再び休眠し、メフィストもまた永い眠りに就く
しかし野望に忠実だった場合、彼女は最後まで久司朗の奮戦を観察し、時に協力し続ける


そして、聖女が決定した時、彼女は久司朗にある選択を迫る



時空航行-ラグナロク-

聖女アナが持っていた最初で最期の『能力』。その効果は「もっとも可能性の高い、半ば確定した未来への時間跳躍」
それによって、彼女は未来の、聖女に導かれた世界の有様を見せつける


翠名の『論理回路』によって全てが事前に予測された、害意のない平穏すぎる世界

サクラが自身と共にノアを封印し消失たため、繰り返される革命によって人類がほぼ死滅した世界

久司朗の急逝と姫乃の暗殺によって世界中に飛散した聖女候補たちを祭り上げた大戦争で、星そのものを歪ませた世界


それを見て絶望した久司朗に、悪魔は問う
このままでは確実にたどり着く未来に対し、必死で抗うか
それとも、記憶を失い過去へと戻り別の可能性を模索するか


『時空航行』にはそれまでの記憶を代償に過去へと戻る能力もある
それを使い、久司朗と共に誰もが幸せになれる世界を探す終わりなき時の旅を繰り返した



以下更にネタバレ










三人の未来全てを見た後のループで、久司朗になぜか記憶が残っていることを知る
そして、それまでのループでは起きなかった『守護者失踪事件』に、久司朗と共に調査に乗り出す


調査の過程で光理は、彼女と瓜二つの存在に邂逅する


それが、この久司朗と聖女たちを巻き込んだ全ての元凶、『聖女アナ』


聖女アナはかつてノアを使い虐げられる『守護者』を救ったとされていた
しかしその真相は、自らの願い『守護者が幸福な世界』を掴みとるため、『時空航行』で何度もやりなおしを繰り返していたのだった

メフィストと呼ばれた少女は、世界を変える可能性があると判断された人物を補佐するために、仮初の人格を植えつけられた聖女の躰
『悪魔図書館』も『時空航行』の一部に過ぎない


九頭竜の『能力』をすべて手に入れ、『守護者』による世界を創造しようとする『聖女の記憶』
そんな彼女に利用されようとしている兄を守るため、彼女は全てを仲間たちに打ち明けた

そして、『能力』を取り返されてもなお久司朗を狙う『聖女の記憶』に対し、久司朗にキスをすることで精神に介入し、彼を守り抜いた



その後、『聖女の記憶』が救済された後で、自分が彼にどうしようもなく恋をしていることに気付く
それは久司朗も同じで、長い長い二人旅の中で培われた絆は、ついに二人を結びつけるに至った


身も心も結ばれ、しかし別れは訪れる
ノアによって存在していたこの世界の久司朗は、ノア消滅によって存在が消えようとしていた


共に学園祭を周り、始まりの場所である悪魔図書館での最後の時間を過ごし、光理は涙ながらに愛する人を見送った
また会おう、そう約束して










しばらくの後
二人でまた来ようと約束した海岸で、独り近況や愚痴を零すのが光理の日課になっていた

けれど、その日は来客がいた
振り返り、その顔を見た光理は――



「――やあ、初めましてお客人」


「あるいは、久しぶりかな?」


「せっかくここに来たんだ。少し、

物語を聞いていかないかい?」


「きっとお気に召すと思うよ――」






「ああ。聞かせてくれ、メフィスト。お前の物語を」



以下最後のネタバレ










実は記憶の無い彼女だったが、その人格は聖女アナの素そのもの
無数の可能性に直面するために、あえて記憶だけを抜き出して配置されていた

それを考慮した上で、悪魔図書館『聖女の金言』を見返すと、なかなか面白い


彼女自ら歌うエンディング曲『Ever Never』と『風のように、空のように。』は、プレイ後に聴くと凄まじいネタバレであることがわかる。





「それじゃ追記・修正といこうか。なんなら、私の中に兄さんの熱い想いを追記してくれても、私は一向に構わないのだけれど……」

『するかー!?』

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最終更新:2022年09月06日 17:40
添付ファイル

*1 出典:Hyper→Highspeed→Genius ゲーム画面 ういんどみる 有限会社アレス 2011年6月24日 ©Windmil / ARES Inc.

*2 出典:HHG 女神の終焉 ゲーム画面 ういんどみる 有限会社アレス 2013年11月29日 ©Windmil / ARES Inc.