CR聖闘士星矢 黄金

登録日:2012/03/13(火) 22:44:54
更新日:2024/04/01 Mon 22:40:23
所要時間:約 7 分で読めます





三洋から展開されているパチンコ機種。


◆大当たり確率
1/390.1

◆確変中確率
1/39.01

◆確変突入率
75%

◆ヘソ入賞時
15R通常:25%
15R確変出玉無し:28%
15R確変:47%

◆電チュー入賞時
15R通常:25%
15R確変:75%

◆出玉
1550個:31.9%
1490個:8.9%
1410個:8.0%
1280個:4.8%
1210個:12.2%
780個:9.2% 
650個:20%

本機の特徴は出玉がその都度で変化する「ドラマティックバトル」にあるが、そんなものはとりあえずどうでもいい。

この台の最大の特徴、それはあの2011年の「最もイカした台アワード」(クソ台オブザイヤー)最有力候補と名高いCR浜崎あゆみ物語にも匹敵する演出バランスの悪さにある。


◆予告演出

そんな気になる演出の数々を記していく。

・図柄オーラ予告

変動開始時に、図柄が纏うオーラの色で期待度が変わる。

順番は 無色<<<赤<<の順だが、青と緑に大した違いはなく、赤でもガセる場合がある。
金ならSPリーチ確定だが、これだけでは弱い。
(ちなみに金色のみの場合の期待度5%です。信じられないが事実である)

・聖衣箱ステップアップ予告

聖衣の箱が展開して始まるステップアップ。
キャラが 青銅聖闘士<ガールズ<黄金聖闘士 の順に期待度が上がるが、やはりガールズでも余裕でガセる
金箱が出たとしても基本的に双子座の箱ならやっぱりガセる
しかし、もしも発展先の無い聖闘士の箱だったなら…!?

・シャッター予告

図柄停止時、もしくはリーチ外れ後にシャッターが閉まる。
図柄停止時はチャンス目やキャラリーチ発展、リーチ外れ後は突確(もしくは小当たり)に期待が出来る。

期待度は銀<<<の順だが、これにいたっては金でもガセる

・キャラクター会話予告

キャラの吹き出しの色でリーチ期待度が変わる。
期待度は<< だが赤でも(ry



…多すぎて書ききれないため一部を抜粋したが、このように金以外はどこを切っても常にガセが付き纏うマゾ仕様。
他の台なら最低でもリーチにはなるであろうという色がハイワロと化している。疑似2でリーチにならずにガセも日常茶飯事。

だが、一部ではこの台を「神台になり損ねた糞台」と評する声もある。その主な要因が次の要素にある。


・随所に垣間見える原作愛

あの星座ヒエラルキーの最下層デスマスクの扱いや、原作の熱いバトルが美麗なアニメで蘇った各種VSリーチ(特にベストバウトと名高い氷河VSカミュは必見。長いけど)
この台のためだけに昔のコンテのまま十二宮仕様に新たに書き下ろされたソルジャードリーム

など、開発陣の聖闘士星矢という作品への愛を感じさせられる。

・ウイングフラッシュ

変動開始時や図柄テンパイ時に盤面上部が光るとともに「ピロリン♪」という音が流れる。もれなく激アツリーチが待っているので期待しよう。

・ペガサスフラッシュ

リーチ開始時やリーチ演出中など、あらゆる場面で発生。前振りもなく突然発生するパターンもあるのでどっかの台の腕役物並みに驚くかも。
盤面右のペガサス役物が回転して光を発しながら、アニメのOP「ペガサス幻想」でおなじみの「セイントセイヤァーッ!!」のシャウトが響き渡る。
発動したら信頼度50%オーバーの激アツ演出で、この台のキモ。
というかぶっちゃけこの台はこれでもってるようなもん
いかにも確定っぽいが、あくまでも激アツなのでリーチ終盤に発動してバトルに敗北するのもご愛嬌。

・プレミア演出の多さ

この台はとにかくプレミアが多い。どの予告演出にも1種類以上のプレミアが存在しており、数多のプレミアを見るために打っている酔狂な人もいるほど。
虹は当然として、会社繋がりで元の台ではハイワロな泡、魚群などSANYOのキャラ色んな演出で登場したり、またプレミアでないと登場しない原作キャラも非常に多い。会話予告で基本的に喋らない蛮が喋ったら…。

このように、ガセと激アツの落差によって妙な中毒性を生み出している(あくまで一部で)

◆ドラマティックバトル

15R確変に当選すると突入するモード。
原作の「黄金十二宮編」を再現しており、各宮の黄金聖闘士とバトルを行う。

バトルに発展した時点で4〜5Ror15Rに当選しており、バトルの内容によってその都度、出玉の数が変わる

青銅聖闘士が有利にバトルを進めれば出玉が増えるが、黄金聖闘士が有利になれば出玉減&時短転落のピンチ。

戦う青銅聖闘士、対戦相手の黄金聖闘士によって期待度が変わる。

味方は 紫龍<氷河<<一輝<星矢 …ぶっちゃけ星矢でも普通に負けるので期待しないように

敵は デスマスク<アルデバラン<アフロディーテ<ジェミニ<ミロ<アイオリア<カミュ<シュラ<シャカ の順番。
ちなみに裏ボタンが存在しており、大当たりラウンド中にボタンを12回押すことで教皇(サガ)の「よかろう…来るがいい、十二宮へ!」というセリフが流れる。こうなると対戦相手が固定され、アルデバランから順に戦う原作さながらの雰囲気が楽しめる。このモードだと最強のシャカにも勝機は見えるが、最弱のはずのデスマスクも脅威になりえる。

原作での対戦カードは期待度UPだが、気持ち程度。
一輝や原作で戦ったキャラがバトル中に割り込んでくる(そして負ける)場合もアリ。
ムウ、童虎、アイオロスの宮が選択されれば15R確変確定。

黄金聖闘士を倒し(ムウ達3人は到達出来たら無条件で)その宮を突破することで、原作でも最初のほうでしか使われていないような、あーあったなぁ…と思わせる対戦した青銅聖闘士のカードが画面下の黄金聖闘士の場所に差し込まれる。カードネタも拾うとは本当に原作愛に溢れている…。

そして、対戦相手の黄金聖闘士9人を撃破すると教皇(サガ)とのバトルになる。
サガ相手に3回勝ち、25000燃焼(要は払い出し出玉)以上達成して15R確変を引くことで感動のエンディングとなるので頑張ろう!夢旅人~ブルー・ドリーム~が打ち手の心を癒してくれる。

◆青銅聖闘士の解説
主人公チームの面々。もれなく5人全員に車田落ちをしっかり実装。
それぞれ専用のリーチも存在しており、開始前に専用のムービーが流れたらチャンスアップ。(地味に一部聖闘士にはそのムービーにもチャンスアップがあったりプレミアがあったりする)リーチ内にも複数のプレミアがあったり、途中で黄金聖闘士が乱入してきてVSリーチに発展することもあり、この流れでなければ展開されないシーンもあったりと作りが非常に細かい。

・星矢
ご存じ主人公の天馬座(ペガサス)の聖闘士。色んな予告や演出でも出番は多い。しかし、リーチの信頼度は5人の中で一番低い。
専用リーチ前に入るムービーの最後、空に浮かぶペガサスの色で信頼度が変化するのだが、ペガサスではなく星矢が探して求めているあの人物だったならば…。
「小宇宙よ!大当たりの位まで高まれ!!」

・瞬
戦いを好まない心優しいが潜在能力はトップクラスなアンドロメダ星座の聖闘士。通常時はチェーン予告で、チェーンが形取った文字や物の解説をしてくれる。アニメ版設定で師匠はアルビオレ先生。
リーチになって即ハズレ…かと思ったら聖衣が破壊される演出が入ると本気モードになりチャンスアップ。繰り出す技がネビュラストームならアツい。
「兄さーん!!」

・氷河
クールに徹することを信条とする白鳥座(キグナス)の聖闘士。この台でもキグナスダンスやマーマへのマザコンっぷりは健在。バトルモードでの敗北時の台詞は人によってはなんとも情けなく感じるかも…。上二人と合わせて、リーチの信頼度の低さやショート外れがあることから三馬鹿なんて呼ぶ人も。
漫画版とアニメ版と設定が混ざっており、師匠はカミュだが繰り出す大技はオーロラサンダーアタック。しかし、氷河リーチからVSカミュリーチに移行した際回想シーンが入るのだが、そこで修行をつけている人物がアニメ版のあの聖闘士だったならば…!?
「マーマ…すぐに帰るからね…!」

・紫龍
信じるものためならば、自分の命を投げ出す事にさえ一辺の躊躇いも見せない義に厚いお色気担当龍座(ドラゴン)の聖闘士。上3人よりもリーチの信頼度が高くなり、それまでの予告次第ではVSシュラリーチに移行しないほうが当たりやすかったりする。どのリーチでも上半身裸を晒す背中にドラゴンが浮かび上がるとチャンスアップ。
原作時間軸の設定から双児宮ミッション時は失明しており、ミッション中に現れるジェミニに対して紫龍が行動を起こせば確定でミッションクリアになる。ぶっちゃけるとプレミア。
「この紫龍には、勝利が見える!!」

・一輝
一匹狼だが弟である瞬の危機には必ずと言っていいほど駆けつける鳳凰星座(フェニックス)の聖闘士。チャンスゾーンや激熱を示唆する予告、さらには復活演出も担当している頼れるニーサン。バトルモードで格好よく乱入したにもかかわらず車田落ちして敗北はよくあること。
ちなみに彼の予告やリーチ等で姿を見せる少女エスメラルダは金髪なのだが、もしも髪の色が弟と同じだったなら…。
「聖闘士には同じ拳は二度通じない!これは最早常識!!」

◆黄金聖闘士の解説
ある意味この台の主役とも言うべき方々。色んな予告で顔を出すけども、一部を除き出てきたらチャンスとかってわけではない。黄金聖闘士だからってなんでもかんでも金予告ではないのである。
VSリーチの信頼度は、アイオリア < シュラ < アフロディーテ < カミュ < シャカ < サガ
リーチ中には多くのチャンスアップがあり、新たに描きおろされた美麗なアニメが盛り上げてくれる。当然チャンスアップが沢山あったほうが期待度も上がるのだが、実は全くチャンスアップが無かった場合は鉄板である。リーチが外れたとしても、サガ以外は特殊復活演出が用意されており原作通りの展開になり確変確定。その際は特殊ラウンドとなり感動の名シーンを見ることが出来る。
ミロ、アイオロスは全回転担当。

・ムウ
麿呂な牡羊座。彼は星矢達だけでなく打ち手の味方でもあった。
運が良ければ潜伏確変かも?な火時計ミッションでも登場。ここのミッション内容を指示する時のセリフが「修復してあげましょう。あなたの機嫌を。」ならば…!

・アルデバラン
牡牛座。設定上は実力者だがチャンス枠扱いの不遇な人。
通常時も金牛宮でのバトルのワンシーンの再現で登場。原作通り角を一本折れたらチャンスかも?ってくらいあまりアツくない。しかし、この角を二本折ることが出来たら…!

・ジェミニ、サガ
双子座兼ラスボス。置鮎の無駄遣い(SANYO…!!的な意味で)
通常時は双児宮ミッション、そして最も期待できるSPリーチ担当。青銅聖闘士リーチハズレ後に発展するパターンもある。通常時、セリフ等の予告でジェミニ名義ではなくサガとして登場すれば激熱。善サガもプレミアキャラだがちゃんと存在する。

・デスマスク
専用モードが潜伏期待度大だったりするみんな大好き蟹座。その専用モード中は左下のウィンドウから図柄の動きに一喜一憂したりうたた寝したり高笑いからのリーチで泡を吹く等ネタ満載。まあこれで潜伏じゃなかったらムカつくだけで終わるのだが。さらにプレミア演出で専用モード中に当たりを引くと、聖衣に見捨てられて紫龍にボコられる原作再現シーン演出も実装されてるある意味愛され役。
パンチ(笑)
黄金聖闘士の中でやられ方が唯一の車田落ち。「あじゃぱー」も完備。

・アイオリア
獅子座。赤いレイプ目をしながら全力で星矢達を殺しにくる。
バトルモードで彼の攻撃を避けることが出来たならば専用の演出が入り、これまたカッコイイ。
VS黄金聖闘士リーチの中では信頼度が一番低く、ライトニングプラズマを避けれない星矢の山を積み上げた。もしもリーチ中のとあるワンシーンでアイオロスが映っていたら…。

・シャカ
乙女座。最もに近い男。
「いくかね、ポトリと」(時短に)
勝てない勝負はしない主義の知略の星。
地味にVSリーチでは行きつく先は同じだが分岐が多い。プレミア演出で天舞宝輪を放つ際バックが曼荼羅じゃなくSANYOロゴになってる笑わせてくるものがあったりする。

・童虎(老師)
天秤座。当選ラウンドは腐女子必見。
童虎という名前はこの作品で表記されず(ライブラ表記)、ご尊顔も拝めないちょっと不遇な聖闘士。
そんな老師も、あんた紫龍に何教えてんだ!?ってつっこみたくなる台詞を言うことがある。未成年はパチンコをやってはいけません!

・ミロ
蠍座。とりあえずアンタレスってそういう技じゃない気がします土井先生。
BGMがカッコよかったり単独で全回転があったり超優遇。
彼にVSリーチが追加されるのは次回作になってから。

・アイオロス
射手座。彼の聖衣を星矢が纏えばもう何も怖くない。
通常時リーチ後の黄金聖闘士通過演出(所謂群れ予告)で彼を見ることが出来たら超ラッキー。

・シュラ
山羊座。必殺技は凄いチョップと超凄いチョップ。シャカの次に強いお方。
VSリーチもちょっと信頼度が低い。ちなみにこのリーチで紫龍がシュラの兜を蹴り飛ばすのだが、その兜がある意味とんでもないものに変化するプレミアがあるらしい…。

・カミュ
水瓶座。和菓子。
モード中の強さもリーチ中の演出的にも優遇されてる。リーチ終盤、オーロラエクスキューションを放つ際涙を流していたり、仮にリーチのラストで氷河が凍り付いてハズレを思わせても直後にカミュの手が凍り付くと…!?

・アフロディーテ
魚座。同じネタキャラの蟹座に比べるとカッコいい扱い。
VSリーチはまあまあのアツさ。このリーチでネビュラストリームを繰り出した瞬の手がVサインだったり、終盤にアフロディーテが繰り出す白薔薇が白旗だったなら…。



このドラマティックバトルをST12回転に置き換えて簡略化した甘デジも導入されたため、気になる人は是非打ってみよう。
演出バランスはそのままだが。



追記・修正はソルジャードリーム(英語Ver)を熱唱しながらお願いします。

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最終更新:2024年04月01日 22:40