悲しみ(感情)

登録日 :2011/06/08(水) 21:50:06
更新日 : 2015/11/08 Sun 18:29:42
所要時間 :約 4 分で読めます




人間が持っている感情の一つであり、誰もが経験した事のある気持ちの状態である。
怒り」とは対極的な存在であり、同じような存在でもある難しい物である。
(簡単だとそれはそれで困るが)


●原因

悲しみ怒り と同じく、「嫌な事」を切っ掛けに起こりうる物だが、 怒り とは違い 物事に消極的 になったり、 無気力状態 になったりする。

「てめー何しやがるコノヤロー!」

と捉えるのが 怒り なら、

「ああ、なんで俺ばっかり……」

と捉えるのが 悲しみ だろうか。
つまり、「物事の捉え方」によって別れる事があるのだ。


●怒りとの分差

簡単に説明すると、
「その原因を罰する事が出来るか、出来ないか」
と言う所が怒りと悲しみの別れ道だと筆者は思う。
人は人をある程度罰する事が出来るが、人は天候や災害を罰する事は出来ない。

「戦争で多くの人が死んだ」

と言えばブチ切れる人が多数出てくると思うかもしれないが、

「災害で多くの人が死んだ」

と言ってブチ切れる人はそう多くはないだろう。
やり場のない気持ちが 悲しみ として出来上がるのだ。


●悲しみが始まると

やり場のない気持ちが 悲しみ に変わると、自分の無力さや、何も出来なかった自分への後悔等が込み上げる。
「このままじゃ駄目だ」と思い、何とか頑張ろうとしても上手く行かない。
そして、 耐えきれなくなり 感情 を爆発させる。

ここで注意して欲しいのが、「爆発のベクトルが違う」事である。

怒り が自分以外の何かに対して感情を爆発させるのに対し、 悲しみ は自分自身に向けて感情を爆発させるのである。
その余波として、
  • 泣き叫ぶ
  • 自分の身になりふり構わず暴れ回る。
  • 心が壊れ、自分が保てなくなる。
  • 最悪の場合、自殺をしてしまう。
等の事態が起こってしまう。
また、この状態は怒りの状態と同じく不安定であり 何気ない一言がその人の心に止めを差す 事になってしまったりする。

それが、更なる 悲しみ を産み出してしまうのか、新たに 怒り を産み出してしまうのか……ここから先は敢えて書かない。


●漫画やアニメにおいて

悲しみ怒り と同じく、漫画やアニメにおいて重要な役割を持つ事がある。
最も有名なのは、「仲間の死亡イベント」だろうか。
今まで多くの時間を共にしてきた仲間の突然の死。それは多くの人物に影響を与える。ある者は涙を流し、ある者は戦意喪失。
そんな中、他の仲間達からの励ましや居なくなった仲間の 意思 を受け継ぎ、再び這い上がるその姿は 実に素晴らしい。
しかし、彼ら彼女らは悲しみを「乗り越えた」だけであって悲しみを「忘れた」訳ではない。
決して癒えない心の傷を、ただひたすら耐えるその姿に「 成長 」を我々に実感させてくれるのだ。

……と、良い例を挙げたが、こう言った展開の他にも、
悲しみから来る 絶望や復讐と言った負の感情 に囚われ 暗黒面 に目覚めてしまう者も居る。
当然彼ら彼女らも 悲しみに囚われた者 なのである程度の救済はあるが、悲しい最期を遂げてしまう事が多い。

他にも、ロボットキャラが理解出来ない感情の一つでもある。(そもそも感情自体理解出来ない奴も居るが)
不器用ながらも悲しみを知ろうとする姿は微笑ましいが、悲しみを知った瞬間死亡(スクラップ)フラグが立ったりと中々悲惨。


●最後に

悲しさから涙を流す動物は今のところ人間しかいない。
その事を踏まえ、もし悲しくて仕方がないなら 思う存分泣いてみてはいかがだろうか?
それで少し気持ちが落ち着くだろうと思う。しかしまだ悲しみを乗り越えた訳ではない。
そこで、今度は小さくても良いから 一歩踏み出して みよう。
それを一日おきにでも良いから続けていくと良い。ちょっとずつ「何か」が見えて来るはずだ。
周りの人は、それを少し応援してやると良い。それだけで、その人の一歩が大きくなるはずだ。



悲しみを乗り越えた方は追記修正よろしくお願いします。

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