戦争

登録日 :2009/10/14(水) 02:47:11
更新日 : 2017/06/07 Wed 16:09:59
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『戦争とは、武力をもって行う政治の延長である』
『平和を求めるなら戦争に備えよ』


せんそう
  • 国と国が争うこと
  • クラウゼヴィッツ著「戦争論」より
「戦争は一種の強力行為であり、その旨とするところは相手に我が方の意志を強要するにある。」


狭義では国家間の利益調停の最終手段として用いられる外交交渉の一形態。
また、政治的観点では国民の不満を回避する為の手段とされることも多々ある。現在の日本国では、憲法により交戦を禁止している。









同じ武力交渉でも国対国でない場合や小規模・局地的・非公認の場合、紛争・事変等といわれる。
テロは犯罪行為。



広義では人々が激しく争う様を比喩的に表す。


受験戦争
値下げ戦争
交通戦争
聖杯戦争
図書館戦争
クローン戦争
最終戦争
試験召喚戦争


有史以来、常に人類とともにあった存在だけにとても10000字程度ではまとめられない凄まじいジャンル。
皮肉な事に戦争中に開発された技術は数知れず、戦争がその国の技術レベルを促進する事は良くある。
また、技術革新には戦争は必要不可欠と唱える者もいる。

戦争を語ることは人間を語ることに相当するのではなかろうか?


同一文化圏等の閉鎖的環境においては暫し儀式化することもあったが、
技術が発達し死傷者が激増するとともに、国際法が制定され戦争のルールが明文化されるようになる。

最初の戦争関連国際法は1648年に締結された30年戦争のウェストファリア条約とされる。
これ以前はフェードアウトか完全な征服、もしくは
A公「結構死んじゃったけどどうするよ」
B王「そろそろやめようか」
A「そうしよう」
B「領土はどうする」
A「今持ってるとこでいいっしょ」
B「ほいよ、じゃあこれからよろしく。」
といった感じだったようだ。

主な戦争に関する国際条約・法
  • 国際連合憲章
  • 外交関係に関するウィーン条約
  • 宇宙条約
  • 捕虜の待遇に関する条約
  • 集団殺害犯罪防止及び処罰に関する条約(ジェノサイド条約)
  • ハーグ陸戦条約
  • 南極条約
  • CTBT


常に戦争は不幸災厄の象徴でもあったが、核兵器の実用化によって大規模な戦争は人類を滅ぼしかねない状況になってゆく。

『人類が戦争を根絶させなければ、戦争が人類を根絶させるでしょう』




現実問題として戦争は人類のいる限り根絶不可能と考えられている。
全人類共通の基準は存在しえず、互いが競争関係にあり、それを仲裁する絶対的存在が不在だからだ。

しかし多くの災害・犯罪・事故同様、ある程度の制御は可能であると推測される。
冷戦後、大国同士の総力戦が事実上不可能であることを考えると、益々「目に見える」戦争は少なくなっていくだろう。


まあ、無きゃ無いにこした事はないが。




【文明と戦争】
現代文明を形作ってきた科学技術のほぼ全ては戦争に端を発するか、戦争によって進展してきたといえる。
「歴史」がおとぎ話から学問になったきっかけも戦争である。

また、芸術文化にも多大な影響を与え、時にその惨禍を、時に栄光を知らしめるためにおおいに用いられた。

人の生存本能に直結するこの事象は、有史以来人々の関心事の中心にあったのである。


【ヲタク(サブカル)と戦争】
初の活字印刷が軍学書だったように、昔から極めると社会的地位が確固(軍人や軍事研究家)となる数少ない分野である。
と同時に、そのベタさは学園モノに勝るとも劣らざる作品数を誇る。
人間あるところに戦争あり、ということなんだろうか?

ストーリーの終着点が明確かつ、小道具・イベントに溢れ、様々な人間の織り成す群像劇。
主人公の立場・能力・性格によって王道的な成長譚・冒険譚からブラック&ヘビーと非常に応用が効き、
日常と非日常、正気と狂気、整合と矛盾が同居する異常性は人間の内面を考察する「物語」にとってまさに適当な舞台でもある。

日本ではその特異性から、サブカル、趣味でしか「戦争」を取り扱えなかったともいう。


【正しい戦争】
非戦論的立場と必要悪論で日夜不毛な争いを繰り広げている。日本で言えば所謂9条問題。


日本人の一般人の多くは「戦争とか怖くね」という短絡的な言葉で片付けがちだが非常に重要な問題である。


現在の主流は【消極的正戦論】。専守防衛などが例としてあげられるが、これはゲーム理論に於ける効率的な答えが「応戦」だからだと思われる。




「いったい何が始まるんです?」
「追記・修正だ」

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