竜騎士マナカ/覇王ケイ(Battle Spirits)

登録日 :2012/07/25(水) 23:43:53
更新日 : 2017/04/13 Thu 21:08:29
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バトルスピリッツ覇王編フレーバーテキストの背景ストーリーに登場する人物。
無印、星座編、覇王編、剣刃編とそれぞれフレーバーテキストにストーリーが設定されているのがバトスピの特徴で、彼らは覇王編の主人公を務める。

覇王編は陽昇ハジメデッキ バーストヒーローズと覇王編第一弾~第五弾に渡って掲載され、6つの国を舞台に戦うマナカとケイを追ったストーリー。
それぞれ『マナカ伝』『覇王ケイ伝』という後世の物語という形と、マナカ視点の体験談で語られている。
覇王編で特に説明もなく個人の感想などが書かれているのは大抵マナカ視点と思って良い。

逆にケイ視点で語られることは第五弾まで無く、いざケイが発した言葉には多くのカードバトラーが驚愕することとなった。
(毎度おなじみの名所千選も健在)

また、覇王編完結から2年後の『バーストインパクト』において、マナカの息子であるクニミを主人公とする新たな物語が綴られている。

  • 竜騎士マナカ
かつて赤の世界と呼ばれ、覇王編では炎楯の名で呼ばれる国家の出身の男性。
凄まじい強さを誇る戦士だが、普段は人が良く優しい人物。
割とヘタレで不運と悪運が同居しているフシがある。

幼少時に氷楯の侵攻で故郷を失う。
その後、ロードこと英雄龍ロード・ドラゴンに師事し、竜騎士として過酷な修行を積む。
成人した彼は炎楯の兵士として従軍し、ロードとともに目覚しい活躍を遂げる。
一騎打ちの武力もさることながら、防衛戦に優れた名指揮官としても名を馳せていたようだ。

その後、炎楯と他国の同盟を結ぶための使者として活躍。
同時期に突如として蘇った虚神をロードとともに次々と打ち倒し、 神殺しの英雄 と呼ばれ多大な名声と尊敬を得る。
なお、裏Xレアに ゴッド・スレイヤー・ドラゴン なるスピリットがいるが、関連性は不明。
(恐らくマナカ伝でのマナカをモチーフに描かれた架空のスピリットと思われる)

各地で激戦を繰り広げていたが、ある虚神との戦いでロードが重症を負い戦線を離脱。
さらに光楯と共に戦っていた時、彼らの一部から裏切りを受け、片腕切断の重症を負ってしまう。
偶然とある天使に助けられ、九死に一生を得るも、病院のがめつい天使たちにより莫大な治療費を請求されて困り果てていた。
ちなみに後の世の伝記には「天使達の無償の献身がマナカを救った」と書かれている。嘘を言うなっ!
(なお、この際の借金はドクトル・ファウストに棒引きしてもらったものの、マナカには死ぬまで因縁として残った)

とにかくここでマナカは身体を癒すために隠遁し、公的には行方不明となる。


  • 覇王ケイ
炎楯出身。高い地位の生まれであるらしく、僅か9歳で国交の使者として他国に出向くなど、幼い頃から国に尽くしてきたとされる。
若くして炎楯の総大将となるほどの人物だが、病に冒されているらしい。
単独での戦闘力も炎楯最強クラス。
なお、過去に闇騎士ケイというスピリットが登場しているが、恐らく無関係。彼は闇楯の人だし。

氷楯との戦争の中で、当時一兵卒だったマナカと出会う。
2度目の出会いもやはり氷楯との戦の最中で、お互いを認め合った二人は勝眺の誓いと呼ばれる同盟を結び、個人的にも親友の間柄となった。
なお、マナカが初めて見たケイの姿は 楽しそうに笑いながら機人を切り刻んでいる 所だったという。コワイ!

しかしマナカが裏切りにあい行方をくらましたことで、ケイはマナカだけに虚神の討伐を任せきっていた各国に絶望。
世界を統一するべく、炎楯の王となったケイは各国への侵攻を開始する。

恭順した海楯と同盟を結び、歯向かう闇楯を攻略し、マナカを裏切った光楯を徹底的に攻撃し、長い戦に力尽きた氷楯を併合する。
まるで失ったマナカの復讐だとでもいわんばかりに苛烈な戦を繰り返すケイ。

その裏には、レボルシング・ゼヨンという海楯の男の陰謀が見え隠れしていた。

最後に残った風楯を追撃する炎楯だが、超難坂の逃走と呼ばれる戦で、風楯の覇王であると同時にブッ壊れカードとしてもおなじみセイリュービを取り逃がしてしまう。
その軍に再起したマナカが居たことを、ケイは知らなかった。

  • 覇王大決戦
世界に侵攻するケイに反発する者達は、神殺しの英雄マナカを総大将とした五カ国連合軍を結成する。その中にはゼヨンから祖国を取り戻そうとする海楯の兵の姿も。
そしてケイ率いる炎楯と、それに反抗する五カ国連合軍の最後の戦い『覇王決戦』が始まった。

炎楯の圧倒的な戦力に苦戦する連合軍だが、各国の力を結集し、さらにマナカが単身テレポートで敵将の正面に飛び込むという捨て身の戦法『スレイゴッド』で優位に立つ。
……と後の世の伝記にはかっこよく書かれているが、どうやら 天使が勝手にマナカをテレポートで飛ばしただけ らしい。
飛ばされる寸前のマナカ曰く「え?これ(ブレイヴ:ホルス・ジェッター)つけて飛ばされるの?」「……マジですか?」

ともかくケイの元に単身飛び込み、再会を果たしたマナカは、停戦のためにケイを説得する。
だがそこに二人を狙う刺客が迫った。
海楯が世界を制覇するための最大の障害である二人の総大将を同時に始末する絶好の機会に、ゼヨンの一味が功を焦ったのだ。
危うい所を氷楯の騎士達に助けられたマナカは、ケイが己を死んだものと思っていたことや各国に攻め入ったことが、ゼヨンの策略であると知る。

マナカに全ての目論見を暴かれ逃亡するゼヨンとその一味。
戦う理由がなくなった炎楯と連合軍は闇楯の騎士達の仲介の元で停戦協定を結び、ようやく長い戦いが集結したのだった。

その後、世界は二度と争いが怒らぬよう、統一帝国を作ることを決め、マナカをその皇帝に据えんとする。
しかしマナカは皇帝になることを拒否。親友を誑かし世界を戦に導いたゼヨンを探し続けていた。

  • 神殺しの覇王マナカと皇帝ケイ

大戦集結から一年後、ついにマナカはゼヨン一味の足取りを捉える。
逃走するゼヨンの前にマナカと、転召を果たし超覇王ロード・ドラゴン・セイバーとなったロードが立ち塞がった。
ゼヨンはマナカに斬り捨てられ、残った一味も捕縛・処刑される。こうして、一連の戦いの黒幕は倒された。

そしてついに統一帝国『六楯帝国』が誕生。ケイがその初代皇帝となった。
真の英雄マナカではなく、戦を引き起こしたケイが皇帝となることに反発の声もあったが……それも、ケイのある言葉で覆された。

それは……



「ひとつよい提案があるぞ……マナカ、そなた私の夫になれ」

オナゴ からの求婚ぞ、恥をかかせるな」




……ケイって女だったの!?

一年越しで明かされた真相に驚く我々カードバトラーを放置して、歓声に包まれる城内。
マナカは借金を帳消しにする代わりに今度は恩を売りつけてくる天使達にため息をつきつつ、ケイに応えた。

結婚式は二人きりで行われ、巷では非難を逸らすための政略結婚が噂されるも、ケイは堂々と「これは恋愛結婚だ」と嘯いたという。
マナカとケイは仲睦まじい夫婦となり、彼らの間には3人の子供が生まれた。
……敢えて言おう。リア充爆発しろ!

皇帝となったケイの治世は理想的なもので、6カ国もそれぞれの形で平和を取り戻したのだった。
マナカは民に望まれ闇楯の領主となるも、王になることを拒否して騎士の覇王ソーディアス・アーサーに国を託し、あくまでも一人の民として生きることを選ぶ。
建国から10年後。
突如ケイは皇帝の座を退き、夫のマナカとともに一年間の世界一周旅行へと出る。
6カ国中を巡り、マナカとの愛を確かめるケイ。
……それは既に、自分の先が長くないことを予知していたのかもしれない。

帰国から半年後、覇王ケイは病でこの世を去る。
妻を失ったマナカは風楯に隠居し、ある年にひっそりと亡くなった。

彼らの死後、再び戦が始まったのはまた別の話……。



幾多の虚神を葬り、世界中を巻き込んだ戦争を集結させた竜騎士マナカ。

彼は後の時代には神殺しの覇王と呼ばれ、英雄視されているという。
(覇王とは各自が名乗る称号のようなもので、マナカは生前は自ら覇王と名乗ったことはなかったとか)

ちなみにマナカとケイの容姿については最後まで不明だっただったが、2013バトスピMAXのプロモーションカードにおいて 覇王マナカ、六楯の皇帝ケイという名称で配布されることで1年越しに判明する形となった。
マナカは赤い鎧を纏った美男子、ケイは華奢でありながらなかなかのナイスバディの美女である。
――ケイが炎盾の『支配者層は 巨大なドラゴン 』な設定どおりではなくて良かった……。


追記・修正は異性の親友と戦場でイチャイチャしながらお願いします。



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