ジムリーダー(ポケットモンスターSPECIAL)

登録日 :2011/09/03(土) 23:54:54
更新日 : 2017/05/06 Sat 13:29:53
所要時間 :約 7 分で読めます




ここでは『ポケットモンスターSPECIAL』におけるジムリーダーについて説明する。

原作ゲームでは漠然としていたジムリーダーという立場について細かな設定が施され、より職業らしさを強調している。
原作ゲーム版やアニメ版に関しては、こちらの項目を参照されたし。




概要

ジムリーダーとは各地方に最低でも8人は存在する、
その地方を担当するポケモン協会から正式な認可を受け任命された特殊なポケモントレーナーを指す。

本来の役目は担当するジムを管理運営する責任者として、ジムに所属するトレーナーや街の人々への指導および街の治安維持。
基本的にジムリーダーは自らの町で起こるトラブルや事件の解決に対しては自発的に行動するが、
各地方を統べるポケモン協会の指示や意向を受けており、その理念に基づいて行動することが義務づけられている。


ポケモンバトルの最高峰であるポケモンリーグへ出場を目指すトレーナーに対する試験官としての面も色濃い。

第10回ポケモンリーグ以降は各地方に設置されている8つのジムに挑戦し、
勝利の証として合計8つのジムバッジを集めた者に対し『ポケモンリーグ決勝ブロックへの無条件出場』という特権が与えられることになった。

それだけに常に挑戦希望者は殺到しており、
あまりに数が多い場合は希望者全員を参加させるトーナメントや学力テストを行い、ジムリーダーへの挑戦権を優勝賞品にすることも。

ただし、ポケモンバトルの勝敗はあくまで「判断基準」の一つに過ぎず、
バッジの授与に関しては全てジムリーダーに一任されている。


要するに、原作ゲームで「勝ったのに難癖をつけてバッジをくれなかった恥ずかしい格好の人」も、ポケスペならあれも問題ないらしい。
また、テッセンは「子供たちに好きなだけバッジを自由に配っていたが、それも構わない」とのこと。
バッジはジムリーダーとしての身分を証明するものと、挑戦者へ渡すものの二種類が劇中で確認されている。


職業規定は特に設けられておらず、就任前から就いていた職業をジムリーダー就任後も副業として兼ねている者も大勢いる。

ジムリーダーとしての業務に関しては運営費として報酬がポケモン協会から支給され、
それを生活費に充てたり人やポケモンの為に投資するなど使い方はジムリーダーそれぞれで千差万別。
副業の方が儲かっていると思わしき者もちらほら。


やはりジムリーダーたるもの、ポケモンバトルの戦闘技術および高度な知識が必要とされる為、
ジムリーダーを志す者は試験を受けなければならない。

当然ながら人格面も厳しく審査されるが、
ロケット団三幹部の例を見るに恐らく意図を掴めばパスできる形式張ったものだろうと推測される(就任後にロケット団に加わった可能性もあるが)

しかし、グリーンのように試験を受けずしてジムリーダーと認められるケースもあり、
最終決定権はあくまで協会理事の判断にある模様。
ロケット団と協会理事が癒着している可能性もあるが。

補足しておくと、グリーンは必要なら試験を受けるつもりだった。


原作ゲームでは一枚岩のイメージがあるが、人間関係はかなりドロドロしている。


因みに、各地方に最低一人は図鑑所有者と師弟関係を結ぶ者が存在する。

カントー地方:グリーン&イエロー(指導したのは就任前)

ジョウト地方:シジマ&グリーン

ホウエン地方:ミクリ&ルビー、ナギ&サファイア

シンオウ地方:マキシ&パール

イッシュ地方:ハチク&ブラック



地方別概要




【カントー地方】

第一章では3:5で善悪に分かれ、抗争を繰り広げていた。
初っ端から 悪のジムリーダーの方が多い というとんでもない状況だったが、後にカツラが改心してちょうど二分される形に。
ロケット団壊滅やその後の悪側ジムリーダーの潜伏を経て、最終的にトキワジムをグリーンが、セキチクジムをアンズが継承。


ロケット団に将来的に加わる予定だったアンズは父が完全に改心してジョウト地方で公認の四天王に就任しており、証拠不十分で罪に問われずジムを運営し続けているナツメマチスもロケット団への忠誠心は健在ながら今のところ表だって行動を起こす気配はないようだが……?
なお、第一章だと女性陣は演技込みで全員一度は、悪役顔を披露している。


【ジョウト地方】

ゴールドの目的がジム巡りではないので、個々の活躍は少なく影も薄め。ただ、各ジムリーダーにスポットを当てたエピソードはある。
あの人の強さがあまりにも突出していた為、ほぼ間違いなく総合戦闘力は現在登場している地方も含めて最強だった。
他は軒並みスイクンにしてやられて負けてる時点である程度お察し下さい。
しかし、仮面の男がリニアを使って(カントー勢も含め)リーグ会場から隔離するほど警戒していた所を見ると、一概に実力が無いとは言えない。
後の九章を見るからに、ジムリーダー間にある程度の連携はある模様。
また、ほぼ全員が副業持ちである。


【ホウエン地方】

基本的に「悪人」は一人もいないが痴情のもつれや不信感が原因で仲はかなり悪い。
また、早くからロケット団という敵の存在を認識して一部のジムリーダーが団結していたカントー、スイクン達との接触で脅威の存在に気づいたジョウトと違い、マグマ団とアクア団(特にアクア団はマスメディアが押さえられていたせいで碌に情報がなかった)の存在に気づき始めたばかりで有事の団結そのものにも問題があった。

実力に関してそれぞれが1対1で相手の幹部と互角に渡り合えることから高い部類に入る。


【シンオウ地方】

ダメ人間が一人いるが、 メンバーが皆真っ当にジムリーダーらしい活動をしている。
特にマキシは(ノリはさておき)ジムリーダーの鑑。

ダメ人間は未曾有の危機にも知らんぷりを決め込んだが、 他のメンバーは当然シンオウの平和を守るべく最終決戦にも馳せ参じた。
しかしトウガンによる回復サポートがあって6人のジムリーダーがギンガ団三幹部相手に対等など、その実力にはやや疑問符がつく。
…もっとも、アカギがリーグチャンピオンと互角に戦えたり、saqueすらジュピター以下の地位であることを考えたら、ギンガ団も歴代悪の組織の中では戦闘能力が高い部類に入る可能性もある(仮にジュピターがsaqueよりガチで強ければ、カントー四天王カンナと互角以上ということである。負けても仕方ないだろう)。
実はダメ人間は見てないところで裏方として活躍していた。


【イッシュ地方】


原作通りの正義漢揃い。
デント、ポッド、コーンシャガ以外はダークストーンの護衛の為にダークトリニティと奮闘するが、ハチク以外はプラズマ団に拉致されてしまった。
これだけ書くとやや弱そうだが、ボルトロス・トルネロス・ランドロスら伝説のポケモン達に急襲されたので無理もない。
後にデント達は伝ポケなしのダークトリニティを攻撃するものの、食い止めにすら至っていなかった。


【カロス地方】

性格はほぼ原作通り。 とは言っても原作ではキャラが薄い面子が多いのだが…
なのだが、 今回の敵のフレア団はカロス地方の上層部と結託しており(言わばフレア団はカロス地方そのもの)、主人公であるエックス達の方が地方の反逆者である という最悪の事態に陥ってしまっている。
つまり、カロスの協会が指示すれば、 カロスのジムリーダー全員が敵としてエックス達と戦う事になってしまうのである。
事実、シトロンはフレア団に誘拐され、自身のポケモンを人質にされやむなくフレア団の協力者となってしまった。

「カロス地方の為に」ジムリーダーの職務を全うし、カロス地方(=フレア団)の傀儡としてエックス達に牙を向くか。
「人々の為に」ジムリーダーの地位を捨てて、反逆者としてエックス達と共にカロス地方(=フレア団)に立ち向かうか。
果たして、彼らの下す決断は…

+ 以下、ネタバレ



身の危険を顧みずクラブを救ったカスミ
ずっと憧れ続けたホウオウを目の当たりにしても、自分の夢より人々の安全を優先したマツバ
例え敵に敗れても諦めずに最後まで町と人々を守るために尽力したアスナ
「鍛えた力は人やポケモンの為に使う」という信念をどこまでも貫くマキシ。

そう、真に必要なジムリーダーの条件とは、試験に合格することや高いバトルの実力・広範なエキスパート知識以上に、

人々の平和を守ろうとする誇り高い正義の魂と、ポケモンを心から慈しむ優しさや愛と言えるだろう。

だからこそ、ポケモントレーナーの模範となるべき憧れの存在として人々から尊敬されるのだ。


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