間桐慎二

登録日 :2009/11/22(日) 16:37:53
更新日 : 2017/04/23 Sun 08:42:54
所要時間 :約 5 分で読めます




は、はは、あはは。あははははははは!見たか衛宮!これが僕とお前の力の差だ!


声:神谷浩史
身長:167cm
体重:57kg
イメージカラー:群青
特技:名推理・探し物
好きなもの:子犬・特権
苦手なもの:無条件で幸せな空気
通称:「ワカメ」

Fate/stay night』の登場人物。

第五次聖杯戦争のマスターの一人で、サーヴァントライダー

真名:間桐慎二(まとう しんじ)

間桐桜の兄で弓道部副部長。
作中ではあまり語られないが実は天才肌の人間であり、さほど努力せずとも割となんでもできるタイプ。

プライドが高く他人をすぐに見下す性格で口も悪い。
しかし、 規律を重んじ、不公平を嫌い、女の子に優しい性格(※公式設定) なため、女性には人気がある。
但し、釣った魚には餌をやらないタイプなのか、自分のものにした女の子には優しくない。

衛宮士郎の数少ない友人の一人だが、よく便利屋の様に利用したり馬鹿にしたりする。
だが、士郎がそれら全てを「ワカメだから仕方ない」「根は良い奴」と何故かスルーするので何やかんやで仲は良い。
そんなだからか多少は慎二も彼のことを気にかけている場面があるような…やっぱないような。
なお、他人が士郎を利用するのは許せないらしく、過去には人脈を利用してそういった不届き者を社会的に葬った事もあったとか……何このツンデレ

諸般の事情により「StayNight」開始時点では士郎と疎遠になっている。
また妹である間桐桜には冷たく当たることが多い。

外伝の『氷室の天地』では、ゲーセンで財力に物を言わせて子供相手に無双して調子に乗っていたのを、三人娘に成敗される。
因みにマキジはとある件で相手がワカメと判断した瞬間に、物理的に成敗しに向かい、見当違いの人をボコっていたりもする。



ネタバレ








実はライダーの「仮」マスターで、正式なマスターである桜から偽臣の書によってライダーの命令権を借りているだけ。
彼自身は魔術回路を持っていない。魔術師の家に生まれながら魔術回路を持たず生まれたことに大きなコンプレックスを抱いている。
聖杯戦争ではそういうものとは無縁と思っていた士郎が魔術師と知り、嫉妬もあって本来の慎二よりトゲトゲしさが増している(らしい)。

養子として遠坂から引き取られた桜に対しては、当初はその境遇に同情して少し意地悪はするものの妹として可愛がっていたが、ある時父親と祖父が桜を調練している場面を目撃。
桜が真の後継者であることを知ると同時に、父親と祖父は真実を知ったことで開き直って慎二を「いてもいなくてもいい存在」としてぞんざいに扱うようになってしまった。
それまで自分を支えていた後継者の自負などが全て崩壊した上、哀れんでいたはずの桜が実は自分を哀れんでいたと感じた慎二は桜を憎み、抵抗しない彼女を虐待するようになった。
PC版の桜√では、度重なる出来事で精神の均衡が崩れかけていたとはいえ、自室に戻った桜を待ち構えて襲い掛かり、ほとんど強姦寸前までいっている。
その時の言動から察するに、桜の『男性の精液(魔力)を定期的に補充しないと身体の蟲が騒ぐ』体質から、そもそも性行為をしていた可能性が高い。
全年齢版では血を提供していたと思われる。

遠坂凛には魔術師としての才の差から憧れに近い恋慕の情を抱いていたが、バッサリと振られている。
凜√では彼女に対する執着が幾度となく拒絶されたり、士郎と恋仲になったりしたなどの要因からか強くなっており、一度無理矢理手に入れようとしたがランサーに妨害された。

なまじ 魔術以外 はなんでもできたことも手伝い、自らの(魔術師でありたいという)理想とそうではない現実との間で苦悩するうちに性格が歪んでいったのだとか。
その意味では士郎やアーチャーと同類と言えなくもない。 

でもどの√でも悲惨な目に遭い、しかも凛√以外はあぼーんしちゃう。
しかしあまりのヘタレ、クズ、三下ぶりに大半のプレイヤーは同情しなかったと思われる。
良い所もあるとか言われていたけど別にそんな場面描かれていないし…阻止しなければ大量虐殺もしかけていたし……。

ただし、凛√では聖杯戦争でかなり悲惨な目に遭いながらもギリギリで助けられ生き残ったためか、
ようやく懲りたのか魔術師への執着がなくなり、桜との関係も改善されたことがEDで語られている。

ちなみに漫画版は基本的にセイバー√と同じ扱いだが、桜が最後の令呪で救出したために生き残り、
これまで辛くあたってきた桜に助けられ、看病までしてもらったことで心境に変化が生じたのか、
聖杯戦争終了後はその前が嘘のように(態度はともかく)桜に対して優しくなり、
士郎に対してもしこりは残っているようだが、皮肉交じりに彼の身を心配するなど、以前に近い関係に戻った。


「桜√Ver.1.5」 にあたる『氷室の天地』では、聖杯戦争開始1か月前に沙条綾香とカードゲームで対決して敗北、そのワカメヘアーを丸刈りにされた。
その後の直接の登場はないが、遠坂凛にしつこく迫ったり、綾香の例え話から「壁に落書きをするようになった」と、原作を知る者なら納得の行動をとっている事が語られている。
そして聖杯戦争終了後、この√における 彼の生存が確定。 その(表向きの)理由については、
「地震で家具が倒れて頭にぶつかり重傷を負ったが、被っていたカツラがヘルメットの役割を果たし一命は取り留めた」というものになっている。



stay nightではいい所がまるで無く嫌われた慎二だったが、その後はキャラ崩壊し、一気にネタキャラ兼人気キャラへと変貌。

Fate/hollow ataraxia』では立場が完全に逆になり、いつも桜にビクビクしながら生きている。
……そこだけ言うとまるで桜が鬼のようだが、実は逐一桜の家事や料理に文句を付けた結果桜が腹に据え兼ねたのが要因であり、自業自得だった。

「そ、それをお前が唆すから僕と爺さんが養鶏所のチキンみたいに震えなくちゃいけなくなるんだぞ……!
ああもう、とっくに我慢の限界だよ!なぁ衛宮ぁ、桜を助けたんなら僕たちも助けろよぅ!」

ランサーに釣り場をとられたり、トイレに行くのにも鍵が必要だったり、士郎と一成と三角関係になったりと弄られまくった。

その一方で過去の士郎との交流が語られたり、士郎を訪ねて衛宮家に顔を出した時には(桜にこれ以上の重荷を背負わせない為に)自分の代で間桐の家を終わらせる決意を語るなど、
コンプレックスで歪んでいない姿が描かれており、地味ながら誰だお前!中々美味しい役どころであったと言える。

彼の愛称「ワカメ」は公式でも認められ、ミニゲームで他のキャラが「MP」となる所が「WP(ワカメポイント)」となっている。
このミニゲームで彼は逆鬼畜性能を誇っており、最期まで勝ち進むのには多大な時間とそれ以上に運が必要になる。
特に天敵はサクライダーチームで騎英の手綱を1回もらえば即死確定のため本編と同様に彼女たちには常にビクビクしながらの戦いとなる。

なお、本編では没になってしまったが本来ならワカメと共闘し、桜を救い出すルートを入れる予定だったらしい。
驚く事に イリヤルートより実現する可能性が高かった とか。
が、「ワカメが主人公になってしまう」こと、何より 「ヤローのデレとか誰得」 というごもっともな理由で廃案になった。

願いを叶えようとすると誰でもバッドエンドになるが、彼が聖杯を手に入れた場合はとんでもないバッドエンドになるらしい。
彼の魔術師への願望と、破壊をする方向で願いを叶える汚染された聖杯の性質の事を考えるとおそらくは……

奈須きのこ、虚淵玄とSNやZeroの著者に愛されており、Zeroマテリアルの対談では「慎二がいると本当に(ギャグの)構想が捗る」と語っている。


ちなみに彼が非常にモテモテという設定は公式も流石に無理があったと判断したのか、
外伝作品などでの扱いは非モテ(極稀にモブ限定でモテ姿が描かれる)が基本となっていたりする。
というか彼のモテ設定は本当に謎である。


Fate/EXTRA』における間桐シンジ
stay nightとはまったくの別世界であり、西暦2032年が舞台となっているEXTRAにも登場した。

序章で一時的に操作することになる新聞部部員の友人として登場。
聖杯戦争予選で間桐桜(AI)が妹であるという記憶を植え付けられて日々を過ごしていたが、 「違う、僕に妹なんていない!」 と本来の記憶を取り戻し、予選を突破。
その後、ライダーのマスターとして主人公の前に立ち塞がった。

ライダーとはある意味一番聖杯戦争をエンジョイする見事なまでの凸凹コンビっぷりを披露。
しかし、最後まで自分が参加しているのが真剣な命の取り合いであるという事実を認められず敗退した。
そして「くそっ! この僕が負けるなんて! こんなゲームつまらない、つまらない!」と癇癪を起こしたり主人公に「お前はどうせ2回戦で敗退するから勝ちを譲れ」と交渉にもならない交渉を持ちかけたりした後に、
ムーンセルによって自分の命が消されていっていることを自覚。
慌てて命乞いをするも、あえなく退場した。

うそだ、うそだ、こんなはずじゃ……
くそっ、助けろよぉっ! 助けてよお!  僕はまだ八歳なんだぞ!?
こんなところで、まだ死にたくな――

この最期の言葉のとおり、 EXTRAにおける間桐シンジは8歳の子どもである。
何でもアジアのゲームチャンプとして有名な魔術師だったらしく、参加者からはそれなりに一目置かれる存在だった。
だが、幼稚な振る舞いや自己顕示欲の強さからどこかナメられていたようで、主人公のパートナーであるキャスター(EXTRA)だけでなく一般生徒からもワカメ呼ばわりされていた。

だが、その続編である『Fate/EXTRA CCC』では…







Fate/kaleid liner PRISMA ILLYA プリズマ☆イリヤ』における間桐慎二
『2wei!』までに士郎の友人として登場するのは一成のみで、慎二の方は未登場。
ただし、ドラマCDではちょっとだけ名前が出ており、存在自体はしているらしい。
士郎、一成と三人で登場したら、ミミちゃんの妄想が捗るかもしれない。

一方、『3rei!!』の美遊の世界(並行世界)では……




ハーハッハッハ!
見たか衛宮、これが僕とお前の追記修正の差だ!

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