登録日:2011/04/10 Sun 03:27:43
更新日:2024/04/27 Sat 02:56:53NEW!
所要時間:約 13 分で読めます
子供の頃
わたしはラグビーの選手になることを夢見ていた
わたしの名は、ロビンマスク
少年時代、すでにわたしは
名門学院チームのフィフティーンの一員になっていた
しかし、わたしは
正義を守らなければならない
超人だったのだ…
Robin Mask
CV:
郷里大輔(初代/II世)
池水通洋(王位争奪戦)
井上美紀(同上・少年時代)
小西克幸(完璧超人始祖編)
所属:
正義超人
出身地:
イギリス
年齢:26歳(第20回超人オリンピック時)
身長:217cm
体重:155kg
超人強度:96万パワー(アニメ版及び学研の図鑑による改定後は95万パワー)
テーマソング
虹色の騎士(歌:荒川務)
【戦歴】
対ギロチン・キング○
対ウルドラマン○
対カナディアンマン○
対テリーマン○
対キン肉マン●
対キン肉マン△(無効試合)
対アトランティス●
対ジャンクマン○
対ヘル・ミッショネルズ●(タッグ戦)
対鬼哭愚連隊○(タッグ戦)
対世界五大厄●(タッグ戦)
対キン肉マン・マリポーサ○
対パルテノン○(タッグ戦)
対マンモスマン○(タッグ戦)
対ネメシス●
対ランペイジマン○
【概要】
『
キン肉マン』に登場する正義超人の一人。
読者公募にて誕生したキャラクターであり、「超人」としては記念すべき第一号の採用キャラでもある。
西洋甲冑のような仮面と鎧を身にまとったビジュアル、そして作中の活躍から全超人の中でも息子共々人気がトップクラスなことでも有名。
正義超人の中では年長の方で頭もキレるので参謀的なポジションにつくことが多い。
その割には作中で時折訳の分からない理論や行動を起こすことが多々あり、ファンからは
「仮面の奇行子」と言われてしまうことも……。
牛丼を養老乃瀧のだと自慢げに話したり、ハンモック睡眠など以外とお茶目な一面を見せることも多い。
普段は冷静なファイトを信条とするが、実は熱くなり易い性格で怒った時などは荒々しいファイトを展開する。
一族の決まりで人前で仮面を外そうとせず、正装時も金属製マスクに背広という中々に奇抜なファッションを貫く。
なお、作中では敵にマスクを外されたり、試合中に仮面を外してハンモックで熟睡するなどしており、垣間見える素顔はブロンドヘアーのイケメン。
父親はロビンナイト。祖父はロビン・グランデ。
本編初登場時には既に結婚していたらしく、後に息子
ケビンマスクを授かるがロビンは
ウォーズマン同様息子にスパルタ教育を施したため、息子はグレて
悪行超人軍に入団してしまった。
ちなみに原作では白人系の肌に白銀の鎧を着たデザインだがアニメ版では肌も鎧も青色(正確には素肌に青いタイツのようなものを着込んでおり、鎧を脱ぐと普通の肌色の体になる)に変更されており、メインキャラの中でも印象の変化が激しい存在である。
【ロンドンの若大将】
由緒正しき超人王家に生まれたロビンマスク。若い頃のロビンは本編のように冷静な性格ではなく熱血漢といったような感じであり、大学在籍時代はラグビー部に所属していたが卒業と同時に超人レスリング界に入ることを決める。
しかし恋人アリサの父親が超人レスラーという職種を認めなかったため、祖父の奨めもありロビンはアリサのために超人レスラーの道を諦め銀行員として働くことを決意する。
しかし第19回超人オリンピックのイギリス予選で友人を殺害した悪行超人ギロチン・キングが決勝まで進んでしまったことを知ったロビンは急遽超人レスリング界に復帰し、ギロチン・キングを倒して超人オリンピックのイギリス代表に選ばれ超人オリンピック本戦でも見事優勝する。
【超人オリンピック】
1979年11月13日に行われた第20回超人オリンピックにも優勝候補最有力として出場したロビンだったが、
キン肉マンとの決勝戦で、仮面に傷を付けられ逆上した挙句、タワーブリッジにキン肉マンを捕らえる。
しかし、キン肉マンの背骨を折った音と腰が鳴った音を勘違いして技を外したためにキン肉マンが火事場のクソ力で発動させたメキシカン・ローリングホールドで3カウントを取られ、自身の技に溺れたが故の敗北を喫した。
ここから彼のやさぐれ期が始まった。
ちなみに、この大会のイギリス予選で
ネプチューンマンの正体「喧嘩男(ケンカマン)」と出会っており、
「決勝戦でキン肉マンに負けたのは彼に言われた一言が気になっていたからだ」と超人タッグ編の際に
非常に苦しい言い訳コメントをしていた。
ところで、この時の調整にゴルフ場でランニングするというよくわからんことをしている。曰く「ロビンマスクに日本の土地は狭すぎる(トレーナー談)」とのことだが、同じ島国の英国人が何を言っているのだろうか。
話を戻すが、超人オリンピック決勝戦に敗退したロビンは試合前にキン肉マンと交わした約束「敗者は国外追放」を受け入れることにするが、勝者のキン肉マンの計らいで彼が世界サーキットに出ている間、キン肉ハウスを使わせもらえることになった。だが、ロビンはキン肉マンの好意に甘えず、超人レスリング界を引退。アフリカでアリサと共に動物管理係を始めたロビンであったが、やはり超人レスリングの事が忘れられなかった。
妻を置いて流浪の旅に出て、
アメリカでキン肉マンと再会すると再戦を申し込む。
試合の行方は一進一退で結果がわからないものだったが、ロビンは超人同盟の策略によってグランドキャニオンの峡谷に転落し、二度とリングに立てない体となってしまう。
打倒キン肉マンの夢を絶たれた彼は、他の者の手を借りてでもその本懐を果たすために「バラクーダ」と姿と名を変え世界中を駆け巡り、遂にソ連でロビンをも上回る才能を持つ超人
ウォーズマンを見つけ出し、そのセコンドとして自身の格闘技テクニックの全てを伝授した。
バラクーダ時代のロビンはやさぐれているどころでは済まされず、まさしくキチガイそのもの。
例えば訳ありの死刑囚相手に手心を加えたウォーズマンを問い詰めたり、素顔を見られたら死ななければならないキン肉族の掟を知った途端に覆面剥ぎデスマッチを提案したり、ビビンバがウォーズマンにクリーンファイトをさせるためにベアークローを外すように懇願した時は
「は…はかったな!!このアマ!!」と英国紳士にあるまじき小物臭い発言をしたりと暴言を挙げればきりがないロビンの
黒歴史である。
とどめとばかりに、超人オリンピックが終わった巻のコミックスで
「チッ あのウォーズマンのうすのろ野郎 これで奴との師弟関係もご破算 この次はオレ自身がキン肉マンをたおしてやる!!」など、とてつもなく酷いコメントをしている。
ちなみに仮面の上にバラクーダの覆面をかぶることで変身…というか変装していた。なのに仮面のトゲが隠れていたり表情を作ってたりしていたがまぁゆでだから…
後に王位争奪編でもう一度バラクーダに変身するのだが、方法は至って簡単であり、マスクを脱ぎモップを頭にかぶるだけ。汚ねぇ。
【アニメ版での補完】
アニメ版ではこの破天荒すぎる心境の変化に幾分かのフォローが試みられており、列挙すると
- 1度目の戦いは偶然の奇跡が起こした負けだと判断、2度目は中断で対キン肉マンに無念を抱えたまま再起不能となってしまった
- 失意の旅先で弟子を育成しての打倒キン肉マンに執念を燃やすようになり、全ての技と知識を授け自分の指示通り動く機械の様な弟子を育成すれば勝てると思い込むようになる
- キン肉マンの火事場のクソ力に勝つ為にはその対極である冷血・冷酷・冷徹の氷の精神だけだと思い至る
以下の経緯からウォーズマンを残虐超人として育成する様になり、またウォーズマンが生来の気の優しさから心に迷いが生じない様に非情に徹するように指導した。しかし一方ではキン肉マンの真価を今一度確かめたかった部分もあり、代理戦争人であるウォーズマンが勝てば自分が正しく、キン肉マンが勝てば彼が持つ火事場のクソ力と友情の強さは本物だと認めるいう、ロビンにとっては最後の試しでもあった。
そして迎えた決勝戦でベアクローを捨てたクリーンファイトで自身の思惑を越えた強さを見せ出したウォーズマンにアリサの言葉を思い出す(アニメではアリサは放浪の旅の最中で死亡しており、それが心を荒ませ極端な指導方針に走った原因とも取れるようになっている)
「いつか機械である事に、あなたに支配されることに反抗すると思うわ」
「機械としての自分を乗り越えていく、人間とはそういう物よ」
「アリサの言うとおりかもしれない…だが私はここで引っ込む訳にはいかない!」
自分が間違っているのかと思いつつもキン肉マンへの最後の挑戦である氷の精神で決勝まで突き進んだ道を曲げる事はできず、原作通りウォーズマンに暴言や体罰を加えながらも複雑な心境なまま決勝戦を見守る。そして実力で勝ったキン肉マンの真の実力と友情パワーを認め、またロビンの思惑と呪縛から解放され機械を乗り越えた人間の心で自分の予想を上回るファイトを見せたウォーズマンに深く感謝し、2人との友情を結び、本当の仲間になったのだった。
「アリサが言っていたように機械であることを拒否し、それを乗り越えて…見事な戦いぶりを見せてくれた」
「その点でも私は敗れたのだ。今日までありがとう、ウォーズマン…!」
作者が意図したかは不明だが、後に原作でも
ネメシス戦でロビンが心情を語る際に逆輸入されている。
【悪魔超人との戦い】
疲労で倒れたスグルの代わりに7人の悪魔超人の一人、
アトランティスと不忍池で戦う。あれ?あんた二度とリングに立てない体じゃ(ry
それ以前に前シリーズの汚いバラクーダはどこに(ry
終始有利な試合運びをしていたロビンであったがミートのボディを池に捨てられ技を解除、救出に向かったところを攻撃され仮面を剥ぎ取られて敗北してしまう。これ以降、水中戦は苦手な設定が生まれ不忍池戦はロビンの敗北フラグとなってしまった。
黄金のマスク編では
悪魔6騎士の一人
ジャンクマンと戦い苦戦するも、全身の鎧を
キャストオフ(脱いだだけ)し軽量化して敵を翻弄しつつ新技の《逆タワーブリッジ》を喰らわせ見事逆転勝利。
【宇宙超人タッグトーナメント】
ウォーズマンと超人師弟コンビを組むが初戦の相手が
完璧超人のトップコンビだったので……。あの扱いはあんまりだ。
まぁ、正体暴きに自ら両腕を破壊させたり端から見て勝つ気があったのかは怪しいが……。
この時マスク狩りを食らって、素顔が衆目にさらされることになる。
原作では顔に影がかかって、読者には見えないようになっているが、アニメ版ではしっかり見えており、アラン・ドロン風のイケメンである。
このときの顔がそのままキンケシになってしまったことがあるほど。
敗退後は、「
モンゴルマン救出に向かうキン肉マンに自分の鎧を貸す」
「ヘル・ミッショネルズの
挑発で、キン肉マンの治療を待たず、戦おうとした
グレート(
テリー)を制する」
「
ネプチューンマンに喧嘩男時代の優しさを思い出させることで改心のきっかけの1つを作る」と、良きサポートを見せるのだが、
奪われたマスクの代わりに着けたのが、
怪しげな目出し帽だったのはいただけない。
そのうえ胸に『ROBIN』と書かれたパーカーを着て下半身はいつもの鎧パンツという不審者スタイル。
もう少し、マシな代用マスクはなかったのか…。
なお、このシリーズで仮面を新調したらしく、額の傷が消えている。・・・しかし折角新調した仮面もボロボロにされた挙句、狩られてしまうことになるのだが・・・
【キン肉星王位争奪戦】
飛翔チーム戦の途中でテリーと共にスグルチームに加入。
序盤でスグルが力尽きたため大将として迎えられ、超人強度が
1億パワーもある
マリポーサを倒してしまう。キン肉族以外で運命の王子を倒したのはロビンただ一人だけ……これも人気の為せる業か。
決勝戦のフェニックスチーム戦では
超人強度7800万パワーを誇る
マンモスマンと対峙したロビンだったが、マンモスマン自身が使うものの10倍の威力があるアイス・ロック・ジャイロからタワーブリッジ、そしてロープワーク・タワーブリッジへと繋ぐ3段攻撃で巨漢マンモスマンを沈める……
超人強度ってまったくあてにならないな。
人々がこのロビンマスクのとった行動を心に刻みつけてくれれば、それでわたしは本望なんだ―――っ!!
決着と同時に、フェニックスによって
火にくべられた超人預言書が燃え尽きてしまった為にこの世から姿を消すが、最後にはキン肉マンのフェイス・フラッシュで蘇生した。
新世代超人の訓練施設《ヘラクレス・ファクトリー》の校長に就任。
歳をとったためかかつての父と同じくマスクに髭のような飾りを付けている。
息子・
ケビンとは家出以降直接顔を合わせることは皆無。
しかしウォーズマンの働きで最終的にケビンの中のわだかまりはほとんど取り除かれたため本編後親子関係を修復することは充分に可能と思われる。
ちなみにキン肉マンジェネレーションズでロビンとケビンを対戦させるとリング中央で無言のまま睨みあうという険悪な雰囲気の演出が見れる。
【究極の超人タッグ編】
まず、過去の時代に現れた時間超人に襲われて秒殺される。文字通り流れるようにツープラトンを食らって死亡するのである。
勿論これはタイムマシンに乗って過去の時代にやって来た万太郎ら21世紀の正義超人による2度目の歴史改変によって食い止められることに。
だが代わりにアリサが瀕死の重傷を負ってしまう。アイドル超人たちがその遠因となった万太郎たちの存在を怪しむなかで、ロビンはアリサと秘かに決めていた未来の息子の名前を知っていた彼らに唯一歩み寄る。
その後、息子ケビンマスクを救うため、テリーマンの息子の
テリー・ザ・キッドとタッグ『ジ・アドレナリンズ』を結成。
開会式ではクリアベッドに入れられ身体の一部が消えかかっている“未来の息子”と対面することに。
1回戦では『
鬼哭愚連隊』と対決。ケビンマスクの身体が消え掛かるトラブルやそれを見て動揺したアリサの容態が悪化するなどのトラブルもあり苦戦。
しかし、ケビンの輸血によってアリサの容態は回復、試合の方も最終的にツープラトン「アドレナリン・ブリッジ」で勝利を収める。
2回戦で本命の『
世界五大厄』と対決。
この試合では時間超人の卑怯さが際立っており、会場をロビンにとって
トラウマの残る不忍池に設定し、さらにはケビンのクリアベッドを人質に取るという徹底したロビン対策を行った。
ただし水中戦に関してはなんやかんやでロビンも適応し、関連してケビンにも相当な無茶をさせたおかげで両者とも致命的な重荷にはならなかったのだが、結果的には先のテガタナーズ同様に惨敗を喫する。
ただ、テガタナーズがツープラトンを使ってもライトニングのオーバーボディさえ剥がせなかったのに対し、ロビンはほぼシングルの展開に持ち込んでライトニングに真の姿を曝け出させているので、まだ面目を保てたと言えるだろう(もっとも、テガタナーズの2人はタッグトーナメント時の怪我が治りきってないなかで参戦したため全力を出せなかったというのもある)。
【完璧超人編】
他の正義超人達と共に
完璧・無量大数軍と激突。
しかし対戦相手がリーダー格の
ネメシス。各
必殺技を出して善戦するも圧倒的な実力を持つネメシスに完全敗北を喫し、亡骸も鳥取砂丘に消えた。
だが試合中、完璧超人に驕り高ぶっていたがために敗北し、プライドを守ろうとすがり続けていたかつての自分を重ね(ロビン曰く「やさぐれてしまった」)、より純粋に闘おうという姿勢を見せ、ネメシスにも中々の評価を受けた。
そして、ネメシスに伝えようとした友情パワーは、後に「
許されざる世界樹」で行われた試合にて
ラーメンマンがロビンに代わり発芽させた。
その後ロビン本人は魂だけとなっても、ウォーズマンやキン肉マンの試合中にエールを送ったりしている。
全ての因縁に決着がついた後、ロビンの最終的な生死(キン肉マンのフェイスフラッシュ等で何事もなく生き返るのかどうか)について読者の間で予想が割れていたのだが、
この次のシリーズ開始で蓋を開けてみれば、まさかの完全な死亡扱いであった。
とは言え、超人墓場が崩壊したことによって死亡超人の蘇りが消滅したこと、その墓場で他者の命を恣意的に操っていた超人閻魔らの方針に反発する空気があったこと、何よりフェイスフラッシュ自体が言ってしまえば極端なご都合主義の塊であったことから、新シリーズの作風を鑑みても蘇生はしないのでは…とみる声もあったが……。
【超神編】
この大事な欠片はオレが認めたヤツにしか託したくねぇんだ。
それもこのオレ様の残りの命と・・一緒になーーっ!
超神コーカサスマンに辛勝したマンモスマンから最期の超人パワーとカピラリアの欠片を受け取り、満を持しての
復活。
現代超人代表『リアル・ディールズ』最後の8人目として、神の試練に参戦することとなった。
なお、マンモスマンが誰を復活させたのかは全員予想済みだったようで、メンバー決めの際も頭数に入れられた上に合流時にも驚かれることなく普通に合流した。
こうして再びアイドル超人たちを牽引する立場に返り咲いた……と思いきや。
リアル・ディールズ初戦の相手となった超神ジ・エクスキューショナーより、超神らの下天の理由――神々がなぜ超人を創造したのかという秘密が明かされる。
その直後、彼らの目的に興味を持ったロビンマスクはなんと別行動を宣言してキン肉マン達から離反。
ネプチューンマンと共に分かれ道の一本へ勝手に進んでいき、あまりの突拍子もない言動にキン肉マンは無論、ウォーズマンも困惑を隠せなかった。
しかし、ネプチューンマンが見抜いていた離反の真意とは、自分という存在がいることによるアイドル超人たちの緩みを正すため。
ロビンマスク復活という出来事は確かに喜ばしい。だが、安心感が生まれて逆に油断や馴れ合いの空気を呼び込む可能性がある……そういった旨の懸念を抱いたからこそ、あえて乱心変心したように見せかけキン肉マンたちを突き放したのである。
一方でそれとは別にキン肉マンへのライバル意識も秘めていたのは事実であり、ただ彼らを慮っただけではなかった。
ネプチューンマンと超神リヴァイアサンの試合を見届け、ついにロビンマスクも次の超神と対面。
最初に神々が下天した時、
ビッグボディの強力チームをたやすく蹂躙した超神ランペイジマンとの試合に臨む。
【得意技】
◆タワーブリッジ
ロビンマスクのフェイバリットホールド。名前の由来はイギリスにある同名の橋から。
アルゼンチンバックブリーカーと全く同じ技なのだが、使い手によって特殊な名前が付くのは現実のプロレスでもよくあること。
タワーブリッジには様々な派生形態があり、黄金のマスク編では自身の落下する勢いを加えながらマットに相手をぶつける逆タワーブリッジ、キン肉星王位争奪戦ではロープワーク・タワーブリッジを見せた。
無量大数軍編ではさらに腕を交差させることで締め上げる力を強めた強化版タワーブリッジ・ネイキッドを見せた。ちなみにこの技、人体工学的には絶対不可能(作画用3Dソフトに入力したところ、エラーとなってしまった)なのだが「絵で魅せて」いる。
更に超神ランペイジマンに対しては更なる強化版であるツイステッドタワーブリッジを披露。相手の腰関節を半回転してねじ切れんばかりの状態にし、タワーブリッジで真っ二つにするとんでもない技。なお、これに限らずロビンの技は基本的に打倒キン肉マンを想定して開発されているらしい。
◆ロビンマスク 死のコース
ペンデュラムバックブリーカーから頭突きへと派生する二段技。ロビンの頭の先は尖っているので凶器攻撃も同然である。
◆ロビン・スペシャル
ロビンマスクが喧嘩男のために編み出していた必殺技。
超人オリンピックでキン肉マンと戦うより以前には既に編み出していたが、喧嘩男以外には使わない・見せないと温存していた。
エアプレーン・スピンで相手を投げ飛ばした後に、ジャンプで追っかけて相手の首を自分の両足首で挟んで加速落下し
手から着地しその際に腿に移動した相手の頭に首四の字を極める事で大きなダメージを与える技。
ロビンが重い鎧を着ているから先に落っこちれるとかいう物理法則無視してることでも有名。
初披露時に
ビッグ・ザ・武道を相手にしたときは、途中から膝で相手の頭を挟んでツームストンパイルドライバーを掛けつつ落下するという手加減をした形だった。
本来の形を最初に使ったのはなんとロビンではなく、その時のもう一人の対戦相手
ネプチューンマンによる「掟破りの」方が先であり、ネプチューンマンは
完成形を推理して使ったということになっている。
ロビン自身が相手を倒す為に使ったのは
キン肉マン マリポーサ戦が初だったりする。
ラーメンマンの九龍城落地と掛け合いになったらどうなるか気になるところである。
◆ユニコーンヘッド
ロビン家家宝の《アノアロの杖》を額に装着した時のみ発動可能な
頭突き攻撃。
◆ファイヤータービン
《アノアロの杖》を装着した時のみ発動可能。
自身を回転させることで炎の渦を作り出し、その渦に相手を飲み込ませ上昇させる。もはや技というより特殊能力である。
◆ロビン流アイス・ロック・ジャイロ
マンモスマンの得意技を即興でパク……アレンジした技。ロビンの場合は自身が高速回転したり、相手を回転させつつ放り投げる事で勢いをつけて、両腕で行う。
キン肉マン曰く「マンモスマンの2倍……いや10倍の威力がある!」とのこと。
その後も持ち技として定着し、ネメシス戦、ランペイジマン戦でも使用。
ランペイジマン戦では自身に命を託したマンモスマンの想いを受け、「今までの見様見真似とは違うマンモスマンとのツープラトン」として「マンモスマン+ロビン流アイス・ロック・ジャイロ」へとパワーアップしたが、正直今までのアイス・ロック・ジャイロとの絵的な違いがよくわからない。
◆ブリティッシュ・スティール・エッジ
未完成の暫定超必殺奥義。
ネメシス戦で使用した。
息子
ケビンマスクのビッグベン・エッジとほぼ同じだが、未完成ゆえ脚に片手をかけてなかったりと極め方が甘く、すぐに外されてしまった。
イギリス代表チームのメンバーに選ばれた日
わたしは、自ら姿を消し、そして、このマスクを被った
正義を守り通すことは難しい
しかし、これこそ男の仕事
今ではもちろん、超人の道を選んだことを
誇りに思っている…
スグル「頑張れロビン!もしお前が追記・修正してくれたら牛丼の大盛りをおごるぜ――!!」
ロビン「玉子とみそ汁もつけてな」
最終更新:2024年04月27日 02:56