グウィン王の四騎士

登録日:2011/10/27(木) 07:19:54
更新日:2024/04/19 Fri 20:52:17
所要時間:約 4 分で読めます




グウィン王の四騎士とは、ダークソウルの作中に登場するキャラクター群。
「太陽の王」グウィンが配下から選んだ騎士達で、それぞれ特別な二つ名と指輪を与えられている。
以下に、その四人を列記する。






以下の内容はダークソウルのネタバレを含むものです。
















●「深淵歩き」アルトリウス

指輪の刻印は「狼」。
作中未登場。バックストーリーが濃密。

装備品「アルトリウスの大剣」の説明文を引用すると、

「アルトリウスは、強靭な意志により決して怯まず 大剣を振るえば、まさに無双であったという」

当初はダークレイスと戦うために祝福された聖剣を使っていたようだが、「深淵の魔物」と契約したことによって呪われ、その祝福も消えてしまった。

プレイヤーが使用できるその大剣は状態によって二種類存在する。
そんな、アルトリウスの大剣だが、プレイヤーが使う代物は性能自体は何とも言えない。どちらもかなりのステータスを割り振らなければ到底まともに振るうことはできない。
説明文の内容が事実とすれば、アルトリウス本人が相当の技量の持ち主であったことがうかがえる。

鬱蒼とした森の最奥、封印された扉の先に彼の墓がある。
そこには巨大な墓石と剣があり、その周囲は彼を慕ったものであろう大量の小さな墓と剣が取り囲む。
人語を操る白い魔猫「アルヴィナ」とその眷属の一団が前庭を守り、巨大な「灰色の大狼シフ」が墓石を寄り添うようにして守っている。

このシフとは強い絆で結ばれており、彼の指輪の刻印が狼なのもそのため。
ある指輪の説明によると、アルヴィナとシフが孤独な彼の唯一の友であったらしい。

作中では彼の死から推定で数百年単位の時が流れているが、シフはずっと彼の墓を守り続けている。
瀕死になると足を引き擦り剣の重さに振り回されながら、それでも力を振り絞り抵抗してくる。

ちなみにシフのくわえた剣は青白く発光するが、プレイヤーが作成できる「アルトリウスの大剣」も角度によっては青く輝いて見える。

なお、アルトリウスとはかの有名なアーサー王の名前である。
またアーサー王物語内での彼の妻はグィネヴィア……。今、フロム脳が試される。


PC版追加要素、PS3版DLC「ARTORIAS OF THE ABYSS」、「DARK SOULS REMASTERED」で彼にまつわるバックストーリーが展開され、ボスキャラとして登場。

数百年前の魔法王国ウーラシールに深淵の魔物を打ち倒すべく参じたアルトリウスであったが、深淵の力は彼の力を大きく上回っており、彼自身も深淵に呑まれて正気を失ってしまう。
その後、時を遡って現れたプレイヤーに襲い掛かる。

ボスとして相対する際には、左腕は負傷し、アルトリウスの大盾も所持していない。
しかし、深淵に自我を呑まれていてもなお、凄まじい強さを誇る。
彼が万全の状態であったなら、大剣の説明文の如く、正に無双であったのだろう。

「アルトリウスの大剣」にはもう一つ、「深淵の大剣」と呼ばれるボスとして戦う彼の所持していた大剣を持つことができる。だがこちらも例によってかなりのステータス割り振りが必要なため、あまりプレイヤー間で使われることはないが…。

なお、「アルトリウスの大盾」は訳あって失われている。
ウーラシールの奥には深淵が広がっており、アルトリウスは負傷したまだ幼いシフを結界で守るため、彼の元に大盾を置いていった。
「アルトリウスの大盾」もプレイヤーが持つことが可能。こちらはかなりの高性能で、前述の大剣とは打って変わって十分使いやすい。


『ダークソウル2』『ダークソウル3』に於いても彼の装備が登場し、テキストからその一端がうかがえる。
特にダークソウル3では「狼騎士」として名が知られており、彼自身はウーラシールの深淵に倒れたが、彼、またはシフの残した「狼血」を受け継ぎ、深淵と対峙する「ファランの不死隊」が結成されており、薪の王「深淵の監視者」としてプレイヤーと対峙するほか、脱走者にして最後の生存者であるホークウッドが『3』における青ニート枠として登場する。


●「鷹の目」ゴー

指輪の刻印は「鷹」。

弓の名手であったらしく、竜狩りの大弓部隊を率いる隊長だった。
作中未登場。
その指輪は巨人の鍛冶屋が宝箱に入れて大切に保管している。何かしらの親交があったのかもしれない。
またファリスの帽子の説明文からどうやら人間ではないらしい。


PC版追加要素、PS3版DLC「ARTORIAS OF THE ABYSS」、「DARK SOULS REMASTERED」で正式にNPCとして登場。
巨人族の弓の名手。
騎士叙勲により授かった兜を被っているが、彼を妬む者の手によって覗き穴を樹脂で潰され、なにも見ることができない。だが、彼は敢えて樹脂を剥がさずそのまま被っているようだ。
既に隠居した身と本人は呟いているが、イベントによっては視野がひらけてないにもかかわらず、その腕が未だ健在であることを見せつけてくれる。
作中に登場するあるボスを撃破した後に彼に話しかけると彼の逸品、「ゴーの大弓」を貰える。
話を聞くと巨人の鍛冶屋などについてなど、本編との繋がりをうかがわせる言葉が聞ける。


●「竜狩り」オーンスタイン

指輪の刻印は「獅子」。
また、彼の鎧もそれを象ったものになっている。
四騎士のうち、存命している最後の一人。

古竜の岩の鱗も貫くという十字槍を持ち、作中ではある場所のボスとして対峙できるが、詳しくは個別項目へ。
また、彼の像が安置されている場所がある。

『ダークソウル3』において、グウィンの長子である無名の王を追って廃聖堂を去ったと語られている。
1作目において彼とともにアノール・ロンドの聖堂を守っていた処刑者スモウが「廃聖堂を守る最後の騎士」と語られていることから、『1』と『3』ではこのコンビの顛末は異なる可能性がある。


●「王の刃」キアラン

指輪の刻印は「スズメバチ」。
どうやら女性騎士らしく、武器は短刀。
作中未登場。フロム脳をふんだんに刺激する以下の要素。

  • 指輪の説明文に「王の敵をことごとく 抹殺 した」
  • アルトリウスは本来敵である「深淵」の魔物と契約を結んでいる
  • 指輪を装備すると致命(代表的なものが“バック”スタブ)攻撃力上昇
  • 指輪はアルトリウスの墓の「背後」に落ちている
  • その指輪を持った遺体は女性のもの

など
……こじつけはほどほどにしよう。


PC版追加要素、PS3版DLC「ARTORIAS OF THE ABYSS」、「DARK SOULS REMASTERED」で正式にNPCとして登場。
深淵に向かったアルトリウスを追ってウーラシールを訪れていた。

装備品の解説からするとどうやら王の勅命を受けて任務を遂行する暗殺者だったと思われる。
騎士叙勲により授かった白磁の仮面を被っており、素顔を窺い知ることはできない。女性であることが確定。

アルトリウスとは友人だったらしいが、友情以上の感情を抱いていたのではないかと匂わせる部分がある。
なお、彼女にアルトリウスのソウルを渡すかどうか選択を迫られるが、彼のソウルを渡せば「黄金の残光」、「暗銀の殲滅」の二種類の武器を貰える。しかし、彼女を討てばソウルはそのままで前述の武器に加え、彼女の防具一式をいただける。良心の呵責などがなければ後者を選ぶのも手だろう。
また、アルトリウスのソウルを渡した後にでロードをすると彼女は消え去るが、渡した状態で彼女を撃破すると武器と防具の他にアルトリウスのソウルも帰ってくる。良心の呵責がなければ(ry




余談だが、四騎士全員の持つ武器はソウル錬成、防具は撃破をすることでゼナのドーナルから購入可能。キアランやゴーの様な例外もあり。
何気にグウィン王の配下から選ばれし騎士という仰々しい肩書きの割に本編では一人、凡そ一年後にようやく全員登場(しかも一人は所謂暴走状態、残る二人はボスですらない)という瑣末な扱いなのである。




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最終更新:2024年04月19日 20:52