竜狩りオーンスタイン&処刑者スモウ(Dark Souls)

登録日:2011/10/26(水) 14:34:17
更新日:2024/04/15 Mon 15:29:30
所要時間:約 4 分で読めます





竜狩りオーンスタイン&処刑者スモウとは、Dark Soulsの登場人物で、中盤の山場、アノール・ロンドのボス。通称オンスモ。


【概要】


■竜狩りオーンスタイン
グウィン王に仕えた四騎士の一人で、アルトリウス、キアラン、ゴーの三名を除いて存命している最後の騎士。
獅子を模した鎧を纏い、雷の力を持つ十字槍を振るう。通称ガリ言うほど細身でもないのだが、相棒との対比でそう呼ばれる
先に腐れピザことスモウを倒すと、亡骸に手を添えて力を受け継ぐ。どうやら大切な仲間として意識しているらしい。
アノール・ロンドにある竜の剥製が大量にある部屋は、彼のコレクションなのかもしれない。

■処刑者スモウ
その名の通り処刑者。大槌を軽々と振るい、それに見合うだけの巨躯を持つ。
四騎士に名を連ねるほどの実力はあるが、その酷薄さから騎士に叙されることはなかったとされる。通称デブ。
戦闘でオーンスタインを先に倒した場合、オーンスタインとは対照的に彼の亡骸を容赦なく叩き潰して力を奪い、プレイヤーを驚かせる。
このため当初はスモウの性格に問題があるか、オーンスタインに対する仲間意識を疑問視する声があった。
しかし、3において「神々は友が倒れた際、そのソウルを受け継ぐのが習わしである」と明かされ、スモウもまたオーンスタインに対して友情を感じていた模様。
また、彼のソウルや装備をフラムトに食べさせても1ソウルにしかならないため、何らかの理由でフラムトからは嫌われているらしい(彼がフラムトを嫌っていたかは不明)。
しかし、アノール・ロンドの各所には彼の巨大な像が置かれていたりもするため、いまいち嫌われてるのか人気があるのか分かりづらい人。




【ボスとしての性能】

二対一での戦闘となる。対複数戦という意味では鐘のガーゴイルや山羊頭のデーモンを思い出すが、場所が広く屋内なので犬リンチのような目に遭ったり落下死したりということはない。
二対一ということもあって個々の能力はそれほどではない。そのため、素早くタイマンに持ち込みやすいオーンスタインから倒すも鈍重でダメージの通りやすいスモウから倒すも良し。
どちらか片方を倒すともう片方がパワーアップするため、なるべく両方のHPを均等に削っておくとパワーアップした直後に倒すことも可能。
ここまでやってきたプレイヤーならかなり楽勝の部類に入るボスである。




























   *   *
 *   + うそです
  n ∧_∧ n
 +(ヨ(*´∀`)E)
  Y   Y  *


【実際は】


強い。

めちゃくちゃ強い。


個々の能力が弱いなんてことはない。むしろめちゃくちゃ強い。両方スーパーアーマー持ちなのでグイグイ攻めてくる。
攻撃も数発食らえば即お陀仏なレベル。
そしてスキがない。オーンスタインと戦ってたらスモウが、スモウと戦ってたらオーンスタインが襲ってくる。回復なんてさせてくれない。
そしてコンビネーションがぱない。起き責めとか普通にしてくる。もちろん即死コース。
いくら攻撃パターンを覚えても関係ない。立ち回りが変幻自在で片っぽかわしてももう片っぽが仕掛けてくる。

……など、とにかく明確な攻略パターンというものがないボス。ガチの白兵戦なんて繰り広げたらまず死ぬ。倒せてもかなり時間が掛かる。
しかも片方を倒すと片方が全回復する。

さらにオーンスタインは巨大化、スモウは攻撃に雷属性が付与される

つまり片方を倒すと全回復+パワーアップのおまけがついてくる

強いて言うなら呪術などの高火力技で片方を素早く仕留めることだが、パワーアップしたもう片方を倒すのは結局ガチ戦闘になる。

先ほども述べたが片方を倒すともう片方が全回復するため、倒すなら一点集中でどちらか片方をさっさと倒すこと。
最初に書いたような両方削っていくような戦法を執ると地獄を見る。


オンライン環境が整っていれば白ファントムを呼べばターゲットが分散されて難易度が下がるが、
発売当初のオンラインメンテ中には呼べるのがソラールさんくらいしかおらず(しかも巨人地帯の中)、多くのプレイヤーが心をへし折られた。
また発売から時間が経過するに連れ召喚できる白ファントムも減少しているため、ソロ攻略を余儀なくされる新規ユーザーには高い壁として立ちはだかっている。



【関連アイテム】


  • 竜狩りの槍
アノール・ロンドで聖堂を守る「竜狩り」の騎士
オーンスタインのソウルから生まれた十字槍
 
竜族に有効な強い雷の力を帯び
十字の支えを持ち渾身の力をのせた両手突きは
竜の体深く槍を刺し、人などは大きく吹き飛ばす
+10まで強化した通常の槍に、オーンスタインのソウルを併せることで入手できる大型の槍。美しい装飾と他の槍にはない幅広の穂先が特徴。
槍の中でも特にリーチが長い上に盾受けされても弾かれずゴリ押しし易いなど強力な武器だが、筋24技24と要求ステータス値が高く槍としては非常に重い。このため主武器にするにはキャラクターの育成から考える必要がある。
特殊能力として、片手R2で雷撃を飛ばす遠距離攻撃が可能。
またロードラン各地にある崩れた石像にはこれとよく似た形状の武器が添えられている*1


  • 獅子の指輪
グウィン王の四騎士に与えられた特別な指輪
獅子の指輪は「竜狩り」オーンスタインのもの
 
刺突武器のカウンター攻撃力を高める効果があり
彼の十字槍は岩のウロコをも貫いたと言う
巨大化したオーンスタインを倒すと入手できる指輪。正確にはカウンター攻撃*2の成功時に、刺突属性のダメージを1.4倍に増幅する。
元々カウンター攻撃には1.2倍のダメージ補正がかかっているが、そこへさらに乗算して上乗せされるため使いこなせれば非常に強力。
巨大化オーンスタインからの不確定ドロップアイテムであるため、入手には「スモウを先に倒す」という縛りを課せられることとなる。


  • スモウハンマー
棄てられたアノール・ロンドで聖堂を守る
「処刑者」スモウのソウルから生まれた大槌
 
スモウは、処刑に愉悦し、犠牲者の骨肉をすり潰し
もって自分の精にしていたといい、その酷薄さから
遂に四騎士の列に序されることはなかった
+10強化した鎚をスモウのソウルで強化することで入手できる大鎚。ご本神が持つものよりもかなり小さいが、それでも人間にとってはまだ巨大。
全武器中最重量かつ要求筋力も最高の58という究極の脳筋武器。フレーバーテキストにある通り、攻撃が命中するたびに使用者の体力をほんのり回復させる特殊効果を持つ。
見た目の威圧感は凄まじいものの、上述したとおり使用条件が非常に厳しく、巨大さから視界を塞いでしまう、エンチャントによる強化ができない、回復効果も気休めにすらならず…等々欠点が目立つ。
しかし一撃の威力は侮れたものではなく、その圧倒的なロマンもあってか好んで使用する不死人も少数ながら存在する。
スモウが使っていた、ハンマーを地面に擦り付けての突進モーションがないことを惜しむ声も。



【その他】

  • 彼らを倒した後には輝くおっぱいが待ち受けている。心が折れそうになった方はこの事実を噛みしめて再び挑むよう。
    また、倒した後に火継ぎの祭祀場近くの商人、ゼナのドーナルが彼らの装備を売ってくれる。
    ただし後に倒した方の装備しか売ってくれないため、欲しい装備がある人は気をつけよう。
  • ダークソウルの発売日前に「フライングゲットしたプレーヤーを全身スモウ装備の侵入霊が襲うという事件が起きていた」という噂がある。
    罪人録のスクリーンショットなどが存在し、プレーヤーの間では「フロム・ソフトウェアのスタッフによる公式フライング狩りではないか」等と言われているが、今のところ確たる証拠がなくフロム・ソフトウェアが明確に認めたわけでもないため真偽のほどは不明。





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最終更新:2024年04月15日 15:29

*1 崩れているので剣に見えるが、十字柄の部分そのものの形状となる

*2 敵の攻撃モーション中にこちらの攻撃を命中させること