ヴァルシオーネ/ヴァルシオーネR

登録日 :2010/06/09(水) 05:24:21
更新日 : 2017/06/12 Mon 16:06:21
所要時間 :約 6 分で読めます









あたしの顔に照り映える月の光が、

この世の見納めだよ!

必殺……円月殺法!!



魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL(以下、LOE)及びスーパーロボット大戦に登場する機動兵器。



□ヴァルシオーネ

全高:24.6m
重量:39.7t

操者(搭乗者):リューネ・ゾルダーク

戦闘曲:フラッパーガール、ヴァルシオン



□概要

ビアン・ゾルダーク博士が、一人娘のリューネの為に造ったヴァルシオンシリーズの2号機。
当初ビアンはリューネにヴァルシオンを与える予定だったが、「可愛くない」と一蹴された為、わざわざ予定を変更してこの機体を作った経緯を持つ。
ただし、単純にリューネの我儘やビアンの趣味という訳では無く、機動性にやや難のあるヴァルシオンのガード役、ヴァルシオンで得たノウハウの発展等も含んでいる。

武装はヴァルシオンと同等の物をダウンサイジングしており、サイバスターの兵器「サイフラッシュ」を研究した「サイコブラスター」を搭載している。

人間の少女がそのまま人型機動兵器用の装甲を纏っているかのような姿をしている。
各部の動力伝達に人工筋肉が使われており、あらゆる動作を柔軟に行えるだけでなく、表情までも変化させることができる。

長年コックピットの様子は謎であったが、アニメDWにおいてダイレクト・モーション・リンクである事が判明した。

伝達を円滑にするため専用のパイロットスーツがあるが、多くのファンにはタンクトップ姿の方が馴染み深いだろう(これに限らずDW新登場のパイスーはあまり評判が良くない)。


第3次、EX、第2次G、OGシリーズに登場。

ほとんどにおいて準サイバスターな使い方ができるが、サイバスターがアカシックバスターやコスモノヴァなど強力な武器を持つのに対し、こちらは火力は抑え目。
ただしOGシリーズでは汎用武器を装備できるため、使い方次第ではサイバスターより活躍できる。

第2次G以降かなり長い間出番が無かったため、OGで初めて知った人も多いかも知れない。

娘の我が儘が開発の切っ掛けではあるが、ビアン博士自身も火力と防御力に特化しすぎたヴァルシオンの弱点を補う機体の必要性を感じてはいたらしい。

ちなみにモデルはリューネ自身。
しかしスタイルが少女体型だった事がリューネの不満点だった。



□武装

●ディバインアーム
ヴァルシオンのものをダウンサイジングした剣。
OGでは汎用武器になった。
旧作では容量の関係で武器カットが描かれず手刀になっていたのは内緒。


●サイコブラスター
サイバスターのサイフラッシュをビアン・ゾルダークが研究して開発したMAP兵器。
味方を識別する等サイフラッシュとほぼ同等の性能を持ち、削りや稼ぎに使える。
色がピンク。


●ハイパー・ビームキャノン
携帯しているエネルギー銃。ビーム属性で、基本的にEN消費型。
OGシリーズでは換装武器になり、他の機体でも使用可能になった。


●クロスマッシャー
必殺遠距離射撃武器。
ヴァルシオンと同じ武器だが、両手でエネルギーを集中させて発射する点が異なる。
弾数制なのでサイコブラスターとENの取り合いはしないが撃ち尽くすと通常戦闘では役立たずになるので注意。
OGINではなんと、リューネのパイロットスーツが光とともに消え、
リューネが全裸になってしまう演出が付け加えられる。ありがとうビアン博士


□ヴァルシオーネR

全高:28.2m
重量:68.9tt

操者(搭乗者):リューネ・ゾルダーク

戦闘曲:フラッパーガール、熱風!疾風!サイバスター!



□概要

ヴァルシオーネにラ・ギアスの練金技術を施して改良した機体。
全体的に頭身が上がっており、ヴァルシオーネの成長した姿であるような印象を受ける。
しかし変わったのは見た目くらいで、戦闘能力は目覚ましいほどのパワーアップは遂げていない。
「R」とは「リターン」を差す。なぜRかといえば某美少女戦士の影響。

第4次、魔装機神LOE、第4次S、F、F完結編、α、α外伝、ROE、第2次OG、POJに登場。
思い入れ的にはこちらの方が強いファンも多いかも。



□武装

●ディバインアーム
やはり手刀だったが、αでおなじみの剣となった。
フルアクションフィギュア発売の際に両刃剣にリデザインされ、DS版LOEもこちらのデザインがベースになっている。


●ディバインブレード
日本刀。
LOEでディバインアームをフル改造すると使えるようになるが、意外とMG食らいなので注意。
円月殺法の時に使うのもこれ。


●サイコブラスター
性能自体は特に変更無し。
同一規格に改造したのか、サイフラッシュの部品と同じものを使っている。


●クロスソーサー
ヴァルシオーネの両肩から、円形のユニットを回転させながら飛ばす。
αシリーズではヴァルシオーネRのカットインが出るので意味もなく使った人も多いはず。


●メビウスジェイド
LOEでクロスソーサーをランクアップさせると使えるようになる光の素粒子を相手に続けざまに命中させる武器。ROEではクロスソーサーのランクアップ先が変更された為に隠し武器になり、POJでは初期武装となった。


●魔球・ミラージュボール
ROEでクロスソーサーをランクアップさせると使えるようになる武器。


●魔球・ミラージュボール2号
POJでクロスソーサーをランクアップさせると使えるようになる武器。


●メガビームキャノン
携帯しているエネルギー銃。


●ハイパー・ビームキャノン
携帯しているエネルギー銃。メガビームキャノンと同一の武装と思われる。
換装武器として他の機体で使用できる。


●ツインメガビームランチャー
POJで携帯している2丁のエネルギー銃。どことなくツインバスターライフルである。


●クロスマッシャー
おなじみ両腕から青赤の螺旋状のビームを放つ。
LOEではメガビームキャノンを、POJではツインメガビームランチャーをランクアップさせる必要がある。


●拡散クロスマッシャー
クロスマッシャーを拡散して放つ。拡散したのに一点に当てている事については突っ込まないでね。
ROEではクロスマッシャーをランクアップさせる必要がある。


●円月殺法
元ネタは「眠狂四郎」の必殺技「円月殺法」。演出も本家と同じ。
LOEではクロスマッシャーが十分強いものの、移動後に使える近接武器は重要なので覚えさせる人が多い。
αシリーズやLOEではディバインアーム、ROEではランクアップに関わらずディバインブレードを使う。



□劇中の活躍

数ある美少女ロボットの中でも、リアル顔タイプの先駆けにして今なお頂点に位置する機体。

主人公扱いのEXはもとより、他の作品ではサイバスターと同じく便利な機体なので出番は比較的遅め。

OGではパイロットカットイン並みに気合の入った機体カットインが見られる。

αの開発中、スタッフの一人が勝手にヴァルシオーネRの戦闘アニメーションに力を入れすぎてしまい、他の機体と比べても明らかに動く機体となってしまい、結果他の作品の機体のアニメーションも全てやり直すこととなり、発売時期が延びたという話がある。

しかし戦闘アニメで大きく進化したαはファンに大きな衝撃を与え、現在の『動くスパロボ』になった。
そのスタッフがいなければ、今のスパロボは非常に地味になっていたかもしれない。

ちなみにα外伝では戦闘アニメにさらに磨きがかかっており、DC版αでもDS版LOEでも明らかに他の機体と入れ込みようが違う。
漫画Record of ATXでは初登場時はヴァルシオンっぽいアーマーを装備してサイバスターと対決。クロスマッシャーとアカシックバスターの撃ち合いの後破損したアーマーを排除してお馴染みの姿になった。


主な立体化では、コトブキヤからヴァルシオーネのプラモデルが発売されている。

またボークスのフルアクションフィギュアシリーズでもヴァルシオーネ、ヴァルシオーネRが発売された。





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