グッドライフ〜ありがとう、パパ。さよなら〜

登録日 :2012/01/18(水) 21:44:11
更新日 : 2017/02/04 Sat 13:00:36
所要時間 :約 5 分で読めます




グッドライフ〜ありがとう、パパ。さよなら〜 は、
2011年4月19日から6月28日に放送された、関西テレビ製作のテレビドラマ。

原作は韓国でドラマ化されたチョ・チャンインの小説「カシコギ」
カシコギとは、トゲウオと云う意味。
トゲウオは……メスが産み捨てた稚魚をオスが育て、
稚魚が成長した姿を見ると、オスは安心して死んでいく……と云う習性を持つ魚である。


【あらすじ】
澤本大地はエリート新聞記者で、家庭を省みない仕事人間……。
ある日、妻が幼い息子「羽雲」を残して家を出てしまう。

仕方なく、羽雲の面倒を一人で見る大地は、徐々に父親としての自覚に目覚めていく。

しかし、羽雲が白血病である事が発覚し……。


【登場人物】

  • 澤本大地
(演:反町隆史)
産和新聞に勤める記者。
更なる出世を嘱望されたエリートであるが、家庭を省みない典型的な仕事人間。
人間性に欠けており、職場に信頼出来る仲間はおらず、
ミスをした部下を罵倒し続けて自殺未遂に追い込んだ事がある。
そんな性格と行動から、妻に家を出て行かれてしまい、息子の羽雲と暮らす事になる。
当初は羽雲をぞんざいに扱っていたが、羽雲の思いを知って、徐々に父親としての自覚に目覚める。
そんな中、羽雲の白血病が発覚し、父親として懸命に羽雲の為に尽くす様になる。
羽雲のドナーが見つかり、一安心したかと思われたが…… 今度は自身が末期の癌である事が発覚する。

  • 澤本羽雲
(演:加部亜門)
大地の息子で、小学1年生。
甘えん坊で怖がりな性格。動物が好き。
愛称及び一人称:わっくん。
一人称の事を同級生にからかわれているが、恥ずかしくて「俺」「僕」と言えない。
大地に憧れており、将来の夢は新聞記者。
当初は華織に連れられて家を出たが、
パパが一人ぼっちになるから と云う理由で大地の元に残った。
白血病である事が発覚するも、懸命に治療に堪え続けた。
後にドナーが見つかり、無事に白血病を克服する。

  • 天宮華織
(演:井川遥)
大地の妻で、羽雲の母親。
元キュレーターで、家を出た後に復職した。
大地に愛想を尽かした事で羽雲を連れて家を出るが、大地を選んだ羽雲に拒絶されてしまう。
当初は仕事ばかりの大地の事を一方的に非難し続けていたが、
大地が変わった事を知って「羽雲を捨てて自分だけ逃げ出したこと」に関して自身を非難するようになった。

  • 紺野七海
(演:榮倉奈々)
入院小児患者の心のケアを行う「チャイルド・ライフ・スペシャリスト」
勉強熱心で直向きだが、理想が高く頭でっかちな所が目立ち、看護師達からは煙たがられていた。
焦って空回りしてトラブルを引き起こす事もある。
大地や羽雲と接する事で、徐々に成長していく。

  • 円山湊人
(演:伊原剛志)
小児科医で、羽雲の担当医。
不潔で、病院に寝泊まりし続け、看護師に対してセクハラ三昧。
しかし、子供と真摯に向き合う事が出来る優秀な医師で、看護師達からも信頼されている。
自身の生き方に悩む大地を諭した人物。

  • 藤本太陽
(演:小山楓)
羽雲の同室に入院している、白血病を患う小児患者の少年。
抗がん剤の副作用で髪が抜け落ちている為、毛糸の帽子をかぶっている。
羽雲とは喧嘩をする事もあったが、親友とも呼べる関係になっていた。
しかし……。

  • 瀬川あおい
(演:畑芽育)
羽雲と同級生で、水族館デートを楽しむ程仲が良い。
将来の夢は、パティシエ。

  • 大地の父親
(演:松重豊)
大地が幼い頃に、睡眠薬で大地と心中しようとした。
しかし、大地が拒否した為に、一人で首吊り自殺した。
無理心中の直前に二人でラーメンを食べた事から、大地はラーメンが食べられなくなっていた。
大地は長きにわたって悪い印象を抱いていたが、羽雲と暮らす事で、その想いを理解した。

  • 李信基
(演:チョン・ウソン)
小児白血病の権威の韓国人医師。
円山とはボストン留学時代からの友人で、羽雲の骨髄移植に協力した。
大地に「カシコギ」の話をし、
「父親は我が子のためにどう生き、どう死んでいくべきなのか」という言葉を残す。

  • 雪村慎平
(演:鹿賀丈史)
東京美術大学の教授で、華織の相談相手として。
子供の為に開いた美術セミナーを開催しており、羽雲は教え子の一人。
羽雲の個性的な絵の才能を伸ばすことに生きがいを感じている。
羽雲からは「ぺーせん」と呼ばれ慕われている。
羽雲が入院している事を知り、華織に対して「会いに行った方が良い」と勧めた。



以下、最終回のネタバレ注意

















自身の病を隠して、大地は羽雲と幸せな日々を過ごしていた。
しかし……病状が悪化して、羽雲の前で死ぬ事を恐れ、
華織に「子育ては疲れた」と言って羽雲を押し付けて何処かに行ってしまう……。
大地は余生を人知れず過ごし、誰にも知られずに死ぬ為にホスピスへ入院していた……。

羽雲は大地の状況を知り、華織と共にホスピスを訪れ、大地と再会する。
そして…… バラバラになっていた家族の心は、再び一つになった。

海辺で戯れる羽雲と華織の姿を見ながら、大地は静かに……。


最期の最期に、グッドライフ……幸せな人生を……。



追記・修正は、このドラマを見て泣いた方にお願いします。

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