CSI:ニューヨーク

登録日:2011/01/21(金) 22:48:13
更新日:2024/01/12 Fri 12:46:05
所要時間:約 5 分で読めます





【あらすじ】

青ざめた不夜城ニューヨークを舞台に次々起こる難事件を、マック・テイラー率いるニューヨーク市警科学捜査班(CSI = Crime Scene Investigation、正しくは鑑識班)が最新科学を駆使して、現場証拠から犯人及び犯行過程を解明していく。


【概要】

CSI:科学捜査班』からの2作目のスピンオフ作品であり、『マイアミ』でホレイショがマイアミからニューヨークへ殺人事件の捜査のため訪れるエピソードから生まれた。
マイアミよりも血生臭く、多国籍都市ゆえに一貫性のない複雑怪奇な事件が横行する。
故に国籍や文化が手掛かりになることも。そのおかげで女体盛りが拝める回があるぞ。
他のチームと比べ、1話で二つの異なる事件を二班に分かれて扱うことが多い
シーズン9が最終作となり、放送が終了した。


【主な登場人物】

  • マック・テイラー
演:ゲイリー・シニーズ/声:中村秀利

元海軍士官のCSI主任。
「証拠が全てを語る」「ラボは常に完全でなければならない」ことを第一に考えており、その輪を乱したりする者はたとえ部下であっても厳しく追及する。
しかし、部下をとても信頼しているが故の愛情の裏返しであり、そのためラボの皆から信頼・尊敬されている。
昔、市長の改革(汚職警官の一掃)に手を貸したことにより、上層部から嫌われている。
妻のクレアを同時多発テロで失い、シーズン1はその心の傷が癒えないまま事件に立ち向かっていた。遺品のビーチボールだけは、彼女の息が吹き込まれていると感じて捨てられずにいる。
冷静沈着で捜査に私情を挟むことはあまりないが、3日で12人も殺害した殺人鬼や、養子を虐待した挙げ句「拾うんじゃなかった」と悪態をついたロクデナシなどには怒りを露わにした。
マイアミのホレイショとは、同じ信念の絆で結ばれた盟友。
シーズン2のラストは本領発揮回。


  • ステラ・ボナセーラ
演:メリーナ・カナカレデス/声:野沢由香里

行動力と高い知性から『自由の女神』の異名を持つ女性捜査官。マックとは性別を超えた親友であり相棒。
その寛容性から、メンバーの相談役を自然と引き受ける母親役でもある。ちなみにギリシャ系。
孤児であり、コールドケースとのクロスオーバー回では、自分が深く関わる動機で殺人を犯してしまっていた姉妹同然の幼馴染みと辛い再会を果たした。
男運はかなり悪い。どのくらい悪いかというと、殺されかけるくらい。
登場するのはシーズン6最終話まで。以降はニューオーリンズに転勤したということがシーズン7第一話で語られる。(中の人の都合だろうか)

  • ダニー・メッサー
演:カーマイン・ジョヴィナッツォ/声:平田広明

下町育ちで悲惨な子供時代を送っており、自身や家族が裏の社会とは浅からぬ関係があったことなどから、被害者と加害者の両方にたって考える等、独特の感性と倫理観を持っている。
陽気な性格で常に冗談を言っているムードメーカーだが、シーズン1では同時に独断行動や命令無視が多い問題児だった。
過去のトラウマに基づく一方的な思い込みと決めつけで殺人の被害者を愚弄し、その遺族に罵声を浴びせた事もある(真相解明後に謝罪した)。
シーズン2以降ではそういった暴走は見られなくなり、名実共にチームのムードメーカーとなった。
紆余曲折の果てリンジーと結婚し、娘をもうける。


  • シェルドン・ホークス
演:ヒル・ハーパー/声:楠大典

シーズン1では検死官だったが、最終話で捜査員への移動願いを提出し、シーズン2から捜査官となった。
現場では検視官を兼ねることもある。真面目で賢い人物だが良くも悪くも根詰めてしまう傾向が見受けられる。
豚骨ラーメンが好きかはわからない。


  • リンジー・モンロー
演:アンナ・ベルナップ/声:園崎未恵

シーズン2から加入する捜査官。それまではモンタナCSIで勤務していた。
怖気づく事なく虫を食べたりするほど逞しく、同時に都会に不慣れなカントリーガールで、ダニーには「モンタナ」と呼ばれからかわれていた。
ダニーとは徐々に惹かれ合い交際を始め、一時難航状態にあったがシーズン5で結婚した。後に娘が生まれている。


  • ドン・フラック
演:エディ・ケイヒル/声:土田大

NY市警の殺人課刑事。
代々刑事の警察一家に生まれ、そのせいか正義感は非常に強く、脅しにも捉えかねないほど厳しい取り調べを行う。
警察という職を愛しているため、警官による不祥事を表沙汰にしようとしたマックと(隠すのが悪いことであると理解しつつも)対立したことがある。
恋人とコトに及ぼうとした際、鉢合わせた泥棒の駆るボンドカーとニューヨーク市街で激しいカーチェイスを繰り広げた事から相当なドライビングテクニックを持つ。この回の道バッタンは見物。
同僚の女性警官ジェシカ・エンジェルと交際しているリア充爆発……と思ってたらシーズン5最終話で彼女は殉職してしまう悲劇に見舞われた。誰だリア充爆発しろって思ったやつは。
この件で心に深い傷を負った彼は以降、身なりに気を使わなくなるわ無断欠勤するわとどんどん落ちぶれていってしまう。正直言って見るに堪えないものがあるがマックが叱咤激励したことで何とか踏み止まれた。


  • シド・ハマーバック
演:ロバート・ジョイ/声:稲葉実

CSI検視官。シーズン2第5話から登場。
主要人物の中で(既婚だが妻を亡くしているマックを除き)唯一の妻帯者。
二人の娘がいる年配の検視官。独特な世界観を持ち、ジョークやお世辞を言う。
いわゆる「天才」でつい最近シェフの仕事をやめて検視官になったらしい。(後に設定変更されたけど)
少々喋り過ぎる傾向があり、ある事件で被害者が女性2人と「結婚」していたと聞かされた折、自分が以前3Pした時の体験談をいきなり話し始めて、ホークスをドン引きさせていた。
仕事の時だけ眼鏡(中央のフレームが分離する珍しいタイプ)をかけていて、普段は首にぶら下げている。
シド先生といえばこれと言うぐらいのトレードマークだが、中の人が言うにはこの眼鏡は別の撮影現場で使用していたものを譲り受けたらしい。
ダニーがリンジーに対して気があることを見抜いたり、マックが感謝祭の際どこにも行くところがないだろうと察して自分の家に招いたりするなど、観察眼にも優れている。
ピーナッツアレルギーがあり、それが原因で死にかける。
シーズン5でレギュラーに昇格……するが色々あって被曝死した女性をそうとは知らずに検視してしまい、自身も被曝して死の淵を彷徨うという災難に見舞われた。
後に自身の経験を活かし、『ハマーバック・スリーパー』といういびき防止用の枕を開発。これの特許が日本の企業に高額買取され、一躍億万長者となった。そして喜びのあまり、モルグにグランドピアノを運んだ。何やってんすか先生。


  • アダム・ロス
演:A・J・バックリー/声:後藤敦

ラボの研究員。シーズン2第8話から登場。
IT技術に非常に長けているがややお調子者且つおもしれー男で、ちょいちょい奇行を見せてはマックから釘を刺されたり怪訝な顔をされてりして「ハイ、すいませんボス」と返すのがお約束。
一方、幼少期は父親から暴力を振るわれていたという悲しい過去があり、その父親は現在認知症を患っているため彼が面倒を見ている。
シド先生同様にシーズン5からレギュラー入り。(いない回もあるけど)


  • ジョー・ダンビル
演:セーラ・ウォード/声:渡辺美佐

元FBI捜査官。ステラの後任としてやってきた。
いわゆるキャリアウーマン然とした女性で、とても芯が強くも優しさもある人物。


  • エイデン・バーン
演:ヴァネッサ・フェルリト/声:甲斐田裕子

CSI捜査官……だった女性。
初期メンバーの一人だが、とある事件でレイプ魔の被疑者を確実に逮捕したいがために過去の事件の証拠を利用することを思いつき、(最終的に思い留まったものの)マックからラボの規律を維持するために解雇を言い渡された。
その後は私立探偵となって件のレイプ魔を独自に追いかけていたが……。
職を辞めた後でもメンバーとは交流があったらしく、彼女の人柄の良さや正義感の強さがうかがえる。



追記・修正は軍に入った後にお願いします。

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最終更新:2024年01月12日 12:46