ロストヒーローズ

登録日 :2012/09/07(金) 21:13:16
更新日 : 2017/06/23 Fri 12:48:07
所要時間 :約 6 分で読めます







絶 望 襲 来…



発売日:2012年9月6日
ジャンル:ダンジョンRPG


バンダイナムコゲームスよりニンテンドー3DSとプレイステーションポータブルで発売されたコンパチヒーローシリーズの最新作。

『グレイトバトルフルブラスト』から続く新シリーズの第2弾にあたるが発表自体はグレイトバトルより先であり、2011年10月にニンテンドーダイレクトで突然発表され、多くのファンを驚かせた。

主題歌はかつてROMANTIC-ModeのボーカルとしてガンダムXのOPを担当された麻倉あきら女史による「EXTRICATION」。
長らくCD化されていなかったが、『スーパーヒーロージェネレーション サウンドエディション』にフルサイズが収録された。

シリーズ初のダンジョンRPGであり、開発は世界樹の迷宮1・2等で知られるランカースが担当。
お馴染みガンダム、仮面ライダー、ウルトラマンの各シリーズ作品がクロスオーバーしながらシナリオが展開されていく。


【主な参戦作品】


『ガンダム00』は今作でコンパチヒーロー初参戦。その他、『帰ってきたウルトラマン』や『ウルトラマンA』のキャラクターも参戦しており、
『MOVIE大戦2010』や『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』といった各劇場版作品からの敵キャラクター達も登場している。
初期のPVにはザクやグフといった『機動戦士ガンダム』のモビルスーツも登場していたが、実際のゲーム中では登場しなかった。


【ストーリー】

ウルトラマンゼロは気が付くと、見知らぬ場所にいた。歩くだけで力が抜けていくその不気味な空間で、ゼロは謎の敵に襲撃される。
窮地に陥ったゼロを救ったのは、νガンダムと仮面ライダーオーズだった。
各々別の世界からこの空間へと飛ばされた三人は、力を合わせて謎の空間を脱出する。
次元の裂け目に飛び込んで辿り着いた先は見知らぬ施設だった。三人はこの施設を「拠点」と名付け、この不可解な事態の調査に乗り出すのだった。


【概要】

本作は「拠点」を中心に様々なダンジョンに向かいミッションを達成するダンジョンRPG。
難易度は渋めに設定されており、エンカウント率は高く、序盤から敵の強さも歯ごたえがある。

また各作品のパイロットや変身前の姿は登場せず、ガンダム、仮面ライダー、ウルトラマンはパイロットや変身前の姿をベースとした性格付けがされている。
例えばνガンダムならアムロの人格を持ったνガンダムさん、仮面ライダーオーズならば映司の人格を持ったオーズくんな訳である。
つまりアンクもオーズの事を「おい映司!」ではなく「おいオーズ!」と呼ぶので人によってはちと違和感があるかも。
ただし仮面ライダーWのみ、登場時に翔太郎とフィリップの2つの人格を持っている事が明言されている。
ちなみに電王にはプラットフォームとライナーフォームが登場せず各イマジンが変身する。
そしてやはりというか何というか、マスラオの人格ベースはあの人なので全く自重しない。


【システム】

  • ヒーローゲージ

攻撃をしたりダメージを受けたりすると蓄積されるゲージで、アイコン全てが溜まるとヒーロースキル、クロスオーバースキル(後述)という所謂、超必殺技や合体技が使える。やられると0になってしまうので気をつけよう(あるフォースを装備する事で回避できる)


  • AP

基本的には戦闘を一回行うごとに1ポイントずつ得られる。スキルツリーでAPを振り分けて様々なスキルを覚えたり、失った技や力を取り戻していく事となる。


  • チップ/フォース

敵を倒すと稀に「チップ」を落とす。特定の「チップ」や一定以上の数の「チップ」を集めると「フォース」という特殊技能を得られる。この「フォース」をヒーロー達に装備させることで様々な能力、スキルを得られる。


  • サブクエスト

ストーリーの本筋とは関係ないクエスト。クリアすることで様々な報酬を得られる。ちなみにガンダムW勢で唯一、アルトロンガンダムは本編に登場せずサブクエストでしか登場しない。
出るゲームが違ってもやはりごひはごひだった。

  • 拠点会話
拠点では各施設で仲間同士の会話を見ることができ、メインシナリオの進行に伴って細かく変化していく。
そのテキスト量は非常に多く、今後の作戦や互いの出身世界や経験について等々、ヒーロー達の愉快なお喋りは必見。

  • カラータイマー

ウルトラマン系のキャラはカラータイマーの設定を反映させており、バトル開始から3ターンが経過するとカラータイマーの色が赤に変わり、全ての能力値が低下してしまう。
しかし、クリティカル発生率は上昇するので、相対的な攻撃力は下がってはいない。更にそこから3ターン経つとまた赤から青に戻る。


  • ライドダンジョン
ヒーロー達がなんと戦艦ライドマシンを駆って突き進むダンジョン。敵も3Dで襲い掛かってくる大迫力の戦いが楽しめるが、敵はムチャクチャ強いので雑魚はなるべく避けて進もう。
そしてセンサーを使ってフィールドに散らばっているライドマシンの強化アイテムをしっかり集めないとかなり苦しいが、キッチリ集めておけばだいぶ楽になる。
ガンダムやウルトラマンが戦艦に乗るというのは中々シュールな図だが、グレイトバトルシリーズではコンパチカイザーやゴッドフラッシュといった合体ロボで戦っているので今更ではある。


  • ライドマシン
ウルトラマン、仮面ライダー、ガンダムの技術を結集して製作されたドリル戦艦。上述のライドダンジョンで活躍する。
大破したプトレマイオスにエメラル鉱石(ウルトラマンゼロが拠点とするアナザースペースに存在するエネルギー鉱石)のエネルギー炉心やペシルダー(科学特捜隊所有の地底戦車)のドリル、ガイアキャノン(仮面ライダーアクセルのサポートマシン『ガンナーA』の主砲)などを取り付けて大改造したらしいがほとんど原形をとどめていない魔改造っぷりである。


  • クロスオーバースキル
2人のヒーローが協力して放つ必殺技。通常技を連続で放つだけの汎用のものと特殊な演出が流れる専用のものがある。
仮面ライダーWとオーズのダブルライダーキックやウルトラセブンとウルトラマンゼロのコンビネーションゼロといった原作再現のもの以外に版権の枠を超えたオリジナル技も用意されている。
専用のものはそれほど多くないが、その分演出には異常なまでの力が入っており、ウルトラマンゼロとゴッドガンダムの「爆熱ビッグバンフィンガー」はPVの締めにも使用されている。


【パーティーメンバー】



上記のメンバー15人から4人選びパーティーを編成する。
またパーティーの編成に関わらずアンクが自部隊に同行(腕のみだが)し、物語の進行役を担当している。
ウルトラマンゼロ(0)とダブルオーガンダム(OO)と仮面ライダーオーズ(OOO)とウイングガンダムゼロ(0)という0Oづくしパーティが流行ったとか流行らなかったとか…


【キャラクターの特徴】

  • 仮面ライダー系
バランスが良く安定感があり使いやすい。アタッカーでもサポート役でもそつなくこなせる。
ただオーズとWはシナリオ終盤にならないとスキルが全て解放されない。


  • ガンダム系
通常攻撃の範囲が敵全体のキャラが多い(威力は低い)。
また成長の仕方が大器晩成型だったり、パワーアップイベントがほぼ隠し扱いだったりで序盤は使いにくい。


  • ウルトラマン系
ステータスがライダー、ガンダムに比べ高い傾向にあり、何と言っても前述のカラータイマーシステムがキモ。


これらはあくまで大まかな特徴であり、ウルトラマンの中でも腕力に長けていたり、ライダーの中でも足が早かったり、同じカテゴリーのキャラクターでも差異が生まれている。



【リジェス】

本作の敵組織。参戦作品の各敵キャラが勢揃いしている。
また今回の敵組織は妙に結束が強く、何故か仲が良い。この手にありがちなギスギスした関係はあまり見られない。

(例)
Ζとメタスを痛め付けてたハンブラビを倒す。

ハンブラビ
「蜘蛛男、お前がくれた海ヘビ……良い武器だったぜ」

ハンブラビ死亡

蜘蛛男
「ハンブラビ……後は俺に任せろ!」


気持ち的に少し倒しにくいね、うん。



【機種毎の特徴】

◆3DS版
  • 当然ながら立体視に対応
  • 2画面を活かして下画面にマップが表示される
  • すれちがい通信に対応
  • 初回特典はファミコン用ソフト「SDヒーロー総決戦 倒せ惡の軍団」が3DSで遊べるようになるダウンロードコード。

◆PSP版
  • マップはselectボタンによる切り替え式
  • カスタムサウンドトラックに対応
  • 初回特典は専用のカスタムテーマ5種とゲーム序盤で役に立つ資金やアイテムを受け取れるプロダクトコード

どちらを選ぶかはお好みで。

2014年11月6日のニンテンドーダイレクトにて、続編『ロストヒーローズ2』が発表された。
ストーリーは本作のその後を描いており、追加参戦作品として『ウルトラマンレオ』、『ウルトラマンティガ』、『ウルトラマンギンガ』、『仮面ライダーBLACK』、『仮面ライダーフォーゼ』、『仮面ライダーウィザード』、『機動戦士ガンダムF91』、『∀ガンダム』、『機動戦士ガンダムUC』、『劇場版 機動戦士ガンダム00-A wakening of the Trailblazer-』が判明している。
更に数量限定で『ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス』の3DS移植版が遊べる『PREMIUM EDITION』が同時発売される。

他にも通常版&『PREMIUM EDITION』には、本作のバランスを調整し、ボイスも一部追加される『ロストヒーローズ BONUS EDITION』のダウンロード番号も同梱される。
…はずだったが、なんと 『PREMIUM EDITION』にはバンナムのミスで同梱されていない。
これについてはバンナムに問い合わせる事で送付してくれるとの事。

詳しくはリンク先を参照。


追記・修正は ウェザー・ドーパントメタス薄い本 を買った人にお願いします。


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