海馬瀬人

登録日 :2011/03/01(火) 13:29:09
更新日 : 2017/09/08 Fri 20:45:16
所要時間 :約 11 分で読めます





漫画『遊☆戯☆王』ならびにアニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』における主人公・武藤遊戯の永遠のライバル(最終的に「友」へ昇格した)。

王様曰く、「友とライバル……その境界がどこにある!!」

CV:
緑川光/佐藤智恵(幼少期)一作目
津田健次郎/矢澤喜代美(幼少期)二作目


ファンからの愛称は東映版アニメではキャベツ。DM以降のは社長。
これは東映版とDMではキャラデザがかなり異なっているため(ついでにいえば性格も)。

DMでは原作通り茶髪に青目をしており、度々社長節を見せてくれる。
一方、東映版では、瞳の色が金色な事に加え、髪の色がなぜかキャベツを思わせる鮮やかな黄緑色をしている。
バクラとのTRPG戦で放映が終了した事もあり、王国編以降に見せ始めた破天荒ぶりがそれほど出ていない。
この時はまだ奇行子ではなく、貴公子だったのだが……。ちなみに初期のキャラは原作者高橋和希の友人がモデル。


海馬コーポレーションの社長であり、遊戯王を語る上で欠かせない、ソリッドビジョンや決闘盤の開発者。
嫁である青眼の白龍に関してはそちらを参照。


遊戯たちと同じ高校のクラスメイトであることは、あまり覚えられてない(一作目では制服も違った)。
一応、バトル・シティ編でラーの怒りを食らって倒れた城之内の夢で描写はされている。



【性格】


非常にプライドが高く、破天荒且つ大胆な性格
頭脳も高く、権力と財力を駆使してやりたい放題しまくる行動力もあるため、社員達や周りの人もよく振り回されている。

常識に囚われない性格もあり、「俺は常識を超越する」「馬鹿め、それが常識に囚われているのだ」
自他共に認める色んな意味でかなり常識はずれな人物である。

リアルファイトも強く、いつも持っているカードを入れたアタッシュケースで顔面を殴ったり、
ブルーアイズを手裏剣のように投げたり撃たれそうになったときにカードで銃の劇鉄を止めたりと、最強候補の一角。




【モクバとの関係】

海馬を語る上で欠かせない物の一つは、弟モクバに対する愛である。
要するに極度のブラコンなのである。

瀬人は幼くして両親を失い、モクバと共に財産を喰い荒らされた上に施設に預けられた為、モクバ以外の人間に対して決して心を開かない。
小さい頃からモクバに「他人に対し弱みを見せるな。必ず自分が楽な生活をさせてやるから」と言い聞かせ、
兄としての責任や役割を十二分に果たしてきた。

しかし、後の義父となる海馬剛三郎との出会いにより、瀬人の精神は更に歪んでいってしまう。



【剛三郎との出会い、そしてKC社長へ】

海馬剛三郎は当時軍事企業だった海馬コーポレーションの社長であり、
後継者とすべく養子を探しに瀬人とモクバのいた施設に訪れたのだが、
瀬人は剛三郎に「チェスで勝負をし、自分が勝ったら弟と自分を養子にしろ」と持ちかける。

剛三郎は当時のチェスの世界チャンピオンだったが、
瀬人はイカサマを用いてこれに勝利(剛三郎はイカサマには気付いたが、その度胸と発想を認めて養子にしたらしい)。

\(●)/「馬鹿な! チェスでイカサマなんてできるわけがない!」
アニメ版では棋譜を見て対策を立てる(メタる)という正攻法だった。原作版?  ……文庫版を買えばわかるよ。


瀬人は「金持ちの養子になればモクバを楽にしてやれる」と考えていたが、自分はどうなるかの認識が甘かった。
剛三朗は瀬人に後継者に相応しい力を持たせるべく虐待と呼んでも差し支えないレベルの英才教育を施し、
経済学、帝王学、ゲーム戦術等を片っ端から叩き込んだ。

それは父親の息子に対する態度などではなく、奴隷を扱うかのような行いである。

結果、瀬人は類稀な頭脳を持つ、優秀な人物へと育つ。
その程は14歳にしてバーチャルリアリティ具現化システムを開発する程である。

しかし、剛三郎はこれを軍事シミュレーターとして売りさばき、海馬コーポレーションにさらなる利益をもたらす。
これに対し、瀬人は「自らの魂を軍事産業に売り渡した」と評し、剛三郎への恨みがさらに募っていく。

余談だが王様も後述のオリジナルエピソードにて「海馬が憎むのも尤もな男だ」とコメントしている。
もっともそのアニメオリジナルエピソードオリジナルの設定での出来事に対してのコメントであって生前や原作の剛三郎に対してではないが。


やがて海馬はそれも乗り越え会社を完全に掌握する。
だが、じっくり復讐する筈が剛三郎本人は「敗者には死あるのみ」という自らのルールに従い海馬の目の前で飛び降り自殺をする。
こうして憎しみをぶつける相手を失った海馬は精神が完全に壊れてしまい遊戯にあれほど執着する事になる。

なお、アニメ版では(虐待されてたとはいえ)養父を自殺に追い込んだという表現がまずかったせいか
剛三郎の死因が「海馬に会社を乗っ取られたことで失意のまま衰弱し、結果病死した」という設定に変更されている。


【遊戯との出会いと罰ゲーム】

原作では第9話「牙を持つカード」にて初登場。
社長・生徒の二足わらじに加えて、近所のゲーセンのランキングを全て制圧しているという、この時点でその道の達人やら暇人もびっくりの所業である。

ふとした事から、双六のゲームショップに入りそこで遊戯と青眼の白龍に運命の出会いを遂げる。
交渉をするも断られ、その後何だかんだでじいちゃんの青眼を盗み出した挙げ句、青眼を賭けて闇遊戯と決闘。
その上、ズボンのポケットに潜ませておいた(※カードが折れます)青眼をイカサマ召喚したりした結果、青眼は自然消滅し死者蘇生で取り返されて敗北。
罰ゲーム- 死の体感 - を食らって人生二度目の精神崩壊をする。

【DEATH-T編】

ところがどっこいこれで改心せず、むしろ死の体感を参考に3D映像システム 「立体幻像(ソリッドビジョン)」 と、それを利用したカードバトルシミュレーターを開発する。
遊戯王という作品の根幹になる二大発明を成し遂げた。

完成したシステムを用いてじいちゃんと決闘を開始する。
じいちゃんは切り札の青眼を召喚し、勝負あったかと思われたが、これに対し海馬はなんと青眼を三体も召喚する。
なんでも世界中のコレクターからかなり強引な方法でぶんどった(海馬曰く「 一人は自殺に追い込んだ 」)らしい。
こうして決闘に勝利した海馬はじいちゃんの魂のカードである青眼を 破り捨てる
そしてじいちゃんを立体映像による擬似罰ゲームで心肺停止寸前まで追い込み、助けるための交換条件として
遊戯一行を 100億もの費用 を投じて竣工した死のアトラクション「DEATH-T」に参加させる。

……もうなんかこの時点でツッコミ所満載だが、ある意味シリーズお約束の超展開はここから始まったと言えるかもしれない。

そして刺客たちを文字通り抹殺し本田の尊い犠牲(笑)でアトラクションを突破してきた遊戯と決闘。
最終局面でエクゾディアを揃えられ敗北し、かの有名なマインド☆クラッシュを食らって人生三度目の精神崩壊をする。


ちなみにテレ東版アニメ第一話は上述した海馬初登場回とこのDEATH-T編を一話に超圧縮しているので 意☆味☆不☆明  な物に仕上がっている。



【王国編】


最初はマイクラの後遺症で寝てたものの、物語の途中で目を覚ます。
連れ去られたモクバを助けるためにペガサスの元へと向かうが、道中ヘリコプター内で部下の裏切りにあい、銃殺されかける。

が、拳銃の激鉄にカードを挟み込むことで難を切り抜ける。
この際「 貴様のおかげで…レアカードに傷がついたわ! 」と猛烈な逆ギレをし、そのままリアルファイトで操縦士もろとも部下を海に突き落とす。
この辺りから海馬ははっちゃけ始めたと言えるだろう。

そして王国に辿りつき、デュエルディスクをお披露目。
元々は 決闘盤(デュエルディスク) は海馬がペガサスのマインドスキャンを封じるために持ち込んだ物なのである。
……がプロトタイプ故にデザインが少々ダサく、戦うカップ焼きそば(城之内談)と形容された。
なお凡骨は混乱させたものの、遊戯との対決では実質心理フェイズで勝利、
ペガサスには使用拒否されるとこの時点ではネタアイテム同然で、後にあそこまで重要になるとは誰も思っていなかった。
また、ペガサスの能力のことはよく知らなかったので(堂々と使っているが条件などは秘密にしている)多少認識のズレはあったものの、相手の視線を防ぐというマイルドスキャン対策として確かに有効で、意外と頭が回っている。

ペガサス城に突入しペガサスと対峙するが、残念ながら敗れてしまう。
ちなみに千年眼対策に、手札を全部捨てて、その後ドローしたカードのみで戦うといった謎の行動もしているが、
これは元々予定していた対策のデュエルディスクを封じられた上にマインドスキャンが彼の想定よりもチートだったため。
それでもデッキバランスというか引きが良かったために善戦はしていたが、そんな状態なので、彼が俺TUEEEEするための自身専用のチートカード群の前には完全に為す術が無かった。

結果、罰ゲームとして非ィ科学的なオカルトパワーによりカードに封印され、人生四度目の精神崩壊をする。
が、王様がペガサスに勝ったことにより解放され、遂に崩壊しまくった海馬の精神は正しく組み直される。
これにより破天荒な社長が誕生した。すなわち、モクバLOVE嫁LOVEワハハハハ!!なお馴染み社長の 爆☆誕 である。

【バトルシティ編】

愛人オベリスクの巨神兵と出会い、バトルシティの開幕を宣言した。
この時、バトルシティ参加者に完成した 決闘盤 を配布。
後に決闘者の生活必需品になる決闘盤を通じて、KCはデュエル界を長いこと牛耳っていくことになる。

この辺から、ダイヤモンド・ドラゴン36枚持ってたり、カード手裏剣で敵を倒したり、「デッキからカードの剣を抜け!」とか言い出しちゃう
wiki籠りのよく知る「海馬社長」が完成した。



【乃亜編】

アニメDMでは弟や嫁との関係、そして剛三朗との因縁がオリジナルエピソードであるこの存在によって大分変わっている。
剛三郎の事故死した実子である、乃亜が生き永らえていたことが明かされ、
そして、乃亜編のラストにて剛三郎との真の決着を着ける事となる。

又海馬自身に関しては青眼に執着する様になった理由の一つに、
幼少期の頃にモクバのくれたちっぽけなカード数枚とモクバの手書きの青眼の絵に心を打たれたからにあると明かされる。



【ドーマ編】

BC編の後、全世界で決闘盤を売り出しようやく真面目に会社経営に乗り出すが、
世界各地でソリットビジョンが消えないという事件が発生し、対応に追われることになる。
やがて世界の裏に潜む秘密結社ドーマとの戦いに巻き込まれ、軍事産業で儲けていた剛三朗の負の遺産と対立する事となる。

アメルダ戦では追い込まれ絶対絶命になるが、伝説の戦士の一枚であるクリティウスの牙をデステニードローし
最初ビビってたくせに急にハイテンションになって「俺のデュエルは常識を超越する!」と調子に乗り出すのはなんというか海馬らしいというか。

海馬コーポレーションが両方に兵器を横流ししていた紛争で弟を失った事から海馬に復讐心を燃やすアメルダに対して、
(自分ならば)「絶対に弟は死なせなかった」と一喝したシーンに「DEATH-Tの時に自分で弟殺そうとしたじゃん」というツッコミが入るが上記の通り、
剛三郎の死により人格が崩壊→罰ゲームで心がバラバラに→再構築
という過程を経ている為、この時点における社長の発言としてはさしたる矛盾は無い(それにDM版ではDEATH-T編はないに等しいし)。


最終決戦では最大のライバルである遊戯と共にダーツに立ち向かうが……。



【KCグランプリ編】

ドーマ編における世界中でモンスターが実体化するオカルト現象のとばっちりや、
I2社による株の敵対的買収やらで信用が失墜した海馬コーポレーションの再起をかけて決闘大会・KCグランプリを開催する。
帰りの資金が無い為、遊戯一行はなし崩し的に参加させられた。
あくまで今回は主催者なので参加しないはずだったが、ジークの所業にキレた結果自らの手で直接雌雄を決することに。
数多のチートカードを使うジーグに対し、まさかまさかの公式チートカードで対抗する。



【王の記憶編】

前世である神官セトが登場。
青眼の白龍との関係はここから始まった。

なお、原作では海馬本人は記憶編に登場しないがアニメDMでは本人も登場する。
もっともほぼ傍観してるだけであまり重要な役割はない。せいぜい王様のコスプレの手伝いをするぐらい。

あと本格的に記憶編が始まる前に原作に無かった海馬vsバクラ戦が存在するのだが、作画が大変なことになっている。
(コラ画像によく使われる豆みたいな顔して左手が前に出てる海馬はここが元ネタである。)



光のピラミッド

三幻神を超える為には、新しいカードが必要という事からペガサスの元に行き、究極の青眼「青眼の光龍」を手に入れた。
それともう一枚のペガサスが予期してなかったカードを手に入れてしまった事により全てが始まった。

ちなみに二回目のシミュレーションで海馬は勇逸と言っても良い勝利を収めている。
そしてその勝利理由は 『デッキ破壊』

海馬社長らしいというか、なんというか。





以上のように、アニメでは社長ぶりが大幅に強化されているのだが、乃亜編で直接剛三朗本人を下した事は議論を呼んだ。

すなわち、後の遊戯との最終決戦の意味合いが瀬人にとって変わってしまうのではないか、という事である。
原作では「遊戯を倒し、デュエル王の称号を得た時こそ、忌まわしい過去を捨て去り、剛三朗を真に越える事ができる」と、
瀬人自身が発言しているため、剛三郎本人を倒した時点で瀬人は過去をぬぐいさる事が出来たのではないか、と言うのが主な趣旨である。

一応、バーチャルで海馬が満足できるはずもなかったのではあるが……。



遊戯王R

物語開始時はどっかに行っていたが、海馬コーポレーションの危機(何度目だよ...)に戦闘機に乗って現れる。
が、ホワイト・ホーンズ・ドラゴンが立ちはだかったのを見て激高、青眼を召喚して突破する。 キャノピーの上に直立不動で
あんた十傑集かガンダムファイターか?

屋上で対峙したカードプロフェッサー、ウィラー・メットには「青眼なんて実戦では使えない観賞用のカードだ」とまで言われてしまうが、そこは社長。
ちゃんと青眼を使いこなして勝利する。ただR連載時だったら確かに使いにくい部分はあったが、
現在は多数のサポートカードによりむしろ一線級へと押し上げられ、専用のストラクチャーデッキまで出るほどになっている。
今となってはホワイトホーンズとどっちが観賞用だかわかったものではない。

その後夜行と戦い圧倒するも、オーバーキル狙いでアルティメットを召喚したばっかりにダブル邪神の返り討ちにあってしまった。

なお、アメリカでの一場面ではGXのデュエルアカデミア創立に繋がると思しき発言があった。



遊戯王GX

デュエルアカデミア経営者として度々登場した。

またペガサスが上げる5本の指のデュエリストが、

デュエルキング武藤遊戯デース☆
その生涯のライバル。海馬瀬人デース☆
その生涯の友。城之内克也デース☆
それからエド・フェニックスデース☆。
そしてヨハン・アンデルセンデース☆

との事。一人デュエリストじゃなくてギャンブラーが混じっているが、気のせいだ。


え? 正義の味方 カイバーマン? やだなぁ、アレはカードの精霊ですよ?


あと、アニメ限定だが、記憶編への介入があったせいか、すっかりオカルトを信じてしまったようで、
DM終了後からGX始まる前辺りの時に、

「新たなカードを生み出す為に子供達の常識に囚われない自由な発想によって考えられたカードを募集し、
 それをカードにして宇宙におくり、宇宙の波動を受けさせる」

と言う電波な計画をドミノ町中に生放送をした上に、最後は高笑いで締めるなど、相変わらずやりたい放題な社長。
(ちなみにこれで選ばれたのが十代の後の過労死であるネオスとネオスペーシアン達である)

また十代たちが童美野町に修学旅行に来た際、斎王がKCに訪れて海馬ランドの貸し切りの許可を申し出た際に、
万丈目グループの一件のときと違って 普通に映って登場

光の結社については既に耳にしており、斎王について「なんとも胡乱な男よ」と評しているものの放置している(斎王は自分に敵対する者かと危惧していた)。

余談だが、かつてDMとGXでコラボした劇場版を企画していたことがあり、斎王はその劇場版に出てくる敵としてデザインされていた。
結局、その企画はお蔵入りになったが、修学旅行で童美野町を訪れてDMのキャラと交流する点ではこの企画のオマージュとも言える *1


【THE DARK SIDE OF DIMENSIONS】

こちらは原作1年後の海馬社長。
他キャラと比べるとデザイン面の変更はほとんどないが、目の中心から白いハイライトが消えており黒く染まっているという相違点がある。
ちなみにTRANSCEND GAMEの時点ではまだこの白いハイライトは残っていた。だが……








【主な発言(原作、アニメ問わず)】


「最低でも1万枚集めてから声をかけてくれよ、フフ……」
「さらにもう一枚!」
「非ィ科学的だ!」

「ルールは海馬スペシャルルール。ライフポイントは2000点!!」
「スゴイぞー! カッコいいぞー!!」
「うわあああぁあー!! 全滅だぁ!!」
「攻撃!! 粉砕! 玉砕! 大喝采ー!」
(フ……だが青眼の白龍に勝るカードはない)
「キッ…キッ…キイイイイイイイイイイ」
「お……オレの青眼の白龍がああぁあぁ……ぜ…ぜん…め…めつめつめつ……」


「貴様のおかげで……レアカードに傷が付いたわ!」←自分で付けた
「オレを殺すなら、カードで殺せ!」
「「負け犬」から「馬の骨」に昇格させてやる!」
(遊戯め……オレの手札を晒しものにするとは最大の屈辱!)
「オレはカードで死ぬなら本望だ!」
「遊戯! キサマのカードでオレの首をかき切れ!」
「お前にはオレの手の内はお見通しのようだ……それならオレの手札は捨てよう」
「オレの怒りを感じるだと……フ……オレはすでにキレているわ!!」
「オレの……誇り高き龍のしもべを惨めな姿に変えるとは……許さん! ペガサス!」
「強靭! 無敵! 最強!」


「ふつくしい……」
「全速全進だ!」
こんなカードオレは36枚持っているよ…
「不運にも引きが良すぎた……」
「フ……ようやく凡骨決闘者ってところか…」
「実験ネズミにもならぬ実験バエが…」
「オレは神を生け贄に捧げる!」
「人には……神を越えて信じる物がある。オレはそれに従ったまでだ」
「未来に従う者に光はない」
「リバースカードオープン! エネミー・コントローラー!!」
「未来とは無限。過去は一筋の足跡でしかない。オレにとって過ぎ去った過去など何の意味も持たない」
「オレは未来などに導かれはしない! オレの踏み印したロード! それが未来となるのだ!!」
「出でよ……我が最強にして美しきしもべ! 青眼の白龍!」
「ドラゴンを呼ぶ笛が墓地に置かれたのでカードをドローさせてもらうぞ」

(遊戯……貴様は千年アイテムに関わる者達を相手に、闇のゲームを戦い抜いてきた……。
だがこのオレも、心に救う剛三郎の怨念と戦ってきたのだ……それもまた闇のゲーム!)
(オレは奴の怨念に打ち勝つことが出来たのだろうか……この塔を沈めたとしても……)
(幼いあの日……モクバと語り合った夢……瓦礫の底に眠る、オレの夢……)

「遊戯! オレ達の戦いに終わりはない!」


「このKC本社ビルは、オレがモクバと誓った夢のためのモニュメントだ! 下らん竜で汚すな、天馬!!」
「青眼の白龍が観賞用になるなどあり得ん! オレが持つ限り、戦いの中でこそ輝く!」
「遊戯! オレが認めた誇り高き決闘者よ! あのまがい物の神に敗北するなど断じて許さん!」


「ふん、ペンギンだと?白と黒ならパンダの方がマシだ」
「俺の中に滾る蒼き炎…それを恐れぬというなら掛かって来い!」
「人生こそゲーム!俺の夢は、貴様如きに踏み躙られはしない!」
「この程度の数字を操れぬ様では、お前に会社経営の才能は無いな」
「宇宙を目指せ、ブルーアイズ!!」
「俺がゲームに賭ける夢は、殺人兵器などに負けはしない!」
「俺は、生まれてこれまで自分以外のために生きたことなど一瞬たりとも無い!
俺の未来へと続く栄光のロード、それを汚すというなら相手が誰であろうとも、この手で粉砕する!!」
「貴様が世界の創造主を気取ろうというなら、俺はお前の世界に君臨してやる!」
「貴様の身に起きた悲劇など俺の知ったことではない。だが、そんな姿になっても間違いなくお前は人間だよ…。
何故ならそんな下らない御託を並べて、お前は自分の心の弱さを封印しているからだ。
それこそ、紛れも無く人間だけが自らにする、愚かな自己逃避だ!」
「所詮、貴様が見てきたものは全て作り物の世界。だが、人間の社会こそ混沌とした究極の光と闇の世界だ!
その中を生き抜く複雑さ、逞しさは、そこで生きる人間にしか習得できない…!」
「お前はあの冷たい世界で、人として大事なものを既に失ったのだ!」
「黙れ、凡骨!お前如きに命令される俺ではない!」←声援を送った城之内に対して
「モクバよ、これが俺のラストのターンになるだろう…。俺はお前と戦うことは出来ない。
だが、お前が居れば俺はいつでも戦い続けることが出来た。それは今も、これから未来も変わることは無い!」
「お前が俺に送ってくれたカード、あれが俺を救ったのだ。お前が作ってくれたカードを見た時、俺は決意した。
何時しか本物を手に入れてみせると!あのカードを持つに相応しい男になると!」
「俺は、そのカードを持つに相応しい男に、兄になれたか!?」
「強力なモンスターのみに頼った愚かなデュエルが、如何に脆いか教えてやる!」
「昂ぶる…昂ぶるぞ…!遊戯、貴様とのデュエルは何時だってそうだった!
知略と精神を張り巡らせたギリギリの戦い!それが、常にこの俺の限界を引き出してきた!
貴様の存在が、俺の全身からアドレナリンを掻き出し、この体の中の血液を沸騰させる!!
…だが、同じ道に二人の覇者は要らぬ!貴様だけは…俺が、この手で倒す!!」
「ふん、馬鹿は風邪引かんとは、うまく言ったものだな…」←死デッキを凌いだ城之内に対して
「アメルダ、もし俺が貴様だったら、絶対に弟は死なせなかった!どんなことがあってもだ!!」
「貴様がどれ程のデュエリストかは知らん、だが大事なことを一つ忘れているぞ…
貴様は今、俺という地上で最強のデュエリストを敵にしているということだ!!」
「ふん、誰も行く末を知らぬなら、こちらも気兼ねする必要は無い!」←ミラーナイトとして人質にされた魂について
「凡骨、貴様にもデュエリストとしてのプライドが欠片でもあるのなら、潔く逝け!」
「貴様のほざく『心の闇』など、俺とモクバは嫌と言うほど見せられてきた!
見たくもない心の闇の底の底…心の暗黒までも!俺達はそれを乗り越えてここまで来たのだ!
心に在るは、己が未来を切り裂く光!それさえあればいい!!」
「ふん、所詮鼠は鼠…百獣の王たるこの俺に勝てる道理など無い!」
「俺は貴様が何者だろうと、この世界がどうなろうと知ったことではない!
だが、認めん…俺は決して認めんぞ!ゲームと称して人の命を弄ぶ輩を!ブルーアイズの敗北を!!」

「デュエルアカデミアには貴様に負ける決闘者など一人もおらん! 貴様が決闘に勝ったら学園などくれてやるわ!!」

「主役はもちろん このオレ!  そして我が宿命のライバル武藤遊戯!」




【デッキ】

よく乃亜編で言った「強力なモンスターのみに頼った愚かなデュエルが如何に脆いか教えてやる!」という台詞が、
「お前が言うな」とも言われるが実はそれは大きな間違いである *2

メインキャラクターの使用デッキの中では凶悪な罠や魔法を駆使した一番実戦的なデッキ。
というかガジェット・ソルジャーなど一部を除いてかなりガチデッキ構成である。死のデッキ破壊ウィルスとか、破壊輪とか。
劇中でも重たいオベリスクや青眼の白龍を難なく特殊召喚しているあたり、そのデッキ構成の凄さがわかるだろう。
有り余る資産でパワーカードをかき集めた札束デッキと言ってしまえばそれまでだが、海馬のタクティクスが低いわけでもない。

……まぁ、すぐに手札を使い切って「ドラゴンを呼ぶ笛が墓地に置かれたのでカードをドローさせてもらうぞ」しちゃうのは玉に瑕。
Gちゃんも「魔法カードの使い方に難あり」と断言している。特に「融合」と「死者蘇生」が該当するか。

ちなみにピーピングやハンデスを異常なほど嫌っているのも特徴で、王国編では王様に「真実の目」を使われた際に「最大の屈辱」と内心で呟いていた。
バトル・シティ編ではさらに悪化しており、イシズにハンデスの魔法カードを使われた際は 2ページ使ってまで 怒りを表していた。



「ウワーハハハハ!! 追記・修正のターン!!!」

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