サイラオーグ・バアル

登録日 :2012/02/06(月) 22:08:06
更新日 : 2016/05/16 Mon 15:38:59
所要時間 :約 4 分で読めます






所属:なし
誕生日:?
年齢:?
身長/体重:?/?
種族:生来の悪魔
駒:王


ソロモン72柱の第一位、大王バアル家の長子
リアスのいとこにあたり、サーゼクスにどことなく面影の似た野性的なイケメン


バアル家本筋の長男として生まれながら『滅びの力』、グレモリー兄妹には遺伝した消滅の魔力はおろか、通常の魔力もほとんど持たずに生まれた

そのため実の父からも『欠陥品』と罵られ、幼少期は母ミスラと共にバアル領の片田舎に移り住み、隠れるように暮らしていた


下級悪魔にすら劣る魔力からいじめの対象になり、当時は泣いてばかりだった
そんなサイラオーグに対し、母は

「たとえ、魔力がなかろうと、滅びの力がなかろうと、諦めなければいつか必ず勝てるから」

と叱咤し、彼もまた隠れて泣いて謝る母のことを察していたのだろう。いつからか泣くのをやめ、真っ向から立ち向かうようになった


そして本来なら上級悪魔が行わない修行、それも血の滲む、などでは言い足りない過酷な研鑚を積み、その身ひとつで立ちはだかる壁を越えていった
遂には後妻との間に生まれた弟をも打倒し、実力でバアル家後継の座を勝ち取るまでに至る。今では若手悪魔ではナンバー1の実力者


しかしその途中で母は病に倒れ、シトリー領の医療施設に入院
たった一人で味方もなく、それでも自分を狙う者たちを薙ぎ払い、大人たちの奸計をも甘んじて受け入れ、ただ勝ち続けるために不断の努力を怠らなかった忍耐の人。それがサイラオーグ・バアルである

しかし普段はそんな生い立ちをまるで感じさせない気さくな好人物
自らの生き様を不器用で格好悪いと評しているが、イッセーは最大級に尊敬している


そんな彼が掲げる冥界の未来は、誰もが実力さえあれば認められる社会
そのため彼の眷属は大戦の末期に人間界へ逃げ延びて断絶したと思われた一族の末裔や、番外の悪魔(エキストラ・デーモン)が多い
彼らも自分の実力を認めてくれた主への深い忠誠心を持ち、同様に修練を積んでいる

当然、血筋へのこだわりが他の追随を許さないバアル家のスタンスの真逆を行くのだが、それを表向き認めさせるだけの実力と実績がある
『禍の団』のテロに対しても、グレモリー眷属と同じく前線で戦える数少ない若手悪魔である



消滅の魔力は持たないが、鍛えに鍛え抜いたその腕力は並の攻撃なら軽く弾き飛ばす域にまで達している
さらには生命力の根源から来る、可視化するほどの濃密な『闘気』を纏うことでより強化される

防御も折り紙つきで、鎧を着た『兵士』状態のイッセー程度なら無傷
『戦車』に昇格してようやく互角、といったところ

その上スピードも異常で、木場との特訓で目を鍛えたイッセーでも視認できないレベル

さらにこれらは四肢に負担を強いる術式を付与した状態で、の話
本気の彼は木場、ゼノヴィア、ロスヴァイセ捨て身の作戦でようやく腕一本切り落とせるかといったところ

さらに彼には隠し種があり……




『獅子王の戦斧(レグルス・ネメア)』
神器(セイクリッド・ギア)の一種であり神滅具(ロンギヌス)の一つ
ヘラクレス十二の功績が一つ、ネメアの大獅子を封印した戦斧

もともとはある人物が所有する神器だったが、所有者の死亡と同時に獅子として顕現し敵を殲滅
それを見つけたサイラオーグが、母の出身で獅子を司るウァプラとの縁を感じ、『兵士』の駒七つで眷属とした

大地を割り、飛び道具から主を守るとされる戦斧。しかしその真の力は――



『獅子王の剛皮(レグルス・レイ・レザー・レックス)』


「我が獅子よッ! ネメアの王よッ! 獅子王と呼ばれた汝よ! 我が猛りに応じて、衣と化せェェェェッッ!」

獅子王の戦斧 』の亜種禁手
ドライグの分析によると、直接戦闘における究極系だからこそ鎧として顕現するらしい

獅子を模した金色の全身鎧
ただでさえチートじみたサイラオーグの身体能力がさらに跳ね上がる


リアスVSサイラオーグ戦では一度イッセーを破るものの、『 真紅の赫龍帝 』として覚醒したイッセーと壮絶な殴り合いを繰り広げる

その果てに、ほんの僅かな差で先に意識を失い、それでもうれしそうに、笑いながら、前へ進もうとしていた


その姿に鎧となったレグルスは涙し、イッセーはただひたすらに感謝した
この一戦は読者の間でも評価が高い



この試合の後、サイラオーグの母は奇跡的に意識を取り戻し、たくましくなった自慢の息子を「立派になりましたね」と褒め称えた
それはたった一言でも、彼がずっと戦い続けたことへの褒美として、あまりに充分すぎるものだった





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