カメラ型のひみつ道具

登録日:2011/01/13 Thu 02:48:10
更新日:2023/12/02 Sat 13:36:25
所要時間:約 5 分で読めます




その名の通り「ドラえもん」に登場するカメラ型のひみつ道具の一覧。
最初に断っておくと、個々は形が似ているだけでこれといった繋がりはない。


カメラとは写真・映像で景色を保存するものだが、ひみつ道具のカメラは立体にするものが多い。
また、時代が時代なのでデジタルカメラ的なものは存在しないのも特徴といえば特徴。

能力カセットもそうだが最近のカメラ道具はほとんどデジカメ型になっている。

作者の他作品である「SF・異色短編」に度々登場する「ヨドバ氏」は未来のカメラを売っているが、その中にはこれらと似た性能のものもある。

ひみつ道具博物館にはカメラ型のひみつ道具を集めたカメラ館という施設がある。



・きせかえカメラ(3-11)
とりあえずドラえもんのカメラで大体の人が思い出すのがこれ。
カメラに着たい衣類の絵や写真(切り抜きでも自筆でもよい)を入れてシャッターを切ると、被写体がそれを着ている。
原理的には、被写体が着ていた服を理解→分解→再構築しているらしい。
ちなみに何も着ていなくても問答無用で変換される。
こんなもんが発売されようものなら、衣料品ブランドは根こそぎ倒産間違いなし。デザイナーは人気が出そうだが。
(ちなみに未来の町ではデザインを指定すれば3Dプリンターとプリクラとスプレーを足して3で割ったような装置で服を着替えられる)
「ぱんつ一枚」や「恥ずかしい衣装」の絵をセットし女の子を写すと……。
あと何も入れないと丸裸になる。
エロネタに使える。しかも抵抗手段などありません。

ドラえもん「もしこれを使って恥ずかしさのあまり相手がくるってしまったら、君は一生後悔することになるぞ!」
(小学館コロタン文庫47『続ドラえもん全百科』より)


・ポラロイドインスタントミニチュアせいぞうカメラ(3-13)
同じくカメラと言えば(ry
撮影した建物の完全なミニチュアを作る。外観だけでなく内装まで完璧。
立木は写せるが、生き物は写すことが出来ない。
単純にジオラマ趣味からガリバートンネルと組み合わせての映画の撮影まで、応用の幅は広い。
エロネタに使えそう…かなあ。

ヨドバ氏はミニチュア製造カメラというこれの上位互換を保有している。時価1億円


・のろいのカメラ(4-1)
あまりにも極悪非道すぎて、ドラえもんが「絶対に使うことは無かった」とまで断言した危険なひみつ道具
人物を写すと被写体と五感を共有した人形を作る。
この人形を殴る、冷やす、引っ張るなどすると、モデルも同じように痛み、冷え、引っ張られる。
モデルがドラえもんだったからか元からかは不明だが、ノコギリくらいでは人形は壊れない。
こんな陰険極まりない道具を普通に販売してしまう未来デパートの倫理観はどうかしている。
エロネタに使えそう。

ヨドバ氏は丑の刻禍冥羅という似たようなカメラを持っている。こちらは人形ではなく写真が出てくるが、結果はお察しの通りである。


・写すとバッジになるカメラ(5-11)
名前のまんま。被写体のバッジを作る。
エロネタに……は、使えそうにない。

・インスタント旅行カメラ(7-6)
見た目はヘンテコな二眼レフ。
被写体と背景を別々に撮ることで旅行先でとったような合成写真を作る。
現実の技術が空想に追いついてしまった、哀愁を感じる道具のひとつ。
エロネタに使えそう。

・めんくいカメラ(8-16)
その名の通り面食いなカメラ。
カメラが気に入った顔でないとのっぺらぼうになる、いろいろとアレなカメラ。
エロネタに使え……そう。かな。

・タイムカメラ(9-18)
ロケット型のカメラとプリンタでセットの道具。
自動的にカメラが過去に飛び、写真を映してくる。
タイムテレビでは過去を調べるのにそれと同じ時間がかかる(100年の歴史なら100年かかる)が、これなら適当に撮影ラグを設定すればすぐにあらましが掴める。
エロネタに使えそう。

ヨドバ氏は別モデルを保有。

・XYZ線カメラ(10-9)
被写体の衣類だけを透過するポラロイドカメラ。
俺たちの夢……もとい、本来は隠し物などを暴く道具。恐らくは空港などで使用されるのだろう。
これさえあれば本をいくらでも立ち読みできる。…って犯罪だ!
まぁ女性の二つのふくらみも隠されてはいるが……ゴホンゴホン。
当然、エロネタ以外に使わない。

・おくれカメラ(12-19)
撮影すると、その場所で過去に起きたできごとが写るカメラ。例えば食事中の人を撮影すると、そこにはメニューを見ている姿が映ったりする。
微妙にエロネタに使えるかもしれない。

・こっそりカメラと電送レンズ(15-9)
あのどくさいスイッチと同じ巻に収録。
電送レンズに写った映像がカメラに送信され記録される。
要するに簡単にあの娘の生活が覗ける道具。
間違いなくエロネタに使える。

・スパイ衛星(18-4)
壁などを透過して内部の様子が探れるカメラ付き人工衛星。
大長編でのほうが活躍することの多い道具の一つ。
また、似たような名前・効果の道具が多い。
どう考えてもエロネタに使える。

・実物立体日光写真機(20-7)
最近とんと見なくなった「日光写真」
要するに立体コピーを作るカメラ。かなりでかい。
時間がかかるぶん「立体コピー紙」などのほうが効率がいい。
コピーする写真によってはエロネタに使えそう。

・チッポケット二次元カメラ(20-10)
写した物を写真の中に収納するカメラ。某会長のアレ強化版。
これさえあればゴミ問題は一発で解決だ。
お湯をかけると元に戻る。
エロネタに使えそう。

・イージー特撮カメラ(20-19)
簡単に映像合成ができるカメラ。これさえあれば誰でもY○uTuber。
ま、よく考えれば技術のない小学生でも簡単に合成画像が作れるのは、それはそれで凄いのかもしれない。
エロネタに使えそう。

ヨドバ氏は静止画版のコラージュ・カメラを持っていた。時価100万円。
こちらは20世紀の骨董品コンピューターでは絶対に合成が判別できないというもの。
エロネタに使えそうだが、もしこれが悪人の手に渡ったら冤罪や情報操作が起こり放題であろう。


・念写カメラ(21-12)
心に思ったことを写真に写し出せるカメラ。額に付けてシャッターを切ると出てくる。
言葉の通じない外国人や幼い子供との意思疎通に使えると思う。
勿論エロネタに使えそう。

・六面カメラ(24-14)
前後左右上下の六面から見た写真が撮れる。
これのせいでのび太は強盗に殺されかけたことがある。
ボロアパートに監禁されたが縛られてはいなかったのでカメラを使い命拾いはしたが・・。
大長編三作目「のび太の大魔境」でも使われたので、比較的認知度は高い。
これでスカートの女性を写すと……。下から、パンツが見えてしまう。
エロネタに使えそう。

ヨドバ氏は完全上位互換である四海鏡を所持。時価1億円
宇宙のどんな場所でも存在さえしていればあらゆる向き・縮尺で撮影できるという、エロネタ以外の何で使うのかと言いたいチートぶり。


・プラモ化カメラ(28-16)
被写体のプラモデルを作る。かなりでかい。ご丁寧にパッケージ付きで出力される。
スケール指定(x倍)が可能で、島一つ再現することもできる。また材質の固さも変えられる。
耐久性は不明だが、鑑賞等には十分だろう。またプラモデル故、水気にも強い。
造形の精度もパッと見では本物と見分けがつかないレベル。
実物が無くとも、絵や写真からもプラモを作れる。
組み立てが面倒なら、「瞬間プラモ組み立て機」を組み合わせればよい。
さらに原作中では「オートアクションユニット」を埋め込んで動くようにしていた。


・瞬間固定カメラ(29-9)
写真で保存するのでなく、被写体の側を固定するカメラ。これさえあれば火事や土砂崩れも怖くない。
エロネタに使えそう。

・ユクスエカメラ(33-8)
写した物や人の未来の姿がわかる。
エロネタには使えそうにないが、例えば赤子に使い、その子が将来美人になるかどうかを調べて今のうちから仲良くさせてもらう。
みたいなことならできる。
エロ補助ネタには使える!

Dr.スランプ(Dr.SLUMP)」では、則巻千兵衛の発明品としてこれと全く同じ効果の「みらいカメラ」が登場していた。
この効果を見て、則巻アラレは「ドラえもんみたい」と称賛すると千兵衛は「あれはマンガ!」とツッコんだ(その後、作者が「あんたもマンガ!」とツッコみ返された)が、
実は「ドラえもん」のユクスエカメラより「Dr.スランプ」のみらいカメラの方が一足先に登場していた。*1


・フリーサイズぬいぐるみカメラ(40-9)
球体とビデオカメラがごっちゃになったような形状。
写すことでぬいぐるみ、というか着ぐるみを作る。
「変装服」と同じく、ドラえもん体型でも普通の人間型が着れる謎構造。
エロネタに使えそう。

・おいかけテレビ(プラス1-7)
自力で移動できるテレビカメラ。カメラにタッチした人間をどこまでも追いかけて、周囲のテレビに映し出す。
スイッチを切っても、局をどこに廻しても、コードを引っこ抜いても映るという超迷惑仕様。
そのしつこさは尋常ではなく、トイレにまで入ってくる。まさにマスゴミそのもの
エロネタに使えそう。

・サウンドカメラ(プラス3-1)
画像だけでなく音も一緒に写せるカメラ。
写真下部にある赤い丸を押すと、音が聞こえてくる。
これぐらいならそろそろ実現しそうな気がする。
エロネタに使えそう。

ヨドバ氏は「同録スチール」という上位互換機を所持。シャッターが押される10分前から音がわかるという「おくれカメラ」とのハイブリッド。


・チャンスカメラ(プラス4-2)
事件が起こりそうな時に、あらかじめその場所へ連れていってくれるカメラ。
エロネタに……は、使えそうにない。

・エアコンフォト(プラス5-4)
これで人の写真を撮って、その写真を温めたり冷やしたりすると、撮られた本人も暖かくなったり寒くなったりする。
微妙にエロネタに使えるかもしれない。

・さかさカメラ(大全集11)
普通のカメラとはあべこべに、写真をカメラにセットすることで立体映像を写せるカメラ。
ただ内容よりも、表紙以外の全ページの作画をF先生でなくチーフアシのたかや健二先生が代筆しているのが印象に残る。
当時の子供は「絵が違う」と不思議に思ったのではないだろうか。

・ピッタリフィットカメラ(アニメオリジナル)
被写体の体を予め撮っておいた服のサイズに補正するカメラ。
ダイエットから小型化までなんでもござれ。
エロネタに使えなくもない?

・メカメラ(アニメオリジナル)
写真ではなく、被写体を模したロボットを作るカメラ。
性格などは被写体のそれが反映されるので、反逆されないためにはコントローラーで操縦する必要がある。



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最終更新:2023年12月02日 13:36

*1 ドラえもんの「ユクスエカメラ」は1980年発売の小学五年生の8月号(夏頃)に掲載、「Dr.スランプ」のみらいカメラは1980年発売の週刊少年ジャンプ14号(春頃)に掲載

*2 ( ;゚Д゚