ブラック(ポケットモンスターSPECIAL)

登録日 :2010/11/02(火) 16:50:13
更新日 : 2017/08/02 Wed 12:54:59
所要時間 :約 4 分で読めます




「オレはポケモンリーグで優勝するぞォォォォォ!!!」
「絶対、絶対、優勝するからなぁぁぁぁぁ!!」

ブラックは、『ポケットモンスターSPECIAL』の登場人物。第10章(ブラック・ホワイト編)の主人公である。

◆プロフィール
メイン担当:10章
   年齢:14
  誕生日:不明
   趣味:不明
  出身地:不明

◆人物
モデルはBW男主人公のトウヤ。
「夢はポケモンリーグ優勝」と、ストレートにポケモン漫画の主人公らしい。
本編開始前の短編でも、都会の人混みに酔うお上りさんだったりと、少年漫画の王道的な親しみの持てるキャラで、
どこか初代主人公のレッドを思わせる雰囲気だった(NNの付け方まで似ている)。

2章以降、クセの強い図鑑所有者が続出した中、「原点回帰か?」と予想されたが……

そのキャラクターはぶっちゃけ「 電波な熱血漢 」。

とにかくポケモンバトル、特にリーグ優勝に並々ならぬ情熱を見せ、
冒頭のセリフを大声で叫んで気合を入れるのが日課になっている(ブラック曰く「夢の誓い」)。

頭の中はいつもリーグ優勝の夢で一杯で、他のことを考える余裕が無い、
というか本人もそれ以外のことに頭を使いたくないらしい。(一面「夢」の文字で埋まった脳内メーカーをイメージして欲しい)

落ち着いて考え事をする際はムシャ(ムンナ)を頭に乗せ、自らの「夢」を喰わせて一度頭の中を真っ「白」にする。
これをやると名探偵のごとき抜群の思考力を発揮できるが、
端から見ると「ムンナを頭に乗せたまま 白目を向いて棒立ちになる 」という、ビジュアルにかなり難があるモノ。
どう見てもヤバい人です本当にありがとうございました。


ちなみにこの能力は5歳の時、初めてムシャに頭から夢を喰われた時に発揮した。

また頭の中が夢以外のことでもいっぱいになり過ぎるとショートしてしまうこともあり、思考がうまくできなくなってしまうことがある。
現にギーマに賭けるものを問われた時やムシャが離脱した時にはこれのせいで意識を失い、
ホワイトを気遣ってバトルサブウェイに乗ることを断る際にも気持ちが悪くなっている。

ただ一度この能力を発揮すると推理力向上だけでなく、物事に気づきやすくなったり見たものを思い出しやすくなったりするらしく、
目視できない程超スピードで動くビクティニの姿を一瞬目にしただけでも思い出すことが可能になるほどである。
またプラズマ団との戦いの間でもこの能力を発揮し、突破口を開くことも何度もあった。

バトルに限らず応用できる場面が多いため、ぶっちゃけかなりのチート能力である。
(いざとなれば、国際警察にも就職できるのではないか?)

ただし試合においては、「自分の力で試合に勝つこと」にこだわっているため、この能力を使うことはない。


性格は熱血ではあるものの小さい頃から図書館に通っており勉強熱心で、典型的な熱血キャラにみられる勉強ができない面はなかったりする。
言葉づかいも場面によって乱暴になってしまう面もあるが、基本的に目上の人には敬語で話している。

何事に対しても準備することに余念がなく、旅を始める前にはリーグ優勝するためにはどうすれば良いのかを徹底的に調べ上げ、
その熱意で両親を引越しをさせるなど決して準備には妥協しない姿勢がみられる。

彼の手持ちのウォーが旅開始前にすでにワシボンから高レベルでないと進化しないウォーグルに進化していたことからも、
彼がどれだけこの旅のために準備してきたかがわかるはずである。

またバトルのこと以外でも事前に調べ上げており、
急に行く予定のない場所に行く場合でもその場所について何冊も観光本やガイドブックで調べていることが劇中でも描かれている。

ただ事前に調べていたことが必ずしも通用しないこともあり、シッポウジムにおいては自分の事前の対策にこだわる余り、
敗北寸前まで追い込まれたこともあったりした。(ただし成長するとともにこの弱点はなくなっていった)

序盤は夢への熱意を優先するあまり自分勝手な行動で人に迷惑を掛けることが多く、
トラブルメーカーな部分があり親友であるチェレンからはジム戦においてそのことを叱責されたこともあった。

しかしそれ以後は、チェレンの言葉で反省したのか時々暴走するものの、
物語が進むにつれて少しずつ相手や周りのことを気遣えるようになっていったようである。(特にホワイトに対してはその傾向が顕著である)

あまり触れられないが、ホワイトやカミツレから明確にイケメンと言及されている稀有なポケスペ図鑑所有者でもある。

◆劇中で関わるキャラクター

チェレンベルとは幼なじみの間柄だが、元々はカノコタウンではなく、よその街に住んでいた。
子供が徒歩で行き来できる距離らしいが、カラクサタウンだろうか?

過去の回想を見る限り、昔から二人を振り回していたようである。
ただ幼なじみなだけあって信頼関係もあり、共闘する際はコンビネーションを見せて見事に戦いに勝利し、
時にはブラックを叱責したり、逆にブラックの行動に影響されたりもしている。

特にチェレンとは仲が良く昔からの親友で、初めてポケモンを捕獲した際にも彼の協力があってこそだった。

またブラックを図鑑の所有者として推薦したのも彼であり、
彼のフォローがなければ今頃ブラックは図鑑所有者になれなかったか、所有者としての資格を剥奪されていたはずである。

もう一人の主人公であるホワイトとは社長と社員(借金あり)の関係であり、
彼女のことを「社長」と呼びライモンシティまで一緒に旅していた。

初期の頃は、目指すものが違うため喧嘩することもあったが旅を通してお互いの夢への熱意を知り、その姿に感心して応援をすることも多くなっていった。
ちなみにBWエージェンシーは絶賛赤字経営なので、野宿の時は同じテント、ホテルに宿泊する際も相部屋で寝泊りである。

リア充爆発しろ。

旅の途中では彼が暴走して彼女の仕事を台無しにしてしまうこともあったが、
仕事関係になると逆に彼女の熱意が暴走するため文字通り振り回されたり、冗談ではあったもののヤクザまがいの怒られ方をされたりしたこともある。

ただ旅を通してBWエージェンシーの社員としての自覚もできたのか、
自ら進んで仕事関係のトラブル解決を行ったり、ポカの進化が近くなった際にはかなり葛藤する場面も描写されている。

ヒウンシティではスポンサーとして費用を出してもらう代わりに、会社のロゴを付けてリーグに出場することを彼女と約束した。

ライモンシティで彼女に危害が及んだ際には冷静さを失って怒りをあらわにしており、この時には仲間意識がかなり強くなっていたことが窺える。

別れ際には、リーグに会社のロゴを付けて出場することを約束して彼女を後押しし、手持ちが足りない彼女のためにウォーを貸している。

離れて旅を続けている間も度々彼女のこと気遣い、開催日の繰り上げでリーグ出場ができなくなった際には彼女に連絡を取ろうとしていた。

合流後は、アイリス曰く「デレデレ」状態でライモンでのこともありNが彼女に触れた際には、
「社長にさわんじゃねえ!!」とブチギレている(ちゃっかり自分は彼女にさわってたりする)。

やっぱり爆発しろ。


しかし、BW編のラスト、後述するような悲劇的な別れを迎えている。

別れ際には、ヒウン、ライモンでのBWエージェンシーのロゴをつけてリーグに出るホワイトとの約束を果たすため、
どのタイミングでロゴを出すべきなのかも事前に調べ上げて準備していたことを彼女に明かした。

そして最後には彼女との約束を果たせなかったことを悔やみながら、姿を消してしまった。


「しくったなァ...。」



ハハッ、ざま.....すいません、本当に悲しいです。
早く再会してください、爆発してください、お願いします!お願いします!


B2W2編で彼らが無事に再会できることを願うばかりである。



なお、ブラックの図鑑の所有者としての代名詞は「夢みる者」。
ホワイトと共通になっており、これはポケスペの主人公達の間では初めてのことである。

またポケスペの図鑑の数は、原作ソフトの数に合わせられるため、
今まで3人一組だった図鑑の所有者がイッシュの場合は、ブラック、ホワイトの二人組になっている。
ちなみに三つ目のチェレンの図鑑は、ゾロアの手によって破壊されてしまった。

イレギュラーな事態のため共鳴音がどうなっているのか気になるところである。


◆劇中での活躍
幼稚園の頃、大人たちの真似をして始めた「バトルごっこ」でポケモンバトルに大ハマリし、
「ポケモンバトルの一番はどうやって決めるのか」を自力で調べ上げ、「ポケモンリーグ優勝計画」を立ち上げる。

ポケモンリーグ挑戦にはジムバッジを集める必要がある、
→各地のジムを回るには旅に出なければならない、
→自分たちのような子供が旅立つには親の許しがいる……。

どうすればいいかと考えていた折、アララギパパのポケモン図鑑が完成したらデータ集めを若い子供たちに託したい、という話を聞き、
それ以降は図鑑を貰って旅立つ為、九年間毎日のようにアララギ研究所の前でバトルの練習をしていた。
(結局気付いてはもらえず、チェレンの推薦で選んでもらえることになったが…)

いざ旅立ちの日になると、
  • 雨の降りしきる前日から研究所の前で待ち構え、配達員をドン引きさせる。
  • テンション上がりすぎて御三家が喧嘩を始めても止めるどころか煽って周囲をめちゃくちゃにし、図鑑も水びたしにして故障させてしまう

など無茶苦茶やらかしてアララギ博士の不信を買い、図鑑とポケモンを取り上げられそうになるが、
野生のポケモンの襲撃を見事に切り抜けて認められ、正式に図鑑とポカブを託されることに。

これでようやく三人揃って旅立ち…と思いきや、そのテンションのままウォー(ウォーグル)に乗って飛んでいっていってしまった。

カラクサタウン近郊でライブキャスターのCM撮影に同行していたBWエージェンシー社長のホワイトと出会い、
そこで襲ってきたデンチュラを撃退するも、戦闘の余波で撮影機材を台無しにしてしまう。
色々あって弁償代はBWエージェンシーが肩代わりしてくれることになったが、半ば強引に社員ということにされてしまう。
以降はイッシュ地方を巡り、ジムに挑戦しながらホワイトの仕事を手伝っていた。


ライモンシティではプロトーガを仲間に加え、バトルサブウェイに挑戦するホワイトにウォー(ウォーグル)を貸し、次の町「ホドモエシティ」へ旅立った。

ホドモエの跳ね橋でいたずらをするゾロアを追い払った後、ようやホドモエシティに到着。
そこで偶然出会ったチェレンと冷凍コンテナでプラズマ団を撃退。
そしてヤーコンとのジム戦。プロトーガがなかなか言うことをきかず、苦戦したが、何とか勝利を収める。
クエイクバッジを受け取った後、ヤーコンと共にジムリーダーが集合しているタワーオブヘブンに向かう。

そこで出会ったフウロに最上階の鐘を鳴らすように言われ、言うとおりにしたが、心が濁っていると言われ、突き落とされてしまう。
フウロのスワンナの背に乗ったままフキヨセジムに直行。

そこでフウロと戦い、辛くも勝利を収めた後、大砲でタワーオブヘブンの最上階まで吹っ飛ばされる。
もう一度鐘を鳴らすと心の濁りがなくなったとフウロに認められ、ミッションの参加を許された。

ミッション参加時には一人でプラズマ団の下っ端達を蹴散らした。
しかしトルネロス達の圧倒的力の前にジムリーダー達を連れ去られ敗北。
さらに自らの推理力を逆手に取られ、ダークストーンをゲーチスに奪われてしまう。

その後、脱出したハチクに連れられ、プラズマ団に対抗するための修業を開始。
第1~3の修業を経て、手持ちの強化に成功した。

そして第5の修業であるハチクとのジム戦。
その戦闘中に自分がレシラムに選ばれたこと、修業はレシラムを目覚めさせるためのものだったことを知る。

さすがに驚きを隠すことができなかったが、その事実を知ってもレシラムを目覚めさせ、プラズマ団と戦うことを決意。

「俺はチャンピオンを超える!!」という言葉と伴に、ゴーラがアバゴーラに進化し激闘の末、ハチクに勝利した。


しかしジム戦直後、シャガがポケモンリーグの開催日が繰り上げられたことを発表。
リーグ出場の夢が困難になってしまい、自暴気味にジムを飛び出してしまう(ムシャの表情からこの時、夢の味が変わり始めたようである)。

飛び出してからは、フキヨセのほら穴にて伝説のポケモンを捕まえるため、コバルオン達と対決。
無事にショーコ達のトラブル解決には成功したものの、肝心の捕獲を忘れてしまった。

リーグ出場への道筋が見えず途方に暮れていたが、修業を終えたホワイトとウォーに再会。
再会の喜びを分かち合った。

だが、喜ぶのも束の間、アデクがNと対決しているのを発見し、目の前でNに敗北するのを目撃してしまう。
ホワイト、アララギ博士と協力し、なんとかしてNを止めようとするが、Nの言葉の前に反撃できず、ムシャも離脱。

夢が断たれたショックや手持ちの離脱など、精神的ダメージが積み重なり、ついに倒れてしまった。


その後、リーグ出場をあきらめ、カノコタウンへ帰ろうとするも、ブラックの手持ちに後押しされ、バッジチェックゲートに向かう。
リーグ会場の通路でシャガと対戦し、苦戦の末勝利。8つ目のバッジを手に入れ、リーグ出場資格を得る。

そしてリーグ開催。
順調に勝ち進んでいき、ついに決勝進出したが、チェレンのポケモン(特にツタージャ)に対する態度に激怒。審判の抑止を振り払い、決勝戦を始める。
チェレンとの激戦の末、勝利。ムシャーナに進化し戻ってきたムシャを改めて手持ちに加える。
ブラックのプラズマ団への怒りに反応し、復活したレシラムと共にプラズマ団に宣戦布告する。

しかしNの城が出現したことによって事態が急変。
プラズマ団達の侵攻によってリーグ会場は大混乱になり、ブラックもジムリーダーを人質にゲーチスに追い詰められてしまう。

だが、ナツミをはじめとする旅の途中にブラックと出会い、影響を受けた者達が助太刀に参戦。
彼らにジムリーダーの救出を任せ、自らはNとの最終決戦へと向かった。

決戦ではレシラムの心が理解できず、劣勢になってしまうが、
アララギ博士の助けで自分が図鑑を通してポケモンを理解してきたことを思い出し、徐々に力を解放。

お互いがボロボロになる一進一退の攻防を繰り広げていたが、最後にはゾロアの介入によって生じたNの一瞬の隙を突き、戦いに決着をつけた。

決戦後、彼の前にゲーチスが現れ、Nが負けた事実を消すために、ブラックを殺そうとする。

N戦直後で消耗していたことや、事前調査でブラックの手持ちのための対策をされていたため、大苦戦。
かなりギリギリの状況に追い込まれてしまう。

しかしNを利用するゲーチスの言葉を聞いたブラックは、激怒。
弱点を跳ね返すウォーの一撃を起点に、ムシャの力を借りて炎の正体を見破り、手持ちの総攻撃でゲーチスのポケモン達を叩きのめした。

ゲーチス戦後は、ホワイトと再会し、Nとも和解。
ゼクロムと共に旅立つNをホワイトと見送り、レシラムも戦いを終え眠りに就こうとしていた。








だがすべて終わったかに思えたその時、悲劇が起きてしまう。



ストーンエッジによって閉じ込められたかに思われたゲーチスだったがなんとレシラムの石化能力を利用し、レシラムとブラックを一体化。
そしてライトストーンに閉じ込められたブラックは、ホワイトの悲痛な叫びもむなしくどこかに飛び去ってしまった.....。





ポケスペにおいては、5章以来のバッドエンドとなってしまっている。

続編であるB2W2編は雑誌で連載されていたが、途中でX・Y編に移行してしまったため、現状での彼の安否は不明のままである。
B2W2ではホワイトキュレムが登場すると考えられるため、レシラムも登場すると思われるが、はたして無事に復活できるのか。

B2W2編での彼の復活と活躍を期待したいところである。


ブラックの手持ち
該当項目を参照。


「オレはこの項目を追記・修正するぞォォォォォ!!!」

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