エル・フォルテ(ストリートファイター)

登録日:2010/07/17(土) 17:51:02
更新日:2024/01/31 Wed 21:24:18
所要時間:約 3 分で読めます






スーパー!

ダイナミーック!

クッキングターイム!!



ストリートファイターシリーズの登場キャラクター。


【プロフィール】

初出:ストリートファイターⅣ
格闘スタイル:ルチャリブレ
出身地:メキシコ
誕生日:10月29日
身長:168cm
体重:70kg
スリーサイズ:B120 W82 H90
血液型:B型
好きなもの:ノパール(ウチワサボテン)
嫌いなもの:添加物
特技:首ブリッジ2時間
キャッチコピー:熱風ハリケーン
CV:小野大輔



【人物】


『メキシコ湾のハリケーン』の異名を持つ覆面のルチャドール。
典型的な熱血漢といった性格で、身長が168㎝とストリートファイターの男性陣と比べると少し低いが、どんな巨大な相手だろうが強面な男だろうがお構いなしにガンガン突っ込む度胸の持ち主。
自身が気に入った相手は「アミーゴ(友達)」と呼び、色々と料理をふるまうのだが…これに関しては後述。
男は熱くてなんぼという信念を持っており、クールな性格であるガイルに対しては「もっと熱く闘え!」と注意している。
自身のマスクには誇りを持っており、ブランカから『顔を隠すのは悪いヤツのすることだ』と言われた際には怒りをあらわにした。

実は彼、料理人も兼業しており、腕試しの他にも究極のレシピを求めるために世界中を旅している。
が、コックとしての腕は正直最悪といっていい。
『美味い物と美味い物を組み合わせれば相乗効果でもっと美味い物が出来る』という謎の持論を持っており、作中では「ボルシチとちゃんこ鍋(寄せ鍋)に唐辛子」「チリスープに青汁とチョコレート」という組み合わせを実行し、見事失敗。事実ボルシチ+寄せ鍋+唐辛子の料理を食べたエドモンド本田とザンギエフはそのあまりの不味さに顔を真っ青にしてしまっている。なおその時の出来事が本田はかなりのトラウマになってしまったようであり、スト6のワールドツアーモードでは「アイツの目を覚まさせるちゃんこを作りたい」と名前は出さないが彼について言及しているセリフが存在する。
前述にアミーゴに料理を振る舞うと説明したが、このようにまともなセンスがない上に、ろくに味見もせずに出すので*1、周囲からは料理人を廃業するように懇願されることも。
シャドルー幹部のバイソンバルログも(ある意味)恐れ、セスからは「客観的に判断できないならなんも作るな(意訳)」と至極真っ当な意見を言われてしまうSF界の最強兵器といっていい。
このように悲惨な腕前のため、彼の称号の一つに『素材の味、殺します!』]というものが存在する。
しかし、本人自身はヘタクソという自覚がないため『周囲の無理解』『故なき非難』と思っており、改善する気は全くない。

『自信過剰な暑苦しい勘違い男』ではあるが、友の幸せは盛大に祝福し、友の痛みを一緒に分かち合い、悪党は決して許さない。
料理の腕が壊滅的なことさえ除けば、その本質は友情に厚く熱い正義の漢である。

同国出身であるT・ホークとは子供のころからのアミーゴ。
力関係はホークが上らしく、いつも勢いばかりな彼に注意をすることはあるが、そこがよいところでもあると思っている。
ちなみに、彼の故郷が襲われたことをフォルテは知らない。


【性能】


軽量級の投げキャラ。
前後にダッシュするアバネロ(バック)ダッシュで相手を翻弄し派生技での投げ、めくり、中下段で揺さぶるタイプ。

特に
ダウンさせる

起き上がりにn択を重ねる

ダウンさせる
の繰り返しが凶悪。知らない相手だと完封もありえる。

だが一方で女性キャラクター並みの脆さ、火力不足が欠点。
通常攻撃の性能もいいとは言えないので、いかに相手の動きを読むかが重要。


当初は弱キャラとされていたが、急停止の有用性が発見され、強P→アバネロ→急停止→強P…の高火力・高難易度ループが編み出された。
その後、様々な研究・考察の末に、総じて相手に読み勝ち慎重に立ち回る必要があるが、ハマれば強い玄人向けキャラクターという評価になった。



【使用技】


  • アバネロダッシュ
前方に向かって全力ダッシュする主力技。
EX版では攻撃を二回までのアーマーが付く。
以下6つの技に派生。

→急停止
弱Pで発生。隙が皆無ですぐに次の行動へ移れる。
通常投げやセビなどに繋げられる他、強Pループの生命線となる。

→トスターダプレス
中Pで発生する中段ボディプレス。
レバー左右で位置調節可能。三角飛びからも出せる。

→ファヒータバスター
強Pで発生する移動投げ。
モーションはプレスと似ているが、こちらは立ち状態の相手を掴む。
三角飛びからも出せる。

→バックステップ
弱Kで発生する無敵無しのバクステ。
フェイントなどに。

→ゴルディータソバット
中Kで発生する中段ソバット。
これからスーパーコンボに繋げることも可能だが、フォルテはゲージをEXに回すことが多いため、仕様する機会は結構少ない地味な技。

→カラマレスライディング
強Kで発生する下段スライディング。
ヒットで相手を転ばせ、更に択へと持ち込めるが、めり込むと隙が大きいので注意。

  • アバネロバックダッシュ
後方に向かって全力ダッシュする。壁にぶつかると方向転換し、アバネロダッシュとなる。
こちらもEX版で二回アーマーが付くが、実は行きと帰りに二回ずつ付くので、うまいこと壁際で出せば4回まで耐えられる。
こちらは以下4つの技に派生。

→急停止

→トスターダプレス

→プロペラトルティーヤ
強Pで発生する移動投げ。
掴んだ相手の頭をヘッドシザーズの要領で足ではさみ、プロペラのように回転し、相手を巻き上げる。
立ち・しゃがみ両方をつかめるので、起き上がりに重ねると初見は詰む。ただし空中相手には効かないのは相変わらずで対空には弱いため過信は禁物。

→ピカディーリョジャンプ
キックボタンで発生、壁に向かって大ジャンプする。
壁に到達してからは三角とびに移行が可能なので、奇襲などに。

  • ケサティーヤボム
胸を突きだしながらの強烈な体当たりをかます。
コマンドがキックボタン長押しなため、終始動き回らなければならないフォルテでは少し出しにくいが、技のスピード自体は速い。
意外と飛び込みにも強く、安易なバクステを狩れる。しかし、ガードされた際の隙は結構大きいので乱発はしないように。
EX版は出始めに無敵が付き、カウンターヒットで追撃が可能と高性能だが、使うためにはキックボタン2つを3秒以上封印しなければならない。

  • ワカモーレレッグスルー
飛び上がり空中の相手の頭を足でつかんだ後、回転しながら地面に叩き付ける対空打撃投げ。
ただし判定はあまり強くなく、相打ちだとフォルテ側がダメージを受けてしまうので昇竜拳感覚では使えない。せいぜい起き攻め読みのぶっぱ対空を狩る程度。
EX版では上昇中に無敵が付き、こちらは対空としてしっかり機能する。
壁際に追いつめられた際の緊急避難にも使用できるが、着地硬直は結構でかく、読まれるとまたもやピンチに陥ってしまう危険があるので乱用は禁物。


○スーパーコンボ


  • エル・フォルテダイナマイト
「エールーフォールーテー!!」の掛け声と共にバク転で突進後、相手を踏み台にジャンプし、ボディープレスをお見舞いする。
弱・中で無敵が発生し、割り込みにも使用できる。
単発技の多いフォルテの貴重な削り技でもあるが、前述通りEXゲージをダッシュやレッグスルーに使うことが多いので、あまり使用機会はない。


○ウルトラコンボ


  • エル・フォルテフライングギガバスター
入力後にジャンプし、着地点に相手がいたときに発動。「エル・フォルテ!」の掛け声と共にポーズを決めた後、メキシカンローリングクラッチから空中に飛び上がり、逆エビを極めた相手の足を両腕で掴みながら回転落下し、胸から地面に叩きつける移動投げ。
レバー入力で着地位置の調整が可能。
着地硬直に決めると気持ちよいが、空中で軌道を変えることが出来るキャラには無力。

  • エル・フォルテウルトラスパーク
スライディングで突進し、掴んだ相手の頭をヘッドシザーズで捕え、「エールーフォールーテー!!」の掛け声とともに、プロペラのように空中に飛び上がった後に間接技を極める移動投げ。名前と技の見た目からして元ネタは恐らくマッスルスパーク
1よりは移動距離が短いが発生が速く、コマ投げ系以外のウルコンの中で異例の発生の速さと体勢の低さから様々な場面で使える技。
当初は上記の性能に加え、威力までウルコン1を上回っていたため、その凶悪さからバグ技扱いされいてたことがある。
現在ではアップデートにより威力が抑えられ、「使い勝手はよくないが、威力が高くなにより決めたら気持ちいい1」と「威力と飛距離では劣るものの、使用場面は多く、汎用性も高い2」としっかり住み分けができている。





追記・修正は勢いだ!!



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最終更新:2024年01月31日 21:24

*1 作中では明言されていないが、恐らくは大切なアミーゴに一番に食ってもらいたいという彼なりの優しさと思われる。